年々人気が高まっているショアジギング、ショアから狙う青物釣り用のショアキャスティング。
青物は泳ぎが早く、引きが強烈なため、制御権を得るにはパワーを持ったロッドが必要になります。
本記事では、入門におすすめの一万円以下の安いロッドから、中級者にもおすすめできるコスパ最強のロッドまで幅広く紹介します。
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目次
- 1 安いショアジギングロッドだと釣れない?
- 2 安いショアジギングロッドの価格帯
- 3 安いショアジギングロッドを使うメリット・デメリット
- 4 ショアジギングロッドの選び方
- 5 安いショアジギングロッドおすすめ15選
- 5.1 【タカミヤ】ファルケンR ウィズバレット(96MH)
- 5.2 【タカミヤ】リアルメソッドショアジギング GRⅡ (98MH)
- 5.3 【メジャークラフト】三代目クロステージ(CRX-1002MH)
- 5.4 【ダイワ】ジグキャスター(97MH)
- 5.5 【シマノ】コルトスナイパーSS(S100MH)
- 5.6 【ゼスタ】ランウェイXR(11MH ブルークローム)
- 5.7 【ジャンプライズ】ツーリミットブルーバトル(96/3)
- 5.8 【ダイワ】ラテオR(110MH)
- 5.9 【シマノ】ディアルーナ(S100MH)
- 5.10 【アピア】グランデージSTD(106MH)
- 5.11 【シマノ】ソルティアドバンス ショアジギング(S100MH)
- 5.12 【メジャークラフト】ソルパラ ショアジギング(SPX-962MH)
- 5.13 【メジャークラフト】ファーストキャスト ショアジギング(FCS-1002MH)
- 5.14 【アブガルシア】ソルティースタイル ショアジギング(STJS-962MH-KR)
- 5.15 【プロマリン】アーティコルサ SJ(96MH)
- 6 まとめ
安いショアジギングロッドだと釣れない?
ショアジギングロッドを選ぶ上で価格帯を気にする方も多いのではないでしょうか。
確かに10kgオーバーのヒラマサやカンパチなどを狙う場合には、よりブランクスのパワーが強いハイエンドクラスのロッドを選択する必要があることもありますが、大多数の場合はロッドの価格で釣果に影響する場合は殆どなく、釣果を得る為には状況選択やポイント選びによるところが多いです。
釣りをする上で、道具もさることながら釣果を上げるのは状況選択や観察、ポイント選びの方がより重要になります。
安いショアジギングロッドの価格帯
近年では買う分野のロッドにおけるエントリーモデルのラインナップが豊富になってきており、ショアジギングロッドにおいても例外ではありません。
国内釣り具メーカー大手のシマノ、ダイワからその他のロッドメーカーまで非常に幅広いロッドから選ぶことが出来、価格帯としては1~2万円のものが多いですが、1万円以下で変える激安ロッドも存在しています。
どのロッドも各メーカーの特徴がありながら、しっかりとした基本性能が備わっているものが殆どですので、各メーカーの特徴を抑えながら最適な一本を選びましょう。
安いショアジギングロッドを使うメリット・デメリット
メリット
エントリーモデルのショアジギングロッドのメリットと言えば安価に手に入る価格帯と言えるのではないでしょうか。
ハイエンドクラスのロッドを1本購入出来る金額で、より状況に合わせたタックル選択を増やすことが出来、2~3本を購入することが出来ます。
状況に応じたタックルをリーズナブルに選択できる点は安価なショアジギングロッドを選択する上で大きなメリットとなります。
デメリット
安価なロッドのメリットは紹介しましたが、デメリットももちろんあります。
100g以上のヘビージグを使用する際は、ロッドのシャープさが少なくシャキッとしたキャストが決まり難いです、
また10㎏オーバーのヒラマサやカンパチなどの魚をロッドの復元力で受け止め浮かすシーンなどではハイエンドクラスのロッドと比較するとどうしても劣ってしまいます。
しかし10㎏オーバーの大型サイズをメインで狙うシーン以外では充分に使用出来る為、気にしなくても問題ありません。
ショアジギングロッドの選び方
地域に合わせたロッド選択が必要です。小型のワカシやイナダが多い地域と、ワラサやブリが多い地域ではロッドの必要なパワーが変わってきます。
ここでは基本的な選び方を紹介しますので、これから入門の方のロッド選びの参考になれば幸いです。
長さの選び方
後は足場の高さと魚の回遊ルートが近いか、遠いかでロッドの長さを選択します。
