夜釣り向けバス釣りルアーおすすめ8選!夜は釣れない?

高い釣果を得ているアングラーが実践している方法の一つに、夜釣りがあります。

海釣りなどでは夜釣りも一般的に行われるものであり、バス釣りでも例外ではありません。

近年では特にアウトドアブームによって、車中泊を導入するアングラーも多くなってきており、夜釣りを行うアングラーの数も多くなってきています。

今回は、そんな夜釣り向けのバス釣り用ルアーのおすすめを、ご紹介します。

落合宗一
執筆者
  • バス釣り歴20年
  • 年間釣行100日超え

中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。

夜はバスは釣れない?釣れる?

そもそも夜釣りでバスが釣れるのかと疑問に感じる方も多いと思いますが、結論から言ってしまうと、夜でもバスを釣ることは可能です。

バスが夜行性の魚に該当するかは、まだまだ不明確ですが、夜間であっても積極的に捕食を行っている個体は必ず存在しており、このような個体を狙って夜釣りでバスを狙うことは可能となります。

夜釣りを行っているアングラーからは、”昼よりも夜の方が釣りやすい” や ”大きな個体が釣れる”などの実感を持っているアングラーも多くあり、夜釣りで昼間以上の釣果を期待することが出来るようになっています。

夜釣りでは昼間と異なる状況での釣りとなることから、夜釣りに適したルアー選択等は欠かせなくなります。

夜にバス釣りをするを使うメリット

プレッシャーが低い

夜釣りで得ることが出来るメリットの一つに、フィールドに掛かるプレッシャーが非常に小さくなることがあります。

デイタイムで釣りを行っているアングラーよりも夜釣りを行ているアングラーの人口数は非常に少なくなるため、フィールドにプレッシャーが掛かりにくくなります。

フィールドの中でも特に人気なポイントには、人が多くて入ることがでいない場合でも、夜釣りであれば問題なくポイントに入ることが出来るようになります。

フィッシングプレッシャーが掛かりにくい状況で釣りを行うことが出来るので、今まで口を使わなかった個体も口を使い易くなります。

多くの個体がシャローに寄りやすい

バスにとってシャローは小魚を追い込み、捕食するエリアとなっているエリアですが、フィッシングプレッシャーが掛かりやすいエリアでもあり、バスにとっても警戒心が高まるエリアでもあります。

夜釣りであれば、フィッシングプレッシャーが弱まるため、シャローに存在しているバスの警戒心が弱まる他、ハイシーズンである夏場等では、気温が下がり、水温がバスの適水温に近づくため、シャローエリアに集まりやすくなる傾向があります。

プレッシャーが低くなり、水温が適水温に近づくことで、シャローに上がってくるバスの個体数も多くなりますので、おかっぱりアングラーにとっては釣りがし易い傾向があります。

デカバスが釣れる可能性が高くなる

プレッシャーが低くなり、シャローに上がってくるバスの個体数が増加することで、デカバスを狙うことが出来るチャンスも大きくなります。

特にバスは個体が大きくなるほど警戒心が強い傾向があり、口を使わせること自体が非常に困難です。

夜釣りではバス自体の警戒心が低くなる傾向がありますが、それはデカバスも例外ではありません。

デイタイムの釣りではバイトに持ち込むことが困難な個体であっても、夜釣りの警戒心が弱まっている状態であれば、デカバスでも簡単に口を使う場合があり、フィールドのビッグワンを手にすることが出来る可能性も高まります。

