ぶっこみ釣りの仕掛けセットおすすめ8選！市販の一式セットを紹介！

ぶっこみ釣りは餌を付けて投げるだけの簡単な釣りですので、これから釣りデビューする方にも最適です。

しかし、初心者の方は釣り糸を結ぶだけでも時間が掛かり、仕掛け作りで心が折れることも少なくありません。

そこで今回は、購入して取り出せば、すぐにぶっこみ釣りを楽しめる市販の仕掛けセットについて解説します。

堤防からセイゴやアナゴなどを狙える、おすすめのぶっこみ釣りの仕掛けセットも紹介するので参考にしてください。

柏崎隆之

執筆者

釣り歴20年
釣り大会の出場経験あり

静岡県在住。小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。

1 ぶっこみ釣りで仕掛けセットとは
2 ぶっこみ釣りで仕掛けセットを使うメリット
3 ぶっこみ釣りで仕掛けセットを使うデメリット
4 ぶっこみ釣りの仕掛けセットの選び方
- 4.1 狙う魚種で選ぶ
- 4.2 針の数
5 ぶっこみ釣りの仕掛けセットおすすめ8選
6 まとめ

ぶっこみ釣りで仕掛けセットとは

ぶっこみ釣りで仕掛けセットは、ぶっこみ釣りの仕掛けが作れない方、作る時間がない方のために販売されている商品です。

ハリスに針が結び付けてあり、サルカンやスナップなど装着されているので開封して取り出せば、釣り場ですぐに使えます。

中通しオモリを使ったシンプルな1本針仕掛け、複数の針が付いた胴付き仕掛けともに販売されています。

また、活きたアジやイワシを泳がせてヒラメやマゴチを狙う、泳がせ釣り用のぶっこみ仕掛けも販売されており非常に便利です。

種類も豊富で狙う魚に合わせて仕掛けや針、ハリスを選択できるので、初心者でも気軽にぶっこみ釣りを楽しめます。

ぶっこみ釣りで仕掛けセットを使うメリット

ぶっこみ釣りで仕掛けセットを使う一番のメリットは仕掛けを作る手間を省けることです。

特に初心者の方は糸を結ぶだけでも時間が掛かるので、非常に助かるアイテムと感じます。

また、しっかり結束されているので、自分で作った仕掛けのように結束ミスで魚をバラす心配もありません。

一通り、市販の仕掛けセットを使用することで、自分が仕掛けを作るときのイメージも湧いてきます。

ぶっこみ釣りで仕掛けセットを使うデメリット

市販のぶっこみ釣り仕掛けは、様々な魚種に対応した商品が一通りは揃っています。

しかし、誰もが使いこなせるよう汎用性を重視しているため、ロッドの長さやこだわりに見合ったものはありません。

例えば、ネムリ針に太いハリスを使った仕掛けなどは販売されておらず、ほとんどがセイゴ針などで作られています。

そのため、仕掛けにこだわり専門性を追求する方は、自分でぶっこみ釣り仕掛けを作る方がよいでしょう。

ぶっこみ釣りの仕掛けセットの選び方

狙う魚種で選ぶ

五目釣りでカサゴやメジナなどを狙う場合

カサゴやメジナなどの五目釣りを楽しむ方は、ハリス「2～3号」にセイゴ針「7～11号」をセットした仕掛けを購入してください。

セイゴ針はフトコロがやや狭いので、魚が吸い込みやすいため、向こうアワセで魚が掛かります。

また、虫エサやオキアミなど様々な餌をセットしても外れにくいので、安心してぶっこめます。

根掛かりも起こしにくいため、底が荒れたポイントでも安心して使用できます。

ウナギやアナゴを狙う場合

夜のぶっこみ釣りでウナギやアナゴを狙う方はハリス3号以上にカレイ針10～15号をセットした仕掛けを購入してください。

人気の高いぶっこみ釣りですので、ウナギやアナゴ専用の仕掛けが多く販売されています。

餌を口にするとアワセを入れる間もなく針ごと飲んでしまうので、軸の長い針を使った仕掛けを選んでください。

また、夜行ビーズが付いている仕掛けは光で餌の存在を魚に知らせることができます。

夏場はアカエイが増えるため、ハリス4号以上を選択すると、時間を掛けて寄せられるので、仕掛けを回収することができます。

スズキや黒鯛を狙う場合

スズキや黒鯛を狙う方はハリス4～6号にセイゴ針12～17号をセットした専用仕掛けを購入してください。

遊動式のフロートが付いており、ぶっこんでも餌が浮遊して誘いを掛けてくれます。

虫餌を房掛けにする場合は、ぶっこんでも外れにくいケン付きのセイゴ針を選ぶとよいでしょう。

潮通しのよい場所にぶっこむ釣りですので、流されにくい中通しのおたふくオモリを装着しても構いません。

生きた魚でヒラメ・マゴチを狙う場合

アジやイワシなどの活餌をぶっこんで、ヒラメやマゴチを狙う方は泳がせ釣り専用の仕掛けを購入してください。

5号以上のハリスにヒラメ針13～17号をセットしたものが使いやすく、大物を掛けても安心してやり取りできます。

ヒラメもマゴチも餌を咥えてから飲み込むまで時間の掛かるため、親針がトリプルフックになった商品を選ぶのもよいでしょう。

また、孫針を動かせるタイプは活餌のサイズにジャストフィットできるので、泳ぎを妨げることがありません。

針の数

潮の流れが早い場合・大きい魚を狙う場合は一本針仕掛け

潮の流れが速い場所や、スズキのように大きい魚を狙う場合は、中通しオモリを使った1本針仕掛けが適しています。

ストラクチャーの隙間に逃げ込まれても、他に針が付いていないので根掛かりする心配がありません。

また、長さ100cm未満の短い仕掛けも販売されているので、コンパクトロッドやルアーロッドでぶっこみ釣りを楽しめます。

スムーズにキャストできるので、釣りデビューする方にもおすすめの仕掛けです。

小型魚をメインで狙う場合は胴付き仕掛け（針が2〜3本）

堤防の際やちょい投げで五目釣りを楽しむ方は針が2～3本付いた胴付き仕掛けを選択してください。

ぶっこんで放置しても幅広い棚を探れるので、カワハギやカサゴなど色んな魚が食ってきます。

一番下の針には大型の根魚が食いつくことも多いので、ハリスや針のサイズを他よりも大きく仕上げているものをおすすめします。

中通し仕掛けと違って、下に付けるオモリをスナップ一つで交換できるため、ポイントを移動しても簡単に調整できます。