春のデカイカから秋の数釣りまで幅広く楽しめるエギング。
タックルやエギは、こだわりをもって選ぶという方も多いのではないでしょうか。
エギングタックルの中でも、エギの操作やキャスト、やり取りに欠かせないロッド選びはとても重要です。
そこで今回は、数あるエギングロッドの中から最強ともいえる、おすすめのエギングロッドをご紹介します。
より良いエギングロッドを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 元釣具屋店長
- 釣り歴16年
2020年まで大手釣具店で13年間勤務。 ソルトフィッシングがメインで釣り歴は16年程です。 職業柄、主要な釣りは一通り経験をしてきました。
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目次
- 1 最強エギングロッドを使うメリット
- 2 最強エギングロッドを使うデメリット
- 3 最強エギングロッドの選び方
- 4 最強エギングロッドおすすめ13選
- 4.1 【ダイワ】エメラルダス STOIST RT 84M
- 4.2 【ダイワ】エメラルダス STOIST RT IL 79MMH
- 4.3 【シマノ】セフィア リミテッド S77ML
- 4.4 【シマノ】セフィア エクスチューン MB S86M
- 4.5 【オリムピック】スーパーカラマレッティーAT 892MLM
- 4.6 【オリムピック】スーパーカラマレッティー 872ML
- 4.7 【エバーグリーン】インペリアル スラックマスター 86EX
- 4.8 【宇崎日新】レスター 夢墨 GVX 8.0 ML
- 4.9 【宇崎日新】レスター ビースト マグナム ボロン 7.8
- 4.10 【ブリーデン 】スクイッドウィックゲーム スペシメン 88swingtop “TORZITY”
- 4.11 【ガンクラフト】スーパーバイオレンスジャーク 7’4”
- 4.12 【ゼスタ】アサルトジェット タイプS FD86 フロードリフター
- 4.13 【テンリュウ】ブリゲイド フリップ BGF872S-MLM
- 5 まとめ
最強エギングロッドを使うメリット
操作性が良い
各メーカー最強クラスのエギングロッドには、メーカーが持っているさまざまなテクノロジーを搭載しています。
高い基本性能があるため操作性が良く、快適にエギを操作できます。
素材や各パーツにもこだわり、軽く仕上がっているロッドが多いため軽快にエギングを楽しめるでしょう。
感度が良い
ロッドの特性によっても変わりますが、最強クラスのエギングロッドは高弾性素材が採用されているモデルが多いです。
そのような高弾性ロッドは、高い操作性に加え感度が良い点も特徴。
繊細なイカの反応や、海底や潮流の変化を捉えてアングラーに伝えてくれるため、高いレベルでエギングを楽しめるでしょう。
専門性が高い
各メーカーから出ている最強クラスのハイエンドロッドは、汎用性が高いモデルよりも特定の性能に特化したモデルが多いです。
汎用性が高いミドルクラスまでのロッドでは対応しきれないレベルのエギングを想定して作られているため、より専門性の高い釣りをしたい方にはおすすめです。
モチベーションが上がる
最強クラスのエギングロッドは所有欲を満たしてくれるため、手にするだけで高い満足度を得られます。
また、高性能なロッドでエギングに臨めるため、高いモチベーションで釣りができるでしょう。
こだわりのスペックでストレス無く、エギングを楽しめます。
最強エギングロッドを使うデメリット
価格が高い
最強のエギングロッドともなると、各メーカーのハイエンドクラスに位置します。
良いパーツやテクノロジーを注ぎ込んでいるため高額なロッドが多く、手軽に買える値段とはいえません。
簡単に買い替えできる価格帯ではないため、よく検討して購入しましょう。
修理代も高い
販売価格が高いロッドは、修理代も高いです。
店頭販売価格はメーカー価格から割引される場合が多いのですが、パーツや修理代は多くの場合定価。
そのため、修理箇所が多いと製品の価格より修理代が上回ってしまうこともあります。
取り扱いには十分注意しましょう。
気軽に使えない
価格が高く、修理代も高い最強のエギングロッドは気軽に使えない点がデメリットです。
ラフな扱いはできないため、シャクリやランディングに集中できない可能性もあります。
また、車に載せたままにしておくと盗難や劣化のリスクがあるため、気が向いたときにすぐに使うことも難しいでしょう。
在庫が少ない
