現在は色々な釣りでベイトリールが用いられています。
そんな中、主に右利きの人は左巻きハンドルを用いるのが主流となっています。
初心者の方は「右利きだから右巻きの方がいいじゃないか」と右巻きを買って、釣り場で周りが左巻きを使っていて「キャストの後の持ち替えは疲れるし初心者丸出しでなんかダサいな…」といった経験をした人もいるのではないのでしょうか。
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ベイトリールの左巻きは主流？右巻きはダサいのか？
まず第一に右巻きは当然ダサくなどありません。
ですが、テレビやYouTubeに出ているプロの方やユーチューバーの方を見ても、左巻き（左利きの場合は右巻き）の方が多く見られます。
その影響もあってか一般の方でも左巻きを使用する人が主流となっています。
では、なぜ左巻きがプロも含め主流となっているのでしょうか。
そこで左巻き・右巻きそれぞれのメリット・デメリットについて考えていきたいと思います。
左巻きベイトリールを使うメリット・デメリット
メリット
持ち替えの必要がない
一般的に右利きの人は右手でキャストすると思います。
その際に、左巻きの場合は持ち替えをせずにスムーズにリールのハンドルを持つことができるため、巻き出しのタイムロスや着水直後のバイトへの対応が素早くできます。
また、持ち替えの動作の際にタックルを落としたりするリスクも負わずに済みます。
釣りにおいて必要な動作が一つ減るというのは大きなメリットをもたらします。
ロッド感度
利き手でロッドを持つことにより、ロッド側で感じる感度を高めることができます。
加えてその感度を最大限に活かし、瞬時なフッキング動作にも移ることが可能です。
そのため、底物などで細かなアクションや瞬間的なフッキングが必要な場面で重宝します。
また、ズル引きなどをロッド操作で行う際にもボトムの障害物やワームの状態などをより明確に感じることができます。
操作性
トップウォーターやジャークベイトといったロッドアクションを付ける釣りには当然右手で操作ができる左巻きが最適です。
高速ドッグウォークの様な利き手でロッドアクションを、反対の手でリーリングをし続けるような釣りには特に効果的です。
疲労度も普段使い慣れている方の手で行う方が感じにくいので長い時間アクションを継続することができます。
デメリット
慣れないと疲れる
右巻きから入った人ですとどうしても左右の手の仕事が違ってくるため最初は疲れると思います。
ただ、慣れてさえしまえば上記のように動作が1つ減るためむしろ疲れにくくなるとも言えます。
もし可能であれば、巻物は右巻き、打ち物は左巻きのように使い分けることができれば疲労を分散させることも可能です。
巻き感度・精度
リールのハンドルから得る情報が利き手で巻く場合と比べて劣ります。
また、スイムジグ やi字系ルアーなどで必須の一定の巻きスピードで巻くことも左巻きの場合は難易度が上がります。
その分レンジコントロールも難しくなります。
その他シーバス釣りのような巻きの精度が必要な釣りでは利き手側で巻く方がメリットは多くなります。
巻き上げトルク
ディープクランクやマグナムクランクのような巻き重りのあるモノや大型魚が掛かった際の巻き上げトルクも利き手巻きの方が当然力強く巻けます。
バス程度なら必要ないと思うかもしれませんが、一日中ディープクランクを巻いたり、ウィードごと魚を寄せなければならない場面では、やはり利き手の力強さがアドバンテージとなります。
左巻きベイトリールおすすめ8選
【ダイワ】
ジリオン10.0L SV TW
テキサスやラバージグなどテンポの必要な釣りに最適な左巻きでは高いギア比のリールが活躍します。
その中で最速のギア比10を搭載しているのがジリオン10となります。
ハンドル1回転106cmの巻取り量で打ち物やフロッグと言った手数が必要な超ハイスピードゲームを手助けしてくれます。
【アブガルシア】
レボ・ロケット-L
こちらもジリオン10と同じくギア比10を搭載するベイトリールです。
スプール系がジリオン10より小さいためハンドル一回の巻取りりは105cmと劣りますが十分すぎる程の巻取りスピードがあります。
価格はジリオン10よりも安価なため超ハイスピードゲームの入門におすすめです。
【シマノ】
20メタニウム XG LEFT
バス用ベイトリールの中で人気ナンバーワンと言っても過言ではないメタニウムの紹介です。
最速のギア比8.1モデルはハンドル一回の巻取りは86cmとジリオン10、レボロケットに比べると劣りますがその分汎用性が高く、また非常に軽量で扱いやすいモデルとなります。
【ダイワ】
21ジリオン SV TW 1000XHL
初めに紹介したジリオン10はスピードゲームに特化したモデルですがこちらはバーサタイルなモデルになります。
最速のxhモデルでハンドル一回巻取り90cmとバーサタイルモデルの中では比較的ハイスピードとなります。
新型のSVブースト搭載で従来のSV機以上の飛距離を誇ります。
【ダイワ】
20タトゥーラ SV TW 103XHL
ギア比8.1、ハンドル一回巻取り81cmのモデルとなります。
svスプール 搭載でバックラッシュしにくく初心者の方でも安心して使用することができます。32mmスプールのため軽量ルアーからビッグベイトまで幅広く対応します。
価格も実売で2万円程と手を出しやすい価格設定となっています。
【シマノ】
19SLX MGL 71XG
シマノのエントリーモデルからはslxmglのご紹介です。
エントリーモデルながらxgモデルのラインナップがありハンドル一回巻取りは82cmとなります。
32mmスプールなので軽量ルアーも扱えSVSインフィニティブレーキ搭載で必要十分な飛距離も兼ね備えます。
重量も195gとちょうど良いためさまざまなタックルに組み合わせられます。
【シマノ】
21アンタレスDC XG LEFT
説明不要のシマノのフラッグシップベイトリールです。
21モデルではxgギアがラインナップされておりハンドル一回巻取り量も91cmと90cmを超えています。
最新鋭のdcブレーキ搭載で抜群の飛距離とトラブルレス性能を誇ります。
ボディが頑強で巻き上げトルクもあるためxgギアでも巻き重りを感じさせません。
【ダイワ】
21スティーズ リミテッド SV TW 1000HL
ダイワのベイトリール現行フラッグシップモデルのスティーズ リミテッドです。
ギア比は最速で7.1とそこまで速い訳ではないのですが巻物から打ち物まで満遍なくこなすには最適のギア比になります。
軽量ルアーからビッグベイトまであらゆるリグをハイレベルにこなせるバーサタイルの最高峰です。
まとめ
今回紹介したように左巻きベイトリールはハイテンポなスピードゲームでその能力を最大限発揮します。
一方で右巻きベイトリールはじっくりと巻いていく釣りを得意としているなどそれぞれに得意分野があります。
右巻き・左巻きのメリットを把握し使い分けることでより釣りの魅力に触れることができるでしょう。
左巻きベイトリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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