エリアトラウトでは、一般的に軽量ルアーを投げやすく、細いラインと相性が良いスピニングタックルを使用します。
しかしエリアトラウトでベイトタックルが使えないわけではなく、デメリットもありますが、メリットも多いです。
近年はベイトフィネスロッドも増えたことで、エリアトラウトに流用できるものも増えています。
そこで今回はエリアトラウトにおけるベイトロッドについて、メリットやデメリット、選び方やおすすめモデルもご紹介します。
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目次
- 1 エリアトラウトでベイトロッドを使うメリット
- 2 エリアトラウトでベイトロッドを使うデメリット
- 3 エリアトラウト用ベイトロッドの選び方
- 4 エリアトラウト用ベイトロッドおすすめ10選
- 4.1 【シマノ】23 トラウトワン AS(B60UL)
- 4.2 【アブガルシア】マスビートⅢ(MBC-562UL III)
- 4.3 【ダイワ】プレッソST(60LB)
- 4.4 【シマノ】21 カーディフAX(B64L)
- 4.5 【メジャークラフト】ファインテール エリア(FAX-B582UL)
- 4.6 【パームス】エゲリア エリアパフォーマンス(ETGC-60UL)
- 4.7 【ダイワ】プレッソ AIR AGS(61L‐B)
- 4.8 【ジャッカル】RGM spec.5 AREA(spec.5 AREA/52-58B)
- 4.9 【フィッシュマン】ビームス ブランシエラ(5.2UL)
- 4.10 【ツーリングモンキー】グレート鱒レンジャー改 DarkNight(CT50)
エリアトラウトでベイトロッドを使うメリット
エリアトラウトにおけるベイトタックルのメリットは、ポイントに落としていく釣りがしやすいことでしょう。
ベイトリールは、スプールの回転を指で感じながらラインの放出を調整できるので、ピン打ちがしやすいです。
管理釣り場のポンドでもおおよそ魚が居着く場所は決まっていますし、クリアな状況であれば魚を目視で確認することもできます。
そういった場合に、スピニングタックルに比べて落とすポイントを調整しやすいベイトタックルのメリットが活きます。
また、ベイトリールはスピニングリールに比べてパワーファイトに対応しやすいのもメリットです。
大型の魚が放されているポンドでは、巻き取りのパワーを活かしたファイトに対応しやすいでしょう。
ラインをスプールへの巻き方向から直線的に放出するため、糸ヨレが少ないのもメリットです。
微々たる差ではありますが、巻き感度もベイトリールの方が優れているので、ボトムの状況を感じながら探ることもできます。
これらを踏まえると、エリアトラウトでのベイトロッドは、ボトム狙いやプラッキング等との相性がいいと言えます。
エリアトラウトでベイトロッドを使うデメリット
エリアトラウトでベイトタックルがあまり使われていないのは、軽量ルアーを投げにくいデメリットが大きいです。
管理釣り場の基本のルアーはマイクロスプーンで、重さは1g以下のものもあります。
ベイトリールは、構造上の問題で軽量ルアーと相性が悪く、ベイトフィネス専用でも1g以下は簡単に投げられません。
つまりルアーチョイスの選択肢が狭まってしまうため、スピニングタックルに比べシェアが低いです。
また、スピニングリールに比べてドラグ性能が劣るため、細いラインを使うエリアトラウトとは相性が悪いとも言われています。
加えて、リールがロッドの上に乗る形になるので、スローリトリーブ時にロッドを安定させるのも難しいです。
以上の理由からエリアトラウト用のベイトロッドが少なく、スピニングロッドに比べ選択肢が少ないのもデメリットでしょう。
エリアトラウト用ベイトロッドの選び方
ではエリアトラウトでベイトロッドを使用したい場合、どのようなものが適しているのでしょうか。
専用モデルはもちろん、代用ロッドを選ぶ際にも意識したい、エリアとライト用ベイトロッドの選び方を解説します。
長さは6ft前後まで
エリアトラウトロッドは、専用モデルでも基本的に6ft台にとどまるように設計されています。
これは管理釣り場の環境的な問題で、長すぎるロッドは周りの迷惑になることもあるからです。