価格が高い最強クラスのエギングロッドは、量産されるモデルではありません。
そのためいつでも在庫があるわけではないのです。
取り寄せに時間がかかったり、生産を待ったりと、手に入れるまでに手間がかかります。
また、いつでも店頭に並んでいるわけでは無いため、気軽に手に取って検討するということも難しいでしょう。
最強エギングロッドの選び方
価格
とにかく最強のエギングロッドが欲しいという方は、メーカーのハイエンドクラスのロッドを候補に選んでみましょう。
メーカーの技術力や最新のパーツを使用した高性能なロッドを見つけられます。
高額だから釣果が伸びるというわけではありませんが、高い満足度は得られるでしょう。
特性に注目する
ハイエンドクラスの最強エギングロッドは、ミドルクラスのロッドと比べて汎用性がないモデルが多い分、個性がある特徴的なロッドが多いです。
さまざまなコンセプトのロッドがあるため、どのようなエギングがしたいのか。
エギングロッドにどんな特性を求めるのかを明確にして選ぶといいでしょう。
最強エギングロッドおすすめ13選
【ダイワ】
エメラルダス STOIST RT 84M
最新のテクノロジーが詰め込まれたダイワのエギングロッドです。
高い反発力と軽さが特徴の、SVFコンパイルXナノプラスをエギングロッドとして初採用。
超高弾性ながらしなやかさのある設計で、高い感度と操作性に加え軽さや剛性も兼ね備えています。
根元から穂先までX45で強化したX45フルシールドでさらに強化。
カーボンガイドのAGSやに、カーボンテープでガイドを取り付けるカーボンラッピングシステム、Vジョイントαなど、さまざまなテクノロジーを採用し、高い満足度を実現しています。
84M はMクラスのパワーで2.5～4号までのエギが使用でき、幅広いシーズンで活躍。
十分なバットパワーがあり、3.5号を主軸としたエギのアクションに最適です。
【ダイワ】
エメラルダス STOIST RT IL 79MMH
同じく、エメラルダスSTOISTレーシングチューンのインターラインモデルです。
超高弾性低レジンのカーボン素材であるSVFコンパイルXナノプラスを採用。
適度にしなやかなブランクスで、軽いキャストや軽いロッド操作で安定した飛距離やエギ操作が可能です。
X45Xで強化したブランクが、高いキャスト精度も実現しています。
竿内部には水滴がたまらないドライ加工を施し、スムーズなキャストや糸送りが可能。
79MMHは3.0～4.5号のエギを操作できるハードモデルながら、7.9ftのショートレングスで、高い操作性とハードジャークをこなせます。
糸がらみのリスクが軽減できるため、悪条件や夜間のエギングにおすすめです。
【シマノ】
セフィア リミテッド S77ML
セフィア最高峰クラスの証である「LIMITED」を冠した最高峰のエギングロッドです。
基本構造に高強度素材を使用したスパイラルXコアを採用。
高いツブレ強度とネジレ強度で、鋭いジャークと振り抜きの良さを実現しています。
こだわりの設計で、持ち重りを感じさせない重心位置を実現しており、自重表記以上の軽さで快適なロッド操作が可能です。
S77MLは7.7ftのショートレングスでシリーズ最軽量。
早いテンポのジャークが得意で、好奇心旺盛な高活性なイカにピッタリです。
【シマノ】
セフィア エクスチューン MB S86M
コンパクトな仕舞寸法で、高い携帯性を誇るシマノのエギングロッドです。
基本構造にスパイラルXコアを採用し、強さと軽さを両立。
カーボンモノコックグリップで高い感度と軽さも実現しています。
軽く、軽快なキャストフィールとキャスト精度を実現できるXガイドを搭載。
糸がらみしにくい形状で、トラブルも防止します。
S86Mは2～4号のエギに対応。
激しいジャークや深場狙い、大型狙いにピッタリです。
【オリムピック】
スーパーカラマレッティーAT 892MLM
ブランクスメーカーであるオリムピックから販売されている、エギングロッドシリーズのフラッグシップモデルです。
高い品質が求められるレーシングカーの製造に用いられている、オートクレーブ製法で加工。
極限性能のブランクスで、高いレベルのエギングを楽しめます。
892MLMは2～3.5号のエギに対応するMLMクラスのパワーで、スラッグジャークに最適。
高いキャスト性能と操作性を体感できます。
【オリムピック】
スーパーカラマレッティー 872ML
同じくオリムピックから販売されている高性能エギングロッドです。
東レT1100Gをブランクス素材に採用。
