食味は釣れる魚の中でも一番よいとされているカワハギですが、よりおいしく食べる際には釣り場での適切な処理が必須です。
身も非常においしく特に冬のカワハギは肝が絶品ですが、鮮度と旨味を保つ上で血抜きは欠かせません。
そこで重宝するのが血抜きハサミで、初心者の方や慣れない方でも扱いやすく簡単に血抜きができる優れものとなっています。
今回はおすすめのカワハギの血抜きハサミやメリット、選び方についてもご紹介していきますので、ぜひ選ぶ上での参考にしてみてください。
三重県在住。基本ルアーフィッシングが好きでシーバスやエギング、アジングにのめり込んでいます。ガッツリ釣りをやるのも好きですが、のんびりアウトドアをしながら自然を満喫するのも大好きです。釣り道具も大好きでいろいろ調べるのも趣味のひとつとなっています。今後はオフショアやエサ釣りなど、釣りのジャンルを広げたいと思っています。
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カワハギをハサミで血抜きするメリット
手軽で安全にできる
釣り場で使える血抜き用のハサミは通常のハサミよりも魚の身を切りやすく丈夫で刃こぼれもしにくいものが多いです。
また、ナイフなどの刃物と違い簡単かつ安全に扱えるためケガもしにくくなっており、女性や子供でも扱いやすい点がメリットといえるでしょう。
ひとつ用意しておくことでカワハギはもちろん他の魚にも使えるため、魚を持ち帰っておいしく食べたい釣り人には重宝する道具といえます。
素早く血抜きが可能
カワハギを持って帰っておいしく食べる上で重要なのは、なによりもまず血抜きを素早く行うことといって間違いありません。
カワハギの血抜きハサミならば手軽に素早く血抜きを行えるため、すぐに鮮度のよい状態にしておけます。
特に肝はすぐに傷んでしまうため、絶品のカワハギの肝を味わいたい場合は素早く血抜きができる血抜きハサミは必須といってよいでしょう。
釣りの効率アップにも繋がる
血抜きの処理が素早く安全に行えるということは、その分釣り場で釣りを楽しむ時間も長くなります。
特に地合いなどの貴重な時間では1分1秒が釣果を大きく左右するといっても過言ではありません。
血抜き処理を手早くできるということは、その分だけ釣りをより長く楽しめるといえるため血抜きハサミを用意しておくことも釣果を伸ばす上で重要です。
カワハギの血抜きハサミの選び方
大きさや形状で選ぶ
血抜きハサミの大きさや形状はさまざまなものがありますが、基本的には通常のサイズのもので十分に使いやすいです。
持ち手の大きさも大きいものから小さいものがあるため、自分の手のサイズに合うものを選びましょう。
また、刃の形状もストレートなものとカーブが掛かったものがありますが、これも好みで構いません。
おすすめはストレートタイプの方がクセがなくあらゆる魚にも使いやすいため、迷った場合はストレートタイプの刃の形状をおすすめします。
また、通常のハサミと違ったペンチタイプのものもありますが、硬い棘やエラを落とすためのものであるため、カワハギにはそれほど必要にはならないでしょう。
手入れのしやすさで選ぶ
カワハギの血抜きハサミは通常のハサミを使うと汚れやすく手入れもしにくいため、すぐに錆びて使い心地が悪くなってしまうケースも少なくありません。
魚を締めるハサミは専用の血抜きハサミで、なおかつ手入れをしやすいものを選ぶと長く快適に使うことが可能です。
刃の素材がサビに強いステンレス素材のものや、簡単にハサミを分解して刃の隙間もしっかりと洗えるものなどもあるため、この点もチェックしておくとよいでしょう。
海水にさらされることも多い魚の血抜きハサミは、通常の文房具のハサミよりも錆びにくく手入れもしやすく作られているものが多いです。
その他の機能にも注目
血抜きハサミは刃の切れ味や魚をカットしやすいなどはもちろん重視すべきポイントですが、その他にも機能を持たせたモデルもあります。
グリップ性能を高めた形状や素材を使ったものや先端を細く尖らせたもので脳締めもしやすいものなどもチェックしておくとよいです。
また、スマホのカメラで認証することで魚のサイズや重量などを測定してくれる便利なものもあるため、気になる方は機能性もチェックしてみてはいかがでしょうか。
カワハギの血抜きハサミおすすめ8選
【プロマリン】
メガチョキ
全長160mmの小型なサイズでカワハギの血抜きハサミとしても使いやすいオーソドックスなタイプです。
文房具のハサミのような感覚で扱えるため、血抜きハサミに慣れていない初心者の方でも使いやすいモデルといえるでしょう。
魚の血抜きにはもちろん、ラインカットにも使えるため一本あると重宝するリーズナブルな価格も魅力な血抜きハサミとなっています。
【プロックス】
魚鋏
