釣りの魚締めハサミおすすめ12選!血抜きや締め方も解説!

釣りでは取れたての新鮮な魚を味わうのも楽しみの一つですが、釣った魚の味を重視するなら、血抜きや締め方も重要です。

昨今刃物の携帯にも厳しいご時世なので、魚締め専用アイテムを用意するといいでしょう。

とくにハサミタイプの魚締めは使い勝手もよく、初心者の方も効率的に処理できるので、最近人気を集めています。

そこで今回は、釣れた魚の処理におすすめの魚締めハサミについて、選び方やおすすめ商品、実際の締め方も解説します。

塩谷純一郎
執筆者
  • 釣り歴15年
  • 釣り具の販売経験あり
  • 全国10都道府県へ遠征

北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。

魚締めハサミとは

釣った魚を食べるのであれば、可能な限り適切に締めて、血抜きなどの処理をすることで、味が落ちにくくなります。

釣り場でその作業をより手軽に行うために作られたハサミが、魚締めハサミです。

一般的なハサミに比べて、刃が厚手でサビに強いなどの特徴があり、ターゲットになる魚に合わせ、各社から様々なものが発売されています。

包丁やナイフを使うよりも、持ち歩きやすく作業もしやすいですし、筆者もここ数年は、釣った魚を締めるときにハサミを使用しています。

魚締めでハサミを使うメリット

魚を締めたり処理する場合、包丁やナイフを使うのも一般的でしょう。

特に初心者の方であればハサミのほうが扱いやすい場合が多く、以下のようにメリットも多いです。

きれいに処理しやすい

包丁で魚を処理する場合、ある程度慣れていないと身を崩してしまったり、適切に切断できない場合もあるでしょう。

せっかく締めても、身を傷めてしまうと味が落ちる原因にもなりますし、調理の幅も狭まってしまいますよね。

細かい作業をするなら魚締めハサミのほうが扱いが良く、素人でも失敗しにくいです。

持ち歩きやすい

ナイフや包丁は、携帯するときに適切に持ち歩かないと、怪我の恐れもありますし、釣り場で露出して持ち歩くのにも抵抗がありますよね。

ハサミであればそういった恐れが少ないので、気軽に釣りをする場合に適しています。

なお、ハサミも銃刀法の取り締まり対象になるので、釣り場までの移動や使用時には十分注意しましょう。

安全に作業できる

魚を活きた状態で処理しようとすると、勢いが余ったり、魚が暴れた拍子に刃物が滑ってけがをしてしまうことも少なくありません。

ハサミならナイフや包丁より鋭利ではないですし、持ち手が滑ることも少ないので、比較的ケガはしにくいでしょう。

お子さんと釣りに行って魚を処理させる場合にも、ナイフや包丁よりは、ハサミのほうがおすすめです。

まな板が不要

これから食べる魚を地面に置くのは抵抗がありますし、包丁やナイフできれいに魚を処理するには、まな板の上に置いて作業するのがベストです。

ただ、まな板は荷物としてはかさばりますし、あまり持ち歩きたくないアイテムでしょう。

ハサミであれば、魚を手に持った状態でも作業しやすいので、まな板を持ち歩く必要がありません。

毒魚の下処理にも

アイゴやゴンズイなど毒がある魚や、ソイなどトゲがあるけど食べておいしい魚などもいますよね。

これらの毒針やトゲを処理する場合も、ナイフや包丁よりハサミのほうが処理しやすいです。

なお、毒針を処理する場合は、身に毒が付着しないよう、念のため魚の身を処理するハサミとは別に用意すると安心です。

魚締めでハサミを使うデメリット

ハサミにも上記したようなメリットがありますが、ナイフや包丁と比べると、デメリットもいくつかあります。

場合によってはハサミが使えないこともあるので、状況に応じて適切に使い分けましょう。

大型魚の処理には向かない

魚締めハサミはコンパクトなものが多いので、刃渡りもそう長くありません。

このため、大きい魚を処理するのは大変ですし、なんども切る必要があるため、きれいに処理するのも難しいです。

大型の青物や根魚などをメインで狙う場合には、ハサミは血抜きでエラを切る程度の処理に抑えて、ナイフなどを使用して切るといいでしょう。

洗浄に手間がかかる

ハサミは2枚の刃が重なっているため、手入れするときは、ナイフや包丁のように軽く洗って終わりというわけにはいきません。

重なり合っている部分に塩分や汚れが残っていると、いずれ開きにくくなってしまい、切れ味も悪くなってしまいます。

魚を処理するためにハサミを使用した場合は、ワンタッチで分解できるものは分解し、水道水でしっかり洗って、十分乾燥させましょう。

下ろす作業まではできない

ナイフや包丁であれば、血抜きなど処理した魚をその場でさばいて調理までできます。

ハサミでは血抜きやひれを落とす、お腹を開く程度までの作業で、三枚に下ろしたり、柵にするなど調理は難しいでしょう。

釣りキャンプで釣った魚をその場で食べたい場合などは、別途調理用の刃物も忘れないようにしましょう。

釣りの魚締めハサミの選び方

魚を締める際にハサミを使う機会が増え、魚締めハサミもいろいろなものが発売されています。

自分の釣りのスタイルに合わせたものを選ぶには、どういったポイントをチェックするべきか解説します。

ハサミのサイズ(刃渡り)