曲げ、ネジレ、圧縮への強度を高めるクワトログラファイトクロスXXやスーパークワトログラファイトクロスでブランクスを強化しています。
強靭さと軽さを兼ね備えたブランクスで、快適なエギングを楽しめます。
872MLは2～3.5号のエギに対応。
8.7ftの長めのレングスで、ロングキャストもこなせます。
【エバーグリーン】
インペリアル スラックマスター 86EX
エバーグリーンの名竿、スラックマスターを再構築した極限モデルです。
快適なスラッグジャークが可能なスラックマスターのコンセプトを受け継ぎつつ、軽さと強さを突き詰めました。
高強度高弾性カーボン素材のトレカT1100Gをティップからセンターの素材に、センターからバット素材にはトレカM40Xをダブルで採用。
軽快なキャスト、シャクリに加え、ハイレスポンスなエギ操作も可能です。
2.5～4号のエギに対応し、幅広いシーズンで活躍します。
【宇崎日新】
レスター 夢墨 GVX 8.0 ML
軽量かつ高感度な宇崎日新のハイエンドクラスエギングロッドです。
東レの高強度素材M40Xを全身に搭載。
さらにスムーズな反発と驚異の粘りを実現するGVX工法を採用し、高い感度と軽さを実現しています。
ブランクス性能に加え、チタンフレームトルザイトリングガイドや、ゆるみを防ぐロックナットなどこだわりの仕様を採用した宇崎日新の技術の集大成ともいえるエギングロッドです。
8.0 MLはハリのあるブランクスながら、取り回しの良いショートレングスで攻めのエギングを楽しめます。
【宇崎日新】
レスター ビースト マグナム ボロン 7.8
宇崎日新、レスターシリーズの中でもハイパワーなエギングロッドです。
全身に超極薄高密度4軸カーボンを搭載し、操作性、感度アップと軽量化を実現。
エギングに必要なさまざまな要素を高い次元で発揮します。
バット部分にはキャストフィールと感度を実現するボロン素材を採用。
ロッドの耐久性アップにも貢献しています。
7.8は取り回しの良い短めのレングスで、繊細なアタリも逃さない高い感度が特徴です。
【ブリーデン 】
スクイッドウィックゲーム スペシメン 88swingtop “TORZITY”
ブリーデンのスクイッドゲーム専用ロッドです。
高い感度と操作性で、水中の情報を詳細に捉えてくれる84swingtopの優位性を継承。
さらにfujiトルザイトガイドを最適な位置に配置し、軽さと抜群の糸抜けを実現しています。
8.8ftのロングレングスながら長さを感じさせない扱いやすさが特徴です。
【ガンクラフト】
スーパーバイオレンスジャーク 7’4”
バス用品を中心に、さまざまなルアー用品を展開しているガンクラフトのエギングロッドです。
スーパーバイオレンスジャークのしなやかさと感度はそのままに、3.0～3.5号のエギが扱いやすいライトな仕上がり。
軽めのエギもフルキャストできるやや長めの設計で、厳しい条件の秋や冬に活躍してくれます。
【ゼスタ】
アサルトジェット タイプS FD86 フロードリフター
ショアジギング用品などが人気のゼスタから販売されているエギングロッドです。
低活性なイカや激戦区でのエギングで、他のアングラーと違ったアプローチを可能にするライトアクションに設定。
繊細なテクニックに対応し、厳しい状況のイカにアプローチが可能です。
FD86 フロードリフターは流れにエギを乗せて、狙ったポイントに送り込むためのドリフト専用モデル。
違和感を掛けていける繊細さで、微妙なアタリも拾えます。
【テンリュウ】
ブリゲイド フリップ BGF872S-MLM
ショアからのエギングはもちろん、さまざまなターゲットとのやり取りを楽しめるユーティリティエギングロッドです。
マグナフレックス製法を採用したトップ部は、ショアティップランも可能なソフトティップ仕様。
バット周りにはカーボンナノチューブ素材を採用し強化しています。
BGF872S-MLMは、スーパーライトエギングから3号のエギを使用するエギングに対応。
スラックジャークが得意なしなやかさで、効率よくイカにアピールできます。
まとめ
今回は、最強のエギングロッドについてご紹介しました。
各メーカーが、テクノロジーを注いで作り上げた最強のエギングロッド。
ハイスペックなロッドは、エギングの楽しさをさらに感じさせてくれることでしょう。
簡単に購入できる価格帯ではないロッドが多いですが、さらにエギングを楽しみたいと思っている方はぜひ、ロッド選びの参考にしてみてください。
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