ぶっこみ釣りの針おすすめ8選！サイズ等の選び方も！

ぶっこみ釣りは狙える魚が多いため、種類やサイズにあわせて針を選ぶことが大事です。

針の特性を理解しておかなければ、餌だけ取られてしまったり、ファイト中に針が伸ばされバラシにつながることがあります。

しかし、針は種類、サイズが豊富なので、初心者の方は何を選んでよいのか検討もつきません。

そこで今回は、ぶっこみ釣りの仕掛け作りには欠かせない針について解説します。

貫通性が高く、伸ばされにくいおすすめの針もご紹介させていただきますので参考にしてください。

ぶっこみ釣りの針の選び方

魚のサイズにあったものを選ぶ

釣り針は大きさを号数で示してあり、針の種類によって大きさが異なります。

狙う魚が一口で飲み込めるサイズを選ぶと、餌だけ取られることなく針掛かりします。

針の種類によって、同じ号数でもサイズが異なるため、注意して選ぶ必要があるでしょう。

また、餌を付けたときに針先だけを残して、ほどよく隠れるサイズを選ぶことも大事です。

例えば、鯉のぶっ込み釣りでは伊勢尼の10号、スズキ・セイゴのぶっこみ釣りではセイゴ針の15号を目安にしてください。

大物狙いに最適な針

釣り針の基本ともいわれている伊勢尼はサイズが豊富ですので、様々な魚を狙うことができます。

フトコロが広いため針掛かりしやすく、軸が太いので強度も兼ね備えています。

そのため、真鯛やコブダイ、アカハタなど大物を狙うぶっこみ釣りに最適です。

魚のサイズにあわせて10～15号を使い別ければ、強引なファイトで寄せても折れる心配がありません。

ただし、軸の太さが活餌を弱らせる原因になるため、エレベーター仕掛けをぶっこむような釣りには向きません。

汎用性の高い針

ぶっこみ釣りで汎用性の高い針としてあげられるのがセイゴ針とチヌ針です。

セイゴ針は伊勢尼よりもフトコロが少し狭いため、魚が餌を吸い込みやすくなります。

また、針先が内側を向いており、根掛かりを起こしにくい特徴をもっています。

一方、チヌ針は伊勢尼の軸を細くすることで貫通性を向上させ、口の硬い魚でも肉を貫通しやすく改良した針です。

軸が細くなることで針の重さも軽くなり、より餌を吸い込みやすい特徴をもっています。

30cm以下の魚を狙う場合は、セイゴ針8～10号、チヌ針1～3号を選ぶとよいでしょう。

30cm以上の大きい魚を狙う場合は、セイゴ針10～15号、チヌ針3～5号を選択してください。

小物釣りに最適な針

体長20cm以下のフナやハゼといった小物を狙うときに適した針は、細い袖針です。

軸が長めに設計されているため、飲まれても針外しを使用すれば簡単に外せます。

また、軸が細いので貫通性が高く、餌を吸い込んだ瞬間に掛かることが多いため、初心者でも使いやすい特徴をもっています。

ぶっこみ釣りで使用する標準的なサイズは4～6号ですので参考にしてください。

ただし、強度が弱く大物を掛けてしまうと簡単に伸びるため、30cm以上の魚には適しません。

飲まれても外しやすい針

ぶっこみ釣りは、ウキ釣りのように掛けにいく釣りではなく、向こうアワセの釣りです。

そのため、アナゴやウナギのように針を飲みやすい魚を狙うときには、軸が長い流線針を使用してください。

カレイ針などがこれにあたり、針を飲まれてもチモトが口の中で確認できるため、プライヤーでも簡単に外せます。

ぶっこみ釣りでは狙う魚のサイズにあわせて5～10号を使い別けるとよいでしょう。

飲まれにくい針

体長の割に口が大きいカサゴやハタの仲間は、針を大きくしても飲まれることが少なくありません。

そのため、針先が極端に内側を向いている、ネムリ針を使うとよいでしょう。

ムツ針などがこれにあたり、魚が餌を飲んだときに喉で滑って口元に掛かります。

ただし、瞬時にアワセを入れにくいぶっ込み釣りでは針掛かりの悪さがデメリットとして表れます。

ぶっこみ釣りの針おすすめ8選

まとめ

ぶっこみ釣りは様々な魚種を狙えるため、サイズや種類の異なる針を集めておくと、状況にあわせて使い別けられます。

まずは、汎用性の高いセイゴ針とチヌ針、大物狙いに最適な伊勢尼の3種を用意するとよいでしょう。