ロッドは長ければ長いほど飛距離は出ますし、短ければ操作性が上がるので、そのポイントと自分に合ったロッド選択が間違いないです。
ロッドの硬さ(対応ルアー重量)の選び方
ロッド自体の強度は適合するPEラインで判別します。
地形が荒い磯での大型の青物とのファイトはロッドもラインもかなり負荷を掛けて強引にファイトしなければならない為、魚と地形に合わせた選び方が必要になります。
ルアーウェイトはベイトサイズと風や潮の流れの早さの選択なのでそこまでは気にしなくて大丈夫です。
最低でも20gから60gのルアーを投げられれば問題ないです。
キャストの仕方
ペンデュラムキャストの練習で十分な飛距離は出ます。
バックスウィングキャストをよく見かけるのですが、デメリットの方が多いのでショアジギングロッドでバックスウィングキャストはやめましょう。
最悪ロッドの破損などに繋がります。
ショアジギングロッドは強靭なロッドなので安くて折れるなどの破損は滅多に無いので次はなるべく安めのショアジギングロッド10選の紹介です。
安いショアジギングロッドおすすめ15選
【タカミヤ】
ファルケンR ウィズバレット(96MH)
タカミヤからリリースされている最安ロッドになります。
初めてのショアジギングにおすすめです。
一万円以下のロッドで有りながら粘るバッドパワーと遠投力もきちんと備えているので安くても安心して使用出来るロッドになります。
ラインナップもMLからHまで有りライトショアジギングも出来るモデルもあるので、
小型の青物、ハタゲームからカンパチ、ヒラマサまでの性能をこの価格で遊べるのは最高の魅力です。
ロッドに迷うぐらいならこの1本を厳選して使用し、次に新しいロッドを買うときに自分のスタイルに合うロッドを探した方が自分の求めてる性能も明確に見えてくるのでおすすめします。
全長 | 2.90m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 149cm |
自重 | 234g |
先径/元径 | 2.0/15.7mm |
ルアーウェイト | MAX 80g |
適正ライン(PE) | MAX 2.5号 |
【タカミヤ】
リアルメソッドショアジギング GRⅡ (98MH)
タカミヤからリリースされているショアジギングロッドになります。
ファルケン ウィズ バレットの素材やガイドが進化したモデルと思っていただければ幸いです。
素材が変われば感度や操作性も良くなります。
感度や操作性が上がれば必然的に流れの変化などの情報量が増えますし、低活性時に起こるショートバイトにも対応が出来るようになってくるので魚からのコンタクトが自然に増えてくるようなイメージです。
入門者から上級者まで納得がいく仕上がりなので価格的にもおすすめします。
全長 | 2.95m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 152cm |
自重 | 288g |
先径/元径 | 2.3/16.0mm |
ルアーウェイト | MAX 100g |
適正ライン(PE) | MAX 3.0号 |
【メジャークラフト】
三代目クロステージ(CRX-1002MH)
メジャークラフトからリリースされているショアジギングロッドになります。
こちらのロッドはショアジギングはもちろんですがプラッキングにも最適なロッドです。
ロッドの重量が軽いのでジグには反応が無いときのトップウォータープラグやシンキングペンシルの水面直下巻きやスキッピングが有効になります。
ロッド重量が重いと疲労も蓄積されますし、長い時間ロッドを振るのが困難になっていきますので軽いロッドを選ぶことも1つの考えです。
ロッドの使用感もしなやかなので万人受けするロッドに思えます。
一万円台でこのスペックであれば文句無い1本です。
全長 | 10ft |
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継数 | 2ピース |
ルアーウェイト | 40~80g |
適正ライン(PE) | 1.5~3.5号 |
アクション | レギュラー |
【ダイワ】
ジグキャスター(97MH)
ダイワからリリースされているショアジギングロッドになります。
シーバスロッドのように使いやすく、バッドパワーもあり、飛距離も出せる中級者向けのロッドです。
ティップが比較的に柔らかいので魚を掛けると言うより乗せやすいロッドになります。
ティップが柔らかい分魚の引きをしっかり吸収してくれるので口切れなどの防止に繋がりドラグ調整でフックアウト防止の設定もしやすいです。
キャストはしっかりバッドにルアーの重みを乗せなければロッド本来の飛距離は出しにくいのでキャストはしっかり曲げ込みましょう。
