チャターベイトおすすめ24選!時期毎の使い方も紹介!安いチャターも!

アメリカで火がついた後、今では日本でも定番の巻物の釣りとして人気が高いチャターベイトは、ハイアピールが出来るバス釣りルアーとして各地で安定した釣果を出しているルアーの一つとなっています。

そんなチャターベイトですが、他のルアーと比べて登場してからまだ年月が経っていないことから、使い方や出しどころが分からないアングラーも多いのではないでしょうか。

今回はそんなチャターベイトの選び方や使い方を始め、初心者に嬉しい安いチャターベイトや、おすすめのチャターベイトと時期別の使い方をご紹介します。

別の記事では、チャターベイトが扱いやすいロッドおすすめのトレーラーワームも紹介しているので、興味がある方はぜひ見ていただければと思います。

この記事で得られる事
  • チャターベイトの特徴や使いどころがわかる

  • チャターベイトの選び方が分かる

  • 時期別のチャターベイトの使い方が分かる

  • 実績のある人気なチャターベイトが分かる

落合宗一
執筆者
  • バス釣り歴20年
  • 年間釣行100日超え

中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。

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目次

そもそもチャターベイトとは?特徴や使いどころを解説

チャターベイトって何?
  • スピナーベイトのワイヤーがなく、ヘッドのフロントにブレードが付いている

  • 泳がせるとブレードで水を受け、バイブレーションを発生する

  • アピール力が強く、遠くのバスを引き寄せる力を持っている

  • 特に水が濁ったエリアで有効となる

チャターベイトとはブレードジグとも呼ばれているルアーで、スピナーベイトのワイヤーが無くなり、ブレードがヘッドのフロントに付けられた形をしているルアーです。

チャターベイトはフロントに取り付けられたブレードに水流を受けることで、強いバイブレーションを出すことが出来るようになっているのが特徴で、遠くのバスを引き付けることができるルアーとなっています。

このため、チャターベイトは、濁りなどでバスの視界が効きにくい時がチャターベイトの威力が発揮しやすい条件と言えるでしょう。

特に、マッディーウォーターやステインウォーター、そして台風などの雨風で濁った時のクリアレイクなどが、チャターベイトの使いどころと言えます。

チャターベイトのメリット・デメリット

チャターベイトのメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

メリット

メリットをチェック
  • 高アピール力で、広範囲からバスを引き寄せることが出来る

  • シングルフックでウィードに絡みにくい

  • 手返しのよいフィールドサーチが出来る

チャターベイトのメリットは数あるルアーの中でもとりわけ高いアピール力を持っていることが挙げられます。

水の抵抗を受けて激しいバイブレーションを出すことが出来る他、ブレードがスレる独特の音を出すことが出来るので、広範囲からバスを引き寄せることが出来るルアーです。

そして、次にあげられるメリットが、トリプルフックのルアーでは攻略出来ないエリアを攻略することが出来ることです。

特にウィードエリアなど、トリプルフックが付いたルアーではウィードが絡みついて動きが出せない場合であっても、上向きのシングルフックのチャターはその問題もなく、手返しよくエリアをサーチすることが可能です。

デメリット

デメリットをチェック
  • 入り組んだ場所で根掛かりの可能性あり

  • 強すぎるアピールでバスを怯えさせる可能性あり

チャターベイトを使用するデメリットは、メリットでもある非常に強いアピール力を持っている点です。

アピール力が強い為、数多くのバスを引き寄せる力を持っているルアーですが、逆にアピール力が強すぎるので、スレているフィールドやクリアレイクでは見切られてベイト数が減ってしまう傾向が出ることがあります。

また、チャターベイト自体はシングルフックですが、ルアー自体に浮力がない為、根掛かりが多いルアーの一つとなっています。

このため、フラットなフィールドでは非常に使いやすいルアーですが、ブレイクやロックエリアなどの変化の激しいエリアでは根掛かりが発生して釣りの効率が下がってしまう可能性があります。

バス釣り用チャターベイトの選び方

アクションの違い

チャターベイトの動きは大きく分けて2種類あり、リトリーブを行った特に左右へふらつき(千鳥)ものと、リトリーブに対して真っ直ぐ泳ぐ直進系を使い分ける必要があります。

