今回は、ビッグベイトにこれからチャレンジする人におすすめしたいビッグベイトに適したベイトリールを紹介したいと思います。
ビッグベイトリールの紹介以外にも「ビッグベイト専用のリールってあるの?」「ギア比はローギア・ハイギアどっちがいいの?」といった疑問にもお答えしていこうと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ビッグベイトはデカバスキャッチ率が非常に高い釣り方なので、まだやったことがない人はこれを機会にエキサイティングなビッグベイトゲームにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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目次
- 1 ビッグベイトリールの特徴は?
- 2 ビッグベイトリールの選び方
- 3 バス釣りにもシーバスにも使えるビッグベイトリールおすすめ19選
- 3.1 【ダイワ】タトゥーラ SV TW 6.3
- 3.2 【アブガルシア】ロキサーニ パワーシューター
- 3.3 【アブガルシア】レボ ビースト
- 3.4 【シマノ】バンタム
- 3.5 【シマノ】クロナーク MGL 150XG
- 3.6 【シマノ】クラド DC
- 3.7 【シマノ】SLX DC
- 3.8 【シマノ】SLX MGL
- 3.9 【シマノ】スコーピオン MGL
- 3.10 【ダイワ】タトゥーラ TW 300/400
- 3.11 【ダイワ】タトゥーラ TW
- 3.12 【ダイワ】タトゥーラ HLC
- 3.13 【アブガルシア】REVO BIGSHOOTER COMPACT 8/7
- 3.14 【アブガルシア】REVO BIGSHOOTER WM50
- 3.15 【アブガルシア】REVO TORO ROCKET
- 3.16 【アブガルシア】REVO5 SX
- 3.17 【アブガルシア】ROXANI POWERSHOOTER
- 3.18 【テイルウォーク】エラン ワイドパワー プラス
- 3.19 【テイルウォーク】ワイド バサル
- 4 安いビッグベイトリールまとめ
ビッグベイトリールの特徴は?
ビッグベイトは重さ30~150g程が一般的で、基本的に重量のあるルアーです。
ジョイクロやタイニークラッシュなどの人気ビッグベイトは30~60g程となっており、ビッグベイトの中でも扱いやすい重さになっています。
扱いやすい重さといっても、シャッドやクランクと比べると圧倒的に重いので、ビッグベイトを扱うリールには「重さに耐えうる剛性」が求められます。
また、重量があるゆえに使用するラインも自ずと太いラインになります。
そのため、太いラインを充分に巻ける「糸巻量」もビッグベイトリールには重要な要素です。
ベイトフィネスリールのような軽量ルアーをメインに扱うリールの場合、充分な量の太いラインを巻くことができないためビッグベイトには適していません。
ビッグベイトリールを選ぶ際に知っておきたい要素は4つあるので、1つずつ解説していきたいと思います。
ビッグベイトリールの選び方
実際のところ、ビッグベイト専用として売っているリールはほとんど無いので、リールのスペック(素材や糸巻量等)を見て、ビッグベイトに使えるかどうかを判断する必要があります。
今回はビッグベイト初級者~中級者向けのリールの選び方を中心に紹介したいと思います。
ギア比の選び方
ギア比に関してはローギアでもハイギアでも好みで選んでいただいて問題ありません。
ローギアであれば巻き抵抗の大きいリップ付きのビッグベイトを使うときに最適で、1日中巻き続けたときの疲労感がハイギアと変わってきます。
反対にハイギアであればリーリングジャークが入れやすかったり、トゥイッチやジャーキングしたときのラインスラックをすぐに回収することができます。
主にリップ付きのビッグベイトを巻き続けるスタイルがメインの方はローギアを選び、ジョイクロのようなリップレスタイプを扱う機会が多い方はハイギアをチョイスしましょう。
ブレーキの種類の選び方
1oz以上が主となるビッグベイトですので、ブレーキシステムはバックラッシュのしづらいマグネットブレーキかDCブレーキがオススメです。
扱いやすさで言うと自動でブレーキ調整をしてくれるDCブレーキがおすすめですが、DCブレーキ搭載のリールは金額が高くなってしまうため、初心者の方はマグネットブレーキ搭載のリールから始めてみましょう。
中には遠心ブレーキ派の方もいらっしゃるかと思いますが、空気抵抗の大きいビッグベイトはバックラッシュがしやすいので繊細なブレーキ調整とサミングが必須となります。
糸巻量(ラインキャパシティ)の選び方