カーブタイプの刃形状で魚も滑りにくく、身をしっかりとカットできる使いやすい血抜きハサミです。
持ち手のグリップも握りやすく軽い力でも簡単に血抜きが可能で、サビにも強いステンレス素材の刃は丈夫で長持ちします。
さらに、刃を分解して分けられるため洗いやすくメンテナンスも簡単な上に、一本ずつナイフのように扱える点も機能的といえるでしょう。
【タカ産業】
いちころバサミ
大きめの形状と持ちやすいギザギザ形状でしっかりとグリップできる持ち手にこだわった血抜きハサミとなっています。
刃も厚手で太いため、エラのカットも難なく簡単にできるため素早く手軽に血抜き処理が可能です。
ウロコ取りも可能なギザギザの刃が逆に付いているため、これ一つで魚をきれいにおろすこともできる点は見逃せません。
【ささめ針】
ヤイバ魚絞めマルチシザース
カワハギなどの小さめの魚の処理に先的なミニマムサイズで、釣り用のバッグやタックルボックスにも気軽に入れられる携帯性の高さも特徴的なモデルです。
コンパクト設計ながらグリップしやすい形状と適度な大きさの持ち手もグッドで、誰でも簡単に血抜きを行える優れものといえるでしょう。
ラインカット用としても使えるマルチでオールラウンドタイプなハサミは釣り場でも重宝すること間違いなしです。
【ダイワ】
活〆マルチシザー
先端が鋭く尖ったストレートタイプでエラのカットで血抜きをすることはもちろん、魚を脳締めする際にも最適なモデルとなっています。
持ち手となるグリップ素材には軟性樹脂素材を採用しており、手にしっかりとフィットして力を入れやすい工夫が施されている点も見逃せません。
セレーション入り特殊ギザ刃で魚が滑りにくくカットしやすいところも使いやすいポイントです。
刃はフッ素加工が施されており、汚れにくく匂いも付きにくい上にサビにも強い耐久性抜群な血抜きハサミといえるでしょう。
【がまかつ】
HDフィッシュシザー LE125 20cm
カワハギの血抜きから大きめの魚にも対応できる一本でマルチに使える強力なパワーのあるモデルです。
カワハギにも他の魚にも使える万能な一本がほしい方にも最適な血抜きハサミで、厚刃で力も入りやすいペンチタイプの形状のため、硬いエラや棘も楽にカットできます。
グリップ部にはバネもセットされている点やセレーション入りの刃は魚を滑らさずにカットできるため、バーサタイルに使いやすいハサミといって間違いありません。
【シマノ】
バンノウハサミ CT-524P
オーソドックスなストレートタイプの刃に大きめでクセのないグリップで、通常のハサミのように違和感なく使えるモデルとなっています。
刃の部分が長くなっており、カワハギのエラをカットして血抜きをする際にも手を汚さずに楽に行える点は嬉しいポイントです。
ステンレス鋼素材にフッ素加工が施されており防汚性と防錆性も高く、メンテナンスも簡単にできる点も長く使いやすい特徴といえるでしょう。
【ハピソン】
計測マルチハサミ
軽い力でも硬いエラやヒレなどもザクザクカットできるヘビーデューティーモデルで、魚の計測もできる多機能なモデルです。
強靭な厚手の刃でカワハギなどの小さな魚から大型の魚までしっかりとエラもカットできるパワーモデルとなっています。
最大の特徴は、柄についたマークをスマホのカメラで読み取ってサイズなどを計測できる点となっており、サイズ計測したい方にも役に立つツールといって間違いありません。
さらに、柄の部分には折り畳める締め具も付いているなどマルチに役立つ血抜きハサミといえるでしょう。
カワハギの締め方
カワハギの締め方は基本的に他の魚とそれほど大きな変わりはありません。
釣り上げたカワハギを針から外して、エラに血抜きハサミの先端を入れていき、赤いエラの付けになっている部分をカットします。
この部分に太い動脈が通っているため、この時にエラごとカットすると血抜きができる上にその後の内臓を取る処理も簡単に行えるでしょう。
エラをカットした後に大量の血が滲んできたら釣りバケツなどに入れて血抜き完了です。
しっかりと締めたカワハギは全体的に白っぽくなるため、このあたりも目安にすると失敗が少なくなります。
詳しくは参考になる動画のURLを挙げておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
カワハギは身も肝も絶品な釣り人にも大人気の食味がよい魚ですが、より鮮度を保つためには血抜きは非常に重要な処理です。
おいしいカワハギを家に持ち帰って楽しみたい場合には、簡単で手早く血抜きができるハサミを用意しておくことをおすすめします。
カワハギ血抜きハサミの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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