振出式の鯉竿おすすめ8選！テレスコカープロッドを厳選！

鯉釣りはパワフルな引きが身近な釣り場で楽しめるので、自転車や徒歩などで移動する方も多いでしょう。

そういった移動方法の場合は振出の竿が便利で、2ピースに比べて準備や撤収も楽になるメリットがあります。

ただしパワフルな鯉の引き耐えられるよう、特に振出竿から選ぶ場合は、よく吟味して選ばなければいけません。

そこで今回は、便利な振出竿から、鯉釣りに耐えられるものの選び方や、おすすめ商品もご紹介します。

塩谷純一郎

執筆者

釣り歴15年
釣り具の販売経験あり
全国10都道府県へ遠征

北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。

1 振出式の鯉竿を使うメリット
2 振出式の鯉竿の選び方
3 振出式の鯉竿おすすめ8選
4 まとめ

振出式の鯉竿を使うメリット

鯉は淡水魚の中でもパワーのある魚で、海外では怪魚ロッドのような竿を使うこともあります。

パワーに劣ると呼ばれる振出竿ですが、あえて鯉釣りに使用するメリットにはどのような点があるのでしょうか。

仕舞寸法が短く持ち歩きやすい

振出竿は継数が多く、2ピースなどのロッドに比べると仕舞寸法が短くなります。

鯉釣りは比較的長めの竿を使いますが、近くの川でも楽しめることが多いので、徒歩や自転車などで移動することも多いです。

このため、コンパクトに収まる振出竿なら、そういった移動方法でも持ち運びやすく、気軽に楽しめます。

準備や撤収が楽

マルチピースのロッドの場合、ロッドを準備したり収納するときに、ラインをガイドに通したり抜いたりしなければいけません。

振出竿なら、ラインを通したままでもロッドを収納できるので、小移動する場合など手早く準備できます。

鯉釣りは仕掛けを投げて待つ時間も多いので、準備が素早く終われば釣りに使える時間も長く取ることができます。

安いロッドが使えることも

マルチピースのロッドは最近種類が増えていますが、振出竿は投げ釣りなど以前から様々な釣りに使われているので種類が豊富です。

その中には安くて鯉のパワーに耐えられるものでも、価格が安いものがいくつもあります。

マルチピースで鯉釣りに耐えられるロッドだと、価格もそれなりになるので、予算を抑えたい方にも振出竿がおすすめです。

振出式の鯉竿の選び方

振出竿には様々な種類があり、鯉釣りに適さないものや、強度的に耐えられないものも多いです。

鯉釣り用に振出竿を買うときは、以下のようなポイントを抑えたものを選びましょう。

磯竿やタマンロッドがおすすめ

ヨーロピアンカープロッドなど、鯉釣り専用の竿もありますが、振出竿にこだわると、ほとんど選択肢はありません。

このため鯉釣り用に振出竿を使う場合は、汎用竿や代用できる竿を探すといいでしょう。

具体的には、磯竿やタマンを釣るためのタマンロッドが、鯉の引きに耐えられて、使用する仕掛けとも相性がいいです。

磯竿は、大物も潜む磯での釣りに対応するよう粘りのある作りで、鯉釣り用の竿としてもよく使われています。

タマンロッドは磯竿に近い竿で、鯉に負けない大型魚のタマンに耐えられるものなら鯉釣りにも十分使用できるでしょう。

他にも、投げ竿やルアーロッドなど、パワーが十分なものであれば、幅広く選ぶことができます。

長さ3～4.5m

鯉釣りのメインフィールドは比較的水深があり、川幅の広い川や大きい池が多いでしょう。

そういったエリアでは足場が高かったり、護岸があったりするので、足元からすぐではやり取りしにくいです。

このため、鯉釣りをする場合は、ある程度長さがある竿のほうが釣りやすくなります。

具体的には、そこまで遠投をしない場合は3m程度、遠投が必要な場合には4.5m程度の長い物がいいでしょう。

また、置き竿する場合には、斜めに立てかけることになるので、ある程度長さに余裕があるものがおすすめです。

なお、比較的近距離で釣ることになるパンプカ釣りなどの場合は、8～9ftでも釣ることは可能です。

オモリ負荷15号～35号が目安

鯉釣りの仕掛けにも何種類かありますが、遠投するための重さに加え、流されないためのアンカーとしても重めのオモリを使います。

具体的にはぶっこみ仕掛けの場合は5～20号程度、吸い込み仕掛けでは10～20号程度が目安です。

ロッドもこの重さに耐えられる必要があるので、選ぶ際はスペック表のオモリ負荷をチェックして選びましょう。

ただし、これはロッドの作りとして鯉のような大型魚に耐えられることが前提です。

例えば5号のオモリに耐えられるロッドでも、鯉の引きに耐えられるかは別です。

一般的に、オモリ負荷が大きくなるにつれ竿は強く作られているので、選べる範囲でオモリ負荷の大きい竿を選ぶと安心でしょう。