タラジギングで、ジグと同じくらい大切なのがアシストフックです。
ジギングにおけるアシストフックは非常に重要で、釣果が大きく変わってしまうことも少なくありません。
特にタラはあまり食べ方が上手な魚ではないので、アシストフックの役割も大きく、ジグの上下に適切なフックを付けることでキャッチ率をアップさせることができます。
しかしジギングで使うフックは種類やサイズが多く、どれを選べばいいのか分からない方もいると思います。
そこで、今回はそんなタラジギングにおけるアシストフックの選び方とおすすめを紹介しますので是非チェックしてみてください。
- 釣り歴25年/年間釣行100日以上
岩手県在住で、週2〜3回は海に通っています。小学生の頃に渓流釣りを始め、今はロックフィッシュやジギングなどの様々な釣りに夢中になっています。ロックフィッシュでは大会入賞の経験が多数あります。
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目次
タラジギング用アシストフックの選び方
位置
フロント
フロントに付けるアシストフックは、アシストラインとフックの長さを合わせて、ジグ全体の長さの三分の一程度になるようにセットします。
タラジギングの場合は基本的にフロントとリア両方にフックを付けますので、前後のフック同士が絡まない長さにすることが重要です。
また、トラブルを避けるためにアシストフックを短くしすぎると掛かりが悪くなるので、適切な長さにセッティングすることで、フォールでのバイトを掛けやすくなります。
リア
リアに付けるアシストフックも、アシストラインとフックの長さを合わせて、ジグ全体の長さの三分の一程度になるようにセットします。
フロントとリアのフックの長さを揃える事で、フック同士や、メインラインとフックが絡まる通称エビになるトラブルを防止することができます。
また、タラはボトム周りを集中的に攻めるので、リアフックの長さをやや長めにセッティングすることで根がかりしにくくすることができます。
フックサイズ
フックサイズはジグに合った適切なサイズのものを選びます。
メーカーによって表示とサイズが違ったり、ライトジギング用、通常のジギング用などの用途によってもサイズが違うので一概には言えませんが、タラで最も多く使用する200~300g程度のジグだと大体3/0~5/0位のものが適切なサイズになります。
極端に小さすぎる物を使用すると強度が足りなかったり、掛かりが悪くなったりしてしまいます。
逆に大きすぎるものを使用すると、フック同士が絡んでトラブルになってしまうので、適切なサイズのフックを使用するようにしましょう。
フックの太さ
フックの太さはどちらかというと細軸の物がおすすめです。
タラは魚の中でもあまりエサを食べるのが上手な魚ではないので、しっかりとジグが口に入らず、頭の周辺にフックがスレ掛かりすることも多いです。
口以外にフックを掛ける場合は、通常よりもどうしても掛かりにくくなってしまうので、刺さりやすい細軸のフックで少しでも刺さる確率を上げていった方が釣果アップにつながります。
タラは大きい魚なので強度が心配なところですが、細軸でも適切なサイズのフックを使用すれば問題なくキャッチすることが出来ます。
フックの数
シングル
シングルフックのメリットは、フックが一つなので魚が掛かった後の取り外しが楽なことや、トラブルが少ないことです。
また、フックが二つある場合、一つ目のフックが刺さった後、二つ目のフックが変な場所に刺さることで逆にバレたり、口以外の場所に針が刺さってファイトが大変になってしまう場合がありますが、シングルの場合はその危険が少ないです。
ダブル
ダブルフックのメリットは何と言っても掛かりの良さです。
フックが二つ付いていて、お互い向きが違うので魚がどの方向からアタックしてきても対応できます。
青物などのエサを食べるのが上手い魚であれば、掛かった後のことを考えて、シングルフックを使用する方も多いですが、あまり上手に食べてくれないタラの場合はダブルフックでまずは掛けることを優先するのがいいでしょう。
タラジギング用アシストフックおすすめ5選
【オーナー】
JT-27ジガーライトツインシワリ(5/0)
フォールバイトを捉えるために作られた、シワリ型と呼ばれるフックを使って作られたアシストフックです。
フックポイントがほぼストレートなので、ついばむようなバイトや、絡みつくようなバイトもしっかりと掛けられるようなセッティングになっています。
また、ワイドゲイプ仕様によって、フッキング性能が向上しており、タフワイヤーと、平打ち化工によって強度も確保されています。
【がまかつ】
アシストフック バーティカルリミット ダブル(4/0)
フックポイントがストレートなので、絡みついてくるようなタラのバイトにも対応して掛けられるフックです。
耐久性も高く、大型のタラがかかっても負けないパワーを持っていながら、魚を掛けた後もしっかりとホールドしてくれるためバラシが少ないです。
アシストラインの長さをショートタイプかノーマルタイプか選べるので、その日の状況やバイトの仕方によって使い分けることができます。
【デコイ】
ツインパイク(3/0)
今までにない細軸設計によって刺さりの良さを実現し、ワイドゲイプ仕様によって掛かりやすい形になっています。
細軸ながらもCF加工やカーブ部分の平打ち加工によって強度も上がっており、アシストラインの張りと、絶妙な角度の設計によってフックの2本掛けを可能にし、バラシを軽減してくれます。
ライトにもヘビーにも使えるので、状況や魚のサイズを選ばずに万能に使えるアシストフックです。
【エゾハチ】
ささらさる(2/0)
フックはシャウト社製のTCフッ素加工がされていて貫通力が高く、フックポイントがストレートなので、絡みつくようなタラのバイトも掛けることができます。
アシストラインはフロロコアPEなので張りがあり、トラブルが起きにくい仕様です。
また、アシストライン、フックともに魚の警戒心を和らげる黒を採用しています。
【シャウト】
ツインスパーク(3/0)
あらゆるアクションやジグに対応したアシストラインの長さや、フックのサイズをラインナップしており、自分の釣りにあったベストなセッティングを作ることが可能。
しゃくりで反応するときはフロントフック長め、根がかりを防止するときはリア長めのセッティングが推奨。
フックの内向き、外向きも自由に変えられるので、いろいろと試しながらアシストフックを使用してみたい方におすすめ。
まとめ
今回はタラジギングで使えるアシストフック5選を紹介しました。
タラは口以外の場所にフックが刺さることも多いので、フック選びによって釣果が左右される部分も大きいです。
自分が使用しているジグに合ったアシストフックを選んで、タラジギングを楽しんでみてください。
アシストフックのサイズの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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