独特の雰囲気を味わえる

夜釣りは、デイタイムの釣りとは全く異なる雰囲気を楽しむことが出来る釣りでもあります。

フィールドによっては、静かで月明りの下で釣りを行うことになり、デイタイムとは全く異なり、非日常的な空間を楽しむことも出来るようになります。

物静かな環境で釣りに集中しやすい状態となるのも、夜釣りが持っている魅力の一つと言えます。

学校帰りや仕事帰りに釣りが出来る

普段学校や仕事で忙しく、デイタイムでは釣りを行うことが出来ない場合でも、夜釣りであれば、存分に釣りを楽しむことが出来るようになります。

夜釣りであっても、薄暗い状態で数時間の釣りを楽しむ適度であれば次の日の学業や仕事への影響することなく楽しむことが出来るので、少しでも釣りを楽しみたいと考えているアングラーには特におすすめです。

夜にバス釣りをするデメリット

危険が伴う

デイタイムの釣り以上に夜釣りには危険が伴いますので、身の安全をしっかりと守る必要があります。

夜釣りは特に視界が効きにくい状態での釣りとなるため、デイタイムでは簡単に気が付くような滑りやすいエリアや急な斜面等も、夜釣りでは気が付かず、ケガをしてしまったり、落水してしまうリスクが高まります。

フィールドはもちろん、車から降りてフィールドに向かう途中でも数多く存在しており、釣り場に向かう途中でアクシデントに見舞われてしまう方も大勢います。

夜釣りを行う時には、未知のフィールドでの釣りは行わないことはもちろん、ライフジャケットや十分な光量を持っているライトを使用するなど、危険から身を守るための装備と心構えを持っておくことが大切です。

車上荒らしの危険がある

夜釣りでは身の危険をしっかりと守ることが優先すべきことですが、釣り場に持ち込むタックルはもちろん、車自体の盗難にも気を配る必要があります。

特に人気の少ないエリアで釣りを行う場合は、車の中のタックルはもちろん、車自体もターゲットとされてしまう可能性があります。

車に車上荒らしや盗難防止用のアイテムを導入することはもちろん、あまり車を止めているエリアからは離れず、釣りを行うことが重要となります。

人気が少ないからと安心することなく、注意を払っておくことが重要です。

怖いと感じる事もある

夜釣りは独特の雰囲気で釣りを行うことが出来る魅力を持っていますが、長時間薄暗いフィールドにて釣りを行うと、恐怖心を感じてしまう方も少なくはありません。

人気の少ないエリアでの釣りでは、他の動物が出現する可能性も低くなく、ちょっとした物音や、変化に対して敏感になってしまい、釣りを継続することが難しいと感じてしまうかもしれません。

不安に感じたり、恐怖心を感じててしまう場合は、人気のあるフィールドを選択する他、釣り仲間と一緒に夜釣りを楽しむこともおすすめの解決方法の一つです。

夜釣り向けバス釣りルアーの選び方

アピール力で選ぶ

数あるルアーの中でも夜釣りに向いているルアーは確実に存在し、その一つとして重要なポイントとして知られるのが、ルアーが持っているアピール力の高さです。

デイタイムの釣りと異なり、日光が出ていないため、夜間はバスの視覚も効きにくくなるため、ルアーの波動やサウンドに対してデイタイムの釣りよりも反応しやすくなる傾向があります。

ルアーの中でもハイアピールできるサウンドや、大きな引き波を立てることが出来るルアーは、暗い中でも確実にバスへルアーの存在を認識させることが出来るので、特に夜釣りには向いているルアーとして知られています。

種類で選ぶ

アピール力に直結するのが使用するルアーの種類です。

夜釣りで効果を発揮しやすいルアーは強い波動を発生させることが出来るルアーであり、トップウォーター、ラバージグ、バイブレーション等は夜釣りでも高い釣果を発揮することが出来る筆頭ルアーです。

ワームに関しても、強い水押しを行うことが出来るシャッドテールや、大きな水押しを発生させることができるバルキーなワームは、視界が効かない状態でもバスへアピールすることが可能です。

その他にも特定のベイトフィッシュを捕食するパターンを把握していれば、ベイトフィッシュライクなプラグやワームを投入することもおすすめとなります。

扱いやすいルアーで選ぶ

限られた視界の中では、キャストしたルアーの動きを確認することはできませんし、根掛かりなどが発生した時にはいつもと異なる行動をとりがちとなってしまうため、危険が伴います。