まずチェックするべきなのが、ハサミのサイズと刃渡りです。

ハサミのサイズは小さいほうが持ち歩きやすいですが、小さすぎると作業性が悪いです。

特に握りの部分のホールが小さすぎると、作業するときに指が痛くなるので、無理なく指を通せるものがおすすめです。

なお、ハサミのサイズと刃渡りは比例しないので、刃渡りのチェックも忘れないようにしましょう。

小さい魚をさばくなら刃渡りが短いものが扱いやすいですが、大きい魚だとそれでは十分に作業できない場合もあります。

狙う魚のサイズ別にラインナップされているものもあるので、購入前に確認しておきましょう

刃の構造

ハサミの刃の構造がどうなっているかは、作業性に大きく影響します。

刃先が細いものは鰓の中に刃を通すときにも便利ですし、お尻からお腹を開く場合なども作業しやすいでしょう。

刃先が太目のものは、ヒレなど硬い部分を切断しやすく、大きく骨が丈夫な魚の処理に向いています。

また刃の厚みも重要で、薄刃の方が身をスパッと切れますが、厚みがあるほうが硬い部分の切断には向いていて、耐久性も高いです。

可能であれば、コンパクトな薄刃のハサミ、厚手のハサミの二種類を用意しておくと、綺麗に処理することができます。

分解できるものが便利

釣り用のハサミの一部には、工具を使わずに刃をそれぞれ分解できるものがあります。

分解できれば隙間まできれいに洗うことができ、隙間に塩分や汚れ、水分が残りにくいので、ハサミを長持ちさせやすいです。

また、一部の魚締めハサミでは、分解した状態でも使えるように設計されたものもあり、より作業性が高まります。

やや価格は上がりますが、特に海水域で使用する場合には、可能であれば分解できるものを選んだほうがいいでしょう。

釣りの魚締めハサミおすすめ12選

製品
ささめ針
ヤイバ魚締めマルチシザース ミディアム YSC-4
ささめ針
ヤイバ 魚絞めメガシザース YSC-5
プロックス
魚鋏 分解式 PX435L
ジャングルジム
お魚締め之助 J603
ジャッカル
セパレータブル フィッシュシザーズ
タカ産業
いちころバサミ V-144
シマノ
バンノウハサミ CT-524P
マルシン漁具
HNシザース
プロマリン
メガチョキ ACD154
ハピソン
津本式 計測マルチハサミ YQ-880
MCC
MCCマリンカッタ 水産用万能バサミ MRC-170
藤原産業
SK11 万能はさみ ロング SML-200
価格
2,066円
3,145円
1,822円
2,918円
2,970円
723円
2,240円
1,650円
770円
4,927円
2,218円
1,464円
特徴 持っておいて損なし!コンパクトで使い勝手のいいマルチなハサミ 大型魚も何のその!細かい作業から硬い骨までこれ一つでOK メンテナンスが楽な分解式!カーブ刃の使い勝手も抜群 デザインもナイス!忠実な設計で使い勝手も折り紙付き 特殊ブレードで作業性向上!釣り場でうれしいギミック満載 太刀魚対応!様々な魚の処理から冷凍餌の準備までこれひとつ 職人手作業の逸品!刃物職人のこだわりをつぎ込んだフィッシングツール ハイコスパで超多機能!釣りやキャンプからキッチンまで大活躍 シンプルイズベスト!安くても基本機能を磨いたベーシックモデル 魚の処理なら津本式!プロ監修の5機能が集約した抜群の機能性 漁師さんも御用達!特殊ステンレス使用でハードな釣りにも 硬い骨もバチバチ切れる!釣り人からの信頼も厚い万能はさみ
