北国の秋の釣りと言えば、アキアジを狙う鮭釣りが一大イベントの一つで、シーズンインと同時にポイントに釣り人が並びます。
80cmにもなる大型の鮭を釣るためには、もちろん竿選びは重要で、メーカーもアキアジロッドを多く発売しています。
中でもダイワは、自慢のカーボン成型技術を屈指したモデルが魅力で、鮭釣りでも活躍すること間違いなしです。
そこで今回は、ダイワのアキアジロッドの魅力と、おすすめモデルをご紹介します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
- 全国10都道府県へ遠征
北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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ダイワとは
ダイワは日本の釣り具メーカーで、SHIMANOと並んで国内の二大巨頭とも言える人気のメーカーです。
正確にはグローブライドという会社の、釣具部門のグローバルブランド名としてダイワ(DAIWA)を名乗っています。
創業当初からリールの製造に着手し、現在でも高品質なリールを多数販売し、世界的企業に成長しました。
また、他社に先駆けてカーボン成型技術を磨き上げたことで、ロッドの性能も高く、リールは他社でもロッドはダイワにこだわる方もいるほどです。
もちろんアキアジロッドにも魅力的なものが多く、今回はなかでもおすすめの商品をピックアップしてご紹介します。
ダイワのアキアジロッド(鮭釣り竿)の特徴や独自技術
アキアジロッドは、シマノやアブガルシアなど、ダイワ以外にも魅力的なメーカーが数多く手がけています。
その中からダイワを選ぶメリットはどこにあるのか、その魅力をご紹介します。
カーボン成型技術に優れている
ダイワを有するグローブライドは、ゴルフやウィンタースポーツ、テニス用品ブランドのPrinceなど、スポーツ用品も手掛ける企業です。
近年それらの製品で重要になるのが、カーボン繊維を使った製品の製造で、グローブライドはそこに着目し、独自の技術を編み出しました。
カーボン繊維そのものの質はもちろん、カーボン繊維を固めるレジンの質や量にも着目し、求められる性能を実現しています。
近年、ロッドはダイワにこだわるという人が増えた理由も、この素材に一からこだわった緻密な設計が生きた結果と言えるでしょう。
ハイコスパモデルが多い
釣り具メーカーも独自性を求められる時代になりましたが、近年よく聞かれるようになったのが、「コスパのダイワ」の呼び声です。
実際、ダイワは近年ミドルグレード以下のモデルの技術進化が目覚ましく、力の入れようがうかがえます。
近年ダイワがシェアを伸ばしているのも、安い入門機も十分使えるスペックが評価されてのことでしょう。
また、釣りも多様化し、アキアジ釣りにおいてもウキルアー、ぶっこみ、フカセなどのスタイルがあります。
価格が安ければ、適材適所タックルを用意できるメリットがあるので、ダイワ製ロッドを選ぶ大きなメリットと言えますね。
デザインにも力を入れている
シマノ製品も多く所有する筆者からしても、認めざるを得ないのがダイワのデザインの良さです。
ロッドはもちろん、リールやウエア、小物に至るまでダイワはデザインを重視し、そのうえで価格を抑えている点はシマノの一枚、二枚上手と言えます。
アキアジ釣りのポイントは近年大混雑必至で、どうしても周りの人のタックルも目に入るため、安っぽいロッドは気になってしまうものです。
ダイワの製品であれば、低価格帯でも安さを感じさせないこだわりのデザインなので、所有欲も満たしてくれると言えますね。
トラウトに力を入れている
ダイワはトラウト用品のブランド、「シルバークリーク」を設立し人気を博すなど、トラウト用品へ力を入れているメーカーです。
アキアジもトラウトの一種で、もちろんダイワはアキアジ用品にも力を入れています。
アキアジ専用設計のロッドも多く、それらも価格を押さえつつこだわりの設計になっているのが魅力の一つです。
汎用ロッドで使えるものでもいいのですが、やはりアキアジの特性に合わせたロッドは安心感がありますし、選ぶ際にも手に取りやすいでしょう。
ダイワのアキアジロッドおすすめ8選
