フィッシュイーターにもアングラーも盛り上がるホタルイカパターン。
近郊のアングラーにはお馴染みのシーズンですが、遠征組にとってはどのようなルアーを使用すればいいのかわからないものでしょう。
そこで今回はホタルイカパターンのときに使用するルアーについて解説します。
ここでは特にプラグに注目して、ホタルイカパターンに適したルアーの選び方やおすすめのルアーを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 元釣具屋店長
- 釣り歴16年
2020年まで大手釣具店で13年間勤務。 ソルトフィッシングがメインで釣り歴は16年程です。 職業柄、主要な釣りは一通り経験をしてきました。
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ホタルイカパターンとは
ホタルイカパターンは主に富山湾で見られる、ホタルイカをメインベイトとするターゲットを狙うベイトパターンです。
2月～6月、富山湾ではホタルイカの身投げと言われる現象が起きます。
ホタルイカの身投げは、普段深いポイントに生息するホタルイカが産卵のために大量に接岸する現象。
大量に接岸するホタルイカが触手にある発光体を発光させ幻想的な光で海面を彩る様子はとても美しく、国の特別天然記念物に指定されています。
最盛期には見物の観光客はもちろん、ホタルイカをすくいにくる方も多く詰めかけます。
大量に接岸するため食べやすいベイトとなったホタルイカを偏食するターゲットを狙うホタルイカパターンは、活性が上がったフィッシュイーターを狙える絶好のタイミング。
近郊のアングラーはもちろん遠方から釣りに来るアングラーも盛り上がるイベントで、ターゲットはシーバスやメバル、マダイ、クロダイやロックフィッシュなど多岐にわたります。
ホタルイカパターンでは、パターンに合わせたルアーセレクトが欠かせません。
釣果に大きな差が出ることもあるため、ルアー選びにはこだわりましょう。
ホタルイカパターン用ルアーの選び方
サイズ
ホタルイカパターンではベイトとなるホタルイカに合わせたルアーを選びます。
接岸するホタルイカのサイズによって使用するルアーのサイズをチョイスしましょう。
よく使用されるルアーは4〜10cm で、メバルには小さめ、シーバスやクロダイにはやや大き目がおすすめ。
ターゲットやホタルイカのサイズによって使い分けます。
アクション
ホタルイカパターンでは、あまり動かないルアーがおすすめです。
弱ったホタルイカがフラフラと泳ぐ様を再現でしてターゲットを誘いましょう。
スローフォールやデッドスローでのリトリーブに適したルアーがピッタリです。
種類
ホタルイカパターンに理想的なアクショには、ミノーやシンキングペンシル、トップ系のルアーがおすすめ。
ボトム付近を狙う場合にはドリフトで誘える、軽めのバイブレーションなども使用します。
ホタルイカの泳ぎに合わせるには、あまり派手なアクションをするルアーやフォールの早いルアーなどは避けた方が良いでしょう。
カラー
ホタルイカパターンにおすすめなのは、ベイトに合わせたカラーです。
ナチュラル、クリア、チャートなどのカラーを用意しておきましょう。
グローカラーなどもおすすめです。
状況に合わせて使用できるよう、複数のカラーを準備しましょう。
ホタルイカパターン用ルアーおすすめ10選
【アグア】
ズィークイッド 105ss
ホタルイカパターンルアーとして人気のルアー、ズィークイッドシリーズです。
オールタングステンの移動重心システムを搭載。
105はシリーズ最長の飛距離で遠くのポイントのターゲットにアプローチ可能。
ホタルイカの接岸が遠い場合でも広く探れます。
ホタルイカパターンにピッタリのノーウォブリングアクション。
レンジキープ力も高く、ホタルイカパターンの偏食するターゲットでも狙いやすい設計です。
【アグア】
ズィークイッド 68F
ホタルイカパターンに人気のズィークイッドシリーズのバランスに優れたモデルです。
60サイズよりもボリューム感をアップした68サイズ。
大きいベイトに反応しないときにはやや大きい70サイズよりも小ぶりで、さまざまなシチュエーションで使いやすいサイズです。
イカの泳ぎを忠実に再現した、ホタルイカパターンでのマストアイテムです。