また、6ft程度までであればそこまで重くないので、ロッドを安定させてアタリを待つのにも適しています。
短い分にはこれらのポイントは問題ありませんが、あまりに短いと、キャスティングしにくくなります。
短いロッドを使うとルアーが体の近くを通るため、ミスキャストで体にルアーがぶつかることがあるのです。
このため、ショートロッドを使う場合も4ft以上のものがおすすめです。
4~6ft程度であれば、ネイティブトラウトロッドなどからも代用できるものが見つかるでしょう。
パワーはUL~ML
エリアトラウトの場合、軽量なルアーを使うのに合わせて、XULなどライトなロッドを使用します。
ベイトロッドでもそのパワーがあればおすすめですが、ラインナップは多くないですし、専用ロッドにもあまりありません。
ベイトタックルの特性を考えると、UL以上のロッドを使用し、ロッドのパワーに使用するルアーを合わせたほうが釣りやすいでしょう。
ULであれば2g程からキャスティングできるので、スプーンを使うならこのパワーがおすすめです。
Lは重めのスプーンやプラグなど、比較的幅広いルアーに1本で対応できます。
MLは主にクランキングやプラッキングなどをする場合で、スプーンだと投げられるものが制限されます。
なるべくスローテーパーなもの
エリアトラウトロッドの多くは、ライトなのでよく曲がることに加えて、スローテーパーに設計されています。
管理釣り場では原則シングルフックのバーブレスを使用するため、ロッドがよく曲がらないとバレやすいからです。
ロッドの曲がりが少ないファストテーパーだと、ロッドの曲がりが少なく、魚が反転したときなどにテンションが抜けてしまいます。
エリアトラウトロッドはそもそもスローテーパーが基準になっており、ファストテーパーでもベリーから曲がるものが多いです。
エリアトラウト用のベイトロッドであればこの点も考えて設計されていますが、代用品を選ぶ場合は注意しましょう。
エリアトラウト用ベイトロッドおすすめ10選
上記したポイントを踏まえて、エリアトラウトにおすすめのベイトロッドをご紹介します。
専用ロッドはもちろん、代用品からもおすすめモデルをピックアップしたので、ぜひチェックしてくださいね。
【シマノ】
23 トラウトワン AS(B60UL)
対応ルアーの幅広さが魅力!基本の一本にもおすすめ
シマノのエントリークラスのエリアトラウトロッドのベイトフィネスモデルです。
シマノのエリアトラウトロッドのULは、XUL、SUL、ULの順で3番目の強さなので、やや重めのルアーにも対応できます。
1.5g程度のスプーンから小型のクランク、ミノーも視野に入るので、幅広いルアーを投げることができます。
比較的手を出しやすい価格ですし、ベイトロッドを使ってエリアトラウトを始めたい方の、基本の一本にもおすすめです。
【アブガルシア】
マスビートⅢ(MBC-562UL III)
入門用にもおすすめ!ハイコスパなエリアトラウトロッド
低価格ながら扱いやすい設計とこだわりのデザインで、長らく愛される入門用のエリアトラウトロッドです。
2~5gまで対応できるUL設計ですが、バットは強めなので大物とのやり取りもしやすいパワー設定になっています。
エリアトラウトロッドとしての感度もいいので、繊細な管理釣り場の攻略にも適しているでしょう。
グリーンをあしらったデザインも珍しく、見た目に妥協したくない方にもおすすめです。
【ダイワ】
プレッソST(60LB)
クランク&プラグに最適!ルアーの操作性を重視したい方に
ダイワのエリアトラウトブランド、プレッソのハイコスパな基幹モデルです。
60LBはややパワーが強めなので、プラグやミノーのキャスティングに適しています。
特にプラグにおいては、誘いをかける細かなアクションを可能にする操作性があり、よりテクニカルな釣りに対応できます。
スプーニング重視のメインのタックルに加えて、プラッキングをより有利に運ぶためのタックルとしてもおすすめです。
【シマノ】
21 カーディフAX(B64L)
重量ルアー対応!大型ポンドや大型トラウトとのファイトに
より飛距離を求めたり、パワーのある魚とのファイトに適した、ミドルクラスのエリアトラウトロッドです。