【シマノ】
コルトスナイパーSS(S100MH)
シマノからリリースされているショアジギングロッドになります。
二万円台で有りながら遠投性、操作性、パワー、を高次元に高めたロッドですので使う人を選ばないロッドとも言えるでしょう。
シマノ特有の張りのある構造で感度も抜群になります。
ラインナップの多さ、対応魚種の幅の広さも特徴がありシマノならではのスペックの良さを低価格で実現しているので値段以上の性能を期待出来るロッドです。
磯からの大型の青物とも安心してファイト出来るパワーなので、不意の大物が現れるポイントではこのクラスのロッドがあると安心してファイト出来ます。
全長 | 3.05m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 157cm |
自重 | 260g |
ルアーウェイト | MAX 80g |
適正ライン(PE) | MAX 3号 |
【ゼスタ】
ランウェイXR(11MH ブルークローム)
ゼスタからリリースされているショアジギングロッドになります。
このロッドの一番の特徴は抜群な飛距離です。
他の人が届かないエリアまでルアーを飛ばすことが出来るのでヒットゾーンが遠い場合でもこのロッドの飛距離だから釣れたと思えた瞬間が何度もありました。
中弾性カーボンと高弾性カーボンのメリットの部分が上手く融合して出来ています。
バッドパワーは中弾性カーボンの粘りが有り魚を包むようなイメージです。
ティップまでは高弾性のキャスティング性能が活かされて感度も有り、しなやかでも張りがあるイメージになります。
ロッドの軽さも強みなので三万円台と価格は上がりますが、長く使用出来る信頼のあるロッドです。
全長 | 3.35m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 171cm |
自重 | 237g |
先径/元径 | 2.2/15.4mm |
ルアーウェイト | 20~50g |
適正ライン(PE) | 0.8~2.0号 |
【ジャンプライズ】
ツーリミットブルーバトル(96/3)
ジャンプライズからリリースされているショアジギングロッドになります。
このロッドは中型から大型の青物やキハダなどのビッグゲームにも使えるロッドです。
使用感はビッグゲームに対応していながら繊細で30kgから40kgのキハダをテストで複数キャッチしております。
2ピースモデルのショアジギングロッドの限界値を越えた異次元のロッドになります。
ショアからのヒラマサも動画でも複数キャッチしており実績は言うまでもなく抜群。
バックアッパーと言うグリップ脱着式モデルは過去に1度も破損報告を受けていないロッドがあり、2ピースで有りながら95%の破断強度を実現。
開発者は絶対に折れないから思いっきり曲げ込んでほしいとファンには公言しています。
ビッグゲーム対応でこの軽さとしなやかな使用感は反則的な性能と言っても過言ではないです。
全長 | 2.90m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 149cm |
自重 | 309g |
ルアーウェイト | MAX 120g |
適正ライン(PE) | 2~4号 |
【ダイワ】
ラテオR(110MH)
ダイワからリリースされているショアジギング対応のシーバスロッドになります。
小型から中型の青物や、タチウオ狙いのショアジギングに滅法強いロッドなのでショアジギングロッドではありませんが紹介させていただきます。
MHクラスのみの紹介になりますが、ショアジギングロッドを1日中振っているとかなり疲れますよね。
このロッドなら軽さも使用感も軽快なので1日振っていても疲れません。
中型の青物や大型の青物が回遊してこない場所であれば、このクラスのシーバスロッドが一番ショアジギングに向いています。
タチウオやイナダ、ショゴ、サゴシぐらいであれば楽しみながら釣れるスペックです。
他にはラインを細くしないと反応しない賢い魚にも有効なので、こちらも参考にしてみてください。
全長 | 3.35m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 172cm |
自重 | 175g |
先径/元径 | 2.2/15.2mm |
ルアーウェイト | 10~60g |
適正ライン(PE) | 1.0~2.5号 |
【シマノ】
ディアルーナ(S100MH)
シマノからリリースされているショアジギング対応のシーバスロッドになります。
