カンタンに沢山高級食材であるワタリガニやイシガニが捕れる道具“カニ網”
YouTubeなどでカニ網を使っている動画がよくアップされているので「使ってみたい」と考えている方も多いでしょう。
ただ、地域によっては違法になる漁具なので使う場所に注意をする必要があります。
本稿ではカニ網の法律について、そして解説とおススメのカニ網を厳選しご紹介します。
- 海外遠征経験あり
- 釣り歴30年
- 年間釣行100日程
千葉県在住の中年アングラー。 幼少期はブラックバスやブルーギル釣りを嗜む。 現在は、国内外を旅をしながら釣り歩くのがライフワーク。 ルアーやヘチ釣りのような隙間時間にふらっと行ける釣りを好む。 海外遠征経験は、中国、モンゴル、タイ、台湾、ミャンマー、ラオス、韓国等。
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目次
カニ網仕掛けは違法?禁止?
水産庁によると、手釣・竿釣、ひき網釣(トローリング)、たも網、さで網、投網
やす、は具、徒手採捕以外の漁具は全国で禁止漁具になっており、カニ網もこれに含まれます。
ただ、使用が許可される地域もありますので、必ず使用する前に各都道府県の水産担当部局に問い合わせましょう。
カニ網の使い方
カニ網はロープに餌袋と網がついている単純な仕掛けの道具で、餌袋にエサを入れエサに引き寄せられたカニが網に絡まり捕獲できる仕組みです。
カニの生息する岩礁や漁港の際で使用し、餌は匂いの強いサバやサンマの切り身がおススメ。
カニ網に餌をセットしてそのまま海に投げ込んで使用することもできますが、根掛りしやすため、長めの竿と重量に耐えられる3000番以上のリールにセットして使用しましょう。
カニ網を使うメリット
持ち運びが楽
カニ用の漁具であるカニ籠に比べカニ網は、袋に収まるため非常に持ち運びが便利です。
ポケットに入れたり、タックルボックスの隅に入れておけますので釣りの昼食時に投げ込んでおいてカニを捕ることもできます。
セットしやすい
専用の袋にエサを入れるだけで使える道具なのはもちろん、針がないのでお子様でや釣り初心者でも安心です。
シーバス釣りや青物などを狙っているときは、スイベルの先にカニ網をセットしなおすだけでカニ網を使えます。
コスパがいい
ナイロンとオモリで構成されたカンタンな仕掛けの道具ですので、総じて安く販売されています。
手が届きやすい価格で高級食材が手軽に捕れますので、一つは持っておきたくなりませんか?
小魚もとれる
網の目の細かいタイプのカニ網を使用すると、小魚も捕れます。
餌袋にオキアミなどのサビキ釣りに使用する餌を使用することで、漁港に回遊しているアジやイワシなどが大量に捕れます。
また捕れた小魚を餌にして、カニを狙うとエサ代がかからず懐に優しくなります。
カニ網を使うデメリット
引っ掛かりやすい
カニ網はカニを網に絡めて捕獲する漁具ですので、絡まりやすいように設計されています。
また、カニの生息する場所は岩礁や岸壁なので特に使用する際は、仕掛けが着底したり岩礁やカキ殻に絡まらないように注意が必要です。
一度引っ掛かったカニ網は自然に返りませんので環境保全の面でもご注意ください。
匂いがつく
カニ網はエサに強いにおいのするサバなどの切り身を使用するとよくカニが捕れますが、反面網全体に匂いが付き取れなくなります。
ただ、匂いがつくことと性能は関係がないので洗って干して再利用も可能です。
破れやすい
ナイロン繊維の網でできており、カニ網は非常に破れやすいのもデメリットの一つです。
特に大型のカニが捕獲された場合は、カニの強力なハサミと攻殻で網が破れてしまうことがあります。
カニ網の選び方
エサ入れの形状
サビキ釣りのカゴが取り付けられるタイプと、餌用のネットが内蔵されているタイプなど種類は多種多様です。
サビキ釣りのカゴが取り付けられるタイプは、カニが捕れるのはもちろん漁港に回遊してくる魚を文字通り一網打尽に出来ます。
網の太さ
網の目は当然粗いほど強靭な糸をしようしていますので大型のカニがかかっても安心ですが、反面小魚や小型のカニは網の目から抜けてしまうでしょう。
小魚も一緒に取りたい場合は、8目くらいがおススメです。
カニ網おすすめ5選
【TackleTime】
サビキネット
サビキ籠やウキも取り付けられるカニ網で、カニを捕るのはもちろんサビキ釣りのように餌に集まってきた魚を一気に網で絡め捕れます。
汎用性が高いカニ網ですのでファミリーフィッシングや初心者にもお勧めです。
【Alomejor】
4枚セット投げ網 カニ網
4つセットで1,600円未満で購入できるコスパの高いカニ網。
らせん状のオモリの中に練りエサを入れて使用するか魚の切り身をねじ込んで使用するタイプで、カニはもちろん魚にも効果的です。
初心者から上級者まで選ばず好まれるモデルです。
【マルシン】
カニ網
赤い袋にエサを入れてカニ網に取り付けるだけで仕掛けが完成する初心者にもやさしいモデル。
オモリもついているので、タックルに取り付けて海に落とすだけでカニを捕れます。
網も太いので大型のカニがかかっても切られるリスクが低いのが嬉しいモデルです。
【RUNA HISANO】
一網打尽 投げ蟹網
投げ込んで使用できるよう頑丈なロープがついてるタイプのカニ網です。
釣りはしないけどカニ網はやってみたい方にもタックルがなくても仕掛けられるので安心。
もちろんタックルにも取り付けられますので、釣りの休憩時間に仕掛けるにも使えます。
【マルシン漁具】
DRAGON
頑丈なロープがついている“海に投げ込む”だけで大量にカニが捕れるカニ網です。
網の目が細かいので放置する時間が長いと大量の小さなカニがついてきてしまいます。
これがクロダイの餌ようにうってつけで、食用の大型のカニを捕るのはもちろん釣り餌を捕る為にも便利な一品です。
まとめ
ワタリガニやイシガニは思ったより身近な漁港に棲息しており、カニ網を使うと割と簡単に捕れます。
ただ、漁具使用には都道府県ごとに細かいルールが存在しますので、法律に順守すながら本稿を参考に選定したカニ網を使ってお楽しみいただければ幸いです。
カニ網の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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