フィールドの水温も安定してくるこの時季、バスは広範囲に散って活発にベイトを追います。
そんな元気なバスたちに効果的なルアーが、ズバリ、バズベイトです。
スピナーベイトの構造に良く似たバズベイトは、巻くだけで広範囲のバスにアピールでき、初心者にも扱いやすい優れモノ!
これからの季節に活躍すること間違いナシのバズベイトですが、いったいどんなロッドがマッチするのか? おすすめの長さは? 硬さは? グラスロッドでも大丈夫? などなど、おすすめ&最新モデルをご紹介します。
- 釣り歴40年
- 釣り雑誌ライター経験
「ルアーマガジン」などの釣り雑誌ほかノンジャンルのフリーライターとして活動。現在はバス釣りと渓流釣りを、気ままに楽しんでいます。
新製品や人気製品をどこよりも安く販売中!
少量入荷のため売り切れ注意!
- クレジットカード決済
- Amazon Pay
- コンビニ払い
目次
- 1 バズベイトに適したロッドの特徴
- 2 バズベイトに適したロッドの選び方
- 3 バズベイトに適したリールは?
- 4 バズベイトロッドおすすめ11選
- 4.1 【ダイワ】リベリオン 661MRB-G
- 4.2 【シマノ】エクスプライド163ML-G
- 4.3 【アブガルシア】ホーネットスティンガープラスHSPC-651M-FM MGS
- 4.4 【ジャッカル】BPM BC-610M-2
- 4.5 【メジャークラフト】弁慶BIC-664M
- 4.6 【テイルウォーク】フルレンジC63M/G
- 4.7 【バレーヒル】バズトリクスRB・パッカーBTKC-66MLP
- 4.8 【ジャクソン】ブラストビーツBBC-610M
- 4.9 【レジットデザイン】スタンドアウトSOC610M
- 4.10 【オリムピック】ベローチェUX 21GVELUC-610M
- 4.11 【ティムコ】フェンウィック リンクスLINKS66CMLJ
- 5 まとめ
バズベイトに適したロッドの特徴
広範囲を効率的に探れるほか、根がかり回避(スナッグレス)性能にも優れているのがバズベイトの特徴。
オープンウォーターでの釣りはもちろんのこと、杭や桟橋、アシやヒシモなどのベジテーションなど、カバー周りでも積極的に使ってください。
そのためロッドは、遠投の効く7ft前後、もしくはアキュラシー性と手返しの良さを重視した6.3~6.6ftクラスなど、フィールドに合わせて選びたいところ。
巻いて使うルアーなので、やや粘りのあるクランキングロッド系の、ML~Mクラスが扱いやすいでしょう。
また、バズベイトの弱点として、フッキングの悪さが挙げられるので、それを補うためにも、ヒットの際にしっかりとアワセを入れられるバットパワーも欠かせない要素となります。
バズベイトに適したロッドの選び方
素材(カーボン・グラス等)
いわゆる”巻きモノ系”ルアーと同じ使い方なので、ハリの強い高弾性カーボンのロッドはマッチしません。
バズベイトはその構造上、フッキングのノリが悪いので、ハリの強いブランクスだと弾かれてしまいバラシを多発してしまいます。
そのノリの悪さをカバーするためにも、低~中弾性カーボンを使ったモデルやグラスロッド、またはカーボンとグラスのコンポジットモデルを選びましょう。
長さ
琵琶湖や山中湖など、広いウィードエリアを効率よく探るのであれば、遠投の効く7ftクラスのロッドを選びましょう。
高いスナッグレス性能を活かしてアシ周りや立木のシェード、杭や桟橋などのストラクチャー周りを攻めるなら、アキュラシー性を重視して6.3~6.6ftクラスが取り回しよくベスト。
また、ルアーを引くトレース性を重視するなら、やや長めのロッドを選ぶなど、フィールドと状況に応じて選びましょう。
硬さ(パワー)
各社からリリースされているバズベイトですが、ウエイトは3/8~1/2oz(10~14g)前後が中心となっているので、その重量を扱えるML~Mクラスのロッドがマッチします。
ルアーの構造上、根がかりしづらい反面、フックセットもしづらいので、バイト時には確実にアワセを入れられるバットパワーを備えたロッドがベストです。
アクション
いわゆる”巻きモノ系”に属するルアーなので、アクションはレギュラーもしくは、ややスローテーパーを選ぶことで、バラシを低減しフッキングしやすく、バスのキャッチ率がアップします。
霞ケ浦のシャロ―エリアなど、カバー周りがメインとなるフィールドでしたら、アキュラシー性を重視してレギュラーテーパーを選択するとよいでしょう。
バズベイトに適したリールは?
