遠投カゴ釣り用ナイロンラインおすすめ10選！号数等の選び方も！

あらゆる魚種が狙える初心者から熟練者にも人気の遠投カゴ釣りは使用するライン選びも重要です。

遠投カゴ釣りではとくにナイロンラインが適していると言われており、PEラインに比べさまざまな恩恵があります。

ただ、これから遠投カゴ釣りを始めたい初心者の方は、どんなナイロンラインや号数を選べばよいかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、おすすめの遠投カゴ釣り用ナイロンラインをいくつかピックアップするとともに、メリットやデメリット、選び方についてもご紹介していきます。

竹中丈一郎

執筆者

三重県在住。基本ルアーフィッシングが好きでシーバスやエギング、アジングにのめり込んでいます。ガッツリ釣りをやるのも好きですが、のんびりアウトドアをしながら自然を満喫するのも大好きです。釣り道具も大好きでいろいろ調べるのも趣味のひとつとなっています。今後はオフショアやエサ釣りなど、釣りのジャンルを広げたいと思っています。

1 遠投カゴ釣りでナイロンラインを使うメリット
2 遠投カゴ釣りでナイロンラインを使うデメリット
3 遠投カゴ釣り用ナイロンラインの選び方
4 遠投カゴ釣り用ナイロンラインおすすめ10選
5 まとめ

遠投カゴ釣りでナイロンラインを使うメリット

魚がバラシにくい

ナイロンラインはPEラインに比べ伸びがよく、魚の動きに追従しやすくなっておりアタリがあっても魚をバラしにくい特徴があります。

この点はPEラインに比べメリットとなっており、とくに初心者の方は魚がノリやすいナイロンラインを扱うとバラシの軽減につながるでしょう。

ナイロンラインは感度が下がりますが、カゴ釣りでは主にウキでアタリを取るため、それほど感度は重視しなくてよい点も相性がいいです。

ラインが扱いやすい

遠投カゴ釣りにおいてナイロンラインを使用するメリットは扱いやすいといったところも当てはまります。

PEラインに比べナイロンラインはクセがなくしなやかで扱いやすくなっており、ラインの結束やキャスト時のトラブル低下に貢献します。

ラインが結びやすく、ライントラブルにも強い点はどちらも初心者の方にとっては重要なところで、快適に遠投カゴ釣りを楽しめる上で大切です。

切れにくく根ズレに強い

ナイロンラインはしなやかさがあり、PEラインに比べ根ズレにも強い点がメリットとして挙げられます。

ポイントによっては根が荒い場所もあり、沖で魚を掛ける場合も多い遠投カゴ釣りにおいては根ズレ対策にもナイロンラインがおすすめといえるでしょう。

また、ナイロンライン自体が伸びやすくなっているため、急な魚の走りにもショックを吸収してくれる役割もあり、ラインブレイクを防いでくれます。

遠投カゴ釣りでナイロンラインを使うデメリット

耐久性が低い

ナイロンラインはPEラインやフロロカーボンラインに比べ劣化が早く耐久性が低いところがデメリットとなります。

他のラインと比べると耐久性が低いため、高頻度に巻き直す必要があり手間と費用が掛かりやすいところは否めません。

ナイロンライン自体は安価ですが、買い替える頻度を考えるとPEラインやフロロカーボンラインよりも少々割高になりがちです。

PEより伸度が高くヨレやすい

PEラインと比べるとナイロンラインは伸びやすく伸度が高い点がデメリットとなり得る場合もあります。

伸びがあるため、魚をバラしにくいメリットもありますがフッキングなどのパワーロスは避けられないといった点もデメリットです。

状況によっては魚のアタリにアワセが必要な場面もありますが、その際にはうまくフッキングができないケースもナイロンラインの場合はありえます。

飛距離は落ちる

遠投カゴ釣りの魅力は遠くに仕掛けを投げ飛ばせるところですが、ナイロンラインの場合はPEラインよりも飛距離は落ちやすくなっています。

どうしてもナイロンラインの伸びのよさがキャスト時にはパワーを吸収してロスを生み出しやすくなってしまうため、PEラインには敵いません。

飛距離を重視したい場合にはPEラインを使用するカゴ釣り師もいるなど、使い分けも必要です。

遠投カゴ釣り用ナイロンラインの選び方

号数をチェック

遠投カゴ釣りで使用するナイロンラインの太さは3〜6号までの太さが最適な号数とされています。

基本的には4号をオールラウンダーな軸として考え、より小物であれば3号で狙うこともよいでしょう。

青物などの大物を狙う場合には5号や6号の太さを準備しておくと安心してやり取りが可能です。

ただ、あまり太いラインよりも適度な太さの方が初心者の方には扱いやすいため、入門用としては4号をおすすめします。

太い分強度は高まりますが、ラインが扱いにくくなる上にカゴ釣りの特性である投げ込みの飛距離も落ちる点は理解しておきましょう。

ラインのカラーもチェック

遠投カゴ釣りではラインのカラーもチェックしておくことをおすすめします。

ラインのカラーはいくつかありますが、どのような目的で選ぶかによってチョイスするカラーも異なってきます。

ひとつは魚から見えにくく、見切られにくいといったところを重視したカラーといえるでしょう。

魚は基本的にラインにも警戒しやすいものが多く、魚から見えにくいカラーのラインを選ぶことは釣果を左右するといっても過言ではありません。

もうひとつは、ライン自体の視認性がよく釣り人からラインがわかりやすいカラーも重宝します。

とくにマズメ時などの薄暗い時間帯や夜など光量が全くない状況などではラインの視認性も重要なポイントです。

初心者の方はラインの視認性がわかりやすいカラーのものを選んでおくとわかりやすくよいでしょう。

比重にも注目

ナイロンラインをはじめ、釣り糸には比重と呼ばれるものがありますが、遠投カゴ釣りにおいても重視したいポイントのひとつです。

ラインの比重に関しては初心者のうちはあまり気にしない方も多いですが、水深や潮流の変化に合わせて比重も選ぶとより奥深いです。

場合によっては、ナイロンラインの比重ひとつで釣果も変わるため、この点もこだわってもおもしろいでしょう。

フロートタイプ、サスペンドタイプ、シンキングタイプがありますが、遠投カゴ釣りではおもにフロートタイプかサスペンドタイプがよいです。

フロートタイプはもっとも比重が軽くラインも浮き漂いやすいものとなっています。

サスペンドタイプはフロートタイプよりもラインが沈むため、流れが早い場所や水深が深いポイントに適しています。