日本では四季折々の魚が狙えますが、特に環境的に厳しいのが冬の釣りでしょう。
雪国ともなればしっかりした防寒着は必須で、中でも動かない釣りとなるとズボンの重要性が上がります。
高い防寒性があるものではダウンパンツがおすすめで、防風性の高く、厳しい冬の釣り用にぜひ用意してほしいアイテムです。
そこで今回は、冬の釣りに向けて用意してほしいダウンパンツについて、快適な使い方や選び方、おすすめ商品をご紹介します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
- 全国10都道府県へ遠征
北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
- 1 釣り用ダウンパンツとは
- 2 釣りでダウンパンツを使うメリット・デメリット
- 3 釣り用ダウンパンツの選び方
- 4 釣り用ダウンパンツおすすめ18選
- 4.1 【フォックスファイヤー】オーロラパンツ(5114192)
- 4.2 【NANGA】タキビダウンパンツ(N1TP)
- 4.3 【NANGA】オーロラダウンパンツ
- 4.4 【NANGA】ダウンパンツ キルト 別注モデル
- 4.5 【TetonBros】ハイブリッドダウンパンツ
- 4.6 【カナディアンイースト】アウトドア ダウンパンツ (CEW3012PA2)
- 4.7 【ザノースフェイス】アコンカグアパンツ(ND92132)
- 4.8 【ミズノ】ブレスサーモ ダウンパンツ(B2MF0526)
- 4.9 【ミズノ】ブレスサーモ ダウンパンツ(C2JF9501)
- 4.10 【マーモット】Douce Down Pants
- 4.11 【ミレー】防水透湿ダウンパンツ TYPHON 50000
- 4.12 【リプナー】ダウンパンツ・ホー
- 4.13 【ウミネコ】スゴ暖異次元 フィッシング 防水シェルダウンパンツ (UM-DWNJKT-01)
- 4.14 【Naturehike】アップグレード版 グースダウンキャンプ用
- 4.15 【SYOYO】ダウンパンツ
- 4.16 【Rortyno】ジョガーパンツ
- 4.17 【ジェネレス】裏起毛 ダウンパンツ
- 4.18 【A.S.M】アドミックス アトリエサブメン
- 5 まとめ
釣り用ダウンパンツとは
ダウンジャケットはおなじみですが、ダウンパンツも構造的には同じで、水鳥の綿毛等を中綿に使用したズボンのことです。
防寒性、防風性が高く、また軽量なので、防寒着として非常に優れています。
比較的汚れにも強いので、元々農業や漁業などでよく使われていましたが、昨今アウトドアシーンでも人気です。
釣りでも冬におすすめのウエアで、特に北国の厳寒期にはぜひ用意してほしいウェアです。
釣り専用ウエアとしての種類はまだ少ないですが、アウトドア用には数を増やしているので、その中から使えるものを選ぶことができます。
釣りでダウンパンツを使うメリット・デメリット
ダウンパンツの防寒性は素晴らしいものの、デメリットもあるので状況に合わせて使う必要があります。
具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのか解説します。
メリット
ダウンパンツは体温で温まった空気を保持する性能に長けているので、非常に保温性が高い特徴があります。
また外からの空気を通しにくい防風性も高いので、風があるときにも強く、気温が低い時期にもってこいのウェアと言えます。
さらにダウンは非常に軽量であるため、重ね着しても重さを感じにくいのもメリットです。
小さくたためるものも多いので、釣り場に着いて寒かった時に着こむための備えとしてもおすすめですね。
ものによっては、表地に防水性の高い生地を使用している場合もあるので、小雨や雪がちらつくような場合にもおすすめです。
デメリット
ダウンパンツは非常に保温性が高いため、肌寒い程度の気温では、暑すぎて適さない場合があります。
