数あるバス釣りルアーの中でもナチュラルアピールをもちつつ、手返しよくバスの居場所を探すことに長けている巻物ルアーがシャッドルアーです。
シャッドルアーは小型のベイトフィッシュに似せた巻物ルアーであり、使いこなすにはベストなタックルセッティングは欠かすことが出来ません。
今回は、そんなシャッドルアーに関して、おすすめのモデルを使い方とタックルセッティングを含めてご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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目次
- 1 バス釣りで使われるシャッドルアー(プラグ)とは?
- 2 バス釣りでシャッドプラグを使うメリット・デメリット
- 3 バス釣りに適したシャッドルアーの選び方
- 4 バス釣り用シャッドルアーおすすめ15選
- 4.1 【ジャッカル】ソウルシャッド
- 4.2 【ジャッカル】ソウルフラット
- 4.3 【ジャッカル】 Dビルシャッド
- 4.4 【メガバス】SHADING-X
- 4.5 【メガバス】SHADING-X55
- 4.6 【メガバス】I x I SHAD
- 4.7 【ラッキークラフト】ビーフリーズ
- 4.8 【イマカツ】ゲキアサシャッド
- 4.9 【イマカツ】ドノーシャッド
- 4.10 【OSP】HighCut SP SHAD
- 4.11 【OSP】DUNK 48 SP SHAD
- 4.12 【エバーグリーン】バンクシャッド
- 4.13 【エバーグリーン】スピンムーブシャッド
- 4.14 【ダイワ】STEEZ シャッド
- 4.15 【DUO】REALIS SHAD 62DR SP
- 5 バス釣り用シャッドルアーの使い方(アクション・動かし方)
- 6 バス釣り用シャッドルアーに適したタックル
- 7 まとめ
バス釣りで使われるシャッドルアー(プラグ)とは?
シャッドルアーとは、日本に適したルアーとも言われており、バスのベイトとなる小型の魚を模したルアーです。
クランクベイトやジャークベイトなどと同様にリップが付けられていますが、多くの場合で、非常に動きがタイトでナチュラル重視となっています。
特にプレッシャーの高いフィールで有効なルアーとされており、シャロータイプやディープレンジまで攻略することが出来るモデルも数多く展開されています。
フィールドにプレッシャーが掛かりにくいルアーなので、フィールドを選ばす投入することができるルアーの一つと言っても良いでしょう。
バス釣りでシャッドプラグを使うメリット・デメリット
メリット
シャッドプラグを使用するメリットとなるポイントはルアー自体が持っているナチュラルアピールにあると言えます。
ルアーフォルムが細身で小型であることに加えて、動きが非常にナチュラルになっているので、他のルアーの様に、ハイアピールでフィールドに存在するバスを怯えさせることなくバイトに持ち込むことが出来る点があります。
特にシャッドはフィールドがクリアアップし、メインベイトが小魚になる冬の時期には非常に有効なルアーとされており、いつも以上に視界が効くようになったフィールドでもバスにルアーを見切らせることなく釣ることが出来るメリットを持っています。
デメリット
シャッドのメリットでもあるナチュラルアピールは、時としてデメリットにもなります。
シャッドと同じ巻物ルアーであるクランクベイトやスピナーベイトなど比較して、アピール力が弱いために、バスをルアーパワーで浮き上がらせたり、引き寄せることが行いにくいルアーとなっています。
シャッド自身のアピール力が弱いため、バスやベイト存在するレンジを見極めて適切な水深へのアプローチを行う必要があります。
シャッドルアー自体は小型のルアーであることが多い為、フィールドに存在する大型のバスを選んで釣ることが難しく、サイズを選んだ釣りが出来ない点もシャッドルアーのデメリットの一つと言えます。
バス釣りに適したシャッドルアーの選び方
水深(レンジ)
シャローレンジ(SR)
シャッドルアーを選ぶ時に、シャローレンジは押さえておきたいルアータイプの一つです。
多くのフィールドでは、シャローレンジはバスのフィーディングエリアとなっている場合が多く、やる気のあるバスを効率良く探ることが可能です。
クランクベイトや他のルアーでもシャローレンジへアプローチ自体は可能ですが、プレッシャーの高いフィールドでは特にバスはルアーを見切る傾向が強いので、シャッドは非常に強い味方となるはずです。
特に水深の浅い野池等では、シャローレンジがメインとなる場合も多いので、ボックスには欠かさず入れておきたいタイプです。