コスパとデザインが光る、ダイワのアキアジ用ロッドを厳選してご紹介します。
アキアジ釣りでは仕掛けもさまざまですが、各モデルがどの釣り方に向いているかも併せて紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
【DAIWA】
シルバークリーク AK(102MH)
ダイワの誇るトラウト用品ブランド、シルバークリークのアキアジ専用モデルです。
投げ釣りが前提になる、ショアからの釣りに適したキャスティング性能、繊細なアタリをとらえる高感度なセッティングになっています。
102MHは漁港などからの釣りに適していて、ウキフカセでアキアジの群れを狙い撃ちするときにおすすめです。
【DAIWA】
シルバークリーク AK(120H)
同じくシルバークリークAKから、長さと硬さのある120Hのご紹介です。
全長3.66mと、ウキフカセ、ウキルアーどちらにも使いやすい長さで、パワーもハードなので重めの仕掛けもしっかり投げられます。
汎用性を考えれば、本格的に鮭釣りに挑戦したい方へ、アキアジ用ロッド最初の一本としてもおすすめのモデルです。
【DAIWA】
21 ピュアリスト AK(126H-3)
シルバークリークに比べて手ごろな価格ながら、シルバークリークに劣らない使用感を実現したアキアジ専用ロッドです。
遠投しやすい長さで、ダイワらしい緻密に設計されたブランクス、近年必須ともいえるSiCガイドを装備したハイコスパモデルです。
予算は少しでも抑えたいけど、しっかり使えるロッドがほしい方におすすめの一本です。
【DAIWA】
リバティーフォース(AK-1203H)
ダイワの大人気の入門シリーズから、アキアジ専用設計のハイコスパなおすすめモデルです。
安価ながらルアーウエイト70gまで対応しているので、ウキルアー、ウキフカセどちらにも使用できます。
北海道限定モデルですが、通販で全国展開しているので、東北や北陸で安くて使えるアキアジ専用ロッドを探している方にもおすすめです。
【DAIWA】
21 シーバスハンターX(100MH)
シーバス用として販売されていますが、アキアジ用としても申し分のないスペックを持つハイコスパモデルです。
ウキルアーやウキフカセはもちろん、ルアーロッドの操作性を生かしたミノーイングも対応します。
もちろんほかの釣りにも使えるので、アキアジシーズン以外はほかの釣りに使えるロッドがほしいという方にもおすすめです。
【DAIWA】
キャスティズム(30号-385・R)
ぶっこみ釣りでは飛距離が釣果を左右することもあるので、遠投性能は重要です。
キャスティズムは遠投性能に定評があるモデルで、少しでも遠くに投げたいという方におすすめです。
並継なので全長はやや短めですが、並継だからこそ実現できる調子で、竿を振り抜いて飛ばしたいアキアジ仕掛けにはむしろ好都合でしょう。
【DAIWA】
プライムサーフT・W(30-450・W)
サーフからのぶっこみ釣りで、振りやすいロッドで快適に投げたい方へおすすめの投げ竿です。
HVF工法でレジンに対するカーボンの比率を上げ、軽くてもハリのあるブランクを実現し、鋭いキャストで遠投しやすい設計になっています。
価格も比較的お手頃なので、少しスペックにこだわりつつもコストを抑えたい方におすすめです。
【DAIWA】
リバティクラブサーフT(30-450・K)
低価格な投げ竿の入門機ですが、ダイワらしい高いコスパで上級者にも大人気のモデルです。
安い竿にありがちなダルさがなく、重い仕掛けもしっかり投げられるので、遠投が必要なサーフなどからのぶっこみ釣りも最適です。
ぶっこみ釣りは竿を複数出すことも多いので、この性能で価格なら複数用意したい方にも最適でしょう。
まとめ
近年ダイワはコスパに磨きがかかり、アキアジロッドにも低価格で魅力的な商品が並んでいます。
ウエアもかっこよく機能性の高いものが多いので、ウエアもロッドもダイワで揃えて、アキアジ釣りに挑むのもいいかもしれませんね。
ダイワのアキアジロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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