年間通じて楽しむことが出来るバスフィッシングの中でも、5月は気温的にも暖かくなってくる季節であり、冬に釣りをバス釣りを行っていなかったアングラーも釣り場に向かい易くなります。
そんな5月はフィールドでは、バスの状態を的確に把握することが出来ればビッグフィッシュを期待する季節であり、逆に適切なアプローチが出来なければボウズなんてことも珍しくない季節です。
今回は、そんな気難しい5月の釣りを攻略することが出来る、おすすめ実績ワームをご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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5月のバス釣りの特徴
5月を含め、春はバスにとって一年で最も大きなイベントであるスポーニングを行う季節となっています。
スポーニングのタイミングは、地域はもちろん、年間の季節の進行度合いにも影響するとされており、5月時点はスポーニングを行う前のバスや、既にスポーニングを行ったバス、そして、スポーニング真っ最中のバスと様々なコンディションが入り乱れている状態です。
どの状態のバスが最も多いかは、フィールドによって異なりますので、釣りを行うフィールドの状態を的確に判断する必要があります。
スポーニングはシャローエリアにて行うので、スポーニング前の個体はもちろん、スポーニング直後の個体も、スポーニングエリアに近いシャロー周辺に集まっています。
広大なフィールドで、なかなか沖を狙うことが出来ないおかっぱりアングラーでも、非常に大きなチャンスをつかむことが出来る季節です。
更にスポーニング直前の雌バスは抱卵していることから、非常に重量があり、マイレコードを更新しやすくもなります。
5月のバス釣りの攻め方・釣り方
スポーニング前を狙う
スポーニング前のバスは非常に神経質であり、他の季節と異なり食性ではなかなかバイトしにくい特徴を持っています。
スポーニングベットに入る前の状態ではありますが、シャローエリアでスポーニングベットに入る時期を見計らっている状態となっています。
この時期のバスは高速で動くものや、強い波動を持っているルアーに対しての反応が悪いとされており、波動が弱く、じっくりとフィールドを攻略することが出来るルアーに対しての反応が良くなります。
食性でバイトへ持ち込むことが困難なので、スローアプローチでバスを威嚇することが出来るルアーが使用することがおすすめです。
高速の釣り等では、反応しにくい状態となるため、スローテンポを心がけることがおすすめです。
スポーニング中のバスを狙う
季節がもう少し進行し、バスがスポーニング真っ最中となっている状態も、基本的にはスポーニング前の状態に近いアプローチとなります。
スポーニングは何度か繰り返し行うものであり、雄バスがスポーニングベットを守り、雌バスがタイミングを見計らってスポーニングベットに繰り返し入る様になります。
雌バスはスポーニングベットの外側で待機しているので、ビッグワンを狙うのであれば、スポーニングエリアよりも一段下がっているエッジ部分を狙うことがおすすめです。
スポーニング前の状態と同じでスローアプローチで出来るだけ短い移動距離で動かくことが出来るワームがおすすめとなります。
スポーニング後のバスを狙う
スポーニングを行ったバスは、スポーニングで消耗した体力の回復を行う必要がありますが、まだまだ体力が完全に回復しきれていない状態となります。
スポーニング後からはバスは今まで以上に水面にも意識を向けることが多くなりますので、虫系や羽根モノ系などのワームに対する反応が良くなります。
また5月後半にもなると地域によっては甲殻類が活動を初めるようになり、甲殻類を狙ったバスの個体も多くなりなります。
水面、ボトムの両方が有効となりますが、体力が無いバスにも捕食することが出来ると思わせることが重要となりますので、ワームの移動距離などは特に注意しておくことが必要です。
サイトフィッシングで狙う
スポーニング意識しているバスの中でも、比較的簡単に魚に触ることが出来るのが、雄バスです。
雄バスはスポーニングベットを作ったタイミングから、外敵を積極的に排除する行動を行います。
常にスポーニングベットの周りを警戒し、外敵を排除する行動をとることからサイトフィッシングで狙いやすい特徴を持っています。
雄バスを釣り上げてしまうと、産卵した卵を外敵から守る存在がいなくなる他、リリースした場合で元のベットに帰ることが出来ない場合もあります。
