ヒラマサ釣り用リーダーおすすめ10選!キャスティングやジギングに適した長さや太さ(号数)を紹介!

ヒラマサ釣りにおいて意外にも見過ごされがちなのは、ショックリーダーの重要性です。

メインラインと比較すれば、使用する量はほんの少しではありますが、この少しの部分を適当に選んでしまうと、後でひどく後悔することになってしまいます。

今回はそんなショックリーダーの、キャスティングとジギングおける太さ(号数)や長さ等の選び方や、おすすめのアイテム10選をご紹介します。

酒井
執筆者
  • 釣り歴20年
  • 元釣具屋店員
  • 船舶免許あり

友人の誘いがきっかけでバス釣りの楽しさにハマり釣りを始める。その後、ヒラマサキャスティングゲームの発祥の地とも言われる佐賀県の呼子に移動。自身も船舶免許を取得し、ショア&オフショアでの青物やヒラスズキ等を中心に様々なジャンルのルアーフィッシングに魅了されつつ今日に至る。

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【ヒラマサ釣り】キャスティングに適したリーダーの選び方

最初に、キャスティングにおけるヒラマサ釣りに適したショックリーダーを、どのように選ぶことができるのか、3つの重要なポイントについて見ていきましょう。

キャスティングに最適な太さ(号数)の選び方

リーダーにはさまざまな太さのものがラインナップされていますが、ターゲットがヒラマサとなる場合、どうしても根ズレのリスクが付きまとうため、ある程度太いものが必要となります。

オフショアのキャスティングで、PE6号前後を使用して大型を狙う場合は30号~40号程度(100lb~150lb)を目安に考えると良いでしょう。

中型から大型も視野に入れて、メインラインに4号前後のPEを使用するのであれば、22号~30号前後(80lb~100lb)を状況に合わせて使用するのがおすすめです。

ショアからのキャスティングで磯場等でヒラマサを狙う場合も、やはり万全を期して30号(100lb)前後を一つの目安に使用していくのが無難です。

キャスティングに最適な長さの選び方

キャスティングにおけるリーダーの長さは、実際のところそれぞれの好みに応じてさまざまです。

キャスト時にガイドシステムよりも外側に来るように、1m~1.5m程度しか取らないアングラーもいれば、リールに巻き込む程長く取る方もいます。

これは一概には言えず、どんなノットを使用しているか、どの程度の太さのリーダーを使用しているか、投げ方はアンダーハンドかそれともオーバーハンドか、といった要素によっても答えは変わってきます。

考え方としては、キャスト時のライントラブルが最も少ない長さのリーダーを使用するということを覚えておきましょう。

基本的に推奨されているのは3m前後ですが、上記の点を踏まえたうえで自分なりに試してみて、最もフィットする長さを選んでください。

キャスティングに最適な素材の選び方

リーダーの素材としては、主にナイロンとフロロカーボンの2種類があり、キャスティングに使用しやすいのは、ナイロンリーダーです。

というのも、ヒラマサ釣りでのキャスティングにおいては、トップウォータープラグをメインとして使用することが多く、フロロカーボンラインは水よりも比重が重いため、徐々に沈んでいってしまい本来のルアーのアクションが出せなくなるからです。

もちろん、非常に根が荒く極端に浅いポイントが続くような場所では、根ズレによるラインブレイクを極力回避するという意味で、ワンポイントでフロロカーボンを使うこともあるでしょう。

それでも、基本的におすすめするのはナイロン素材で、フロロカーボンほどではなくても根ズレにもある程度対応することができます。

【ヒラマサ釣り】ジギングに適したリーダーの選び方

では、ジギングでヒラマサを狙っていく際の、適したリーダー選びについても少し考えてみましょう。

ジギングに最適な太さ(号数)の選び方

ジギングでのリーダーの太さの選び方は、メインラインの太さを基準に考えていくのがセオリーです。

例えば、PEライン3号(約50lb)をメインラインとして使用するのであれば、18号(60lb)や22号(70lb)のものを選ぶことができます。

つまり、メインラインよりも強度が強いものをリーダーとして使用するということです。

それに加えて、ポイントの根の状況や使用するジグの重量などを加味して適切なリーダを選ぶようにしましょう。

ジギングに最適な長さの選び方

ジギングで使用するショックリーダーの長さの基本は約3m~5mです。

ジギングでは、キャストによるライントラブルはほぼないので、それよりも長く取ることもできますが、あまり長すぎると感度が落ちてしまうことも考えられます。

また、逆に短すぎると今度は魚の引きに対して、ショックを吸収しにくくなり、バラシやすくなるというデメリットが生まれることもあります。

また、ジギングでは根ズレの危険と常に隣り合わせということも考えると、ポイントにもよりますが、少なくとも3m程度は取っておくのが良いでしょう。

ジギングに最適な素材の選び方

ジギングに最適なリーダの素材は、ヒラマサ釣りだけに関わらず全般的にフロロカーボンとなります。

ナイロンよりもフロロカーボンの方が根ズレに強く、根回りでヒットすることの多いジギングの釣りには最適です。

海中での見え方も、フロロカーボンの方がナイロンよりもナチュラルに見えるというメリットもあります。

もちろん、ナイロンを使用するのも悪くはありませんが、ジギングではサワラや根魚などの歯の鋭いターゲットもヒットすることが多く、フロロカーボンを使用した方が安心感があります。

