釣った魚を締めて、しっかりと冷やして持ち帰ることは、魚を美味しく食べるために欠かせない作業です。
特にアジは鮮度が落ちやすく、きちんとした締め方で血抜きをする必要があります。
当記事では、アジをスムーズに締められるアジ締めハサミに着目して、その選び方を解説。
おすすめ製品もご紹介していますので、これからアジ釣りをされる方はぜひ参考にしてみてください。
- 釣り歴15年
- 様々なジャンルの経験
兵庫県出身愛媛県在住。5歳頃から釣りを始め、今も毎週釣りに通うほどの釣り好き。得意な釣りはメバリングやエギングですが、ショアジギングやバスフィッシングなど、ほぼすべてのルアーフィッシングを経験しています。釣りの世間イメージを「充実した趣味」にすることが夢です。
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アジ締めハサミにこだわるメリット
スムーズに締められる
アジ締めハサミにこだわる最大のメリットとも言えるのが、スムーズに締められることです。
アジはエラ付近を切るだけで血抜きと締めをすることができ、切れやすいハサミであれば10秒もかからずに締められます。
時合には手返しよくルアーを投げられるので、アジ締めハサミにこだわるメリットは大きいと言えるでしょう。
ナイフで締めるよりも安全
ハサミを使った締め方は、ナイフを使った締め方よりも安全で、怪我をしにくいことが特徴です。
ナイフは力を入れすぎて怪我をしてしまうリスクがありますが、ハサミであれば力を入れずに締めることが可能。
ナイフを使った締め方が苦手だという方も、アジ締めハサミにこだわってみると良いかもしれません。
寒い時期、手がかじかんでいても使いやすいでしょう。
アジを美味しく食べられる
アジ締めハサミにこだわって、アジをきちんと締めることができれば、釣ったアジを美味しく食べられるようになります。
アジは鮮度が落ちやすい魚であり、きちんと締められたかどうかで美味しさが大きく変化してしまいます。
鮮度の良いアジはとても美味しいので、釣ったアジを美味しく食べたい方はアジ締めハサミにこだわってみてください。
アジ締めハサミの選び方
刃渡りで選ぶ
アジ締めハサミには刃渡りの大きなものから小さなものまで、さまざまなサイズがあります。
刃渡りは大きければ大きいほど大きな魚を締めやすくなり、小さいほど取り回しが良くなります。
刃渡りを選ぶ際には、実際に持ってみてしっくりくるサイズを選ぶのがおすすめ。
どのサイズを選べば良いのか迷っている方は、当記事でご紹介する製品の刃渡りの中から選んでみてください。
錆びにくさで選ぶ
アジ締めハサミは海水に触れてしまうので、錆びにくいものを選ぶのがおすすめ。
特にフッ素加工が施されたアジ締めハサミは錆に強く、ハードな使用をしていても長い間愛用できるでしょう。
しかし、フッ素加工を施した製品は価格が少し高めな傾向があるので、予算を抑えたい方はステンレス鋼を使用したアジ締めハサミを選ぶのがおすすめです。
PEを切れるものなら便利
アジ締めハサミはアジを締めるためのハサミですが、PEラインを切ることができればもっと便利です。
ラインを切るためのハサミと、アジ締めハサミを分ける必要がないので、荷物を減らすことが可能。
アジ締めハサミを選ぶ際には、PEラインを切ることができるのかどうか、ぜひ確認してみてください。
当記事では、PEラインを切ることもできる一石二鳥なアジ締めハサミもご紹介しています。
アジ締めハサミおすすめ10選
製品 | ささめ針 ヤイバ魚締めマルチシザース ミニ | ささめ針 ヤイバ魚締めマルチシザース ミディアム | ゴールデンミーン OSシーザス | ジャングルジム お魚締め之助 | プロックス 魚鋏 分解式L | プロトラスト 魚さばきハサミ | ハピソン 津本式 計測マルチハサミ | がまかつ HDフィッシュシザー | ベルモント 一刀両断ハサミ | ダイワ 活〆マルチシザー S |
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価格 | 1,416円 | 2,066円 | 1,000円 | 2,918円 | 1,822円 | 1,294円 | 4,927円 | 2,882円 | 2,418円 | 2,874円 |
特徴 | 小魚を締めやすいなんでもできるハサミ | アジからマダイまで!中型魚も締めやすいハサミ | タコやイカも締められるアジ締めハサミ | 魚を締めるための工夫が詰まったハサミ | 分解して洗浄できるので衛生的! | 包丁が苦手な人でも魚を捌けるハサミ | 釣った魚のサイズを測れる魚締めハサミ | 魚の下処理からラインカットまでこれ1本 | アジを一刀両断できる包丁のようなハサミ | PEラインもスパスパ切れるアジ締めハサミ |
サイズ | 縦120mm×横68mm×厚さ9mm | 縦162mm×横82mm×厚さ10m | 187mm | 193mm×93mm×12mm | 250mm | 240mm | 約185×60×22mm | 200mm | 全長180×78mm | 160mm |
