高価で長い鮎竿は、平均9mでも200グラムから300超グラムと驚くほど軽量です。
現在のロッドの中でも、鮎竿は最高技術で作りこまれています。
鮎釣りに行って慎重に扱うのは当然ですが、自宅や、車の中であっても非常に薄い鮎用カーボンロッドは破損しやすいものです。
そんな鮎竿を守ってくれるのが、鮎竿ケースです。
通常の竿ケースとは構造も違う鮎竿ケース。
鮎竿ケースの必要性や、選び方、おすすめケースを解説していきます。
- 釣り歴49年
中学生の頃投げ釣りを始め、社会人になると磯釣りにハマり、その後アユ友釣り、そしてボートからのルアー釣りを始め、現在では夏から初秋はアユ、それ以外はボートでのルアー釣りを楽しんでいます。アユ釣りに関しては、釣った鮎の出荷もしており半漁師的になっています。今後は船からのルアー釣りを極めるのが目標です。
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鮎竿ケース(ロッドケース)を使うメリット
高価な鮎竿の入った鮎ケースを河原まで持っていく釣り人はあまりいません。
予備の竿や鮎ケース自体が高価で、盗難にあう危険性があるからです。
多くの釣り人は、車の中に鮎ケースを置き、使う竿だけ持って釣り場に向います。
鮎ケースなんで必要ないのではという方もいるかもしれません。
しかし、鮎竿は非常に薄く仕上げられたカーボンロッドです。
車のトアに挟んだだけでも割れます。
車の中や、自宅で立てかけている鮎竿に不可抗力で何かの力が加わっただけで折れたり割れたりします。
硬い素材で作られた鮎竿ケースの内部は、ほとんどが衝撃に耐えうるような構造になっています。
鮎竿を長く大事に使うための保管庫だと思っていただければいいと思います。
鮎竿をあらゆる衝撃から守ってくれるのが鮎竿ケースなのです。
鮎竿ケースの選び方
収納本数での選び方
鮎用ケースには内部分割された2本収納から4本収納まであります。
釣行時に何本持っていくのかによって決まります。
普通はメインの竿に予備の竿の2本です。
基本的には2本収納を選択するのがベストでしょう。
3本収納や4本収納は遠征などで、色々な河川を釣る場合に必要となります。
長さでの選び方
鮎竿を発売しているメーカーでも、シマノのように鮎専用のロッドケースを販売していない場合があります。
鮎専用ケースなら、大体150cm前後なので長さを気にする必要はありませんが、専用でない場合は150cm位を選ぶ必要があります。
鮎竿は仕舞寸法が130cm前後から140cm前後が多いのです。
鮎専用ケースは高価なので、普通の竿ケースで良いと思う人は長さに注意しましょう。
仕様や素材での選び方
有名メーカーの鮎専用ケースはダイワとシモツケの製品しかありません。
車に積んだまま取り出せる構造や、ロッドを持たずトレイをスライドさせる構造などもあります。
道路から川まで難所を降りる場合に、転倒しても竿を守ってくれる、持ち運び用に適した軽量のケースもあります。
有名メーカー以外でも、鮎専用ケースが販売されていて、有名メーカーの構造に匹敵する作りになっています。
鮎竿ケースおすすめ8選
【ダイワ】
プロバイザー鮎ロッドケース(G)
竿同士がぶつからない内部分割構造で、2本収納と3本収納があります。
替え穂先を収納できるスペースが設けられています。
開口部が斜めカットになっていて、取り出しやすい構造です。
肩ベルトは調整ができ、取り外し可能です。
超高強度防水加工ナイロン素材で、ケースを守ります。
サイズは11cm×5cm×154cm。
通販では2本収納が11000円前後、3本収納が16000円前後で販売されています。
【ダイワ】
スペシャル鮎ロッドケース(G)
ロッドケースを車から取り出さずに抜き出すことが出来るダブルファスナー・フルオープンシステムが採用されています。
2室構造ハードプロテクターが竿同士のぶつかりの衝撃から守ります。
替え穂先が2本収納できるスペースがあります。
肩ベルトは調整ができ、取り外し可能です。
150Pは最多の4本収納です。
160Pは10cmのスペーサークッション付きで、通常サイズにも対応できます。
鮎竿ケースの最高峰と呼ばれています。