《キャスティング&ジギング》ヒラマサ釣り用リーダーおすすめ10選

【ダイワ】
ソルティガリーダー タイプF

ダイワの”ソルティガ”の名のついた、フロロカーボン素材の人気ショックリーダーです。

特にしなやかさが評判で、ジギングにおいてもジグの動きを邪魔することなく効果的なアクションを支えてくれます。

伸びの少なさも特徴となっており、ヒラマサの渋いアタリも確実に手元に伝えてくれる、感度の良いリーダーとなっています。

【ダイワ】
ソルティガリーダー タイプN

ソルティガのナイロンタイプのリーダーで、キャスティングに最適なモデルです。

とてもしなやかな作りで、巻きグセも付きにくくトラブルの少ない、非常に扱いやすいリーダーに仕上がっています。

ソルティガのリーダーシリーズには「どこでもストッパー」が付いているため、移動時にラインがばらけてしまうようなトラブルもなく、ストレスフリーで使用することができます。

【シマノ】
ショックリーダー オシア EX フロロカーボン

こちらの製品は、シマノのフロロカーボン素材のショックリーダーです。

シマノ独自の2層構造が採用されているフロロカーボンで、コアの部分には硬めのフロロ、外側には柔らかめのフロロが使われており、強さを保ちながらもノットがしっかりと締まることによって、すっぽ抜けのリスクを極限まで減らすことができています。

ラインナップも、4号~40号までの豊富なバリエーションを誇っています。

【バリバス】
ショックリーダー フロロカーボン 30m

バリバスのフロロカーボンのショックリーダですが、感度や耐摩耗性がとても良く、愛用しているアングラーが多くいます。

スプールに平行巻きでセットされているため、全く癖のついていないきれいな状態から使用することができるのも、うれしい特徴の一つです。

根ズレが気になるポイントや、サワラ・ハタ系の魚がアタックしてくる確率が高い場所でのジギングにおすすめのアイテムです。

【バリバス】
オーシャンレコードショックリーダー ナイロン 50m

ヒラマサのキャスティングゲームを世に広めた第一人者とも言える、あの田代誠一郎氏が監修し、テストを重ねて開発された信頼のナイロンリーダーです。

耐摩耗性や強度を高めながらも、ノットの組みやすさやガイド抜けなどを考慮したしなやかさも併せ持つ、まさにオフショアキャスティング専用のアイテムとなってます。

カラーも、水中で見えにくいと言われるミスティーパープルが採用されており、細かなところまでこだわって作られていることが分かります。

【バリバス】
ショックリーダー VEP 50m

ナイロンのようにショックを吸収する性能を持ちながら、通常の約20倍もの耐摩耗性を実現させた新感覚のVEPナイロンリーダーです。

ただし、50lbまでのラインナップしかないため、ライトジギングや軽めのキャスティングでヒラマサを狙っていくのにおすすめのアイテムとなります。

【ヤマトヨテグス】
耐摩耗ショックリーダー ナイロン 50m

ナイロン素材で非常にしなやかな作りでありながら耐摩耗性にも優れたモデルで、歯の鋭いターゲットや根の荒いポイントにも十分使えるアイテムとなっています。

スプールは薄型仕様になっており、ラバー製スプールバンドも付いているため、携帯性が良く釣行現場でのリーダーの組み直しも快適に行うことができます。

【よつあみ】
DMVナイロンショックリーダー 50m

耐摩耗性能抜群で根ズレに強いDMV素材が使用された、よつあみのナイロンリーダーです。

ノットを締め込みやすくするための特殊加工も施されており、まさにルアーフィッシング専用ショックリーダーということができます。

12lb~170lbまでの豊富なラインナップから、自分のスタイルに合わせて選ぶことができます。

【デュエル】
ハードコア カーボナイロンライン

ナイロンとフロロカーボンの良いとこどりをした、まるで夢のようなショックリーダーです。

ナイロンのような操作性を維持しながら、摩擦に強く感度も抜群、そしてナイロンの弱点とも言われる吸水性も少なくすることに成功しており、長く強度を維持することができます。

3lbから150lbまでのラインナップで、キャスティング・ジギングどちらにも使用することのできる頼もしいショックリーダーです。

【ヤマシタ】
ナイロンライン ニュークロー 100m

こちらはヤマシタの、ナイロンリーダーとして使用することのできる、かなりコスパに優れたアイテムです。

ナイロンリーダーは、吸水してすぐに劣化してしまうデメリットがありますが、このニュークローはとても安価に購入することができるので、気兼ねなくリーダーの交換を行っていくことが可能です。

長さも100mあるので、リーダーにあまりコストを掛けたくない方にはおすすめの製品と言えます。

まとめ

ヒットさせるのも難しく、掛けた後も壮絶なファイトが待ち受けているヒラマサを相手に、確実に釣果を伸ばしていくためには、ショックリーダーの選定はとても大切な要素です。

リーダーの素材や太さなどの選び方をしっかりとマスターして、憧れの貴重な1本を手にしましょう。

紹介アイテム一覧

ヒラマサ釣りのリーダーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ダイワ
ソルティガリーダー タイプF
ダイワ
ソルティガリーダー タイプN
シマノ
ショックリーダー オシア EX フロロカーボン
バリバス
ショックリーダー フロロカーボン 30m
バリバス
オーシャンレコードショックリーダー ナイロン 50m
バリバス
ショックリーダー VEP 50m
ヤマトヨテグス
耐摩耗ショックリーダー ナイロン 50m
よつあみ
DMVナイロンショックリーダー 50m
デュエル
ハードコア カーボナイロンライン
ヤマシタ
ナイロンライン ニュークロー 100m