このロッドもMHモデルの紹介になりますが持ち重りの軽減で操作性を上昇させ、感度と操作性とパワーを兼揃えたロッドです。
磯でのヒラスズキや青物を制御出来るパワーがあるので多彩な釣りにも対応しています。
ジギングのアクションもロッドが軽快な為、負担がなく感度も良いのでバイトを逃しにくいのもこのロッドの特徴です。
シーバスロッドでは有りますが性能はショアジギングロッドにも劣らないので多彩な釣りをしたい方におすすめします。
全長 | 3.05m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 155.9cm |
自重 | 170g |
ルアーウェイト | 10~56g |
適正ライン(PE) | 1.0~2.5号 |
【アピア】
グランデージSTD(106MH)
アピアからリリースされているショアジギング対応のシーバスロッドになります。
こちらもMHクラスの紹介になります。
中弾性カーボンのロッドなのでよく曲がり、よく粘ります。
しなやかなティップと異次元のバッドパワーでメーターシイラを軽く制御した実績もあるシーバスロッドです。
万能な使用感と曲がり方が特殊なので使っていて物凄く楽しいロッドになります。
柔らかめのロッドにはなりますがパワーは抜群にあるロッドでオールラウンドに使えるのでオールシーズン使いたい方にもおすすめです。
全長 | 10.6ft |
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自重 | 225g |
ルアーウェイト | 14~50g |
適正ライン(PE) | 1~2号 |
【シマノ】
ソルティアドバンス ショアジギング(S100MH)
豪快な大遠投を可能にする10ftのロングレングスモデルで、沖磯や地磯から良型青物を狙えます。
やや硬めにセッティングされたブランクスは、大型青物にも対応できるバットパワーを備えています。
初めてのショアジギングロッドとしても最適で、コスパ力も申し分ありません。
やや重めのメタルジグやプラグを、軽快にキャストしたい人におすすめのモデルです。
【メジャークラフト】
ソルパラ ショアジギング(SPX-962MH)
高品質なコスパモデルが揃うメジャークラフトにあって、特に人気が高いショアジギングロッドです。
60g前後のメタルジグに最適で、キャスティング性能と操作性を高次元で両立しました。
9.6ftの長さは初心者にも扱いやすく、スピニングならではの遠投を楽しめます。
本格的なスペックを安く手に入れたいなら、迷わず手に取りたいロッドの一つです。
【メジャークラフト】
ファーストキャスト ショアジギング(FCS-1002MH)
ショアジギングに求められる基本的性能を徹底的に追及し、なおかつ低価格に仕上げたコスパモデルです。
これからショアジギングを本格始動する方に適しており、80gまでのメタルジグを快適に扱えます。
10ftクラスの遠投モデルで、いつもより遠いポイントへのキャストが容易になりました。
大型青物に対応するバットパワーも備えた、上位機種譲りの実力派です。
【アブガルシア】
ソルティースタイル ショアジギング(STJS-962MH-KR)
エントリーロッドでありながら、初心者からベテランまで幅広く愛用される人気モデルです。
ターゲットとなる対象魚も多彩で、大型青物や根魚の強烈なヒキに耐えうるバットパワーを持っています。
最新ガイドシステムを搭載することにより、初心者が心配するライントラブルもほとんど起きません。
デザイン性が抜群に良いため、女性アングラーにも人気です。
【プロマリン】
アーティコルサ SJ(96MH)
軽くて持ちやすい激安価格のショアジギングロッドで、優れた操作性は初心者用としてもおすすめです。
80gまでのメタルジグを遠投できるため、遠目に発生したナブラ撃ちも苦にしません。
MHパワーのブランクスは強度と耐久性があり、バットパワーは大型青物にも対応できます。
激安価格と基本性能のバランスで選ぶなら、候補に入れておきたいモデルです。
まとめ
ショアジギングロッドの紹介をさせていただきました。
まずは安いロッドから使用してみて自分が求めてる性能を求めていった方がいろいろなロッドのメリット、デメリットも見えてくるので安いからと言って見落とさずにいろいろなロッドを使っていただければ幸いです。
以上になりますが最後まで読んでいただきありがとうございました。
安いショアジギングロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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