サイズ
縦162mm×横82mm×厚さ10mm
縦 215mm×横 110mm×厚さ 10mm
全長250mm
193mm×93mm×12mm
-
-
全長195mm
-
160mm
約185×60×22mm
165mm
200mm
素材
ステンレス
電解研磨ステンレス鋼
SUS420J2ステンレス刃物鋼
ステンレス(フッ素加工)
ステンレス(フッ素加工)
ハイカーボンスチール
ステンレス(フッ素加工)
ステンレス/樹脂ラバー
ステンレス
-
特殊ステンレス鋼
ステンレス
重量
-
170g
130g
-
-
-
-
-
-
190g
130g
-
分解
不可
不可
可能
不可
可能
不可
不可
可能
不可
可能
不可
不可
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ささめ針 ヤイバ魚締めマルチシザース ミディアム YSC-4

サイズ 縦162mm×横82mm×厚さ10mm
素材 ステンレス
持っておいて損なし!コンパクトで使い勝手のいいマルチなハサミ

小物から大物の細かな処理まで、抜群の切れ味で作業しやすい魚締めハサミです。

先端が細いのでエラを切る場合にも作業しやすく、大型の握りで無理なく作業できます。

日本製の関の刃物を採用しているので切れ味も抜群で、魚以外にもPEラインをカットしたり、パッケージの開封など、様々な作業にも使えます。

重量 -
分解 不可
レビュー要点まとめ
メリット
  • 切れ味抜群で気に入った
  • 小型魚なら骨まで切れる
  • コーティングのおかげでサビにくい
デメリット
  • 専用ケース付きならもっとよかった

ささめ針 ヤイバ 魚絞めメガシザース YSC-5

サイズ 縦 215mm×横 110mm×厚さ 10mm
素材 電解研磨ステンレス鋼
大型魚も何のその!細かい作業から硬い骨までこれ一つでOK

抜群の切れ味はそのままに、魚を締めるための機能が充実した魚締めハサミです。

刃渡りは5cmと短めで先端も細めですが、3mm厚でグリップも力を入れやすいよう大型なので、大型魚の処理にも適しています。

開閉しやすいアシストバネや、片刃が波刃になっていて滑りにくいなど、作業性を向上させる工夫も光ります。

重量 170g
分解 不可
刃厚 3mm
刃渡り 50mm
レビュー要点まとめ
メリット
  • 素晴らしい切れ味
  • 前端が鋭いので脳締めにも使えた
  • ナイフとピックをいちいち出す必要がなくなった
デメリット
  • 使ったままほっておくと腐食する

プロックス 魚鋏 分解式 PX435L

サイズ 全長250mm
素材 SUS420J2ステンレス刃物鋼
メンテナンスが楽な分解式!カーブ刃の使い勝手も抜群

ワンタッチ分解可能な、カーブ刃を採用した魚締めハサミです。

カーブ刃は魚を切断するときに作業しやすく、先端は背も刃加工されているので、脳締めやイカピックのような使い方もできます。

隙間に汚れが入り込んでも分解すればきれいに洗えるので、しっかりメンテナンスをすれば長く使えるのもメリットです。

重量 130g
分解 可能
刃渡り 110mm
刃厚 2.3mm
レビュー要点まとめ
メリット
  • 刃が大きくて作業しやすい
  • 分解しても使えるので便利
  • カンパチの処理も楽にできた
デメリット
  • メンテナンスをさぼるとサビやすい

