旅行先や自転車などで手軽にカバンの中にしまうことが出来るのがパックロッド(モバイルロッド・振り出し竿)の良いところです。
しかし、1ピース、2ピースロッドとは違い、パックロッドだと本格的に重いルアーを扱う事が出来ないと思っている人も多いと思います。
今回はそんな常識を覆す、1oz以上の重いルアーも投げることが出来るロッドを紹介いたします。
また、別記事では、ビッグベイトロッドの選び方やパックロッド以外のおすすめも紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
新製品や人気製品をどこよりも安く販売中!
少量入荷のため売り切れ注意!
- クレジットカード決済
- Amazon Pay
- コンビニ払い
目次
- 1 ビッグベイトが投げられるパックロッドを使うメリット
- 2 ビッグベイトをパックロッドで扱うデメリット
- 3 ビッグベイトに適したパックロッドの選び方
- 4 ビッグベイト対応パックロッドおすすめ15選
- 4.1 【レジットデザイン】ワイルドサイド マルチピース(WSC68XXH-5)
- 4.2 【ダイワ】モバイルパック (705TMLS)
- 4.3 【シマノ】スコーピオン 5ピースモデル (15103RS-5/1602R-5/1604SS-5/1652R-5)
- 4.4 【シマノ】ワールドシャウラ ドリームツアーエディション (1652R-5)
- 4.5 【メジャークラフト】バスパラ 振出モデル (BXCT-665MH/BXCT-705H/BXCT-705X)
- 4.6 【メジャークラフト】弁慶 パックロッド(BIC-664MH/BIC-704H)
- 4.7 【アブガルシア】ホーネットスティンガープラス マルチピースモバイルモデル(HSPC-674MH/MGS HSPC-724H/HSPC-744X-BB)
- 5 まとめ
ビッグベイトが投げられるパックロッドを使うメリット
持ち運びが便利
ビッグベイトを投げることができるパックロッドのメリットとして、最も大きなポイントと言えるのが、持ち運びのし易さです。
バス用のロッドは年々ロングレングス化がされる傾向がある中で、ビッグベイト用のロッドの多くは7フィートを超えるロングレングスが一般的となっています。
パックロッドであれば、ビッグベイトをロングキャストすることができるロングレングスのモデルであっても、分割して持ち運ぶことができるようになります。
車や自転車での移動はもちろんのこと、電車や飛行機などの公共交通機関にも持ち込むことができるようになるので、さまざまなフィールドでビッグベイトの釣りを楽しむことができるようになります。
コンパクトに収納できる
ハイパワー&ロングレングスのロッドであるほど困るのが、釣りを行っていない時の収納方法です。
パックロッドであれば、大型のビッグベイト用のモデルであっても分割し、保管することができるので、保管スペースを多くとることなく、コンパクトに収納することができるようになります。
自宅で保管する場合はもちろん、車内にロッドを詰め込む時にもスペースを大きくとることが無いので、他のアイテムを収納するスペースも確保しやすくなるメリットも生まれてきます。
隙間時間に釣りを行うことができる
パックロッドはコンパクトに収納することができるので、常に車などにロッドを入れておいても邪魔にならず、必要な時に取り出すことも可能です。
実際に多くの釣り好きは、車にパックロッドを積んでおき、僅かな隙間時間やたまたま目についたフィールドなどでロッドを振ることができるようにしています。
少しの間でもフィールドに立つことができれば、魚に触れる回数が必然的に多くなることはもちろん、刻々と変わるフィールドの状況も的確に判断することができるようになってきます。
少しの間でもフィールドに立つことができる便利なアイテムとして、パックロッドはおすすめのアイテムであると言えます。
強いロッドを作ることができる
バスフィッシング用のロッドは1ピースモデルが最も主流となっていますが、ロッド技術の進化もあり、2ピースモデルやマルチピースロッドも多くなってきています。