基本的には通気性も低いため、汗ばんでしまうとジメジメして不快感もあるので、厳寒期に着用するのがおすすめです。
また、薄手の生地を使っている場合は擦れに弱いので、枝が多い釣り場などでは穴あきなどのリスクもあります。
基本的には汚れに強いものの、洗いにくいデメリットもあるので、あまり汚れの付きやすい場所での使用は避けたほうがいいでしょう。
やや価格が高いのもデメリットなので、痛みやすい状況での着用は避けて、なるべく大切に使いたいですね。
釣り用ダウンパンツの選び方
ダウンパンツはレジャー用としても徐々に数を増やし、通販サイトにも様々なものが並んでいますよね。
その中から釣りに適したものを選ぶ際に大切なポイントを解説します。
温かさ(対応気温)
ダウンパンツは、使用しているダウンの質や量などによって、どれだけ低気温に適しているか違いがあります。
ある程度品質の高い品の場合、フィルパワー(FP)の表記があり、この数値でダウンの密度、つまり保温性能を図ることができます。
フィルパワーの数値が高いほど密度が高く、空気を通しにくいので、より低気温に対応できる保温性があります。
冬登山や冬キャンプを前提にしたものでは、対応気温表記があるものもあるので、より分かりやすいですね。
釣りにおいては狙いたい魚の時期と地域によっても気温が変わるので、その地域のハイシーズンの気温と照らし合わせて選ぶといいでしょう。
動きやすさ
釣り用に購入する場合無視できないのが、そのダウンパンツを履いた時の動きやすさです。
釣りでは仕掛けを投げたり、魚を取り込んだりするときに少なからず動くため、いくら暖かくても動きにくいものは適しませんよね。
動きやすいものを選ぶときにチェックしたいのが、そのダウンパンツが何用に作られているかです。
特に登山用やトレッキング用は、山道を歩く前提に作られているので、釣りでの動き程度であれば十分対応してくれるでしょう。
もちろん動きやすさにはサイズも重要なので、きつすぎず大きすぎないサイズがあるかも細かくチェックしましょう。
表地の種類(耐久性・耐水性)
釣りのようなアウトドアユースにダウンパンツを使う場合、必ずチェックしておくべきなのが表地に使われている生地の種類です。
ゴアテックスのような特殊生地を使っているものもありますが珍しく、ほとんどがナイロン、ポリエステルになります。
同じ素材でも加工などによって細かな違いはありますが、アウトドアユースであれば引張強度があり摩耗にも強いナイロンのほうが安心でしょう。
ただし、素材の種類だけでなく、撥水加工の有無やデニール数なども重要です。
撥水加工されていれば汚れも落としやすいですし、デニール数によって生地のなめらかさや強さが違います。
たいてい生地の種類は細かく表記してあるので、購入時にチェックしておくといいでしょう。
携帯性
ダウンパンツにも、ウルトラライトダウンのように折りたたんでコンパクトになるものがあります。
家から履いていくのであればあまり関係ありませんが、やはり体温調節するなら脱ぎ着できたほうがよく、その時の収納性は重要です。
特に登山用やハイキング用ではそういった使い方も多いので、収納袋がセットになったものもあります。
そういったものをタックルボックスの中に忍ばせておけば、気温が落ち込んできたときの備えとしても有効ですね。
空気を抜けばどんなものでもコンパクトになりますが、収納を前提にしていないものはいざ使うときに膨らまないこともあるので注意しましょう。
釣り用ダウンパンツおすすめ18選
冬場の釣りにおすすめのダウンパンツを、ピックアップしてたっぷりご紹介します。
おすすめポイントも併せてご紹介しますが、細かい生地や選択の方法など、詳細はショッピングサイトなどの表記やレビューも参考にしてくださいね。
【フォックスファイヤー】
オーロラパンツ(5114192)
フィッシングウェアも手掛けるFOXFIREが展開する、最高レベルのダウンパンツです。