ミドルレンジ(MR)
存在するベイトのレンジに合わせる上で、ミドルレンジも欠かすことが出来ません。
一言でミドルレンジと言っても各ルアーメーカーから様々なレンジ設定がされているので、自分のメインフィールドの水深を考慮して中層攻略することが出来るシャッドを持っておくと良いでしょう。
特にミドルレンジへアプローチすることが出来るシャッドルアーと言うのは、フィールドサーチを行う場合にメインルアーとすることが出来るので、明確にベイトと同じレンジを合わせることが出来なくても、フィールド状況を把握する為に活躍できるタイプです。
ディープレンジ
極寒期や夏場のバスは水温が安定するディープエリアにステイすることが多くなります。
多くの場合でディープレンジにアプローチするルアーはディープクランクベイトやワームを使用したリグが一般的となっていますが、既にアングラーに何度も攻略されているプレッシャーがかかっているポイントであれば、シャッドルアーを投入すると良い結果に結び付く場合が多くあります。
フィールドの水深以上の潜行深度を持つシャッドを使用して、ボトムノックを行うテクニックも存在してますので、シャローレンジやミドルレンジの出番に劣ることなく、活躍することが出来るタイプです。
浮力
フローティング
シャッドは攻略することが出来るレンジの他に、フローティングとサスペンドタイプをチョイスすることが可能です。
フローティングモデルはその名の通り、ルアー自体に浮力があるので、ルアーの動きを止めると浮き上がる特性を持っています。
ロックエリアや障害物へのコンタクトをさせる時には、ルアーを浮き上がらせて根掛かりを回避させることが出来るようになっています。
ただし、バスの動きがスローな場合には、ルアーが常に動いてしまうフローティングは有効でないため、障害物へコンタクトさせないときには、ハイシーズンに使用することがおすすめです。
サスペンド
バスの動きがスローな状況で有効となるのが、サスペンドタイプのシャッドルアーです。
サスペンドタイプのシャッドルアーはリーリングを止めた時にもその場でルアーがステイするので、動きが遅いバスでもルアーとの距離を縮めることが出来る特徴を持っています。
ハイシーズンでは、止めることでバスにルアーを見切られてしまう可能性がありますが、バスの動きが遅くなる冬のシーズンには無くてはならないルアータイプと言えます。
それぞれのシーズンとルアータイプの特徴を鑑みて最適な物をセレクトすることがおすすめです。
重心構造
固定重心
シャッドルアーの中には、異なる重心システムを持っているものが多数存在しますので、それぞれの特徴を把握して使用することが重要となります。
最もベーシックなタイプとして知られているのが、固定重心式のシャッドルアーです。
その名の通り、重心を決める内部バランサーが固定されているので、水中での泳ぎが最も安定している他、キャスト後の動き出しが良いことも固定重心式の利点であると言えます。
ロングキャスト必要ない小規模なフィールドや、ボートアングラーには特におすすめとなるタイプです。
移動重心
固定重心タイプと異なり、ルアー内部のバランサーが移動するものが移動重心タイプとなります。
このタイプは、ルアーのキャスト時にルアー後部へバランサーが移動し、後方重心の状態でキャストすることが出来るようになっており、キャスト時の姿勢安定化と飛距離向上が出来るようになっています。
固定重心タイプと比較するとバランサーの移動に時間が掛かるため、泳ぎ出しが遅くなる傾向がありますが、非常に高い飛距離を出すことが出来るので、ロングキャストが必要なおかっぱりや、ハイプレッシャーレイクでは特に重宝するタイプとなります。
それぞのメリットとデメリットを把握しておくと最適なルアー選択がし易くなります。
サイズ(大きさ・長さ)
シャッドルアーのサイズは、他のルアーと比べると短めであり、スリムな形状が採用されていますが、サイズ感は各シャッドルアーごとに異なります。
特にシャッドの特徴であるナチュラルアピールは、フィールドに存在するベイトサイズと合わせることで最大の効果を発揮することが可能となるので、フィールドに存在するベイトサイズに合わせることを基本とすると良いでしょう。
ルアーサイズを大きくすることで、アピール力を高めることが可能ですが、カラー選択でもアピール力を高めることが出来るので、狙うバスのサイズを大きくしたい場合にフィールドのベイトサイズより大き目な物を選択することがおすすめです。
カラー(色)
ナチュラルアピールが特徴であるシャッドのカラー選択を行う時には、複数のカラーパターンを用意しておくことが重要です。