特に近年では、ロッドのバットやベリーパワーを飛躍的に上昇させるために意図的にロッドを分割しているモデルも存在しており、要所要所で最適な材質を使用することもできるようにもなってきています。
1ピースロッドでは実現できない強度やテーパーデザインを楽しむことができるのも、ロッドを分割するタイプのパックロッドならではのメリットと言えます。
修理費が安く済む場合もある
ビッグベイトに対応することができるパックロッドは、一般的に使用される1ピースロッドよりも修理費用が安く済む場合があります。
パックロッドであれば、万が一ロッドが破損した場合であっても、分割することができるので、破損してしまった部分のみ新品ロッドへ切り替えることで、元のロッドに直すことができるようになります。
ビッグベイトをパックロッドで扱うデメリット
準備に時間が掛かる
ビッグベイトをパックロッドでか使う時のデメリットとして、釣り場についた時にロッドをつなぎ合わせるなどの準備を行う必要があり、直ぐに1stキャストの動作に移ることができなくなります。
特にビッグベイトの釣りでは1stインパクトが非常に大切となる部分もあり、準備に手間取ってしまうと、他のアングラーにポイントや1stキャストを奪われてしまう可能性も出てきます。
フィールドに到着した時にすぐにキャストへ移ることができないのは、貴重な時間を無駄にしている部分でもあり、多くのアングラーが煩わしさを感じてしまう部分であると言えます。
コンパクトに収納することができるメリットを持つが故の、デメリットでもあります。
繋ぎ目がズレやすい
ビッグベイト対応のパックロッドに限ることなく、多くのパックロッドで発生するデメリットとして、ロッドの繋ぎ目部分が使用中にズレてしまう場合があります。
特に重量が重たいビッグベイトでは、キャスト時やアクション時に大きな負荷がロッドにもかけられますので、繋ぎ目部分のズレは非常に発生しやすいとも言えます。
繋ぎ目部分がズレてしまうとロッドが持っている本来のパフォーマンスを発揮することができなくなるので、細かくロッドの繋ぎ目部分を観察し、ズレが発生していた場合は正しい位置に直す必要があります。
パックロッドであるため、致し方ない部分でもありますが、使用時間が長くなると煩わしく感じてしまうかもしれません。
ロッドの破損に繋がりやすい
近年の技術でパックロッドはブランクのセクションごとで異なるカーボンを使用し、部分的に強度を高めることもできるようになっていますが、適切に繋ぐことができなかったり、繋ぎ目部分に異物が入ってしまうと、極端に強度が低下してしまう場合があります。
最悪の場合、ロッドをキャストした時にロッドが破損してしまう場合もあるので、特にパックロッドを使用した時には気を付けておきたいポイントの一つです。
繋ぎ目部分は、ロッドの中でも特に繊細な部分であることを認識して使用する必要があります。
ビッグベイトに適したパックロッドの選び方
ロッドパワーで選ぶ
ビッグベイトのパックロッドを選ぶ時に、ロッドパワーは先ず確認しておきたいポイントです。
ビッグベイトは2ozクラスのモデルから6oz近くのモデルも存在しており、一般的なルアーサイズのモデルよりも重量の変動が大きいのが特徴です。
最適となるロッドパワーも使用するルアー重量によって異なりますので、ビッグベイト用のパックロッドを導入することで全てのビッグベイトを快適に扱うことは難しいと考えてた方がよいと言えます。
このためビッグベイトに適したパックロッドを選び出す時には、メインで使用したいビッグベイトの重量を快適に扱うことができるパワーを持っているモデルを選び出すことがおすすめとなります。
ロッドレングスで選ぶ
フィールドでビッグベイトロッドを使用するにあたり、ロッドパワーと合わせて、ロッドレングスも合わせて確認しておく必要があります。
ビッグベイトの釣りでは、ロングロッドが幅広く普及していますが、近年ではテクニカルなビッグベイトフィッシングも必要となってきていることから、ショートレングスのロッドも多くなってきています。
ロングレングスであるほど、空気抵抗が大きいビッグベイトでもロングキャストしやすいメリットを持っていますが、ジャークやトゥイッチなどのアクションが行いにくくなります。