表地にはフィッシングウェアにもよく使われている、耐久性に優れたGORE-TEXを採用し、中綿は高級ダウンで、薄手でも優れた保温性を有します。
裾にはスノーカフスも内蔵され、冷気や雪の侵入を防ぐ、厳しい冬のために作られたおすすめ商品です。
【NANGA】
タキビダウンパンツ(N1TP)
品質の高いダウン用品が魅力の、NANGAが展開する高耐久ダウンパンツです。
キャンプで焚火をするときのために、難燃で動きやすい高耐久の生地を採用したモデルですが、その特性は釣り用としてもおすすめです。
超撥水加工も施され、使用ダウンも770FPと温かく、全体的にハイスペックな防寒着に仕上がっています。
【NANGA】
オーロラダウンパンツ
NANGAのテクノロジーをつぎ込んだ「オーロラテックス」を表地に採用した、アウトドアユースにピッタリのダウンパンツです。
オーロラテックスは、多孔質ポリウレタン防水コーティング加工を施したナイロン生地で、非常に高い透湿性が魅力です。
動き回ってじわりと汗ばむときも、快適に着用することができるでしょう。
【NANGA】
ダウンパンツ キルト 別注モデル
ナンガは様々なダウン製品を製造する中でキルト構造にもこだわりがあり、このモデルはひょうたんステッチを採用したモデルです。
ひょうたん構造にしたことで中綿のダウンがずれにくく、デザイン性も高まっていますね。
タキビやオーロラと違い特殊生地ではないので価格も安く、NANGAの高品質ダウンをお手頃価格で試してみたい方にもおすすめです。
【TetonBros】
ハイブリッドダウンパンツ
快適性を重視しつつも温かさにも手を抜かない、ハイブリッドダウンを採用したダウンパンツです。
特殊加工を施した1000FPの撥水ダウンに、遠赤外線効果と蓄熱性のあるThermo Maxを組み合わせたハイブリッドダウンを採用しています。
それによりじんわり汗をかいても保温性や着用感が損なわれず、長時間の釣行におすすめです。
【カナディアンイースト】
アウトドア ダウンパンツ (CEW3012PA2)
750FPの高品質ダックダウンと、遠赤外線保温素材のサーモトロンラジポカの組み合わせで高い防寒性を誇るダウンパンツです。
静電気防止加工も施されているので、動き回って生地が擦れても不快感が少ないのもうれしいですね。
また、スタイリッシュなシルエットで、アングラーの好みのデザインになっているのもおすすめポイントです。
【ザノースフェイス】
アコンカグアパンツ(ND92132)
アウトドアウェアを語るうえで外せない、THE NORTH FACEのダウンパンツです。
中綿には遠赤外線効果で保温性を高める光電子ダウンを、表地には防水のリップストップナイロンを使用し、実用性の高い仕上がりになっています。
ゆったりしたシルエットですが軽量で動きやすく、ルアーフィッシングなど動き回る釣りにもおすすめです。
【ミズノ】
ブレスサーモ ダウンパンツ(B2MF0526)
ダウンとミズノ独自のブレスサーモを組み合わせた、非常に暖かな着心地が魅力のダウンパンツです。
使われているダウンは650FPですが、吸湿発熱素材のブレスサーモにより、長く着るとウェアそのものが発熱し、温かさを高めています。
あまり動かない冬場の堤防釣りなど、体からの発熱に頼れない寒さが厳しい釣りにおすすめです。
【ミズノ】
ブレスサーモ ダウンパンツ(C2JF9501)
同じくダウンとブレスサーモを組み合わせたダウンパンツで、よりコスパを重視したモデルです。
590FPとダウンの密度はやや劣りますが、ブレスサーモによる発熱効果があり、しっかりした生地でアウトドアユースにもおすすめです。
価格もB2MF0526よりお手頃で、国内メーカー品でありながら比較的手を出しやすいのもうれしいですね。
【マーモット】
Douce Down Pants
表地にdown DEFENDERの高い防水性を施した、フィッシングシーンにもぴったりのダウンパンツです。
ダウンは水濡れに非常に弱い弱点がありますが、down DEFENDERにより雨や雪などがちらつく状況にも対応できる防水性を実現しています。