直進系のチャターベイト

直進系の選び方をチェック
  • 障害物に対してタイトなアプローチを行いたい時

  • トレースコースをコントロールしたい時

直進系のチャターベイトを使用する時は、ストラクチャーに対してタイトにチャターベイトを通過させる場合に有効です。

これは、千鳥タイプよりもチャターベイトのトレースコースが定まりやすい為であり、時として障害物にチャターを意図的にぶつけてバイトチャンスを生み出すことが出来るメリットも生まれるためです。

目で見えるストラクチャー攻略では、直進系のチャターベイトを使用し、障害物に対してタイトなアプローチを行うと良いでしょう。

千鳥系のチャターベイト

千鳥系の選び方をチェック
  • オープンエリアで幅広くアプローチを行いたい時

  • 繊細なトレースコースが必要ない時

千鳥系のチャターベイトは、リトリーブを行うだけでバランスを崩してふらつきのアクションを出すことが可能です。

千鳥アクションが出せるチャターベイトは、直進系のチャターベイトよりもリトリーブ時に左右へトレースコースが動いてしまいますが、自発的にバランスを崩すのでオープンウォーターでもバスのスイッチを入れることが可能です。

千鳥系のチャターベイトは、明確な障害物が見当たらないオープンエリアやウィードの上など、幅広いエリアでサーチベイトとして使用することがおすすめです。

重さの選び方や使い分け

重さの使い分けをチェック
  • 使用する水深によって使い分ける

  • リトリーブのスピードで使い分ける

チャターベイトはスピナーベイトや他のルアーと同様に様々な重量展開がされているルアーの一つです。

チャターベイトの重量を選ぶ時には、アプローチしたい水深に合わせて重量を選ぶことを基本として覚えておくと良いでしょう。

特に重めなチャターベイトは、水深のあるエリアで使用し、シャローエリアでは軽めな重量を使用することとなりますので、それぞれの水深に合った重量選択を行う必要があります。

また、チャターベイトを上手に活用する釣り上手なアングラーは、チャターベイトのリトリーブスピードに合わせて重量選択を行っており、シャローエリアでも高速巻きで使用する場合は、適切な重量より更に重めのチャターを使用する場合もあります。

色(カラー)の選び方や使い分け

チャターベイトのカラー選択の基準は2つあります。

カラーの使い分けをチェック
  • フィールドの水の色に合わせる

  • フィールドのメインベイトのカラーに合わせる

水の色に合わせてカラーを選ぶ

1つ目が水の色に合わせたカラー選択です。

特に濁っているエリアではチャート系や、ブラック系等の比較的視認しやすいカラーを選び、ステインエリアではナチュラル系のカラーに寄せる等の方法です。

ベイト(バスの捕食対象)に合わせてカラーを選ぶ

そして2つ目が、マッチザベイトのカラーリングに合わせることです。

フィールドはそれぞれ異なるメインベイトがありますので、メインベイトのカラーリングにチャターベイトの色を合わせる方法です。

特にフィッシングプレッシャーでスレているフィールドやバスの視界が効きやすいステインレイクやクリアレイクで有効となるカラー選択の方法です。

音の強弱や音質

音の使い分けをチェック
  • 小さい音のモデルから投入し、ナーバスなバスから狙う

  • 高活性&ルアーに気づいていない場合は、音量を上げる

  • 反応が続かない場合は音質をローテーションする

チャターベイトはハイアピールが出来るルアーであり、その名の通り、リーリングによって大きくバイブレーションを行うことができるので、ブレードとヘッドに装着されているアイ部分が擦れることで、金属的なアピール音を出すことが可能です。

そんなチャターが奏でる音質は様々で、高音の物から低音の物、そして第ボリュームなサウンドまで多く存在します。

スナップや各パーツが擦れるので、完全なサイレントモデルはありませんが、基本的に音の小さいチャターからフィールドへ投入し、ハイアピールでは獲れないナーバスなバスを先に狙うのがおすすめです。

もしバスの活性が高い状況やルアーに気づいてないようであれば、より強大なバイブレーションと大きなサウンドのチャターベイトに切り替えると良いでしょう。

それでもバスが反応しない場合や藩王が続かない場合は、チャターベイトが出す音質をローテーションすることがおすすめです。

チャターベイトにはトレーラーワームが必要?不要?

