ナマズの口はヤスリ状の細かい歯が並んでいる上、ファイト中に体を回転させたり激しくネジる抵抗をしますのでラインを擦り切られる恐れがあります。
また、PEラインの直結やナイロンリーダーを使用する場合、ノイジールアーとラインが絡まるトラブルが多発します。
その対策としてワイヤーリーダーをつけると安心です。
ワイヤーリーダーの使い方や結び方とワイヤーリーダーの作り方の解説、コスパの良いおススメをご紹介します。
- 海外遠征経験あり
- 釣り歴30年
- 年間釣行100日程
千葉県在住の中年アングラー。 幼少期はブラックバスやブルーギル釣りを嗜む。 現在は、国内外を旅をしながら釣り歩くのがライフワーク。 ルアーやヘチ釣りのような隙間時間にふらっと行ける釣りを好む。 海外遠征経験は、中国、モンゴル、タイ、台湾、ミャンマー、ラオス、韓国等。
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ナマズ用ワイヤーリーダーの使い方と結び方は?
ナマズ用のワイヤーリーダーの使い方は「結合用の穴にラインを通して結び、反対側に装着されているスナップにルアーを取り付ける」というシンプルなものです。
ラインとワイヤーリーダーを繋ぐ結び方は、ルアーフィッシングで使われる代表的な結び方であれば何でも問題ないですが、簡単で結束力の強い「ダブルクリンチノット」がおススメです。
ナマズ用ワイヤーリーダーの太さと長さのベストは?
ワイヤーリーダーは、ブラックバスをはじめとした淡水のルアーフィッシングでは一般的ではありませんので使ったことがないアングラーも多いでしょう。
そこで、具体的なワイヤーの太さや長さについて解説いたします。
ナマズ用ワイヤーリーダーのベストな太さ
ワイヤーリーダーの太さの表示は#45/7の表示で5.7㎏の強度、#43/7だと9.4㎏の強度と「#」の後ろの数が少なるほど太く強力になります。
ちなみに「/7」は7本編み込んでいるという意味です。
ナマズ釣りに使用するワイヤーリーダーの太さは#45/7~#43/7くらいのサイズが使いやすいです。
ナマズ用ワイヤーリーダーのベストな長さ
ナマズ釣りにワイヤーリーダーが推奨される理由の一つに「ルアーとの糸がらみ防止」があげられます。
ルアーのサイズ以上の長さがあれば絡まることがありませんので、10~15センチくらいのものをおすすめします。
また、このくらいの長さがあれば、ナマズにルアーを飲み込まれてもラインが切られる心配はありません。
ナマズ用ワイヤーリーダーは自作できるのか?
ナマズ用ワイヤーリーダーの自作は可能で、しかもカンタンです。
覚えてしまえばコスパが良く自分好みのワイヤーリーダーが作れますのでおススメです。
手軽でカンタンな作り方をご紹介します。
材料
・スナップ(#2~#4) ・・・・・・・・・・・・2個
・ステンレスクリップ ・・・・・・・・・・・・・ 2個
・カラミパイプ(2㎝カット)・・・・・・・・・・2本
・収縮チューブ(ヒートシュリンク)1㎝・・・・・2個
・ワイヤー(サイズ#45/7~#43/7)・・・・・・1巻
作り方
①ワイヤーを好みの長さにカットします。
②ワイヤーの片端にカラミパイプを通します。
③スナップを通します。
④ワイヤーを折り曲げて重なったところにステンレスクリップを噛ませてペンチでかしめます。この時4~5回かしめると強度がでます。
⑤かしめた部分に収縮チューブをかぶせてライターであぶり補強します。
⑥反対側のライン結合部もカラミパイプを通しステンレスクリップでかしめて、収縮チューブをかぶせライターであぶれば完成です。
ナマズ用リーダーおすすめ8選
【カツイチ】
DECOY 鯰リーダー(WL-05)
ワームフックでお馴染みのメーカー、カツイチ社がナマズ専用に開発したワイヤーリーダーです。
開発コンセプトは「ノイジー系ルアーのライントラブル防止」だけあって、このワイヤーリーダーを使用する事で圧倒的にトラブルが発生しにくくなります。
また太さが#43のワイヤーですので、モンスターサイズが暴れても十分に対応できるのはもちろん、雷魚や鯉が掛かっても安心できる強度があります。
【オフィスユーカリ】
ワイヤーリーダー 10㎝