1oz以上の重量級ルアーを扱うため、ラインは最低でも16ポンド以上の太さを使用しましょう。
ビッグベイトは大物を狙うルアーですので、細いラインですとアワセ切れやラインブレイクの心配があります。
太いラインを巻くためには、深溝のラインキャパシティのあるスプール径が必要不可欠ですので、16ポンドで100m巻き取れるリールがベストと言えます。
当然、扱うビッグベイトが2oz、3ozとサイズアップすると同時にラインも太くする必要がありますのでルアーウエイトに合わせてチョイスしましょう。
剛性(耐久性)の選び方
ヘビーウエイトのルアーを扱うには、耐久性のあるタフなリールが求められます。
剛性力で言えばカルカッタなどの真鍮で作られた両軸リールが最適ですが、コストパフォーマンスを考えると樹脂製のリールが手に取りやすい価格帯になってきます。
ベイトフィネスリールなど軽さに特化したリールですと、ギアが破損したりと故障してしまうリスクが高まります。
リールの軽さよりも強い負荷にも耐えうる丈夫なリールを選ぶようにしましょう。
バス釣りにもシーバスにも使えるビッグベイトリールおすすめ19選
ここからは、実際にビッグベイトを使ってみて最適だったおすすめリールをご紹介していきたいと思います。
今回は高価格帯のリールをあえて除外し、コストパフォーマンスに優れたリールに特化して選びました。
ビッグベイト以外のルアーも扱えるバーサタイルなリールばかりですので、おかっぱりアングラーは特に必見です。
【ダイワ】
タトゥーラ SV TW 6.3
アメリカからの逆輸入モデルとなるダイワのタトゥーラは、スーパーメタルフレームに超々ジェラルミン製スプールを採用しております。
本場アメリカで実績を積み重ねてきたパワー負けしないタフな仕様になっていますので、ビッグベイトゲームには最適なリールと言えます。実売価格はおおよそ22,000円ほどです。
SVスプールとTWSの組み合わせで、スムーズなキャストフィールとバックラッシュ知らずのハイレベルなリールに仕上がっています。
1~2ozクラスのビッグベイトだけでなく、巻物やジグ系など幅広く対応できますので、バーサタイルなアングラーにおすすめです。
【アブガルシア】
ロキサーニ パワーシューター
ベイトリールの中では珍しい、ビッグベイトや巻き抵抗の大きいディープクランクなどを扱うことに特化したモデルとなります。
設計段階から大型ルアー専用機と考え抜かれているため、リールの剛性も太いラインを巻き取るスプールのキャパシティもビッグベイト仕様となっています。
このパワーシューターは大型のパワーハンドルを搭載していますので、巻き抵抗のあるリップ付きのビッグベイトでも安定したリーリングが可能です。
販売価格に関しては、ビッグベイト専用機でありながらおおよそ14,000円で購入できます。ビッグベイト入門モデルとしては申し分ないリールです。
【アブガルシア】
レボ ビースト
ビーストはパワーシューター同様にビッグベイトの使用に特化したベイトリールとなっています。おおよそ26,000円ほどの価格です。
30ポンドを100m巻き取れるラインキャパシティに加え、ロープロファイルモデルのリールでは最高クラスの14kgというドラグパワーが魅力的です。
不意の大物にも負けない大型ギアはIBブレーキ搭載で、デカバスだけでなくシーバスや雷魚といったモンスター級の魚とも安心して対峙することができます。
ビーストは海での使用にも考慮したソルトシールドベアリングを搭載していますので、シーバスゲームにもおすすめなモデルとなります。
【シマノ】
バンタム
2022年にリニューアルしたバンタムは、前作よりもスプールを大口径化し、ナローにしてあるのが特徴。
遠心ブレーキとの相性が高いスプールで、伸びやかなキャストを可能にしています。
インフィニティドライブ搭載でよりパワフルに巻き上げられます。
そのため、リールのパワーが重要なビッグベイトゲームに相性抜群。
実売価格は27,000円ほどながらも、ワンランク上の使用感を得られるところも必見です。
【シマノ】
クロナーク MGL 150XG
ビッグベイトもハードプラグも投げたいというバーサタイルな方には、タフでコンパクト設計のクロナーク MGL 150XGがおすすめです。
従来のクロナークCI4+にNEW MGL(マグナムライトスプール)とNEW SVSを搭載したことで圧倒的な遠投性能を実現しました。
ブレーキシューが小さめのメタニウムMGLに対し、クロナーク MGL 150XGは一回り大きいブレーキシューを採用しているため重量級のルアーを扱うのに適しています。
駆動部にはマイクロモジュールギアをセットしたことで、重量級のビッグベイトでも滑らかに巻いてくることが可能です。