やや大き目にはなりますが、付属のスタッフバッグに収納できるのもうれしいですね。
【ミレー】
防水透湿ダウンパンツ TYPHON 50000
高い防水性と防寒性、そしてストレッチ性能もある、アングラーにおすすめのダウンパンツです。
750FPのダックダウンを使用したことで薄手でも保温性が高く、登山にも対応する防水性、そして透湿性を持つ生地を使用しています。
伸縮性も高くシルエットも細身なので、まさにアングラーライクな設計になっています。
【リプナー】
ダウンパンツ・ホー
リプナーはアウトドアブランドのロゴスが展開するブランドで、プロの仕事現場でも使えるウェアをコンセプトにしています。
その作りはもちろん釣りにも活き、引張強度の高い生地や、立体構造の法制は動きを邪魔しにくくなっています。
インナーとしても使いやすい作りになっているので、お気に入りのウェアを生かしながらの着用も可能です。
【ウミネコ】
スゴ暖異次元 フィッシング 防水シェルダウンパンツ (UM-DWNJKT-01)
低価格で高品質なフィッシングギアを展開するウミネコのダウンパンツで、フィッシングシーンにマッチするよう考え抜かれたモデルです。
ダウンをふんだんに使用し防寒性を高め、強い雨にも耐えうる防水性の高い表地は、しなやかで動きやすさもあります。
雨や雪の中でも釣りを楽しみたい、攻めの釣り師におすすめです。
【Naturehike】
アップグレード版 グースダウンキャンプ用
低価格で使えるアウトドア用品を多数展開し人気急上昇中の、Naturehikeが展開するダウンパンツです。
以前も同等の商品があり、この商品はそのリニューアル版で、より性能を高め、サイズ感も見直されています。
基本性能は必要十分で、収納袋付きでかつ価格も安いので、お手頃価格で使えるものを1つ用意しておきたい方におすすめです。
【SYOYO】
ダウンパンツ
低価格でありながらフィルパワー600+と基本的な性能は十分で、豊富なサイズ展開も魅力の商品です。
サイズはSからXXXLまでの6サイズ展開で、この価格としては珍しくかなり大きめのサイズまであるのがありがたいですね。
体が大きい方はもちろん、ウェアに重ね着したい方も、サイズが選びやすいのでおすすめです。
【Rortyno】
ジョガーパンツ
独特なキルティングデザインを採用し、デザイン性にも富んだダウンパンツです。
ジョガーパンツタイプなので足元のシルエットも細身で、一般的なダウンパンツのデザインが苦手な方にもおすすめです。
全体的に細目なのでフィット感が高いため、動きやすさを重視するなら1、2サイズ大き目を選ぶといいでしょう。
【ジェネレス】
裏起毛 ダウンパンツ
中綿のダウンに加え、裏起毛で肌触りもよく暖かなダウンパンツです。
2つの保温性を組み合わせたことでシルエットが細身でも温かく、かつスラックスのようなスマートなシルエットを可能にしています。
温かさは高級品にかないませんが、そこまで寒くない時期に、ファッションとの組み合わせとしての選択肢にもおすすめです。
【A.S.M】
アドミックス アトリエサブメン
リラックスパンツのようなデザインにダウンを盛り込んだ、普段着にも違和感がないダウンパンツです。
裏地もフリース仕様で保温性を高め、かつ肌触りもよく、フィット感が高くても不快感が少ない作りになっています。
冬場の管理釣り場など、普段着に近いファッションで楽しみたい釣りにも使いやすそうですね。
まとめ
ダウンパンツは非常に優れた防寒着で、アウトドア人気もあり種類も豊富になってきました。
性能は様々なので、状況に合わせて温かさはもちろん、デザイン性も重視しながらダウンパンツを釣りに活用してくださいね。
釣り用ダウンパンツの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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