カバースキャットが使いやすいロッドおすすめ6選!サイズ毎の最適竿!

人気ルアーメーカーのデプスから2018年に発売されて以来、各地で爆発的な釣果が出ているのがカバースキャットです。

その釣果能力の高さから、ノーシンカー高比重の釣りを定番化させたルアーでもあり、まだまだ注目ルアーと言えるでしょう。

そんなカバースキャットの釣りでは、タックルセッティングが最も重要とされており、釣果の差が出るポイントとなっています。

今回は、カバースキャットに最適なロッドを、カバースキャットのサイズ別でご紹介します。

落合宗一
執筆者
  • バス釣り歴20年
  • 年間釣行100日超え

中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。

カバースキャットのサイズ毎の竿選び

4inch(重さ26g)

カバースキャットの最大サイズとなるのが4inch。

高比重且つ、大型サイズなので、ノーシンカー状態でも非常に重量があります。

カバースキャットの釣りでは、ロッド操作を行い、カバースキャットをボトムジャークさせることが一般的な使用方法です。

この釣り方はワームにロッド操作の力を伝えることが重要なので、穂先が柔らかいロッドよりも硬めのロッドが適しています。

一般的に26gには、MHクラスのロッドが適切ですが、硬めのHクラス以上のロッドを使用するとよい動きが出せるでしょう。

また、カバースキャットには手足やテール等が取り付けられておらず、抜群のキャスティング飛距離を出すことができます。

特に、4inchではワーム単体の重量も相まって、圧倒的な飛距離を出すことができます。

遠投先では、ロッド操作の力を伝えにくくなるので、少し長めの7ft前後のロッドを使用し、ジャークの幅を広げるとよいでしょう。

もちろん、ワームのサイズが大きいほど、大型バスからの反応が多くなる傾向にあるので、ロッドパワーのある方が安心です。

3.5inch(重さ16.5g)

最も多くの釣り場で使え、標準サイズとなるのが3.5inch。

4inchより1つサイズを落として作られている中間的サイズです。

4inchよりもサイズが小さくなることから、使用するロッドの硬さと長さにも調整が必要となってきます。

3.5inchのカバースキャットを使用する場合、ロッドの硬さはMH~Hクラスのロッドが適していると言えるでしょう。

そして、4inchでのロッド選びと同様に、通常使う硬さよりも少し硬めのロッド選びが重要です。

ロッドの長さに関しては、4inchのほどのキャスティング飛距離は出せないので、6.6ft前後のロッドがおすすめです。

この6.6ft前後のロッドは、ジャークベイトロッドにも採用される長さなので、比較的軽快なロッド操作ができます。

更に、カバースキャットの釣りでは、常に水中底を感じる釣りでもあるので、張りが強く高感度ロッドである必要があります。

ロッドに使用されるカーボンの素材は、高弾性であるほど張りが強く、低弾性になるほど張りが弱くなります。

高弾性素材であるほど、感度の面で優れていますので、カバースキャットの釣りでは、高弾性ロッドが有利です。

2.5inch(重さ6.6g)

カバースキャットの最小サイズが、2.5inch。

子バスも狙えますが、最も釣り人が使用するタックルに悩むサイズでもあります。

4&3inchは、ベイトロッド一択ですが、2.5inchは、スピニング、ベイトの両方で使用できるためです。

しかし、カバースキャット2.5inchを使用する時におすすめなのが、4&3.5inchと同様のベイトロッドの使用です。

これは、できるだけ硬めのロッドを使用する点と、できるだけ太目のラインを使用するためにあります。

カバースキャットの釣りはラインが水中底を這っている状態となるので、根ズレが多く、ラインが切れてしまう可能性が高いです。

また、太いラインの方が比重は重たく、伸びも少ないので、その点からも太いラインが有利と言えるでしょう。

ベイトタックルでML以上、且つ、6.6ft前後のタックルを使用すると、2.5inchでも最適な動きを出すことができます。

釣り場によっては、2.5inchのみに反応する魚も存在するので、他のサイズと使い分けすることがおすすめです。

カバースキャットが使いやすいロッドおすすめ6選

【デプス】
ゲインエレメント(GE-66MH+R)