6.4ftと長め、パワーもシマノのエリアトラウトロッドでは最も強いLクラスで、最大8gまでのルアーを投げることができます。
それにより遠投性も高く、ロッドのパワーも強いので大型トラウトにも対応しやすくなっています。
深場も狙いやすいので、大型を専門に狙いたいエリアアングラーの強い味方になってくれるモデルでしょう。
【メジャークラフト】
ファインテール エリア(FAX-B582UL)
本気のエリアベイトに!本格エリアファンも納得の入門機
低価格でありながらトーナメントシーンも視野に入れた設計で、本気のエリアトラウトを楽しめるシリーズです。
エリアトラウトにおけるベイトフィネスのメリットを明確にし、メタルバイブやプラグなどに焦点を当てた設計になっています。
投げやすさも重視し、初心者でも少しの練習で投げられ、サイドハンドやフリップキャストもしやすい調子に仕上がっています。
初めてのベイトタックルを、エリアトラウトで使ってみたい方にもおすすめです。
【パームス】
エゲリア エリアパフォーマンス(ETGC-60UL)
ベイトならではの高感度!手ごろな本格派エリアトラウトロッド
オールラインナップでアンダー2万円のハイコスパながら、細かく設定された番手で人気のエリアトラウトロッドです。
シリーズ唯一のベイトモデルは、ベイトタックルの感度を活かした釣りを重視した設計になっています。
クランクやミノーでじっくり攻めてよし、軽量スプーンを投げても良しのバーサタイル性も併せ持っています。
ベイトタックルにこだわり、スピニングタックルに引けを取らない釣りに挑戦したい方にもおすすめです。
【ダイワ】
プレッソ AIR AGS(61L‐B)
プレッソシリーズで最軽量!操作性をより向上させる軽量設計
各パーツの構成から徹底的にこだわり、シリーズ最軽量を誇るエリアトラウトロッドです。
ダイワオリジナルガイドのAGSを基軸に、リールシートも独自設計の計量モデルを使用しています。
リールシートは握りやすさも重視した設計で、長時間の釣りでもストレスを感じさせません。
プラッキングなどでの細かなアクションもより演出しやすく、テクニカルにベイトタックルを使いこなしたい方におすすめです。
【ジャッカル】
RGM spec.5 AREA(spec.5 AREA/52-58B)
携帯に便利なモバイルエリアトラウトロッド!レングス変更も
携帯性に優れるマルチピースのエリアトラウトロッドで、継数を変更し長さを変えることもできるモデルです。
5本継ですが、バットセクションを取り付けずに使用すればショートロッドとして使用することもできます。
ポンドでは5.8ft、ストリーム型では5.2ftと一本で様々な状況に対応でき、より幅広い管理釣り場に対応します。
デザインもよく、より気軽にエリアトラウトを楽しみたいレジャーアングラーにおすすめです。
【フィッシュマン】
ビームス ブランシエラ(5.2UL)
よく曲がるベイトロッド!渓流も管理釣り場もこれ一本でOK
ベイトロッド専門メーカーが手掛けた、よく曲がりキャスタビリティに優れるモデルです。
渓流トラウト用によく使われるロッドですが、その曲がりの良さから軽量ルアーとの相性も良く、エリアトラウトにも対応できます。
1g程度からキャスティングできるうえに、粘りのあるブランクスはバーブレスでのバラしにくさにも優れています。
渓流と管理釣り場兼用のタックルを用意したい方には、これ以上ないおすすめロッドと言えるでしょう。
【ツーリングモンキー】
グレート鱒レンジャー改 DarkNight(CT50)
安価なグラスのベイトロッド!よく曲がり管理釣り場とも相性抜群
グラスブランクスを採用し、遊べるロッドとして人気のベイトロッドです。
筆者も所有していますが、非常に柔軟で適度にコシもあるので、小さなトラウトと非常に相性がいいです。
よく曲がりこむので軽量ルアーも投げやすく、ベイトフィネス初心者でも比較的キャスティングしやすいでしょう。
大きいトラウトを釣るには少しパワーが足りないですが、折れにくく安いことから、お子さん用タックルにもおすすめです。
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