シャッドテールワームの中でも豊富なカラーとサイズ展開でどこでも安定した釣果が得られるドライブシャッド。
その基本的な使い方から応用的な使い方、サイズや重さだけでなく、おすすめカラーもご紹介します。
- バス釣り歴20年以上
- JB桧原湖所属(2020年)
- NBCチャプター等の大会参加
NBCチャプターやローカル大会にも数多く参加。2020年はJB桧原湖に所属。
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目次
O.S.Pのドライブシャッドとは
サイズ | 3.5in/4in/4.5in/6in |
---|---|
カラー | 36 |
入り数 | 7(3.5in)/6(4in)/5(4.5in)/4(6in) |
価格 | 858円(税込)エコトーナメント対応モデル(Fマーク有) |
発売日 | 4.5″ 2014年9月/3.5″ 2015年2月/6″ 2015年6月/4″ 2018年4月 |
ドライブシャッドは3.5インチ、4インチ、4.5インチ、6インチの全4サイズで36色も展開されているシャッドテールワームです。
そのコンセプトはただ巻きでもフォールでも食うシャッドテールワームとのこと。
そのコンセプト通り、ただ巻きはもちろんですが、特にフォール時に頭下がりでフォールする様はまさに小魚がボトムに向かっていく姿そのもの。
その特性を生かした各種トレーラーとしての使い方やノーシンカー、ネイルリグをメインで使っています。
ドライブシャッドを使うメリット・デメリット
メリット
数多くあるシャッドテールワームの中でも、ドライブシャッドのメリットは何と言っても速度域が広いことです。
フォールですら自発的にテールを左右に振るため、デッドスローはもとより、高速巻きでのバジングやチャターのトレーラーとしても適しています。
つまり、バスを拾っていくような横の釣りには抜群の適応性を示しています。
デメリット
横の釣りに強いワームなので、ピンスポットでの釣りは若干苦手です。
シャッドテールというワームの特性上、ワームを動かしてやらないと自発的にはテールを動かさないので、バスへのアピールがしにくいワームです。
ただ、後述するテールカットチューンだと、ボトムのピンスポットを攻めれるようになるため、総合的にみてデメリットの少ないワームになっています。
ドライブシャッドのサイズの使い分け方(重さ、推奨フックサイズ等も)
サイズ | 重さ | フックサイズ |
---|---|---|
3.5インチ | 7g | 1/0 |
4インチ | 10g | 3/0 |
4.5インチ | 16g | 5/0 |
6インチ | 25g | 6/0〜7/0 |
3.5~6インチまで4サイズありますが、その使い分けはベイトの大きさではなく、リグによって使い分けています。
例えばダウンショットやテキサス系の打ち込んでいく釣りには3.5インチや4インチを使います。
4インチはキャロライナリグにおすすめ、4.5インチはテールカットチューンがあります。
また、ノーシンカーやネイルリグには4.5インチや6インチがメインになります。
ドライブシャッドのカラーの使い分け方
基本的には水の色と天気に合わせます。
例えばクリアウォーターの晴天時にはナチュラル系、マッディな水質だとブラックや濃いカラーを、曇天や雨で光量が少ない時であればチャート系を使うことが多いです。
ナチュラル系であれば下記がおすすめです。
- ネオンワカサギ TW139
- ソフトシェルスモーク TW102
- ウォーターメロンペッパー W001
濃いカラーやチャート系は下記がおすすめです。
- ライムチャート W007
- スカッパノン・ブルーフレーク W034
- コスモブラック W038
上記のどれでもない、中間色だと下記がおすすめです。
- スプレイドグラス TW115
- 稚アユ TW142
- ネオンギル TW160
これらの中から選んでいただければ、どんなシチュエーションでもマッチするでしょう。
ちなみに私が一番使用頻度の高いカラーはネオンワカサギです。
ドライブシャッドの使い方(リグやアクション等)
スイムジグやチャターベイトのトレーラー
シャッドテールワームの定番の使い方として、ラバージグやチャターベイト、スピナーベイトのトレーラーがあります。
スイムジグとはラバージグのトレーラーに使うリグのことで、スコーンリグとも呼ばれています。
冬や春先に一定層を引く釣り方でビッグバスが釣れるテクニックです。
チャターベイトのトレーラーはローテーションの一角として使います。
また、スピナーベイトではボリュームを出したい時や浮力を上げたい時によく使います。
キャロライナリグ
ボトムを釣る釣りではテキサスやラバージグ、フリーリグもありますが、ぜひ試してほしいのがキャロライナリグです。
横の釣りに使うことの多いシャッドテールワームなので、キャロライナリグとの相性も抜群です。
ロッドは縦でも横でも良いですが、しっかりフォールさせる時間を作ります。
そのフォール時にはドライブシャッドの特徴でもある頭下がりのフォール姿勢で食わせるイメージです。
ノーシンカー
ドライブシャッドのおすすめの使い方として、ノーシンカーリグがあります。
巻き物として、クランクベイトやスピナーベイトとのローテーションの一角としてただ巻きでも使います。
また、カバー打ちの時にネイルシンカーを入れたバックスライドや、ウェイテッドフックを使ったボトムのスイミングでもよく釣れるのでオススメです。
ここぞというポイントでフォールさせてみてください。
バスが居れば、ひったくるようなバイトが得られます。
ダウンショットリグ
3.5インチを使い、10g前後のシンカーを使ったヘビーダウンショットリグでの使用もおすすめです。
使い方は簡単で、ボトムをズルズルを引いてくるだけです。
冬場だけでなくオールシーズン使えるリグで、岩盤沿いのボトムなどを平行に引いてくると数釣りもできます。
テールカットチューン
いわゆる高比重ワームとしてのボトムジャークの釣りです。
ドライブシャッド4.5インチのテールを1~2センチほどカットして、テール側からフックをセッティングします。
通常の使い方で頭がボロボロになったワームを取っておいて、テールカットチューンとして使えるのも良いポイントです。
並木さんのブログでも紹介されているので、フックセッティングなども参考にしてみてください。
並木敏成オフィシャルサイト『THIS IS T.namiki』ドライブシャッド
ドライブシャッドに適したタックル
ロッド
上記の使い方であれば、MH~Hクラスのベイトタックルが適しています。
ロッドの長さは6ft6インチ~7ft前後のものがより遠くに投げることができ、フッキングストロークも取れるのでおすすめです。
ディープクランクやスイムジグを使うようなヘビーバーサタイル系の竿が良いでしょう。
リール
ベイトタックルでヘビーな釣りをするので、選ぶべきは剛性感のあるベイトリールです。
シマノであれば20メタニウムやバンタムMGL、ダイワであればスティーズAやジリオンSVTWが良いでしょう。
ギア比はノーマルの6.3~7.0あたりを選びます。
ライン
上記のタックルセッティングを踏まえるとフロロカーボンラインの14~16lb、もしくは20lbを選びます。
これは、行くフィールドやタックルバランスに合わせて選んでください。
まとめ
安定した釣果で信頼できるシャッドテールワームの雄であるドライブシャッド。
トレーラーとしてのただ巻きだけではなく、様々な使い方ができる超一軍ワームですので、ぜひ使ってみてください。