長さが10㎝、材料は細めのワイヤーを使用しているナマズ釣りに最適なワイヤーリーダーです。
10㎝の長さはルアーのリアフックとリーダー結束部分が重ならないので、ライントラブル防止につながります。
また、ワイヤーリーダーとラインを結束する部分がスイベルになっていますので、ファイト中にナマズが見せる「回転しながらルアーを外そうとする動き」にも対応できます。
高い水準でナマズ釣りに必要な性能を兼ねそろえている、おススメのワイヤーリーダーです。
【オルルド釣具】
ワイヤーリーダー50本セット
50本セットで約1000円というコスパの良いワイヤーリーダーセットです。
ライン結束用にスイベルを採用しているので、糸よれが発生しにくい特性がありナマズの回転する動きにも強いです。
また、使用しているワイヤーは0.7㎜と太めのものを採用しているので、大型のナマズはもちろん、雷魚が混泳するフィールドでも頼りになります。
50本セットなので、ワンシーズン使用できるのも嬉しいですね。
【TSURIVARE】
ワイヤーリーダー50本セット 赤 15㎝
直径0.6㎜と太めのワイヤーを使用していることから、外道に雷魚やシーバスが掛かっても十分に抜き上げられる強度があります。
また、赤い色はナイトゲームの際に視認しやすい特性があり、ライン結合部分はライントラブルが少ないスイベルが採用されている、かゆいところに手が届く性能が魅力のワイヤーリーダーです。
性能が良く価格も50本セットで1200円と、コスパが良いのでおススメです。
【SHADDOG】
ワイヤーリーダー50本セット茶褐色 15㎝
0.5㎜の細身のワイヤーを使用していますが20lb(9.04㎏)の強度があり、カラーは茶褐色と周囲と溶け込みやすいのでデイゲームでの使用に向いているワイヤーリーダーです。
ライン結束部分にスイベルを採用しているため、ファイト中のナマズの回転をいなすことができるのと同時にライントラブルを軽減してくれるでしょう。
ワイヤーが細く軽量なのでルアーアクションに影響はほとんどありません。
また、50本セットで1200円前後のコスパの良さも魅力ですね。
【THKFISH】
ワイヤーリーダー 50本セット 17㎝
太さ0.8㎜と強度は十分ですが少し太いことから、大型のナマズとの強引なやりとりや雷魚が混生するエリアやカバー打ちに向いているワイヤーリーダーです。
17㎝と少し長いのでルアーの沈下速度に影響が出ますが、強度のがあるためフロッグゲームに最適でしょう。
大物狙いアングラー向けの高性能でコスパの良いワイヤーリーダーです。
【ヤマワ産業】
結べるワイヤー (#42)
合成繊維「ベクトラン」と8本撚りのワイヤーを編み込んでいるため、柔軟性があるのでショックリーダーのように結んで使うことができる便利なワイヤーリーダーです。
多くのワイヤーリーダーの弱点はラインとの結合部分に部品をつける必要があり、ルアーアクションに影響が出る事でした。
このワイヤーリーダーはその弱点を克服しているので、ワイヤーリーダーを使ったことがないアングラーに特に愛用されているモデルです。
【MUXSUM】
ワイヤーリーダー 50m
太さ0.3㎜、強度(6㎏)50mで1000円以下で購入できる高コスパのワイヤーリーダーです。
特に加工されたものではないので、自作用におススメのワイヤーリーダーです。
自分好みの長さと結合パーツを組み合わせてリーダーとして使用する用のはもちろん、ルアーのリアアイとフックの間に差し込み距離をとってフッキング率を向上させるカスタム材としても使用できます。
ナマズ釣りを楽しむうえで汎用性が高いので一つ持っておくと便利です。
まとめ
ナイトゲームが中心となるナマズ釣りではライントラブルが一番のストレスです。
それを回避するためのツールがワイヤーリーダーです。
ワイヤーリーダーを使って快適にナマズ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ナマズワイヤーリーダーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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