素材 | ステンレス(フッ素加工) | ステンレス(フッ素加工) | ステンレス | ステンレス(フッ素加工) | SUS420J2ステンレス刃 | - | フッ素加工あり | SUS420J2ステンレス | ステンレスA6(フッ素加工)/ポリプロピレン | ステンレス(フッ素加工) |
重量 | - | - | 83g | - | 約130g | - | 190g | 約180g | 約70g | - |
分解 | なし | なし | なし | なし | あり | - | あり | なし | なし | なし |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ささめ針 ヤイバ魚締めマルチシザース ミニ
サイズ | 縦120mm×横68mm×厚さ9mm |
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素材 | ステンレス(フッ素加工) |
ささめ針から販売されている、小魚を締めやすい小さめの刃渡りを持ったアジ締めハサミ。
ハサミはフッ素加工がされているので、ハードな使用をしていても錆びにくくなっています。
さらに、PEラインを切ることができるのもこの製品の大きな特徴。
アジやサバといった小魚向けの製品とはなりますが、ライトゲームで1つ持っておけば大活躍間違いなしのアイテムです。
重量 | - |
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分解 | なし |
ささめ針 ヤイバ魚締めマルチシザース ミディアム
サイズ | 縦162mm×横82mm×厚さ10m |
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素材 | ステンレス(フッ素加工) |
魚締めマルチシザース ミニよりも刃渡りが大きく、マダイや根魚といった中型魚も締めやすいアジ締めハサミです。
刃物の町、関で作られた刃を使用しているので、切れ味は抜群。
釣った魚を手間取ることなくスムーズに締めて、血抜きをすることができます。
もちろんフッ素加工などの特徴はミニサイズと変わらず、ハードな使用にも難無く対応してくれるでしょう。
重量 | - |
---|---|
分解 | なし |
ゴールデンミーン OSシーザス
サイズ | 187mm |
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素材 | ステンレス |
アジなどの魚だけではなく、タコやイカといった軟体動物も締められる便利アイテム。
ぬるぬるとして掴みにくいタコやイカも波状の刃でガッチリと掴むことができ、スムーズに締められるでしょう。
グリップはあえて大きめに設計されているので、刃渡りはコンパクトですが力を込めやすくなっています。
イカ釣りやタコ釣りも楽しみたい、そんな方におすすめです。
重量 | 83g |
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分解 | なし |
カラバリ | 3 |
ジャングルジム お魚締め之助
サイズ | 193mm×93mm×12mm |
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素材 | ステンレス(フッ素加工) |
ジャングルジムから販売されているお魚締め之助は、魚を締めるための工夫を詰め込み、釣り場で素早く処理ができるハサミ。
表面はフッ素コートされているので、魚の血や海水などに触れても錆びにくくなっています。
また、専用のキャップが付いていることから、持ち運びも安全です。
刃渡りは小さすぎず大きすぎない64mmで、小型魚から中型魚まで対応できます。
重量 | - |
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分解 | なし |
刃渡り | 64mm |
カラバリ | 2 |
プロックス 魚鋏 分解式L
サイズ | 250mm |
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素材 | SUS420J2ステンレス刃 |
ハサミ本体を分解して洗浄することができるので、釣行後にも衛生的な状態を保っておきやすい製品。
刃は魚やイカが逃げにくいカーブ形状を採用しており、揺れる船上でも締めやすいでしょう。
また、刃は伝統のある関の刃物が使用されているため、切れ味抜群。
プロックスの製品らしいコストパフォーマンスの高さも大きな魅力です。
重量 | 約130g |
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分解 | あり |
刃渡り | 110mm |
刃厚 | 2.3mm |
プロトラスト 魚さばきハサミ