ジャングルジム お魚締め之助 J603

サイズ 193mm×93mm×12mm
素材 ステンレス(フッ素加工)
デザインもナイス!忠実な設計で使い勝手も折り紙付き

釣り場での使用を想定した設計が扱いやすい、魚締めハサミです。

サビ難く切れ味抜群のフッ素コーティング刃は細かい作業もしやすく、グリップが大型なのでグローブをしたままでも扱いやすくなっています。

専用キャップも付属するので携帯性もよく、アウトドアユースにぴったりのデザインなので、キャンプなどにもおすすめです。

重量 -
分解 不可
刃渡り 64mm
カラバリ 2
レビュー要点まとめ
メリット
  • 作りがしっかりしている
  • 小型魚から大型魚まで使える
  • キャップ付きがありがたい
デメリット
  • なし

ジャッカル セパレータブル フィッシュシザーズ

サイズ -
素材 ステンレス(フッ素加工)
特殊ブレードで作業性向上!釣り場でうれしいギミック満載

魚をさばくことを前提に、様々なタイプの刃を1つにまとめ、ギミックも満載の魚締めハサミです。

先端は切れ味抜群の直刃、すべりにくいセレーション加工刃、骨などをホールドして切れるU字刃の3種類を搭載しています。

また刃を分解できるのでメンテナンスしやすく、刃をずらした状態ではパッケージの開封など、ちょっとした作業にも役立ちます。

重量 -
分解 可能
刃渡り 上65mm 下55mm
カラバリ 2
レビュー要点まとめ
メリット
  • 脳締めと血抜きがこれ1つでできる
  • 形状もカッコよくて切れ味も申し分ない
デメリット
  • 持ち手の強度が弱い

タカ産業 いちころバサミ V-144

サイズ -
素材 ハイカーボンスチール
太刀魚対応!様々な魚の処理から冷凍餌の準備までこれひとつ

下処理が難しい太刀魚にもおすすめの、コスパが良くマルチな魚締めハサミです。

先端が鋭くて緩やかなカーブは、幅があり身が薄い太刀魚の処理にも適していて、厚くて太い刃は大型魚の処理にも対応します。

ハイコスパながらウロコ取りができるギザ刃なども付いており、価格以上のアイテムと言えます。

重量 -
分解 不可
レビュー要点まとめ
メリット
  • キッチンバサミよりよく切れる
  • 太刀魚に使いやすかった
  • 使いやすい
デメリット
  • 硬い骨までは切れない
  • 分解できればよかった
  • サビやすい

シマノ バンノウハサミ CT-524P

サイズ 全長195mm
素材 ステンレス(フッ素加工)
職人手作業の逸品!刃物職人のこだわりをつぎ込んだフィッシングツール

世界的に有名な刃物の産地である関市の職人が手掛ける、高品質な釣り用ハサミです。

切れ味鋭く丈夫なので、PEラインのカットから魚の処理からトゲの処理など、釣り場で幅広く使用できます。

伝統の製法をつぎ込みながらもスタイリッシュなデザインで、シンプルかつ洗練された逸品と言えます。

重量 -
分解 不可
カラバリ 2
レビュー要点まとめ
メリット
  • 圧倒的に切れる
  • 耐久性が高い
  • 高いだけのことはある
デメリット
  • 想像より小さかった

マルシン漁具 HNシザース

サイズ -
素材 ステンレス/樹脂ラバー
ハイコスパで超多機能!釣りやキャンプからキッチンまで大活躍

釣り場からキャンプ、家庭でもありがたい機能が一つになった、多機能魚締めハサミです。

魚の下処理はもちろん、ラインカッターやボトルオープナーまで付いていて、まるでマルチツールのような使い方ができます。

この価格にして分解可能なので、手入れしやすく衛生的ですし、片方だけでナイフとして使用することもできます。

重量 -
分解 可能
レビュー要点まとめ
メリット
  • 分割出来て洗いやすいのがいい
  • ひとつでなんでもできるのが魅力的
  • しっかりしていて使いやすい
デメリット
  • 少し大きかった

