ベイトリールの糸通しおすすめ7選!ラインスレッダーでレベルワインダーに楽々通せる!

ベイトリールは、スプールに均等にラインを巻くために、使用する際はラインをレベルワインダーに通す必要があります。

しかし、ボディの奥まった場所からラインを通すのは大変なので、スムーズに準備するためには糸通しがあると便利です。

ベイトリール用の糸通しはラインスレッダーと呼ばれ、比較的安価で売られていて、作業をスムーズにしてくれる優れものです。

そこで今回は、ベイトリールのラインスレッダーについて、選び方やおすすめ商品をご紹介します。

塩谷純一郎
執筆者
  • 釣り歴15年
  • 釣り具の販売経験あり
  • 全国10都道府県へ遠征

北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。

ベイトリールの糸通し(ラインスレッダー)とは

ベイトリールは、スプールに均等にラインを巻くために、スプールの回転に連動してレベルワインダーが稼働します。

このため釣りの準備をする際は、ラインをレベルワインダーに通す必要があります。

しかしスプールは奥まった場所にあり、そこからレベルワインダーにラインを通すのは厄介で、柔らかいPEラインではなおさらです。

そんな時にあると便利なのがベイトリール用の糸通しで、ラインスレッダーと呼ばれることもあります。

ラインスレッダーの先端はラインを挟む構造になっていて、簡単にレベルワインダーにラインを通すことが可能です。

必須のアイテムではありませんが、特に夜釣りなどを楽しむ場合は、あると便利でしょう。

ベイトリールの糸通しの選び方

ベイトリールの糸通しは、構造はシンプルですが製品ごとに違いがあります。

スムーズに作業するためには、以下のようなポイントをチェックして選びましょう。

糸通しの長さ

ベイトリールのサイズは様々なので、それに合わせてラインスレッダーの長さも合わせると作業しやすくなります。

レベルワインダーからラインスレッダーを通し、しっかり先端が飛び出た状態の方が、ラインを固定しやすいです。

また、長いラインスレッダーはロッドガイドの糸通しなどにも転用しやすく便利です。

ただし長すぎると持ち歩きに不便なので、ランガンなど荷物を小さくしたい場合は、最低限の長さにするといいでしょう。

レベルワインダーからラインスレッダーを通し、ボディに干渉しない位置まで先端が飛び出る長さがおすすめです。

対応するラインの太さ

ラインスレッダーの先端は、ハリス止めのようにラインを挟んで固定する構造になっています。

非常にシンプルな構造なので、場合によってはラインと相性が悪く、上手く作業できない場合もあるでしょう。

ラインスレッダーの多くは細いワイヤーで作られているので、自分で調整すれば対応できますが、工作が苦手な場合もありますよね。

一部細糸用や太糸用で分けて売られているものもあるので、心配な場合はそういったものを選ぶと失敗が少ないでしょう。

糸を通したまま収納できるものも便利

ラインをいちいち通すのが面倒な場合、使用後にラインストッパーで固定しておけば、次に使うときに糸を通す必要はありません。

ラインスレッダーの一部には、ラインを固定したままにできる、ラインストッパーと兼用のものもあります。

それなら現場で作業する必要もありませんし、ラインストッパーを用意する必要もなくなります。

自宅での保管時も便利なので、作業を簡略化したい方は、ラインストッパーと兼用できるラインスレッダーがおすすめです。

ベイトリールの糸通しおすすめ7選

上記したポイントを踏まえて、おすすめのベイトリール用糸通しをピックアップしてご紹介します。

用途は同じですが使い方や使い勝手は違うので、使いやすいものを厳選してくださいね。

製品
ダイワ
ラインスレッダー
ダイワ
ラインキーパー スレッダー付き 054478
シマノ
ラインストッパー TH-501N
富士工業
ラインスレッダー S 細糸用 LTM-S
富士工業
ラインスレッダー M 太糸用 LTM-M
ルミカ
レベルワインダー・ガイド通し
プロマリン
レベルワインドスレッダー 15cm ANP151-15
価格
648円
749円
1,057円
550円
745円
324円
473円
特徴 視認性のいい蛍光カラー!作業性もよく夜釣りの準備にもおすすめ カラフルなラインキーパー付き!ラインを通してぴったり固定 糸を通してそのまま糸止め!一つで二役の便利アイテム ライトゲームにもバッチリ対応!細糸用のラインスレッダー 7号までOK!ショアや船でのビッグゲームにもおすすめの太糸対応 かわいいオリジナルケース付き!ゴム製で傷の心配もなし シンプルイズベスト!最低限の機能を満たしてハイコスパ
詳細 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