Fモデルは表層を意識しているベイトに最適。
スローなアクションやほったらかしでアピールできます。
【スミス】
メバペンマグナム
スミスから販売されているメバル専用ペンシル、メバペンのアップサイズモデル。
小型のメバペンでは届かない遠くのポイントまでサーチ可能で、さまざまなポイントで使用できます。
68mmの手頃なサイズで、イカに合わせて選択可能です。
メバル用ルアーですが、シーバスのバイトも想定しリングやフックを強化。
さまざまなターゲットに使用できます。
【スミス】
メバペン メバル
メバルが盛んな瀬戸内で生まれたメバル用トップウォータールアーです。
現場の要望を取り入れて誕生した鉄板ルアー。
泳ぎはタダ巻きで、波紋を残しながらのS字蛇行。
ナチュラルドリフトも可能で、派手なアクションをさせないホタルイカパターンにピッタリです。
45mmのサイズですが、同クラスのルアーでも飛距離が出やすく広範囲を探れます。
【タップクラフト】
スタンディング スクイッド63
元祖イカルアーといっても良い、タップクラフトのイカパターンに最適なルアーです。
イカをベイトにしている魚の行動を追求して作り出されたルアーで、さまざまな状況のイカパターンに対応できるラインナップが特徴。
S、Hモデルはボトム付近で弱って沈んだイカを狙える立ち姿勢が特徴。
岩礁やテトラなどのストラクチャーを攻略できます。
F、SSは浅場や表層の攻略に最適。
タダ巻きや水平フォールのナチュラルな動きでターゲットを誘います。
【コーモランプロダクト】
シャローマジック 60
メバルルアーやワームが人気のコーモランプロダクトから販売されているシャロー行楽用ルアーです。
水面直下のレンジに最適なシャローマジックの60サイズ。
デッドスローでの微細なロールアクションが得意です。
ロングセラーの定番なメバルルアーで、カラーも豊富。
良型メバルのバイトにも対応する強度のあるフックを搭載しています。
【ラパラ】
カウントダウン アバシ リップレス CDAL7
ラパラの人気ルアー、カウントダウンシリーズのリップレスモデルです。
高比重のウッド素材、アバシウッドを使用。
他のウッド素材よりも飛距離が出せて、プラスチック素材よりもナチュラルなアクションが可能です。
派手なアクションがないため、弱めの波動でホタルイカの泳ぎを再現可能。
ストレートなアクションとユラユラとしたフォールアクションで、ホタルイカパターンのターゲットに最適です。
【ロンジン】
レビン MINI
ロンジンの人気ルアー、レビンのサイズダウンバージョンです。
小粒ながらもレビン独特の水面から飛び出さない泳ぎで、表層近くのターゲットにアピール。
流れを捉えるフィンキールで、緩やかなアクションが可能。
ブレない飛行姿勢で、小粒ながら納得の飛距離を実現。
広範囲を探れるサーチベイトとしても優秀です。
クリア系のカラーも豊富で、ホタルイカパターンにおすすめです。
【ラッキークラフト】
ワンダー 80
シンキングペンシルの代名詞ともいえるワンダーのスタンダードサイズです。
スローリトリーブでの水面直下の攻めに最適なルアー。
ボディを揺らしながらフォールするアクションもナチュラルにターゲットを誘います。
ホタルイカパターンもちろん、バチパターンや稚鮎パターンなどさまざまな状況で使えるルアーです。
【タックルハウス】
ローリングベイト 55
タックルハウスの人気ルアー、ローリングベイトのライトゲーム仕様のダウンサイジングモデルです。
タイトなローリングアクションはそのままに、サイズやウエイト、スイミングバランスを調整。
メバルやカマス、メッキなどに最適なルアーとして誕生しました。
55は8gと適度な重量があり、シーバスタックルdせも使用可能。
ライトゲームはもちろん、ホタルイカパターンをはじめとしたマイクロベイトパターンにも対応します。
まとめ
今回はホタルイカパターンのルアーについてご紹介しました。
ベイトパターンの釣りは、使用するルアーで反応が変わります。
最適なルアーを使用して、ホタルイカパターンを存分に楽しみましょう。
ホタルイカパターン用ルアーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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