サイズ | 240mm |
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素材 | - |
釣ったアジなどの魚を締めるだけではなく、捌くことまで想定されたハサミ。
片側がギザ刃仕様になっていることで、硬いエラやヒレなども軽い力で落としてしまうことができます。
また、ハサミなのでナイフのように怪我をしにくいことも特徴。
揺れる船上などはナイフだと怪我をしやすいので、あえてこのようなハサミを選ぶのも良いかもしれません。
重量 | - |
---|---|
分解 | - |
ハピソン 津本式 計測マルチハサミ
サイズ | 約185×60×22mm |
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素材 | フッ素加工あり |
ハピソンから販売されている、津本式と呼ばれる魚締めのプロとコラボしたハサミ。
切る、締める、鱗取、内臓を出すとさまざまなことが1つのハサミででき、さらにはスマホで魚のサイズを測れることが特徴です。
アジなどの小魚だけではなく、中型魚を締めることもできるサイズなので、どんな釣りでも大活躍してくれるでしょう。
重量 | 190g |
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分解 | あり |
カラバリ | 3 |
がまかつ HDフィッシュシザー
サイズ | 200mm |
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素材 | SUS420J2ステンレス |
魚を締めることからラインカットまで、ハサミとしての機能を1本で全てまかなえる製品。
刃はギザ刃になっているので、細いPEラインもスパスパと切ることができます。
また、一般的なハサミとは違って力を込めやすいプライヤーのようなグリップとなっています。
サイズもコンパクトで扱いやすいので、1本持っておけば大活躍間違いなしのアイテムです。
重量 | 約180g |
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分解 | なし |
刃渡り | 70mm |
刃厚 | 3.8mm |
ベルモント 一刀両断ハサミ
サイズ | 全長180×78mm |
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素材 | ステンレスA6(フッ素加工)/ポリプロピレン |
数多くの金属製品を販売しているベルモントの、魚締めや捌きをするために開発されたハサミ。
上下の長さが違うカーブ形状の刃を採用することで、包丁の引き切りのようなスパッという切れ味を実現しています。
フッ素加工が施されている、PEラインもカットできるなど、その性能はかなり便利で使いやすいでしょう。
ハサミは1つだけにしたい、そんな方にもおすすめです。
重量 | 約70g |
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分解 | なし |
ダイワ 活〆マルチシザー S
サイズ | 160mm |
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素材 | ステンレス(フッ素加工) |
ダイワから販売されている、魚締めだけではなく、PEラインもスパスパ切れる性能を備えた製品。
刃は錆びにくいようにフッ素加工が施されており、魚の血などの汚れもサッと洗い流せます。
Sタイプは先端部分が鋭くなっているので、そのまま突き刺して魚の脳天を締めることも可能。
アジなどの小さな魚はもちろん、コンパクトでありながら大きな魚にも対応した便利アイテムです。
重量 | - |
---|---|
分解 | なし |
ハサミを使ったアジの締め方
ハサミを使ったアジの締め方は、エラの下からハサミを入れ込み、エラ上部の骨と一緒に断ち切るだけ。
断ち切った瞬間に味がビクビクと動けば、きちんと締まった証拠です。
この締め方であれば、エラを切っているので血抜きも同時にできることが特徴。
慣れてしまえば、ナイフで締めて血抜きをするよりも素早く行えるようになります。
以下の動画ではわかりやすくアジの締め方を解説してくれているので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
以上ここまで、アジ締めハサミにこだわるメリットから選び方、おすすめ製品まで詳しくご紹介してきました。
アジ締めハサミは釣った魚を美味しく食べるため、新鮮に持ち帰るためには欠かせないアイテムです。
当記事では、さまざまな刃渡りのハサミをご紹介しましたので、アジ締めハサミの購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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