フィールドの規模やビッグベイトを使ったアプローチ方法によってロッドのレングスを選ぶことがおすすめです。
仕舞寸法で選ぶ
ビッグベイトに適したパックロッドを選ぶ時に、ロッドの仕舞寸法は確認しておくべきポイントの一つです。
パックロッドであるため、コンパクトに持ち運ぶことができるのに変わりはありませんが、ロッドの仕舞寸法は各モデルや番手で異なります。
仕舞寸法は、持ち運ぶ時の寸法でもあり、特に自転車での移動や飛行機を含めた公共交通機関を利用する場合では、特に重要となるので、購入する前に実物で収納時の寸法を確認する他、メーカーのホームページに記載されている仕舞寸法を確認しておく必要があります。
パックロッドの種類で選ぶ
パックロッドは一般的にマルチピースで作り上げられているモデルと、振り出し式で作り上げられているロッドに分けられます。
マルチピースのロッドは完全にロッドが分割して作り上げられているモデルであり、近年のパックロッドの主流ともいえるモデルです。
マルチピースタイプは、モデルによっては1ピースロッドと遜色のない性能を発揮するモデルも存在しますが、分割された状態から各セクションを繋ぎ合わせるので、準備に時間が掛かるタイプでもあります。
振り出し式は、マルチピースモデルと異なり、ロッドが完全に分割されることなく、バット部分にロッドを伸縮させて収納することができるようになっているタイプです。
マルチピースよりも簡単に準備ができ、更にコンパクトに持ち運びができますが、構造上、ワンピースロッドと同程度の性能が得られにくい他、繋ぎ目に異物が入ることも多くなるモデルとなっています。
それぞれのタイプで異なるメリットとデメリットを持っていますので、アングラーの好みと使い方によって選択することがおすすめです。
テーパーデザインで選ぶ
間違いのない一本を選び出すためには、ロッドが持つテーパーデザインを確認しておく必要があります。
ビッグベイトに対応することができるパックロッドでも、レギュラーテーパーやファーストテーパーのデザインがあります。
レギュラーテーパーは、キャスティング性能に優れており、汎用性に優れている特徴を持っていますが、繊細なアクションを得意とせず、フッキングにも大きな動作が必要となります。
ファーストテーパーのアクションとなるほど、キャスティング時のリリースポイントが短くなりますが、繊細なアクションや、ショートバイトにも追従しフッキングまでのモーションも小さくすることができるようになります。
テクニカルなビッグベイトアクションを必要とする場合は、ファーストテーパーに近いアクションを選び、クランキングのようにただ巻きに近いアクションで使用する場合は、レギュラーテーパーに近いモデルを選ぶのもおすすめの選択方法です。
ロッドの素材や特性で選ぶ
テーパーデザインと合わせて確認しておくポイントとなるのが、ロッドに使用されている素材の特性です。
ロッドにはカーボンが使用されますが、カーボンにも高弾性のカーボンから低弾性のカーボンまで存在しており、異なる特徴を持っています。
高弾性は非常に張りが強く、軽量で高感度ですが、粘りが弱くトルクを発揮することができない素材であり、低弾性カーボンに近づくほど、逆の要素が強くなります。
ロッドのブランクは一般的に中空で作り上げられてますが、ソフトなティップセクションを作り上げるためにティップ部分のブランクが中空となっていないソリッドティップタイプのモデルも存在します。
テーパーアクションとの組み合わせで、ロッドの特性に大きく影響するので、どのような素材が使用されているかは確認しておくべきポイントです。
ビッグベイト対応パックロッドおすすめ15選
【レジットデザイン】
ワイルドサイド マルチピース(WSC68XXH-5)
レジットデザインの名刺とも言えるワイルドサイドが携帯性に優れ、遠征先や旅行先での釣りをするハードルを下げてくれるのが、このワイルドサイド マルチピースです。
このWSC68XXH-5モデルでは5ピースからなるパックロッドですが、126gまでのルアーをキャストできる安心感や6’8ftと操作性の高いレングスで、小規模フィールドでのキャスト精度を高まる事を感じるでしょう。