トレーラーワームとは、チャターベイトのフックに付けるワームの事です。

トレーラーワームが必須と思われている人もいるかもしれませんが、実はトレーラーなしでも十分に釣果を上げることができます。

アピール力を重視したい、飛距離を出したい、浮き上がりを抑えたいなど、状況に応じて使い分けることが重要です。

詳しくは、トレーラーワームの必要性や選び方の記事をチェックしてみてください。

人気なバス釣り用チャターベイトおすすめ14選

【エバーグリーン】
ジャックハンマー

重さ 3/8oz・1/2oz・3/4oz・1.2oz
カラー 21色

チャターベイトの王道として知られているルアーです。

チャターの本質であるハイピッチ&ローリングアクションを極限まで高めた上で、低音サウンドを奏でることが出来るチャターベイトです。

数々のトーナメントで使用されるハイパフォーマンスチャターの一つです。

ジャックハンマーのインプレ抜粋

釣れるチャターベイトで上位ではないでしょうか。リトリーブスピードにとらわれず釣れていて、トレーラーワームも何でもいいのでは?と思うぐらい釣れます。

ジャックハンマーの関連動画

【一誠】
AKチャター

重さ 8g / 10 / 13g
カラー 8色

数あるチャターの中でも極薄のブレードを備えており、振れ幅の小さい千鳥アクションを出すことが出来る人気のチャターです。

チャター自体の浮き上がりやすさが高められており、チャターの弱点でもあるスナッグレス効果が高められています。

特におかっぱりアングラーから人気が高いモデルです。

AKチャターの関連動画

【D-STYLE】
ディーブレード

重さ 8g / 10g / 12g
カラー 8色

カバーに対して積極的なアプローチが出来るチャターベイトとして人気が高いルアーです。

形状記憶合金で作られている独特なガードワイヤーが装着されており、フッキング率を維持しながら、障害物への回避能力が高められています。

カーブフォールでもしっかりとバイブレーションを出す設計となっているので、テンポよくカバーをチャターで攻める釣りにおすすめです。

D-BLADEの関連動画

【DEPS】
Bカスタムチャター

重さ 3/8oz、1/2oz
カラー 12色

デカバスを捕るために作られたチャターベイトです。

チャターベイト自体が後方重心で作られているので、優れたキャスタビリティーを持っているチャターです。

特にデカバスが潜むエリアへ長時間コンタクト出来るようにヘッドバランスが取られており、卓越したレンジキープ能力を持っています。

もちろん、デカバス対応の太軸ワイドゲイプフックが採用されています。

Bカスタムチャターの関連動画

【メガバス】
ロビンブレード

重さ 3/8oz
カラー 6色

メガバスのチャターは千鳥アクションが出ない直進系のチャターです。

アングラーがチャターの振動を感じやすいように、オリジナルのV字に折られたブレードが採用されています。

また、トレーラーを付けた時にもワームがズレ難いようにダブルキーパーが採用されているので、長時間ストレスのない使用が可能です。

ロビンブレードの関連動画

【ボレアス】
モザイクチャター

重さ 3/8oz、1/2oz
カラー 8色

他のチャターベイトが極薄のブレードを採用しているのに対して、ボレアスのモザイクチャターは5mmという厚みのあるブレードを採用することで、トルクフルな水押しが出来る様にしてあります。