通販では160Pが22000円前後、150Pが29000円前後で販売されています。
【シマノ】
タフ&ウォッシュ ロッドケース
鮎竿専用ケースではありません。
鮎竿には160S(160cm)が使用可能です。
外側は頑丈なABS真空成型材のボディで覆われ、内部は衝撃に強いEVA素材が使用されているため、大切な鮎竿をしっかり守ってくれます。
全面丸洗い可能で、手入れが容易なフルオープン・ストレートタイプです。
担ぎやすいショルダーベルトと、内部には竿を固定するベルトが付いています。
通販では25000円前後で販売されています。
鮎シーズンが終わると他の釣りにも使えるのがいいです。
【シモツケ】
MJB鮎スライドロッドケース 148-3P プレミアム
短竿から長い竿まで、引き出しやすいアルミトレイ構造です。
ケースが固定しやすい、薄型並列3本収納になっています。
ケース内部は3室構造で竿同士がぶつかりません。
最長収納サイズは146cmでほとんどの鮎竿に対応しています。
肩ベルトは調整ができ、取り外し可能です。
ナイロン素材で、通販では13000円前後で販売されています。
【がまかつ】
ワイドストレートロッドケース GC275
鮎竿専用ではありませんが、鮎竿には155シリーズが適しています。
防水仕様のP.V.C 生地を使用し、河川や海に限らず水濡れから竿を守ります。
内部は竿が当たらないよう仕切りが付いています。
鮎竿3本から4本収納が可能です。
ハンドルとショルダーベルトで2通りの持ちかたができます。
竿を固定するロッドホルダーロープつきです。
ケースの底部は成型樹脂カップがつけられていて、強い衝撃から竿を守ってくれます。
通販では16000円前後で販売されています。
鮎シーズンが終わると他の釣りにも使えるのがいいです。
【エクセル】
鮎ハードロッドケース シリーズFP572、FP573
148cm でFP572は2本収納、FP573は4本収納可能のリーズナブルな鮎竿ケースです。
内部は分割され、竿同士が当たることはありません。
持ち手の付いた持ち運びにも便利な仕様です。
素材はポリエステル・PVC・ABS樹脂です。
通販では2本収納が6000円前後、4本収納が8000円前後と格安価格で販売されています。
大手メーカーと遜色のない構造と仕様でコストパフォーマンスは抜群です。
車に置いたままで持ち運びしない事を考えると、初めての買い物はこれがお勧めです。
【プロックス】
スクエアハードロッドケースライト PX685L155GM
鮎専用ではありませんが、長さが155cmあり鮎竿収納にぴったりのロッドケースです。
ポリエステル素材にガンメタのカラーで他には無い見栄えです。
取り外し可能なショルダーベルトと持ち手がついています。
パイプ部分がABS樹脂で1.5kと軽量の為、河原に持っていくのも可能です。
内部に仕切りがないので、竿カバーに入れての複数本収納が必要となります。
通販では6000円前後と格安で販売されています。
【タックルインジャパン】
鮎・アルミロッドケースTRIPLEシリーズ1460、1560
周囲を圧倒する,トライアングル形状のアルミ製のロッドケースです。
竿を持たずに引き出せる リフト・セパレーター付きです。
内部は3分割され、竿同士が当たることなく3本まで収納可能です。
長さは1460が146cm、1560が156cmです。
アルミ製だけに少々の衝撃ではびくともしません。
通販で19000円前後で販売されていますが、価格なりの価値はあります。
まとめ
高価な鮎竿を守る鮎竿ケースの必要性がわかっていただけたと思います。
基本的には車に乗せておくものなので、一度購入すると買い替えをしないのがほとんどです。
自身の釣り人生を考え、鮎専用にするか鮎が終わると使えるケースにするか決めればいいのです。
その為にも、この解説を参考に、自分にあった鮎竿ケースを選んでいただければと思います。
鮎竿のケースの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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