ベイトそのもののカラーに合わせることで、非常にナチュラルなルアーとすることが可能ですが、アピール力は強くないため、バスの反応を見て調整を行うことが必要となります。
フィールド状況を見定めて、フラッシング系、チャートや膨張色、そしてクリア系の色をローテーションしていき、バスから最も反応を得ることが出来るカラーを見定めると高い釣果に結び付け易くなります。
シャッドはカラーによって大きく反応が変わることがあるので、1色で反応が無い場合も、カラーローテーションでトータル的に判断することが重要です。
バス釣り用シャッドルアーおすすめ15選
【ジャッカル】
ソウルシャッド
数あるシャッドルアーの中でも定番のシャッドルアーと呼ぶことが出来るルアーです。
シャッドルアーとして非常に高いバランスが取れているルアーとなっており、スローリトリーブから超高速リトリーブまで対応することが可能です。
ボトムや障害物へのコンタクト時をした場合でも高い直線性を維持することが出来、スナッグレス性能にも定評があります。
各水深に合わせて細かなモデル展開がされている為、フィールドに合ったモデルを選び出すことが出来るようにもなっています。
【ジャッカル】
ソウルフラット
ソウルシャッドの高速~低速まで対応することが出来る高いバランスを維持しながら、ボディー側面のフラット形状を高めたモデルです。
フラット面が大きくなったことで、オリジナルのソウルシャッドよりもフラッシングによるアピール力がUpしており、バスを引き付ける力が強くなっている特徴を持っています。
シャッドではアピール不足となりやすいマッディーレイクでも、ワンランク上のアピール力で効率良くバスのバイトを得ることが出来るので、シャッドでのアピール力を上げたい方におすすめです。
【ジャッカル】
Dビルシャッド
ジャッカルから出されているDビルシャッドは、カバー攻略を行うために作り上げられたシャッドとなっています。
このシャッドはマグネット式の移動重心システムが採用されており、キャスト時は後方重心となる他、スイミング時にはバランサーがマグネットで固定されるので、高い飛距離と安定したスイミング姿勢が両立出来ています。
特徴的なリップはラウンドとスクエアの中間的な形状が採用されているので、高いスナッグレス性能を持ちながら、タイトに障害物を攻略することが可能です。
クランクベイトでは獲ることが出来ないバスもキャッチすることが出来るルアーです。
【メガバス】
SHADING-X
数あるシャッドルアーの中でも最高クラスにフィネスなシャッドとなっているのが、SHADING-Xです。
ボディー自体が極薄に作られており、キレの良い細かなアクションを出すことが出来るようになっている他、各所に設けられたバランサーによりトゥイッチを行うと鋭いダートアクションを演出することが出来るようもなっています。
他のシャッドルアーよりも更にフィネスにフィールド攻略を行うことが出来るルアーです。
【メガバス】
SHADING-X55
オリジナルのSHADING-Xのサイズである62.0mmを更に小型化して作り上げられたのが、SHADING-X55です。
ボディーレングスを55mmまで縮小することで、非常にタフなフィールドでも貴重な一本を絞り出すことが出来るように作り出されています。
小型ですが、ダートのキレは非常に高いので、食性の無いバスに対してもリアクションバイトを誘発することも出来るようになっています。
【メガバス】
I x I SHAD
メガバスのCEOである伊東由樹プロとイマカツの今江克隆プロのコラボレーションによって作り上げられたシャッドです。
シャッドの中でも非常にハイピッチなウォブルアクションが出せるルアーとなっている他、内部の移動重心システムにはメガバス独自技術であるLBOシステムが搭載されているので、圧倒的なキャスタビリティーを実現しているルアーとなっています。
ボトムや障害物に食らい付くようにトレースが可能な設定ですが、根掛かりが少ない高機能なシャッドルアーです。
【ラッキークラフト】
ビーフリーズ
シャッドルアーの原形と呼ばれているルアーの一つで、シャッドルアーのベンチマーク的存在となっているルアーです。
現在では一般的となっている移動重心システムを組み込まず、ルアーのアクションレスポンスを極限まで高めた設計が施されているので、巻き出し開始の反応の良さはもちろん、ポーズ時には慣性で自発的なアクションを出すことが出来るようになっています。
これまで数々の高い実績を打ち出しているシャッドルアーとして、間違いのない性能が証明されているルアーです。