また、早引きしても水面を割りにくいバランスセッティングとなっているので、広範囲をスピーディーに探るにも適しているチャターです。

モザイクチャターの関連動画

【ジャッカル】
ブレイクブレード

重さ 3/16oz、1/4oz、3/8oz、1/2oz
カラー 16色

異なる4種類の重量展開がされており、それぞれで異なるブレードセッティングがされているチャターベイトです。

幅広いリーリングスピードに対応できるようになっている他、取り付けるトレーラーによって動きを変えることが出来る面白いチャターです。

状況に合わせて動きの質を変えることが出来る、人気チャターです。

ブレイクブレードの関連動画

【ジャッカル】
デラブレイク

重さ 1/8oz、3/16oz、1/4oz
カラー 10色

チャターでの数釣りをコンセプトとして作られたチャターベイトです。

小型のチャターベイトですが、高いバランス設計が施されているので、フィールドを問わず使用できるようになっています。

コンパクトですが、3種類の重量展開がされているので、水深別で使い分けることも可能です。

デラブレイクの関連動画

【ダイワ】
STEEZ カバーチャター

重さ 1/8oz、3/16oz、1/4oz、3/8oz、1/2oz
カラー 13色

カバー攻略用のチャターとして人気が高いルアーとなっています。

チャターとしては珍しくブラシガードが取り付けられているので、障害物回避性能が高い特徴を持っています。

また、ヘッド形状もスキッピングがし易い形状となっているので、カバーの奥にスキップさせてカバーの奥からバスを引きはがすことも可能です。

STEEZ カバーチャターの関連動画

【ジークラック】
スイングチャター

重さ 1/4oz、3/8oz、1/2oz
カラー 28色

他のチャターベイトよりも安価で手に入れることが出来、確かな基本性能を持っているチャターです。

薄型のブレードやオリジナル形状のシリコンスカートが採用されているので、幅広くフィールドをサーチできることはもちろん、カーブフォール中でもスカートが艶めかしく揺らめくことでバスのスイッチを入れることが可能です。

スイングチャターの関連動画

【フラッシュユニオン】
フラッシュジャンパー

重さ 1/4oz、3/8oz、1/2oz
カラー 10色

超低速から超高速まで対応できるチャターベイトです。

非常にスローなリーリングを行っても手元でしっかりとバイブレーションを感じながらリーリングが出来るようになっています。

超スローな巻きから、食わせ所で超高速巻きにスイッチするなど、バスを刺激する使い方が可能なチャターです。

フラッシュジャンパーの関連動画

【レイドジャパン】
マックスブレード Type-POWER

重さ 11g / 14g
カラー 8色

グッドコンディションのバスを手早く釣る探ることに長けているチャターベイトです。

強波動でスローにアプローチが出来るチャターベイトで、ブラシガードが取り付けられているので、スナッグレス効果も高い仕様となっています。

物陰に潜んでいるバスをパワーで引き出すことが出来るチャターベイトです。

マックスブレードの関連動画

【TAKAMIYA】
FALKEN R FALKEN CHATTER

重さ 1/4oz、3/8oz
カラー 7色

低価格ですが、使用しているユーザーからは高い評価を得ているチャターベイトです。

特にシャッドテール系のワームとの相性がよく、巻き出しの立ち上がりもよりので、ピンポイントと幅広いエリアサーチの両方で使用可能です。

コストパフォーマンスが高い、おすすめのチャターです。

【フィッシュアロー】
DKチャター ウィードレス

ウィードレス性能に特化したチャターベイトとなっており、タングステンヘッドにオフセット形状のフックが採用されている点が特徴です。

オフセットフックタイプなので、フックポイントがむき出しにならず、ウィードやゴミを拾いにくいのはもちろん、フック交換もできてしまう優れものです。

低価格でありながら、非常に使い勝手がよいチャターベイトです。

【OSP】
O.S.P BLADE JIG

OSPから出されているチャターベイトはプレッシャーの高いクリアレイクでも使用することが出来るナチュラル重視のチャターベイトとなっています。

ブレード自体が透明に作り上げられているので、視界の効くクリアレイクであってもシルエットでバスへ警戒心を抱かせることなく、バイトに持ち込むことが出来る特徴を持っています。

また、スカート部分もショート/ミドル/ロングの3パターンで構成されているので、柔らかく複合的なナチュラルなアピールが出せるようになっています。

【ノリーズ】
フラチャット

カバーで使うチャターベイトとして作り上げられているのが、ノリーズから出されているフラチャットです。

一般的なチャターベイトと異なり、他のチャターベイトには無い独特なノーズ下がりのヘッド形状となっているので、障害物への回避能力が非常に高く、障害物への接触時にはヒラウチアクションを出すことで、バイトに持ち込むことを可能としています。