雌バスと比べて雄バスがサイズが小さいことが多く、モラルに反するとの考え方からもあまりベットを守っている雄バスを釣るのは賢明ではないとも言われています。
縦ストラクチャーを狙う
5月のバスを攻略する時に非常に重要となるのが、縦ストラクチャーの存在です。
スポーニング前のバスやスポーニングが終わって体力の回復を待っているバスが居つきやすいポイントとして知られており、スポーニングエリアが絡む縦ストラクチャーは5月の釣りでは一級ポイントの一つとなります。
縦ストラクチャーの種類は様々であり、人口的に作られた取水塔、漁礁などはもちろん、立ち木や、ウィード、葦などさまざまな障害物が縦ストラクチャーに該当します。
スポーニングエリアに絡む部分が分かっている場合は、じっくりと集中的に攻略し、居場所が絞り込めていない場合は、目に見えるストラクチャーを効率の良いシャッドテールワームなどでサーチしてみることがおすすめです。
5月に釣れるバス釣りワームおすすめ12選
【デプス】
カバースキャット
無駄なパーツが一切なく、ソルト含有量が40%と超高比重で作り上げられているワームです。
対カバー攻略用として作り上げられたワームですが、無駄の無いデザインで抜群のキャスティング飛距離を出すことができ、ジャークを行うとボトムで移動距離を抑えたドッグウォークアクションを演出させることが出来るようになっています。
近年の高比重ノーシンカーワームのブームを作り上げたワームでもあり、まだまだ入手困難な状態となっていますが、じっくりとフィールド攻略する釣りには欠かすことが出来ないワームです。
【デプス】
ブルフラット
元祖ギル型ワームとして、現在でも各地で高い釣果を出しているワームです。
ブルーギルの様に扁平形状が採用され、ボディー左右に取り付けられた極細のヒゲがピリピリと微振動を発生させることが出来るようになっています。
最大の特徴である深めのリブが取り付けられたテールは、水をしっかりと掴み、ナチュラルアクションを演出することが可能です。
5月のバスにとって天敵の一つであるブルーギルを直接イミテートすることが出来るワームであり、ブルーギルが存在しているフィールドでは特に効果が発揮しやすいモデルです。
【一誠】
沈み蟲
沈み蟲は、高比重のイモ虫系ワームとして作り出されたワームであり、深めのリブと複数のレッグが取り付けられているワームです。
高比重ワームなのでノーシンカー状態でも十分な飛距離を出すことができ、オフセットフックの取り付け位置を前後反対とすることで、バックスライドワームとして使用することも出来るようになっています。
沈み蟲はフォール中やズル引きの時にも細かく手足を震わせたアピールすることが出来るようになっており、プレッシャーの強いバスにも捕食スイッチを入れることが出来るようになっています。
【ボトムアップ】
ハリーシュリンプ
テナガエビを模したワームであり、大きすぎずナチュラルな波動でアプローチ出来るワームです。
甲殻類系のワームとして重要となるレッグや爪部分など、全て細かなパーツで作り込まれているので、ロッド操作はもちろん、僅かな水流の変化でも自発的に動き、バスから攻撃すべき対象として認知させることが出来るようになっています。
ノーシンカーはもちろん、ラバージグのトレーラーを含めて様々なリグにマッチしますので、フィールドに合わせた使い方が出来るようにもなっています。
エビやザリガニなどの甲殻類が多いフィールドで活躍することが出来るワームです。
【ゲーリーヤマモト】
カットテール
ストレート系ワームの中でも超定番となっており、タフコンデイションを打破する時のワームとしても人気のモデルです。
高比重素材で作られているので、ノーシンカーでも扱うことができ、フォール中にはウネウネとな艶めかしい動きを演出しながら、じっくりとバスへアピールすることが出来るようになっています。
カーリーテールのテール部分をカットしたような独特の形状から生み出されるアクションは他のストレートワームでは真似することが出来ない魅力を持っています。
釣れる定番ワームとして必ずボックスに入れておきたいワームの一つです。
【ゲーリーヤマモト】
ハートテール
初のフィールドなどで、フィールドのポイントが掴み切れない場合におすすめすることが出来るシャッドテール系ワームです。
その中の通りテール部分がハート形状で作り上げられており、スロースピードからハイスピードのリーリングにも姿勢を崩すことなくレスポンシブルに反応させることが出来るようになっています。
カットテールと同じで高比重のマテリアルで作り上げられているので、ロングキャストでチェイスの有無を確認しながらフィールドを探ることも可能です。
