鮎友釣りにおいて針ケースは必須アイテムです。
鮎の掛け針は、鮎のサイズ、鮎の活性度、水況に応じ、適合する針が変わってきます。
その細かい対応の為に、数種類、数サイズを20本、30本と常に常備しなくてはなりません。
鮎釣り用針ケースは、釣り人にとって、見やすく取り外しやすく、更には防水機能になっています。
そんな鮎釣り用針ケースの解説をしていきたいと思います。
- 釣り歴49年
中学生の頃投げ釣りを始め、社会人になると磯釣りにハマり、その後アユ友釣り、そしてボートからのルアー釣りを始め、現在では夏から初秋はアユ、それ以外はボートでのルアー釣りを楽しんでいます。アユ釣りに関しては、釣った鮎の出荷もしており半漁師的になっています。今後は船からのルアー釣りを極めるのが目標です。
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目次
【鮎釣り】針ケースとは
鮎釣り用針ケースは、透明のプラスチック製で針の状態がすべて見え、ワンタッチで開閉できる仕様になっています。
基本的には3種類あります。
1つ目は3本イカリや4本イカリのイカリ針専用ケースです。
現在は大半の釣り人がこの針ケースを使っています。
2つ目は、チラシ針専用ケースです。
使用する釣り人の絶対数は少ないですが、イカリしか使わない人でも、大河では、予備にベストに忍ばせてい場合があります。
3つ目は、イカリ針、チラシ針両方とも収納できるタイプです。チラシも使うかもしれないという人にはお勧めです。
鮎釣りに適した針ケースの選び方
小物を流すクセのある人向けの選び方
鮎ベストを閉め忘れて針ケースを流した…と言う釣り人は多くいます。
中小河川なら回収可能ですが、水量の多い大河川なら無理です。
呆然と見つめてその日の釣りは終わります。
こんな釣り人の為には、スリムタイプや小型の針ケースがお勧めです。
針ケースを2個、3個常時ベストの別々のポケットに入れておくのです。
こうすることによって万一一つ流されても、釣りの続行が可能です。
針を一つにまとめたい人向けの選び方
数種類の針が見やすくきれいに並んでいる状態がいいという人向けです。
各メーカーから出されている大型ケースは、イカリ針が40本から60本収納可能です。
幅広タイプや、両面開きなど自分の好みに合わせて選べます。
遠征で、数日間連続で釣る場合などはこのタイプがベストです。
基本として1日4～8本くらいは使うので、5日くらいの遠征であれば針が無くなる心配はありません。
チラシ針専用の人の選び方
チラシ針はイカリ針と違い、2本から3本の針が1本ずつハリスについています。
イカリ針のようにウレタンの溝にはめるだけで収納が出来ず、専用のケースが必要です。
針をかける部位と、ハリスを収納する部位に別れていて、慣れないと収納しにくく、取り出しにくいという欠点があります。
チラシ針を使う釣り人が激減し、それに伴ってチラシ針専用ケースの製品も減っています。
品数の少ない中で、自分にベストのケースを見つけましょう。
イカリ針もチラシ針も入れたい人向けの選び方
チラシ針を使う釣り人は激減し、イカリ針全盛の時代です。
それでも、バラシが多い時などチラシ針も使うという釣り人もいます。
チラシ針は別ケースにという人もいますが、使うかもしれない場合は両方収納できるケースが便利です。
そんな釣り人のために、イカリ針、チラシ針両方が収納できる針ケースがあります。
イカリ針とチラシ針が絡まないような設計になっているため、サイズは少し大型になります。
鮎釣り向け針ケースおすすめ6選
【ダイワ】
鮎匠ツイン
イカリ針専用で両面開き、小型用の針から尺鮎用の大型針まで40本以上収納可能な優れものです。
両面に収納できるので、ケース自体がコンパクトになっています。
瀬の中に立ちこんでいてもハリス交換が容易に出来ます。
ハリスがはみ出ても、接着面がウレタン加工の為、傷がつきません。
簡易防水機能ですが、立ちこんでもほとんど水が入ることがありません。
大河川での大鮎狙いには必須の鮎ケースです。
【ダイワ】
鮎匠ツインスリム
7号までのイカリ針専用で両面開きになっていて40本以上の収納が可能です。
鮎匠ツインをスリムにしたタイプで、針交換が容易に出来ます。
スリムなボディでポケットが膨らまず、複数持ってもかさばりません。
中小河川の中小型狙いや、初期の大河川に最適です。
高さがないので、大針は収納できないので注意が必要です。
【シマノ】
鮎・針ケース（AR）
イカリ針、チラシ針両方収納できるタイプです。
クリアな蓋で中が確認しやすい設計です。
内部が2分割されていて、イカリ針、チラシ針両方収納しても絡みにくい設計です。
片手で開閉可能なワンアクションロック構造です。
フタをしめれば自動ロックされ、閉め忘れの心配がありません。
【がまかつ】
錨ケースGM2450
がまかつ市販3本、4本イカリ針、スマートパック、バリューパックがウレタンごとそのまま収納できる画期的な針ケースです。
針の自作はしたくないという釣り人には絶対お勧めです。
自作のイカリ針も当然のように収納可能で、約60本の針が収まります。
中空パッキンで防水効果がアップされています。
横広の形状で見やすく、針の交換も簡単に出来ます。
カラーはブラックとレッドがあります。
【オーナー】
AP-50 ベスト錨ケース
オーナー社の市販3本、4本イカリ針スイフト錨がそのまま収納できる優れものです。
オーナー針ファンは迷わずこれです。
最大30本の収納ができて、背針バットが付いています。
カラーはブルー、グリーン、グレー、オレンジの4種類です。
ハリス押さえクリップが付いていて、ハリスがはみ出ないという特殊機能つきです。
【ダイワ】
鮎匠チラシAC20R
チラシ針専用の針ケースです。
最長30cmまでの長いハリスの収納可能です。
ウレタンシートの両側に針を刺しこむ構造で、20本の針が収納できます。
薄型設計で、片手開閉できます。
フタ設置部分にウレタンが付いた簡易防水機能です。
他の針ケースに比べ、長さがあるので自分のベストに収まるかのチェックが必要です。
チラシ針ケースにおいて最強の商品です。
まとめ
鮎友釣りにおける針ケースの重要性をわかっていただけたと思います。
鮎友釣りは循環の釣りです。
その為には針交換にも時間をかけれません。
そんな時、活躍するのが針ケースなのです。
この解説を参考に、自分にあった針ケースを見つけてくれればと思います。
鮎釣り向け針ケースの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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