もちろん、チャターとしてのアピール力も高く作り上げられているので、カバーからバスを引きはがしてバイトに持ち込むことことが出来るようになっています。

【一誠】
ライアチャター

スカートレスのチャターベイトで、一誠から出されているワームであるライアミノーをトレーラーとして使用する専用設計が施されているモデルです。

スカートレスで、タイトピッチなウォブリングとなっているので、トレーラーワームを小刻みに震わせ、あくまでもナチュラルで使用することが出来るようになっています。

ライアミノーをトレーラーとして使用しない場合でも、小型のトレーラーワームへの相性は非常に良いので、チャターベイトで数釣りを楽しみたいアングラーへもおすすめしたいモデルです。

【mibro】
コブラチャター

シェローエリアを中心にチャターで攻略したいと考えているアングラーにおすすめのモデルです。

非常に重めのブレードと下向きのアイが付けられているので、リーリングを行うとライズアップしながら泳ぐことが可能となっていますので、複雑なカバーでもかわしやすい特徴も持っています。

また、フックはクロームメッキされているので、長時間トレーラーワームを付けた状態でもフックが錆びにくいのも嬉しいポイントとなっています。

【イマカツ】
モグラモスチャター・パーフェクション スーパーブレード

イマカツから出されているチャターベイトの特徴は、リーリングを行った時にルアーが自発的に発生させる幅の広い千鳥アクションにあります。

直線のみとなってしまいがちなチャターベイトの動きが、左右に軌道を変えながらアピールを続けることが出来るので、ルアー自身が自ら泳いでいるかのような動きを演出することが出来るようになっています。

又、ヘッドの重量も1/4oz、3/8oz、1/2ozの3種類の展開が行われているので、狙うことが出来る水深の幅も広い特徴も持っています。

【Z-MAN】
チャターベイト エリート

全てのチャターベイトの原形と言われているアメリカンルアーです。

他のチャターベイトよりも厚めで強度の高いブレードが付けられているので、ルアーとしての強度が高く作り上げられている他、切れの良いウォブリングアクションを演出することが出来るようになっています。

サイズの大きいフックが取り付けられており、デカバスにも対応することができる点もこのルアーが高い評価を得ているポイントとなっています。

【ジャクソン】
イガジグチャター

ジャクソンから出されているいるチャターは、リーリング時の操作性の向上が行われているチャターベイトです。

チャターベイトとしては、タイトな動きを出すことが出来るモデルとなっていますが、アングラーが扱いやすいようにリーリング時の抵抗出すため、フラット形状のヘッドとブレードブレードが追加されているモデルです。

リーリングでは手元でしっかりとチャターベイトの動きを確認出来るので、レンジコントロールがシビアな状況でも活躍できるルアーとなっています。

【エバーグリーン】
ジャックハンマーSB

登場して以来、各地で高い釣果を出し続けているジャックハンマーを、ハイプレッシャーレイク用にチューンされたモデルです。

通常のモデルと異なり、ブレードが透明になっている他、装着されているスカートも細くチューニングされているので、プレッシャーが高くチャターベイトを見飽きてしまっているバスに対してもアプローチを行うことが出来るようになっています。

サウンド自体はオリジナルのジャックハンマー譲りとなっているので、シルエットとのギャップが効果的なルアーとなっています。

【レイドジャパン】
マックスブレード Type-SPEED

レイドジャパンからだされてるチャターベイトの中で、弱波動で高速リトリーブに対応することが出来るモデルが、Type-SPEEDです。

Type-POWERでのハイアピールではキャッチすることが出来ない、プレッシャーの高いナーバスなバスへアプローチを行うために作り上げられたモデルとなっています。

Type-POWERのみでは、獲ることが出来ないバスをキャッチできるので、フィールド状況を見て使い分けるとモレのないアプローチを行うことが出来るようになります。

【メガバス】
ワイルドヘッダー

メガバスから出されているワイルドヘッダーの特徴は、金属的な高音を出しながら、アピールを行うことが出来る点です。

ブレードとヘッドのコネクションする部分がギアホール状に作り上げられているので、水中でチャターベイトがウォブリングを行う度にギアホール部分が擦れて他のチャターベイトには無い金属的な音を奏でることが出来るようになっています。