5月に活躍するサーチベイトとしておすすめなモデルです。
【ノリーズ】
ラッテリー
ノリーズからリリースされているストレートワームです。
非常にシンプルなストレートワームですが、僅かに扁平させているボディーが採用されており、ボディー全体がリブに覆われているので、水の抵抗がつかみやすく、移動距離を抑えながら、強めの波動を発生させることができるようになっています。
特にワッキーリグやネコリグとの相性がよく、バスのメインベイトとなりやすい手長エビを意識したアプローチにも適しているルアーです。
シンプルですが釣れる要素が詰まっているモデルとなっているので、フィールドを限定することなく、使用しやすいのもおすすめのポイントとなっています。
【ディスタイル】
SVSB
スポーニング後に水面を意識し出したバスに対して、有効になる虫系ワームの一つです。
フィネスな釣りを得意とする青木大介プロによって作り上げられたワームであり、虫系ワームの多くがラバーレッグを採用しているのに対し、ボディーと一体成型で作り上げられているワーム素材のレッグが採用されているので、ハイピッチなレッグアクションを発生させることができるようになっています。
小型の虫系ルアーですが、ボディーのコア部分が高比重素材で作り上げられているので、吊るしの釣りなどで必要となる狙ったポイントへ精度の高いキャスティングも行いやすいモデルとなっています。
【ジャッカル】
ハニーナゲット
ジャッカルからリリースされているギル型ワームであり、フリーリグと非常に相性がよいモデルです。
ボリュームのある扁平ボディーは、フリーリグのシンカー着底後に自発的に水平姿勢に切り替わるように作り上げられており、ボトム着底直前でダートアクションを演出することができるようになっています。
積極的にルアーへのバイトを行わず、ボトム付近でステイしているバスに対しても、リアクションバイトを誘発させる要素を持ち合わせているワームです。
一定リズムのアクションでバイトに持ち込むことが困難な時には、特におすすめとなるワームです。
【ケイテック】
スイングインパクトファット
シャッドテールワームの王道ワームとしても知られているスイングインパクトファットは、5月のバス釣りでも有効となりやすいワームです。
ボディー全体が非常に深いリブで覆われているので、水をしっかりとつかむことができるようになっており、更にワーム自体のボリュームも大きく見せることができるようになっています。
ワームの素材がソフトであり、艶めかしい動きを発生させることができることに加えて、ワームに癖がつきにくく、常に安定した性能を出すことができる点も、このワームのおすすめポイントです。
【OSP】
ドライブクロー
数あるクロー系ワームの中でも、さまざまなフィールドで安定的な釣果を出しているワームであり、数多くのファンを獲得しているワームです。
非常に細かな作り込みが行われているワームでもあり、クロー部分はもちろん、レッグや、ヒゲ部分に該当するパーツも細かく作り分けられているので、リアルベイトに近く、放置している状態でも常にパーツを水流で動かすことができるようになっています。
ワーム自体が自発的なアピールを行うことができるので、スローテンポの釣りでも水中でアピールを続けることができるワームとなています。
【デプス】
リバウンドスティック
産卵を終えたポストスポーンで体力不足となっているバスに対して特に効果を発揮することができる、ボリュームのあるストレートワームです。
ストレートワームですが、ワームが太めに作り上げられており、三角形状の断面とすることで、同レングスのストレートワームよりもバルキーで強烈な水押しを発生さえることができるようになっています。
最大で7インチのビッグサイズまでラインナップされているので、体力を回復するために大型のベイトを捕食しているバスを攻略するには、特におすすめのモデルと言えます。
まとめ
5月のバスを攻略するには、バスのスポーニング状態を的確に判断しつつ、バスからの威嚇バイトを誘発することが出来るルアー選択を行うことが重要です。
ご紹介したワームは各地で高い実績を持っているワームであり、既に多くのアングラーによって高い性能が証明されているモデルとなっていますので、是非、タックルボックスに入れて5月のバスを攻略してみてくださいね。
5月に釣れるバス釣りワームの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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