ダイワ ラインスレッダー

視認性のいい蛍光カラー!作業性もよく夜釣りの準備にもおすすめ

蛍光カラーで視認性が良く、3本セットでコスパも優れるラインスレッダーです。

全体が蛍光カラーのものは珍しく、特に夜釣りでのベイトリールの準備やガイドの糸通しに難儀している方にも扱いやすいでしょう。

スリットに通したラインをチューブで固定できるので、細かな作業が苦手な方も確実に作業できます。

ガイド対応内径 Φ2.5mmまで
カラバリ 1
入り数 3
レビュー要点まとめ
メリット
  • 老眼でも見やすい
  • 揺れる船上でも作業出来た
デメリット
  • ガイド径によっては通せなかった

ダイワ ラインキーパー スレッダー付き 054478

カラフルなラインキーパー付き!ラインを通してぴったり固定

ダイワのロゴをあしらったカラフルなゴム製ラインストッパーと、ラインスレッダーがセットになった商品です。

ラインスレッダーは小径ガイドにも対応するもので、ラインをゴムで挟めるので途中で抜けにくい作りになっています。

自宅でラインをセットしておいて、ラインストッパーで止めて準備しておきたい方に便利なセットです。

対応ライン ナイロン/フロロ(4lb~30lb)PE(0.6号~4号)
ガイド対応内径 Φ2.5mmまで
カラバリ 3
入り数 ラインキーパー2個 +スレッダー1本
レビュー要点まとめ
メリット
  • ラインストッパーもラインスレッダーも気に入った
  • ラインストッパーがゴム製でリールに傷つく心配がない
  • ラインスレッダーがゴム製でガイドに傷つかない
デメリット
  • ラインストッパーの保持力が弱い

シマノ ラインストッパー TH-501N

糸を通してそのまま糸止め!一つで二役の便利アイテム

ベイトリールの糸通しも糸止めもこれ一つで対応できる、2in1のラインストッパーです。

ラインストッパーがメインの機能ですが、通常のラインストッパーよりもワイヤー長を長くしたことで、糸通しにも使用できます。

自宅で取り付けておけば釣り場では引き抜くだけなので、よりスムーズな準備を可能にしてくれるアイテムです。

カラバリ 2
全長 75mm
レビュー要点まとめ
メリット
  • ラインを確実にキャッチしてくれて使いやすい
  • リーダーを付けたまま収納するときに便利
デメリット
  • 太いリーダーには対応していない

富士工業 ラインスレッダー S 細糸用 LTM-S

ライトゲームにもバッチリ対応!細糸用のラインスレッダー

ワイヤーのみで構成された、シンプルで使い勝手のいいラインスレッダーです。

細糸用の設計になっていて、対応ラインは~1号まで、全長も9cmと短く、ケースに入れてもポケットに入るサイズになっています。

アジングやメバリングをはじめとしたライトソルトゲームや、渓流ベイトフィネスにもおすすめです。

対応ライン 1号以下
レビュー要点まとめ
メリット
  • 作業が早くなった
  • 小径ガイドにも使える
デメリット
  • 耐久性があまりない

富士工業 ラインスレッダー M 太糸用 LTM-M

7号までOK!ショアや船でのビッグゲームにもおすすめの太糸対応

こちらもワイヤーのみのシンプルな作りで、持ち歩きやすいコンパクトさながら、太糸に対応するラインスレッダーです。

細糸用のラインスレッダー Sに対して、7号までのラインに対応するよう先端が改良されています。

バスやシーバスなどのおかっぱりはもちろん、ポケットに入れても持ち歩けるのでサーフや船などでの釣りにもおすすめです。

対応ライン 7号以下
レビュー要点まとめ
メリット
  • 船上でも使いやすい
  • 二本入りなのが助かる
デメリット
  • なし

ルミカ レベルワインダー・ガイド通し

かわいいオリジナルケース付き!ゴム製で傷の心配もなし

カラビナ付きの専用ケースで持ち歩きやすい、コスパも優れるラインスレッダーです。

ラインスレッダーはゴム製なので、レベルワインダーやガイドに傷をつける心配がなく、4本入りでコスパも優れています。

専用ケースもラインスレッダーも蛍光色(オレンジ・グリーン)なので、夜釣りでの使用でも視認性を確保しやすいです。

カラバリ 2
入り数 4
レビュー要点まとめ
メリット
  • ゴム製なので安心して使える
  • トップガイドも通せて便利
  • 細いPEラインもちゃんと通せた
デメリット
  • 単品販売してほしい

プロマリン レベルワインドスレッダー 15cm ANP151-15

シンプルイズベスト!最低限の機能を満たしてハイコスパ

シンプルな作りですが細いPEラインにも対応し、3本セットで非常に価格も安いラインスレッダーです。

持ち手などは廃されていますが、むしろ持ち運ぶ際はコンパクトなので、メリットとも言えます。

同じシリーズには10cmのタイプもあるので、小型のベイトリールに使う場合や、携帯性を重視したい場合におすすめです。

サイズ 10cm
入り数 3

まとめ

ベイトリールの準備には糸通しが付き物で、トラブル防止とストレス軽減のためにもラインスレッダーの使用がおすすめです。

紹介したように安い物でも作業効率が上がるので、ぜひ一つ用意して、スムーズに釣りを楽しんでくださいね。