アクションの幅自体も非常に大きく作られているので、ビッグレイクを中心に使用したいチャターベイトです。

チャターベイトに適したタックル

ロッド

最適なロッドをチェック
  • 6.6ft~7.5ftのベイトロッド

  • 硬さはML~Hクラスのパワーがおすすめ

  • フィールド状況に合わせて、パワーランクを上げる

チャターベイトは巻き抵抗のあるルアーで重量もあるため、ベイトロッドの使用が良いでしょう。

チャターベイトに適しているロッドの長さとして6.6~7.5ftのロッドがおすすめです。

チャターベイトはスピナーベイト等と同様にロッドによるレンジコントロールが必要なルアーとなるため、ロッドにある程度の長さを持たせることでレンジキープがし易くなります

ロッドパワーは、ML~Hクラスが最適とされており、使用するチャターベイトの重量を基準として選ぶと間違いがありません。

ウィードや障害物に絡めて使う場合は、ジャストサイズのパワーよりワンランク上げげることで、チャターベイトのハングオフや、フックセット後に障害物に巻かれないためのパワーファイトを出来る様にするとキャッチ率を上げることが可能となります。

別記事ではチャターベイトにおすすめのロッドを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

リール

最適なリールをチェック
  • スプール径が34mm~37mmクラスのリール

  • 軽すぎず安定したリーリングができる重さのリール

  • 感度重視のハイギアリール/低負荷のローギアリール

チャターベイト自体は適度に重量がある物も多く、更にトレーラーの重量も上乗せされるので、スプール径が小さい物よりも、バーサタイルに使用できる34mmや遠投重視で37mmクラスのスプールが搭載された物を使用すると、キャスト飛距離を伸ばすことが出来るのでおすすめです。

また、チャターベイトなどの巻物の釣りにおいては、リールの重量が軽量過ぎるとリーリング時に手元がブレ易くなってしまうことがあるため、安定した巻きを実現したい方は、少し重量のあるリールを使用することがおすすめです。

ギア比に関しては、賛否両論ありますので、好みで選択すると良いでしょう。

チャターベイトは、バイブレーション巻き抵抗が強くなる傾向が大きい為、ローギアを選択し、アングラー側の軽減を負担させることが可能です。

ハイギアは、チャターベイトのバイブレーションが感じ易く、水中の障害物へのコンタクトも手元で感じ易くなるので、感度を重視したいアングラーにおすすめです。

ライン

ラインの使い分けをチェック
  • バーサタイルに使用できるフロロカーボンライン

  • ショートバイト対策のナイロンライン

  • 飛距離重視でPEライン+リーダーもあり

チャターベイトを使用する時のラインは、その場の状況で使い分けると更なる釣果へ結びつけることが可能です。

一般的に使用されているフロロカーボンラインは、伸縮性が低く、水中に沈む傾向があるため、バーサタイルに使用することが出来る他、ウィード等を切りながらのチャターベイトを使用する時も伸びが少なく、扱いやすくなります。

ナイロンラインはフロロカーボンよりも伸縮性があり、糸が沈みにくい傾向があります。

特にチャターベイトなどの巻きの釣りでは、ショートバイトにより感度ばかり良くてフックセット出来ない場合が発生するケースもあるので、適度に伸びのあるナイロンラインを使用して、フックセット重視のセッティングを行うのも有効な手段の一つです。

最後にPEラインですが、伸縮性がフロロカーボンより少なく、ナイロンラインよりも水中に浮きますが、同じポンド強度であってもライン径を小さくすることが出来るので、他のラインよりもキャスト飛距離を伸ばせます。

おかっぱりのベテランアングラーは伸縮性の無さをリーダーで補い、PEラインの長所である飛距離と伸ばすセッティングを行っています。

チャターベイトの結び方(付け方)!スナップは必須?