メタリック系の武骨なデザインがパワーゲームを更に盛り上げてくれます。
【シマノ】
クラド DC
200番のサイズで20lbを100m巻ける糸巻量があり、不足なくビッグベイトゲームを楽しめるおすすめのモデル。
実売価格は20,000円ほどながらも、DCブレーキ搭載で、ビッグベイトをキャストしやすいところも魅力です。
ギアが密に噛み合うマイクロモジュールギアを搭載し、滑らかな巻き心地を実現。
ビッグベイトをゆっくりとただ巻きで動かすときにも、快適にリーリングできます。
【シマノ】
SLX DC
シマノ独自のブレーキシステムであるDCブレーキを搭載したバーサタイル性の高いリールがSLX DCです。おおよそ20,000円ほどで購入できます。
このSLX DCに組み込まれているDCブレーキは4段階の使い易いブレーキ設定で小型プラグからビックベイトまで幅広いルアーを遠投出来るようになっています。
ギア比は6.3、7.2、8.2の3タイプから選べることが可能となっており、ビックベイトの使い方によって最適なギア比を選ぶことが可能です。
特に風の抵抗を受けやすいビックベイトをロングキャストしたい方やビックベイト以外のルアーも合わせて使いたい方には是非お勧めしたいリールです。
【シマノ】
SLX MGL
SLX DCはデジタルコントロールブレーキを搭載したリールですが、DCブレーキが搭載されていないSLX MGLもラインナップされています。おおよそ15,000円ほどと、かなり低価格で購入できます。
このSLX MGLにはSVS∞が搭載されているので、シマノらしい遠心ブレーキによる伸びのあるキャストを体感することが出来ます。
もちろんリールボディーにはHAGANE BODYが採用されているので、高い剛性感を持ってキャストからリーリングまで出来る様になっています。
DCモデルとの価格差は1万円を下回りますが、シマノの遠心ブレーキの伸び感が好きな方にとっては主軸となるリールです。
【シマノ】
スコーピオン MGL
パワフルな巻き上げ性能を持ちながら、高いキャスタビリティーを持っているリールがシマノのスコーピオン MGLです。実売価格は20,000円ほどで、エントリーモデルとミドルクラスの中間ほどに位置します。
このリールには第二世代のマグナムライトスプールが搭載されており、キャスト時のスプール立ち上げが非常に軽くなっていますので、ビックベイトのロングキャストはもちろん、カバー周りでのピッチングによるポイントキャスト時にも高いアキュラシーを持って打ち込むことが出来ます。
ギア比は6.2、7.4、8.5と幅広いラインナップがされており、あらゆるルアーに対応できるようになっています。
【ダイワ】
タトゥーラ TW 300/400
バスやシーバスのビッグベイトゲームはもちろん、怪魚のアカメ釣りにも十分対応できるパワーのあるモデル。
ビッグベイトを超えるジャイアントベイトにも対応でき、ビッグベイトゲームをより深く楽しみたい人に最適です。
初期性能を維持することを目指したハイパードライブデザインを採用しているのも特徴。
高性能ながらも実売価格は30,000円以下と、比較的購入しやすい価格に設定されています。
【ダイワ】
タトゥーラ TW
ダイワリールのベースとなっている高い基本性能とタフコンセプトを高い次元で実現しているリールがタトゥーラ TWです。
タトゥーラ TWにつけられているスプールは34mm径の物となっており、16lbを100m巻きとることが可能です。
また、タフに作られていながら、リール自体の重量が軽く200gを下回る195gの自重となっています。
とても使用できるルアーレンジが広く、4oz程度のビックベイトまでトラブルなく対応できる高パフォーマンスリールです。
価格は16,000円ほどで、低価格でビッグベイト用リールを探している人にもマッチします。
【ダイワ】
タトゥーラ HLC
ビックベイトをより遠くへ遠投しサーチベイトとして使用する方や、ロングディスタンスによる食わせの間を長くとりたいと考えている方にお勧めしたいモデルが、タトゥーラ HLCです。
このリールはビックレイクなどの浜における遠投を視野に入れて作られたリールとなっており、34mm径で16lbを90mまで巻くことが出来るスプールの他、ダイワのブレーキシステムの代名詞でもあるマグフォースZがロングディスタンス用に改良されたものが搭載されています。
これだけの性能がありながらも、実売価格は30,000円ほどとコスパに優れています。オカッパリなどロングアプローチが必要な方には強い味方になるリールです。
【アブガルシア】
REVO BIGSHOOTER COMPACT 8/7