【イマカツ】
ゲキアサシャッド
おかっぱりアングラーから絶大な人気を誇っているシャッドルアーの一つです。
その名の通り、水深にして50cmMAX潜行深度として持っているルアーで、スーパーシャローの中層を攻略することが出来るようになっているルアーです。
ルアーの動きはタイト目なロールアクションが主体となっており、シャローエリアでバスに追い込まれているベイトフィッシュを演出することが出来るようになっています。
シャローエリアを効率よくシャッドでサーチしたい方におすすめしたいモデルです。
【イマカツ】
ドノーシャッド
細いラインでの使用が前提となるシャッドにおいて、天敵となる根掛かりを最小限にすることが出来るシャッドルアーとして作り出されたモデルです。
フロント部分にはブレードが付けられており、アピール力の向上とフロントフックの動きを抑制して根掛かりを最小限に留めることが出来る仕様となっています。
シャッドルアーとしては珍しく、ただ巻きで千鳥アクションが出るようになっているので、誰でも簡単にバスのスイッチを入れることも出来る万能なシャッドルアーとなっています。
【OSP】
HighCut SP SHAD
超クリアレイクを代表としてバスが簡単にルアーを見切ってしまう状況を打破することが出来るシャッドルアーです。
ボディー内部はあくまでも固定重心式が採用されている他、過剰なアピールを排除する為にノンラトル仕様として作り上げられているシャッドルアーです。
アクション自体もタイトでハイピッチなウォブルアクションが設定されている他、トゥイッチ時にはボディーを瞬間的にアピール力を高めることが出来るシャッドです。
【OSP】
DUNK 48 SP SHAD
ディープクランクやワームの釣りが基本となる水深へフィネスなシャッドルアーを送り込むことをコンセプトとして作り上げられたディープダイビング型のシャッドルアーです。
Max潜行深度は4mと設定されている他、光量が少ないとされるディープエリアでもフラッシングのアピールが出せるようにフルフラットのサイドボディーを持っているルアーです。
ディープエリアに潜む良型へのアプローチはもちろん、ロングリップを活かしてカバー攻略も可能となるルアーです。
【エバーグリーン】
バンクシャッド
エバーグリーンから出されているバンクシャッドは超デッドスローに操作することが出来るシャッドルアーとして作り上げられています。
一般的なルアーがデッドスロー時にウォブルの幅が非常に大きくなってしまいますが、バンクシャッドはデッドスローであってもシャッドの特徴であるタイトなウォブルアクションでリトリーブすることが出来るように作り上げられています。
バスの動きが鈍くなる極寒期などにスローテンポで手広くサーチすることが出来るルアーです。
【エバーグリーン】
スピンムーブシャッド
アピール力が弱くなってしまうシャッドの欠点を克服しているルアーです。
非常にキビキビとしたウォブルアクションを演出することが出来るシャッドルアーとなっており、他のシャッドルアーを上回るアピール力を発揮することが出来るようになっています。
特徴的なボディー形状の内部はアーチ式の移動重心システム搭載されているので、キャスト時には確実にルアーが後方重心となり、ロングキャストが出来るようになっています。
シャッドルアーとしてハイアピール&ロングディスタンスでサーチできるルアーです
【ダイワ】
STEEZ シャッド
ダイワから出されているSTEEZ シャッドは、シャッドの中でも様々なバリエーションを持っているルアーです。
異なるサイズ展開を持ちながら、各々でサスペンドモデルとフローティングモデル、移動重心システムと固定重心のバリエーションを持たせたあり、同じルアーでも多彩なローテーションが出来るようになっています。
キャスタビリティーにも定評があるルアーで、ボディー自体の凹凸を無くし空気抵抗を最小限に留めるようになっています。
【DUO】
REALIS SHAD 62DR SP
マグネット式の移動重心システムを活かしてロングディスタンスを効率よくサーチすることが出来るシャッドルアーです。
タイトなウォブリングアクションで2mレンジまで攻略することが出来るモデルとなっています。
使用しているユーザーの口コミでは、流れが強いエリアでも動きを崩すことなく使用できるバランスの高さが高評価となっているルアーです。
河川でのサーチベイトとしてもおすすめしたい一品です。
バス釣り用シャッドルアーの使い方(アクション・動かし方)
ただ巻き
シャッドの基本的な使い方となるのが、ただ巻きです。
シャッドの潜行深度を意識して、フィールドで攻略したいレンジをトレースすることがポイントとなります。