引用:Yahoo!ショッピング

カバースキャット専用ロッド

カバースキャットを生み出したデプスの専用ロッドで、3.5inchで最適な動きを生み出すことが出来るように設計されています

通常のMHパワーのロッドですが、穂先部分のみXHと同等の硬さが与えられている特徴を持っています。

この硬い穂先のおかけで、10mを超える水深でキレのある動きを与えることが出来るようになっています。

カバースキャットの釣りを極めたい方には、特におすすめ出来るロッドと言えるでしょう。

【デプス】
サイドワインダー(HGC-610MLXF/GP)

引用:楽天市場

デカバスにも対応できるMLロッド

軽量ルアーに対して高い汎用性を持ちながら、カバースキャット2.5inchに最適なロッドとして知られている1本です。

軽量ルアー用のロッドですが、穂先がしっかりとしているので、深めの水深でもしっかりと動きを出すことが出来ます。

また、魚を浮かせることが出来る力も強く、ビッグバスが相手で会っても余裕を持った対応ができるでしょう。

6.10ftの長さもあり、カバースキャットの遠投性能を増すことが可能です。

【メガバス】
デストロイヤー(F6.1/2-67X)

引用:Amazon

4inchに最適な高感度ショートロッド

カバースキャット4inchと相性が良い、Hクラスのパワーを持つロッドです。

アタリを検知して即フッキングに持ち込むことが出来る張りの強さを持ちつつ、胴調子なので、ラインの緩急もつけやすいです。

カバースキャットのボトムジャーク用としてはもちろん、長さを活かして手返しの良いカバー撃ちも得意なロッドとなっています。

古くからデストロイヤーシリーズの王道番手の一つとして知られている、人気モデルとなっています。

【シマノ】
エクスプライド(167MH)

見た目以上の操作性を持つワームロッド

シマノの中核的なロッドとして存在しているモデルであり、多くのベテランの釣り師から高い評価を得ているロッドです。

167MHは穂先が柔らかいワームロッドとは異なり、ロッド全体で強い張りがあるので、特にカバースキャットとの相性がよいです。

また、ロッドグリップ部分がカーボンで作り出されているので、ロッド重量が軽く、見た目以上の軽快感を感じるでしょう。

ラバージグやテキサスリグとの相性が良い1本となっています。

【シマノ】
ゾディアス(172MH)

高コスパ&高汎用性を持つパワーロッド

高いコストパフォーマンスを持ちながら、高い実用性で多くの釣り人から慕われているロッドシリーズです。

172MHは重量級ルアーに高汎用性を持っているロッドとして作り出されており、10~30gまでのルアーに対応できます。

幅広いルアーに対応できますが、カバースキャットとの相性も良く、ロッド1本で釣り場をじっくり攻略できるでしょう。

ロッド本数が限られるおかっぱりでは特に、強い味方になってくれるロッドとなっています。

【ダイワ】
ブラックレーベル(SG 681MH/MFB)

引用:Amazon

高弾性素材で作られた高感度ロッド

高弾性素材を中心に作り上げられているロッドであり、高い感度と軽量性を兼ね揃えているモデルです。

数ある番手の中でもSG 681MH/MFBは、穂先がMHクラスで、その他の部分はMクラス硬さを持っている特殊なロッドです。

カバースキャットの釣りはもちろん、根掛かり回避能力に優れているので、果敢にカバーエリアを攻める釣りに適しています。

高弾性素材によるシャープな使い心地が魅力のロッドとなっています。

紹介アイテム一覧

カバースキャットロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

デプス
ゲインエレメント(GE-66MH+R)
デプス
サイドワインダー(HGC-610MLXF/GP)
メガバス
デストロイヤー(F6.1/2-67X)
シマノ
エクスプライド(167MH)
シマノ
ゾディアス(172MH)
ダイワ
ブラックレーベル(SG 681MH/MFB)