フルサイズのベイトリールでありながら、コンパクトで且つ、頑強につくられているリールがREVO BIGSHOOTER COMPACT 8/7です。価格はおおよそ30,000円ほどです。
特にビックベイトや大型のスピナーベイトなどに特化したつくられたモデルとなっており、20lbを100m巻きとる深溝のスプールや空気抵抗の大きいルアー用にキャストリリース直後からしっかりとブレーキがかかるマグトラックスIIIブレーキシステムが採用されています。
ビックベイトのリーリングジャークに欠かすことが出来ないロングで軽量なラウンド型のハンドルが標準装備されている専用リールです。
【アブガルシア】
REVO BIGSHOOTER WM50
ビッグベイトの釣りを初めとして、あらゆるビッグゲームに対応できるリールとしてアブガルシアがプロデュースしたリールがREVO BIGSHOOTER WM50です。3万円台で購入できます。
40mmの大型スプールが搭載されている他、高い強度を誇るブラス製の大口径ギアが搭載されており、ビックベイトゲーム専用機にふさわしい技術が注ぎ込まれています。
また、ビックベイトゲームはアングラーへの負担が大きくかかることから、ロープロファイルボディーとパーミングも考慮してつくられている一品となっています
【アブガルシア】
REVO TORO ROCKET
ハイスピードビックベイトゲームを極めたい方にお勧めしたいリールがREVO TORO ROCKETです。
このリールの特徴はハイスピードとなる7.6:1のギア比の搭載と105mmの大型ダブルラウンドビックノブが付けられていることで、ビックベイトの高速巻きによるアプローチを可能としている点にあります。
特にリーリングジャークを行うと、他のリールでは出来ないキレのある動きを演出することができるので、現代のビックベイトゲームを極めることが出来るリールとなっています。
30,000円と決して安くない価格ですが、糸巻量が多いリールを低価格で欲しい人は必見です。
【アブガルシア】
REVO5 SX
2023年3月に新登場した最新モデル。
20lbを90m、PE3号を120m巻ける糸巻量を有し、ビッグベイトゲームにも深く対応できます。
それでいて、実売価格17,000円ほどと比較的低価格で購入できるところも嬉しいポイント。
エルゴノミックデザインを採用しているため、パーミングしやすく、快適にビッグベイトを操作できます。
ドラグ力はMaxで11kgもあり、対大物性能を高められています。
【アブガルシア】
ROXANI POWERSHOOTER
ビッグベイトに対応できる大型ベイトリールながらも、実売価格13,000円ほどとかなりの低価格を実現したおすすめモデル。
Revoシリーズの下位モデルに位置しますが、Revoの遺伝子を受け継ぎ、パワーフィッシングに深く対応します。
そして、低価格ながらもフレームに強度があり、ソルトゲームに対応できるベアリングも搭載。
バスはもちろん、シーバス狙いにも安心して使えます。
【テイルウォーク】
エラン ワイドパワー プラス
テイルウォークが販売するワイドボディのベイトリールで、キャスティングゲーム専用モデル。
ナイロン25lbを約130mも巻ける糸巻量があり、ビッグベイトからジャイアントベイトにまで対応できます。
39mm径のスプールで、マグナムクラスのルアーも楽々と遠投可能。
ソルトにも対応でき、バスからシーバス狙いにも使用でき、持っておくと重宝すること間違いありません。
【テイルウォーク】
ワイド バサル
実売価格10,000円ほどと、かなりの低価格を実現した注目のベイトリール。
PE3号を260m巻けるスプールを搭載し、低価格でもしっかりとビッグベイトゲームを楽しめます。
100mmのダブルハンドルを搭載しているので、引き抵抗が強いビッグベイトの操作も楽々とこなせます。
低価格ながらもドラグ音が鳴るシステムを搭載し、ドラグの音で魚とのファイトを楽しめるのも魅力です。
安いビッグベイトリールまとめ
「ビッグベイトを使ってみたいけどなかなか一歩踏み出せない・・・」
という方は、今回の記事を参考にぜひビッグベイトにチャレンジしてみてください。
今回ご紹介したベイトリールは様々なルアーに対応したオールラウンドモデルですので、おかっぱりでタックルが制限されているスタイルでも活躍します。
どれもコストパフォーマンスに優れたリールとなっていますので、気になったリールはAmazonなどでレビューをチェックしてみてください。
ビッグベイトリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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