結び方をチェック
  • 結び方は手軽なダブルクリンチノットがおすすめ

  • チャターの動きを最大限発揮するにはスナップを使用

  • スナップを使用しない場合は、ループノットを使う

チャターベイトのラインの結び方は一般的によく使われているダブルクリンチノットがおすすめです。

なお、チャターベイトを使用する時にはスナップを使用することが一般的です。(基本的に購入時にセットになっています。)

チャターベイトは他の巻物ルアーよりもバイブレーションが強く出せるセッティングがされているため、ルアー自体の動きの自由度を増すためにスナップが使われています

スナップを使用せずにルアーへ直接結び目を作ってしまうと、チャターベイト本来の動きが出せなくなり、泳ぎが安定しなかったり、バイブレーションが小さくなる可能性があります。

ルアー自体の動きを100%出すために基本的にスナップを使用し、もし使用しない場合は、ルアーへ直接結び目が出来ないループノットを使いましょう。

バス釣り用チャターベイトの基本的な使い方(動かし方)

使い方をチェック
  • 基本はただ巻き

  • 狙いたい層をキープするレンジコントロールが大切

  • 水深のあるエリアでは、カウントダウンを行う

チャターベイトの基本的な動かし方はただ巻きです。

非常にシンプルな使い方ですが、ただ巻きは奥が深く、釣れる人と釣れない人の差がはっきりと出やすい使い方とも言われています。

チャターベイトの使い方で特に重要なポイントとなるのが、狙いたいレンジをキープすることです。

特にただ巻きでの釣りに慣れていないアングラーは一定層を引くスピードが分からなくなってしまう場合が多くあり、狙っているレンジと全く異なる層をトレースしてしまう場合が多くあります。

一定層のリーリングはチャターの種類や重量、そして使用するリールによっても異なるので、事前に目視出来る範囲で一定層引くためのリーリングスピードを確認しておくと良いでしょう。

特に水深のあるフィールドでチャターを使用する場合は、キャスト後にカウントダウンを行い、狙いの水深い到達した時点で一定層をキープできるリトリーブを行うことが大切です。

バス釣り用チャターベイトの時期(季節)毎の有効性と効果的な使い方

春のチャターベイトの使い方

春の使い方
  • スローリトリーブが基本

  • 強風で濁りが出たエリアが使いどころ

チャターベイトを使う時に、春を出番とするイメージは少ないかもしれませんが、意外とチャターベイトの出番が多い季節でもあります。

特に春一番などの強風によってフィールドが荒れることが多く、濁りも入りやすい季節であるため、チャターベイトのアピール力が強力な武器となります。

まだまだ、魚が果敢にバイトする季節ではないので、ゆっくりと低速のただ巻きがおすすめです。

夏のチャターベイトの使い方

夏の使い方
  • ノーマルリトリーブで使用

  • シェードエリアをタイトにアプローチ

  • レンジキープでディープエリアへアプローチ

夏のチャターベイトでは、春や冬のようなスローな展開の必要がありません。

しかしながら、バスは水温が安定する深場や障害物で形成されるシェードに身を潜めているので、トレースコースをしっかり取り、タイトに障害物へアプローチすると良いでしょう。

また、深場のバスを狙う場合には、カウントダウンとレンジキープをしっかりと行うことも大切です。

秋のチャターベイトの使い方

秋の使い方
  • 高速リトリーブで使用

  • エリアを限定せず、広範囲にサーチ

アピール力が高いチャターベイトは、バスが広範囲に散ってしまう、秋には非常に役に立つルアーです。

秋には既にルアーを見飽きているバスも多く、プレッシャーが高いのでチャターベイトを見切ってしまう場合があります。

春や夏よりも広範囲&スピーディーな高速リトリーブでバスが見切る前に口をつかわると効果的です。

冬のチャターベイトの使い方

冬の使い方
  • シャローに限定してビッグバス狙い

  • ノーマルリトリーブで使用

動くスピードが遅くなってしまう冬は、チャターベイトの出番が少なくなる季節です。

しかし、ビックバス程シャローに残り、捕食活動を行う傾向があるので、ビッグサイズ狙いでシャローを集中的に攻める場合はチャターベイトを使用するも良いでしょう。

バイトする個体は冬でも動ける体力を持っているので、リトリーブスピードを下げることなく、ノーマルリトリーブが効果的です。

チャターベイトに関するよくある質問

トレーラーフックは効果的ですか?