根掛かりなどのリスクが少なく対応可能なルアーを使用することは、効率よく釣りを進めることが出来るようになる他、視界が限定されている状況でも安全に釣りを行う上で非常に重要なポイントでもあります。

ルアーを選ぶ時には、フィールド地形や障害物の多さも考慮し、出来るだけスナッグレス性能が高いモデルを選ぶこともおすすめです。

サイズで選ぶ

夜釣りでバス釣りを行う時に欠かせないアピール力は、使用するルアーサイズに大きく影響します。

バスは視界が効かない状態でも体の側線でルアーの波動を感じ取りチェイスすることが可能です。

夜釣りでは、デイタイムをディープエリアで過ごしていた大型のバスも積極的にシャローへ上がってくる可能性が高いので、ボリュームがあるルアーを使用しても積極的にバイトを得ることが出来るようになります。

アピール不足でバスに気が付かれない状態も十分に発生するので、異なるアピール力を持っているルアーをローテーション出来るようにしておくことがおすすめです。

カラーで選ぶ

デイタイムの釣りでは、ルアー選択を行う時には使用するカラーチョイスは釣果に直結しやすいとされており、多くのアングラーがカラーローテーションの効果を実感したことがあります。

日光が出ていない夜釣りでは、カラーローテーションの効果が薄れてしまうと考えれています。

そのような状況でも最適なカラーというのは、存在しており、特に効果が出せるカラーとなるのが、ルアーシルエットをはっきりさせることができるブラックカラーです。

その他にもアングラー目線で視認性が高いホワイトやチャート、ピンクなどのルアーやワームは、ルアーアクションの確認、ルアー交換時のストレスを小さくすることが出来る点からも人気のカラーとなっています。

夜釣り向けバス釣りルアーおすすめ8選

【デプス】
バズジェット

視界が効かない夜でも圧倒的なハイアピールでバスからのストライクを誘発させることが出来るルアーとしておすすめしたいのが、デプスからリリースされているバズジェットです。

ただ巻きを行うとワイドにボディーを振りながら、テールに取り付けられているペラで水面に大きな引き波を作りながらアピールすることが出来るようになっています。

トップウォーターの中でもトップクラスの存在感を発揮することが出来るので、多少荒れた水面でもルアーの存在を認知させることが出来る他、オリジナル形状のスパイクリップで水流を下方に送り、バスを引き上げることも出来るようになっています。

【アーボガスト】
ジッターバグ

引用:Amazon

夜釣りの定番ルアーとしても知られているルアーでもあり、世界的に有名なトップウォーターでもあるのが、ジッターバグです。

フロントに大型の金属カップが取り付けられているので、ただ巻きするだけで、ポコポコと非常に甘いサウンドを奏でることが出来るようになっています。

オートマチックに釣ることが出来るルアーとして知られており、バスはもちろん、ナマズ釣りでも愛用者が多いルアーの一つとなっています。

【エバーグリーン】
Dゾーン

引用:Amazon

スピナーベイトの中でも釣れるスピナーベイトとして、多くの実績を残しているモデルです。

清水盛三プロがトーナメントで釣り勝つために作り上げられたスピナーベイトであり、ハンマード加工されたブレードとライトワイヤーで作り上げられた特徴的なアッパーアームが使用されてるので、水中で強烈なフラッシングと波動を発生させることが出来るようになっています。

他のスピナーベイトとは異なるオリジナル要素が多く盛り込まれている、人気スピナーベイトとなっています。

【DRT】
タイニークラッシュ

引用:Amazon

DRTからリリースされているタイニークラッシュは、2ozクラスのジョイントタイプのビッグベイトです。

ジョイントタイプのビッグベイトの中でも、ジョイント可動域が大きく取られている他、脱着式のリップとテールで、クランキングからドッグウォークアクションまで様々なアクションを演出することが出来るようになっています。

