エレキとはエレクトリックモーターの略で、船首に取り付けたエレキを使ってボートを操船し、釣りをします。
特に関東の房総半島のフィールドや津久井湖、相模湖では多くのアングラーがレンタルボートに各々でセッティングして釣りを楽しんでいます。
安いことで導入しやすい従来のバッテリー以外にも近年注目されているリチウムイオンバッテリーとの違いやおすすめをご紹介していきます。
- バス釣り歴20年以上
- JB桧原湖所属(2020年)
- NBCチャプター等の大会参加
NBCチャプターやローカル大会にも数多く参加。2020年はJB桧原湖に所属。
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エレキモーターボートのバッテリーの選び方
鉛バッテリー
鉛バッテリーの特徴は安全性が高いことと取り扱いがしやすいということです。
ディープサイクルバッテリーと広く呼ばれており、その信頼性から船のバッテリーには多く使われています。
ただ、重さや体積がかさばることがデメリットでもあります。
リチウムイオンバッテリー
何と言っても軽くて24V使用時でも1発で良いというコンパクトさ、そして耐久性が高いことがメリット。
ただ、鉛に比べて充電時などの取り扱いに注意が必要なことと、高価な点が最大のデメリット。
充電が切れる時は鉛バッテリーのようにだんだんと弱くなるのではなく、電気が遮断されたようにいきなり切れます。
そのため、容量が分かるインジケーターを取り付けている方が多いです。
初期投資はかかりますが、エレキでの釣りに慣れた方であれば投資する価値はあるでしょう。
価格(相場や安い高いの違い)
バッテリーの値段は性能だけでなく、容量にも関わってくるため、使用する状況に応じて選びたいところ。
鉛バッテリーだと1万円程度で購入可能ですが、高価なモデルだと3~4万円するものもあります。
鉛バッテリーに関しては同じ容量であれば値段相応の性能を示してくれます。
また、リチウムだと最低でも10万円、高価なモデルだと30万円程度するものもあります。
リチウムに関してはどれもほぼ同じ性能の印象がありますが、各社それぞれの特徴があるため、しっかり理解して購入していきましょう。
バッテリーの容量
特にリチウムイオンバッテリーで注意しなければならないのがバッテリーの容量です。
個人的な見解ですが24V60Ahのモデルであれば、エレキの種類や使用環境にもよりますが、丸2日は余裕で使えるという印象です。
なので、30Ahであればちょうど1日釣りをして充電するサイクルで持つ計算にはなります。
ですが、正直30Ahでも40Ahでもほぼ重量や価格に差がないので、どうせなら大きい容量のモデルを選んだ方が安心です。
重さ
鉛バッテリーを選ぶうえで重要になってくるのがバッテリー本体の重さです。
容量と重さは比例するため、レンタルボートなどで毎回積み下ろしをする場合はシビアに選びたいところ。
容量の少ないモデルでも20Kgを超えてくるので、ご自身の体力に合わせて選びましょう。
エレキモーターボートのバッテリーおすすめ8選
【AC Delco】
Voyager(M24MF)
ボイジャーシリーズは3種類あり、中でも一番容量が小さくて軽量なモデルがこのM24MFです。
これはレンタルボートで釣りをする女性におすすめしたいモデルです。
主流のM27MFに比べて容量は少ないですが、丸1日釣りをするぐらいなら十分な容量を持っています。
なによりM27MFより約4Kgも軽いため、車やレンタルボートなどへの積み下ろしがかなり楽になるのでおすすめです。
【AC Delco】
Voyager(M27MF)
ボイジャーのM24MFはどこのレンタルボート屋さんにもある一般的な鉛バッテリーで、気になる重量は約24Kgです。
私もこのバッテリーを今でも使用しています。
使用頻度にもよりますが、月に2~3回釣りに行かれる方で2年に1回程度は新品に入れ替えることをおすすめします。
【AC Delco】
Voyager(M31MF)
こちらはVoyagerの中でも最大容量のモデルで、その分重量も約27Kgあります。
船外機が使えないエレキのみで、湖が大きいフィールドでも安心して使えるバッテリーです。
走行時の船体のバランスを取るためにあえてこのモデルを使っている方もいます。
【LONG】
高性能シールドバッテリー(KPH110-12N)
小さい容量のモデルが安価に購入できるため、魚探用のバッテリーでよく使われているLONGのバッテリー。
エレキで使うならこのモデルが容量としては安心です。
LONGのバッテリーは台湾製ですが、製品のバラつきも少なく、安定しては放充電ができるイメージがあります。
ただし、ネジがM6になっているので注意が必要です。
【オプティマバッテリー】
イエロートップ(YTS-5.5L)
私が導入を検討しているバッテリーがこのオプティマのイエロートップです。
長年使用してきたボイジャーとの比較にはなりますが、オプティマバッテリーの特徴は高電圧を長時間維持できるという点です。
このおかげで1日中釣りをしていても朝と夕方でエレキのスピードが変わりにくく、高いパフォーマンスを維持してくれます。
注意点としては、充電には専用のチャージャーが必要なことと、バッテリーターミナルを取り付ける必要があることです。
【Lithi-B】
12V100Ah
プロショップオオツカが販売しているリチウムイオンバッテリーの雄がリチビーです。
12V~48Vのモデルまで幅広くラインナップされており、近年のハイスペックな魚探用のバッテリーもあり、恐らく全てのボートにセッティングが可能です。
中でも、12Vのエレキを使っている方であればこのモデルがおすすめです。
容量は80Ahと悩みますが、そこまで価格差がないので100Ahのモデルが良いでしょう。
【Lithi-B】
24V60Ah
一般的にレンタルボートで2日釣りをするにはぴったりのモデルです。
私の周りでも、ボートにセッティングしたまま翌日釣りを再開する方も多くいます。
ただ、リチビーは防水ではないため、しっかりカバーをしておく必要があります。
GPSと連動して位置を固定できるエレキの場合やバスボートの場合は80Ahのモデルを選びます。
【EVOTEC】
SE-24600
上記のリチビーとは同じ容量でほぼ同じ価格ですが、最大の違いは重量です。
EVOTECの方が高さがないので倒れる心配が少ないのと、サイズ感が小さくて5Kgほど軽くなっています。
例えばアルミボートなどで、船体のバランスを考慮してバッテリーに軽さを求める方はこちらの方が良いでしょう。
また、EVOTECはアフターの対応の評判が大変良いのもポイントです。
まとめ
エレキを駆動させるのに必要なバッテリー。
鉛バッテリーやリチウムイオンバッテリーにおいてはどれも一長一短で、それぞれ良さがあります。
船の種類やエレキの種類、使用頻度や使い方によってベストなセッティングが変わるので、ご自身のセッティングを見つけてください。
エレキモーターボートのバッテリーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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