トレーラーフックを使用する状況
  • トレーラーワームが大きいとき

  • ショートバイトが多発するとき

  • 根掛かりの懸念が少ないとき

トレーラーフックは状況によっては非常に効果的になります。

特にトレーラーサイズが大きい場合や、バスからのバイトがショートバイトの時にはトレーラーフックの有無によってキャッチ率が変わります。

また、トレーラーフックを付けることで、根掛かりやゴミを拾う確率もUpするので、状況を見て取り付けの判断を行うと良いでしょう。

チャターベイトに適した収納方法はありますか?

チャターベイトの収納方法
  • タイプ別/重量別でルアーBOXへ保管

  • トレーラー付きは、エギング用のBOXを活用

収納上手なアングラーは細かい仕切りが付けられているルアーボックスに、チャターベイトをタイプ毎、重量毎に収納して必要な時に簡単に取り出すことが出来る様にしています。

また、トレーラーワームを取り付けた状態で保管する場合は、エギング用のBOXを活用することで、トレーラーに癖を付けず保管を行うことが出来ます。

チャターベイトとスピナーベイトの使い分け方を教えて下さい

チャターベイトとスピナーベイトの使い分け
  • カバーの濃いエリアではスピナーベイト

  • 強いアピール力が必要な場合はチャターベイト

チャターベイトはスピナーベイトよりも強いバイブレーションとサウンドを奏でることが出来るので、バスへのアピール力が一段上です。

また、スピナーベイトにはワイヤーが取り付けられているので、高いスナッグレス性能を持っていますが、チャターにはワイヤーがない為スナッグレス性能は高くありません。

チャターはアピール力が必要としてカバーが濃くないエリアで使用し、スピナーベイトはカバーエリアを中心としたサーチベイトとして使用するのがおすすめです。

別記事では、スピナーベイトの使い方やおすすめを紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。

チャターベイトでスモールマウスは釣れる?

スモールマウスへの有効性
  • スモールマウスにもチャターベイトは使える

  • ビッグフィッシュ狙い

チャターベイトの釣りはラージマウスバスのイメージが先行してしまいがちですが、スモールマウスバスにも使用できるルアーです。ただ、対スモールで一般的によく使われるルアーではありません。

スモールマウスバスの釣りにおいて、他のルアーで反応しないビッグフィッシュに狙いを定めてアプローチしたい場合には、チャターベイトを使用するのも有効な方法でしょう。

まとめ

効率のよいパワーフィッシングを可能とするチャターベイトは、使い処と特徴をしっかりとフィールド条件に当てはめれば、他のルアーを凌ぐ釣果を出せるルアーです。

今回ご紹介した内容を参考にして、特徴となる動き方やコンセプトを把握し、信頼できる最高のチャターベイトを見つけだしてみてくださいね。

紹介アイテム一覧

チャターベイトの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

エバーグリーン
ジャックハンマー
一誠
AKチャター
D-STYLE
ディーブレード
DEPS
Bカスタムチャター
メガバス
ロビンブレード
ボレアス
モザイクチャター
ジャッカル
ブレイクブレード
ジャッカル
デラブレイク
ダイワ
STEEZ カバーチャター
ジークラック
スイングチャター
フラッシュユニオン
フラッシュジャンパー
レイドジャパン
マックスブレード Type-POWER
TAKAMIYA
FALKEN R FALKEN CHATTER
フィッシュアロー
DKチャター ウィードレス
OSP
O.S.P BLADE JIG
ノリーズ
フラチャット
一誠
ライアチャター
mibro
コブラチャター
イマカツ
モグラモスチャター・パーフェクション スーパーブレード
Z-MAN
チャターベイト エリート
ジャクソン
イガジグチャター
エバーグリーン
ジャックハンマーSB
レイドジャパン
マックスブレード Type-SPEED
メガバス
ワイルドヘッダー