プロマリン メガチョキ ACD154

サイズ 160mm
素材 ステンレス
シンプルイズベスト!安くても基本機能を磨いたベーシックモデル

シンプルなコンパクトハサミタイプですが、切れ味が良く、基本的な作業はしっかりこなすハイコスパな商品です。

PEラインもしっかり切れる鋭さがあり、刃も必要十分な強さで、魚の下処理はもちろん、トゲの処理や、ウニを開くのにも使用できます。

コンパクトで軽く、タックルボックスにも忍ばせやすいので、ライトゲームでたまに魚を持ち帰りたいという方にもおすすめです。

重量 -
分解 不可
レビュー要点まとめ
メリット
  • この値段でこの切れ味ならいい
  • 小魚釣りにちょうどいい
  • イカの処理に便利
デメリット
  • 思ったよりサビやすい

ハピソン 津本式 計測マルチハサミ YQ-880

サイズ 約185×60×22mm
素材 -
魚の処理なら津本式!プロ監修の5機能が集約した抜群の機能性

もはや釣り人なら知らない津本式の津本氏が監修した、多機能魚締めハサミです。

大型魚にも対応する強力なハサミをベースに、脳締め用ピック、ウロコ取り、内蔵のかき出し、デジタルメジャー機能まで付いています。

片刃でナイフとしても使えるので、魚の下処理にこだわりたい方はもちろん、荷物を多く持ち歩きたくない方にもおすすめです。

重量 190g
分解 可能
レビュー要点まとめ
メリット
  • 刃の質が非常にいい
  • 脳締めピックが使いやすい
  • デザインが気に入った
デメリット
  • 分解が少し大変

MCC MCCマリンカッタ 水産用万能バサミ MRC-170

サイズ 165mm
素材 特殊ステンレス鋼
漁師さんも御用達!特殊ステンレス使用でハードな釣りにも

船上での様々な作業にも対応する、高耐久な万能はさみです。

これ1つでロープの切断から魚の処理まで対応できる切れ味で、手袋をしたままでも作業しやすいグリップなど、細部にもこだわられています。

特殊ステンレス鋼材を使用しているので簡単なメンテナンスだけでもサビ難く、特に船釣りで大物を釣りたい方におすすめです。

重量 130g
分解 不可
レビュー要点まとめ
メリット
  • 釣り場でも家でも大活躍
  • 女性の力でも骨を切れた
  • サビに強い
デメリット
  • サビに強いが全くサビないわけではない

藤原産業 SK11 万能はさみ ロング SML-200

サイズ 200mm
素材 ステンレス
硬い骨もバチバチ切れる!釣り人からの信頼も厚い万能はさみ

本来はDIY用の万能ばさみですが、魚の処理にも便利で釣り人からも人気のアイテムです。

筆者も釣具店で購入し使用したことがありますが、さすがアルミ板にも対応する切れ味で、ソイの中骨程度なら楽に切断することができました。

ばねの部分がサビやすいのが玉に瑕ですが、刃は長持ちしますし、大型魚の処理には非常に便利です。

重量 -
分解 不可
レビュー要点まとめ
メリット
  • 釣り用に購入したが満足
  • 刃が丈夫で切れ味が持続する
  • マダイのトゲも簡単に切り落とせた
デメリット
  • サビに弱い

ハサミを使った魚の締め方!血抜きはどうやる?

魚の種類によっても締め方は違いますが、小型魚の場合、ハサミでエラと背骨を断つのが一つの方法です。

エラだけ切ると、失血するまでしばらくは活きてしまうため、別途ピックなどを用意して脳締めをします。

中~大型魚の場合、暴れると作業しにくく危険なので、先に脳締めなど急所を突いてから処理しましょう。

ピックやナイフを用意するのがベストですが、鋭いハサミなどであれば、刃先で脳天を突いて締めることができます。

その後エラを切るなどして出血させ、しばらく水に浸けて血抜きをします。

必要に応じて内蔵も出すことで、匂いや寄生虫が身に回るのを軽減することができるので、ハサミでお腹を開いて処理するといいでしょう。

まとめ

ハサミは釣りに不可欠ですが、魚の処理ができるハサミがあるとより便利です。

釣り場にナイフを持って行く方も、魚締めハサミがあると作業性が上がるので、ぜひ一つ用意して、釣れた魚をおいしく味わってくださいね。