特に夜釣りでのヨタマキセッティングは、低水温期の定番セッティングとして知られており、脅威のデカバス捕獲率を誇るルアーとしても知られています。

【ジャッカル】
TNバイブレーション

引用:Amazon

ジャッカルと言えばTNバイブレーションを思い浮かべるアングラーは非常に多く、数あるバイブレーションプラグの中でも確固たる地位を作り出しているモデルです。

高比重タングステンで造形されたノーズ部分が特徴であり、低重心で安定したキャスト性能が出せる他、ボトムでも横倒しになりにくいのでバイブレーションとは思えない程の根掛かりの少なさを実感することが可能です。

サイズ展開も非常に豊富なモデルとなっているので、ストレスなく広範囲にサーチしたい時には時におすすめなプラグです。

【OSP】
アイウェーバー 74SSS

ベテランの夜釣りアングラーの中で、ワカサギパターンを攻略するためのルアーとして人気なルアーです。

ワカサギは冬に産卵を行うために夜に接岸すると言われており、バスもワカサギを捕食するため接岸します。

アイウェーバー 74SSSはワカサギのサイズ感にベストマッチすることが出来る他、縦型に入ったジョイント部分で無駄な動きを殺し、水面直下で瀕死状態のワカサギを演出すること可能となっています。

ワカサギレイクでは欠かすことができないルアーとしておすすめです。

【OSP】
ダイバジンヘビーヒッター

引用:Amazon

OSPの傑作ルアーとして知られているサブサーフェストップウォータークランクベイトであるバジンクランクを大型化し、更にハイアピールできるように調整がなされたモデルです。

大型のバスが好むサウンドを発生させるため、ボディー材質もOSPオリジナルで作り上げ、2つの大型のタングステンウェイトを独立してボディーにぶつけることで、複雑で高いアピール力が発揮できるようになっています。

シャローエリアや、水面には積極的にバイトしないデカバスに効果を発揮するルアーです。

【ノリーズ】
ボルケーノグリッパー

ハイアピール型のバズベイトであり、強烈な引き波とサウンドと作り出すことが出来るルアーです。

非常に大型のペラは4枚のフィンが取り付けられたオリジナル形状であり、しっかりと水を掴んで攪拌することが出来るようになっています。

水を掴む力が強いことからスローリトリーブでも使用することが出来、スローなタフレイクのバスを攻略することも出来るようになっています。

カバーエリアを効率よく攻略することが出来るルアーです。

夜のバス釣りでケミホタルを付けるのはあり?

夜釣りに欠かすことが出来ないアイテムとして知られているケミホタルは、海釣りやナマズ釣りなどでは一般的に使用されるアイテムであり、視認性と集魚性を高めるための小型サイリウムのことを指します。

多くの釣りでケミホタルは使用されるアイテムですが、バスフィッシングでは取り付けるとバイトが少なくなると言った声が多くあり、使用するアングラーが少ないのが現状です。

バスは警戒心が非常に高い魚として知られているので、ケミホタルの光を不自然と感じ取ってしまうとも言われています。

水中ではバスからケミホタルが視認されやすいのですが、トップウォータープラグの背中側に付けると、バスからは視認されず、アングラー側の視認性を高めることが出来ます。

取り付けるのであれば、トップウォータープラグに限定するした方が、高い釣果に結びつけやすいと言えます。

まとめ

夜釣りはバスの警戒心も低くなり、バスもシャローへ上がってくることから、おかっぱりアングラーでもデカバスをキャッチすることが出来るチャンスが高まります。

まだ夜釣り経験がないアングラーは是非、安全確保を行って夜釣りにトライしてみてくださいね。

紹介アイテム一覧

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デプス
バズジェット
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アイウェーバー 74SSS
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