携帯性を持ちながら性能も妥協するする事なく、釣りを楽しみたい方にオススメできるモデルとなります。
【ダイワ】
モバイルパック (705TMLS)
ダイワから発売されているモバイルパックは、バスやライトソルトゲームやボート釣りなど、オールマイティーに釣りが楽しめるようラインナップが豊富で、携帯性の高い振出式のロットになります。
1ozのルアーを投げられるロッドとして705TMLSがあります。
スピニングモデルですがレングスがあり遠投性にも優れ、ソルトではシーバスゲーム、バス釣りでは陸っぱりのパワーゲームと幅広い釣りが出来るのも特徴です。
【シマノ】
スコーピオン 5ピースモデル (15103RS-5/1602R-5/1604SS-5/1652R-5)
シマノの王道にして魅力的なカラーで本格派のアングラーでは切っては切り離せないのがスコーピオンです。
太糸やラインシステムに対応できる大口径ガイドや、携帯性の高い5ピースモデルでも豊富なラインナップで、隙のないルアーフィッシングが楽しめること間違いなしです。
特に1604SS-5モデルでは15~80gのルアーが対応しておりビックベイトを気兼ねなくキャスティング出来るパックロッドに仕上がっています。
【シマノ】
ワールドシャウラ ドリームツアーエディション (1652R-5)
世界中でどんな場所でも釣りが出来るためにロッドを機内に持ち運べるよう、仕舞寸法を55cm以内に納め携帯性に優れた最高峰のパックロッドと言えるのがこのワールドシャウラドリームツアーエディションです。
コンパクトに5ピースモデルになっただけでなく、スパイラルXコア+ハイパワーX採用し携帯性、幅広いフィッシングが出来るように生まれ変わりました。
【メジャークラフト】
バスパラ 振出モデル (BXCT-665MH/BXCT-705H/BXCT-705X)
リーズナブルな値段からは想像もできないくらいコストパフォーマンスに優れているバスパラから振出モデルがあります。
ルアーのキャストやアクションを重視するため、中弾性カーボンをメインマテリアルに採用し高弾性カーボンを随所に採用されております。
また、通常モデルと共通で操作性の高いグリップデザインは健在です。
初めてのパックロッドの購入を検討しているのであればまずはリーズナブルなこちらのバスパラもオススメです。
【メジャークラフト】
弁慶 パックロッド(BIC-664MH/BIC-704H)
モバイルロッドでは避けて通れない、「だるさ」「ブレ」をメジャークラフトから発売している弁慶シリーズがシャープなブランクで解消しております。
また、旅行先に持ち運べるようスタイリッシュなハードケースが付いており場所を選ばず釣りが楽しめます。
ラインナップも豊富で特にBIC-704Hは本気でビックバスを狙える仕上げとなっており、まさに「武蔵坊弁慶」の刀となり得るくらい頼りになることでしょう。
【アブガルシア】
ホーネットスティンガープラス マルチピースモバイルモデル(HSPC-674MH/MGS HSPC-724H/HSPC-744X-BB)
アブガルシアから発売している軽量&高感度なホーネットスティンガープラスがパックロッドとしてラインナップしております。
マイクロガイドシステムやX–ラッピングカーボンといったハイスペック機能も搭載しており、妥協することなくモバイルロッドで釣りをする中級者以上のスペック製品と言えます。
海外のメーカーですので一味変わったスタイリッシュなデザインでオシャレに釣りを楽しみたい人も是非チェックしておきたいモデルです。
まとめ
モバイルロッドは空いた時間で釣りを楽しむことができ、妥協する事なく大物を狙う言わば上級アングラーの必須アイテムではないでしょうか。
また、移動手段が自転車や電車などで車を運転しない方でも、携帯性に優れ本格的に楽しむことができるパックロッドで新たなフィールドとの出会いを求めて繰り出すのも釣りをする上で楽しくするものではないでしょうか。
商品の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。