ただ巻きを行う時にはリトリーブスピードを意識し、高速やデッドスローリトリーブも試みてバスの反応がよいスピードを見極めることが出来るようになると更なる釣果に繋がり易くなります。
シャッドルアーはアピール力が弱い傾向があるので、フィールドを小刻みに刻んで使用することがポイントとなります。
ストップ&ゴー
動きに変化を与える方法としてストップ&ゴーは代表的なテクニックの一つです。
定期的にリトリーブ中にポーズを入れて、動きがスローなバスがルアーに追いつける時間を与えてる効果的です。
特にハイシーズンであれば超高速巻きからのストップも非常に効果的となっており、ルアーの急停止と急発進でバスの捕食スイッチを入れることが出来る他、ストップ時には慣性で自発的な動きを出すことがも可能となります。
ストップさせる時間やテンポはフィールド状況によって変わりますので、カウント等を行いベストな条件を見つけ出すことが重要です。
トゥイッチ
ただ巻きやストップ&ゴー以外のテクニックとして、トゥイッチを行う方法もあります。
小型ミノーでもあるシャッドの多くは、トゥイッチを行うとダートやヒラウチなどのイレギュラーアクションを演出することが出来るようになっています。
このテクニックは瞬間的にシャッドのフラッシングを強めたり、イレギュラーアクションでバスへリアクションバイトを誘発することが出来るテクニックとなっているので、バスが潜んで居そうなポイントを通過する時に使用すると、今まで手にできなかったバスをキャッチすることが可能です。
ボトムノック
ミノーであるシャッドをクランクベイトの様に使用するテクニックです。
フィールドの水深より潜行深度の深いシャッドルアーを使用する必要がありますが、ボトムを意識しているバスに対して非常に効果のある使い方です。
操作方法はただ巻きと同じですが、ボトムへの強すぎる接触は根掛かりの原因となってしまうので、あくまでもソフトにボトムコンタクト出来るシャッドを選ぶことが重要です。
ロッドティップを上げた状態でリーリングを行うとボトムコンタクトが弱くなるので、フィールドによってロッドティップの位置を調整することもおすすめです。
バス釣り用シャッドルアーに適したタックル
ロッド
小型なルアーであるシャッドを使用するには、小型のルアーに対応したロッド選択が必要となります。
小型ルアーが使い易いのは一般的にライトやミディアムライトのスピニングタックルですが、少しでも太いラインを使いたい方や、キャストの手返しを多くしたい方にはベイトフィネス用のロッドを選択するのもおすすめです。
シャッドルアーはタフなコンディションで使用されることが多いので、バスからのバイトに対してロッドのティップがきちんと追従して弾くことの無いソフトなティップを持っているロッドがおすすめです。
リール
使用するリールがスピニングリールであれば、バス用として最も汎用性が高いとされる2500番台のリールを選ぶことがおすすめです。
ベイトタックルで使用する場合は、可能な限りスプール径が小さく、軽量ルアーであってもスプールの初速が出しやすい小型ルアーやベイトフィネス専用のリールがおすすめです。
シャッドルアーは動き自体がタイトなものが多い為、手元でルアー動きを感じることが困難になります。
リールは巻き心地が良く、巻き感度が高いモノを選択することがおすすめです。
ライン
シャッドルアーに一般的に使用されるラインは水に沈む特性を持っているフロロカーボンラインです。
フロロカーボンラインは伸縮性が少ない為、水中での感度が高く、バスのバイトはもちろん、ストラクチャーやボトムへの変化も感じ取り易くなります。
ベテランのアングラーではおかっぱりで飛距離を出す為にPEラインを選択したり、バイト時にルアーを弾かせないために伸びのあるナイロンラインを使用する場合もあります。
フロロカーボンラインを基本としてフィールドと魚のコンディションに合わせてライン選択を行うと、もう一段深いシャッドルアーゲームを行うことが可能になります。
まとめ
日本のフィールドにマッチしているシャッドルアーはフィールドにプレッシャーをかけることなく、アプローチが出来る数少ない巻きものルアーです。
今回ご紹介した内容を参考にしていただき、ハイプレッシャーなフィールドや活性が低くなる季節の攻略を行ってみてくださいね。
バス釣りのシャッドルアーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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