バズベイトは巻き上げることで浮力が生まれて水面を滑走し、飛沫やサウンドを発することでバスにアピールするルアー。
遅い巻取りスピードでは本来のアクションを出しづらいので、ギア比7:1以上のハイギアタイプのリールが使いやすいでしょう。
また、扱うバズベイトの重量ほか、手返しの良さやアキュラシー性の点からいっても、ベイトリールが最もマッチしています。
バズベイトロッドおすすめ11選
【ダイワ】
リベリオン 661MRB-G
UDグラスのグラテック構造を採用することで、シャキッとしたキャストフィールと、しなやかなカーブを両立したモデルです。
遠投性と正確なキャストをバランスよく実現した6.6ftの長さにより、バズベイトだけでなく”巻きモノ系”全般にマッチ。
ダイワの最上位機種に匹敵するパフォーマンスとデザイン性を盛り込みつつ、ミドルクラスのシリーズながら、2万円を切る実勢価格で購入できるのもおすすめポイントです。
【シマノ】
エクスプライド163ML-G
同社バスロッドのミドルクラスに位置するエクスプライドは、プロユースにも応えるスペックを注ぎ込んだ高いパフォーマンスが最大の魅力です。
中でも、ハードベイトに特化したグラスコンポジットモデルは、新素材の低樹脂グラスマテリアルを採用することでキャスト時のダルさを低減。
6.3ftという取り回しの良い長さと相まって、カバー周りをテンポよく軽快に攻略できるロッドです。
【アブガルシア】
ホーネットスティンガープラスHSPC-651M-FM MGS
カーボンコンポジットグラスを採用した、しなやかなカーブを描くブランクスにより、キャストしやすくバラシにくい特性をもったロッドです。
「ナノカーボン素材」と「X-ラッピングカーボン」をプラスすることで、グラス素材にありがちなキャスト時のダルさも抑えられています。
リーズナブルな価格ながら、ルアーをキャストする楽しさ、バスを掛ける醍醐味を感じさせてくれる一本です。
【ジャッカル】
BPM BC-610M-2
現在のバスロッドの主流と言える6.10ftの長さを、陸っぱりアングラーにも携行しやすいよう2ピースで形にしたモデルです。
バズベイトなどの”巻きモノ系”はもちろんのこと、ワームのテキサスリグなどソフトベイトもカバーする汎用性の高さ、シーンを選ばないパフォーマンスが魅力。
ショルダーベルトを装着した専用のロッドケースも付属しているので、電車移動でも安全にロッドの持ち運びが可能です。
【メジャークラフト】
弁慶BIC-664M
ハイコストパフォーマンスなロッド群を輩出するメジャークラフトの中でも、1万円前半という低価格で支持されている弁慶シリーズから、4ピースのパックロッドが登場。
中でもこの664Mは、投げてよし撃ってよしと扱うルアーと場所を選ばないバーサタイルさが特徴の一本です。
汎用性の高さはそのままに、シーンを選ばずどこでもバス釣りを楽しめる必携アイテムです。専用のセミハードケース付き。
【テイルウォーク】
フルレンジC63M/G
グラスのブランクスにありがちなダルさと持ち重り感を排除した、高性能なグラスコンポジットを採用したロッドです。
グラス特有のしなやかさを活かしつつ、カバー周りをタイトに、かつ手返しよくキャストできるので、特に近距離戦では高いパフォーマンスを発揮。
また、レギュラーテーパー設定により、積極的にアクションを演出するトップウォータープラッキングでも活躍してくれるモデルです。
【バレーヒル】
バズトリクスRB・パッカーBTKC-66MLP
旅先や出張先の合間でもバス釣りを楽しみたいマニアにおすすめの、コスパの高いパックロッドがこちらです。
バズベイトやファーストムービング系はもちろん、ワームのノーシンカーリグなど、扱えるルアーの幅が広く、キャストもしやすいので初心者にもおすすめ。
釣り場でも目を引く赤いブランクスには、K.Rコンセプトガイドを採用。デザイン性の高さと、快適な釣りを実現するスペックが詰まったロッドです。
【ジャクソン】
ブラストビーツBBC-610M
2万円を切る実勢価格ながら、同社ハイエンドモデルのパフォーマンスを内包するコストパフォーマンスの高いモデルです。
ブランクスにはオリジナル30tの中弾性カーボンを採用。6.10ftの長さながら取り回しの良い軽さとトルクフルな粘りを兼ね備え、ハードからソフトまで幅広いルアーに対応。
またキャスト性能も高く、あらゆるフィールドで実力を発揮してくれるバーサタイルな一本です。
【レジットデザイン】
スタンドアウトSOC610M
2014年に起業された新進ロッドメーカーが、今年のトップシーズン前にリリースした新たなモデルがスタンドアウト。
24tカーボンを軸に30t、40tカーボンをバランス配置したレジットデザインオリジナルブランクスを採用し、高いパフォーマンスを発揮するシリーズです。
中でもこのSOC610Mは、陸っぱりからボートフィッシングまで、投げる撃つと広く活躍する、バーサタイルなスペックを持ったシリーズの中核を担うロッドです。
【オリムピック】
ベローチェUX 21GVELUC-610M
同社の名作ロッドシリーズ「ベローチェ」をベースに、ビギナーにも手に取りやすい価格帯の”UXシリーズ”として新たにラインナップしたのがベローチェUXです。
おすすめの610Mは、現代バスロッドの標準ともいえる6.10ft、ミディアムパワー設定のバーサタイルなモデル。
扱えるルアーの幅も広く、本格的ににバス釣りを始めたいビギナーに、ぜひおすすめしたいロッドの一つです。
【ティムコ】
フェンウィック リンクスLINKS66CMLJ
高性能ロッドを揃えるフェンウィックの、フラッグシップモデルの基本コンセプトを踏襲した、2022年4月リリース予定の最新ロッドがこちら。
軽量ながらしっかりとした粘りとコシを併せ持ち、バーサタイルなパフォーマンスを実現する、ミディアムスローテーパーを採用。
バズベイトやクランク、ライトテキサス、ヘビダンなど、ルアー&リグを選ばず、特に陸っぱりアングラーの強い味方になること間違いナシです。
まとめ
ビギナーにも手に取りやすく、ある程度バス釣りを楽しんでいる方にも納得していただけるよう、実勢価格が1万円~2万円前後のロッドを集めました。
本格的な1ピースモデルから、携行性に優れた2ピース、パックロッドもあるので、自分のスタイルに合ったロッドを見つけてくださいね。
バズベイトロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方