コロナ禍になり、密集を避けて自然の中キャンプや釣りなどアウトドアを楽しむ方がとても増えました。
釣りにおいては、YouTubeなどの影響もあり初心者の方でもチャレンジしやすい、アジングやバスフィッシングが非常に人気となっています。
身近なポイントで楽しめるところも魅力なアジングやバスフィッシングは、突き詰めるとどちらも奥深くのめり込んだ方も多いのではないでしょうか。
外出自粛などもあり、釣りに行く回数も少ないのも現状です。
アジングも出来て、バス釣りも一本のタックルで楽しめないの?と思っている方も多いと思います。
そこで今回は、アジングロッドでバス釣りを楽しむ為のポイントや、バスロッドとして流用出来るおすすめロッドをご紹介させていただきます。
- 釣り歴25年
- 年間釣行150日超え
- 大会出場経験あり
新潟県下越地区出身。クリスマスや誕生日のプレゼントも釣り道具が第一希望でした。 最近では、特にソルトでのルアーゲームを主に、シーバス、ヒラメ、マダイなどショアから狙えるビッグゲームを楽しんでいます。 今後も季節ごとに釣れる魚を狙いつつ、まだ釣ったことのないシーバスのメーターオーバーが目標です。
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目次
アジングロッドでバス釣りはできる?
結論から言いますと、アジングロッドでもバス釣りを楽しむことは出来ます。
専用ロッドは、その魚種に最適な設計に作られています。
アジングにおいては、特に感度にこだわったロッドが多く、バス釣りにおいても感度は強い武器となりますので、アジングロッドでも問題ありません。
ただ、ジグヘッド専用のロッドや、遠投リグを使用するロングロッドと使用感も扱えるルアーウェイトも違いますので、その点を踏まえてご使用ください。
繊細なアジングロッドで、バス用の重めのルアーを扱うと破損の原因ともなりますので、そこはチェックが必要です。
アジングロッドでバス釣りをするメリット・デメリット
メリット
アジングロッドは感度に優れている為、バスを狙う上でも変化を感じやすいです。
なんと言っても、一本でアジもバスも楽しめるのが一番のメリットとなります。
バスロッドは、全体的に硬めな為、アジングの軽量ジグヘッドを使う場合には使いにくいですが、逆にアジングロッドは繊細なフィネスなアプローチが出来るのでバス釣りに流用できます。
レングスもバスロッドに近いものが多いので、バスロッドと遜色ない使用感が得られるのも特徴です。
デメリット
バス釣りは軽いものでも2g程度のルアーを使用する反面、アジングでは0.8gなど1g未満の軽量なジグヘッドを使用する事が多い為、使えるルアーウェイトが狭くなってしまいます。
また、ロッドパワーもバスロッドほどない為、立木やオーバーハング、テトラ帯などストラクチャーを絡めた釣りには向いていません。
なるべくストラクチャーの少ないポイントで狙うと、ストラクチャーにまかれることなくキャッチ率も向上します。
ロッドの曲がりを活かしドラグ調整次第では、大型のバスをキャッチする事も可能です。
バス釣りに流用できるアジングロッドの条件
長さ
バスロッドで多いレングスは、6フィートから7フィートです。
これはアジングでも同様で6フィート台から7フィート台のレングスが多いため、遜色ない感覚で使用できます。
しかし、アジングロッドは短いもの程、軽いものを扱うのに特化しており、長くなるにつれて適応のルアーウェイトも重いものまで使用できるようになっています。
その為、レングスで選ぶよりもルアーウェイトを意識してお選びください。
硬さ
アジングロッドとバスロッドの決定的な違いはロッドの硬さです。
バスロッドはUL(ウルトラライト)やL(ライト)表記でもアジングロッドのM(ミディアム)クラスの硬さがあります。
その為ラインも比較的太いものを扱えますが、アジングロッドは元々、細いラインで繊細に釣るロッドですので、その点が決定的に違います。
小バスなどを狙う場合には通常のジグヘッド単体で使用するロッドでも問題有りませんが、ある程度のサイズを狙う場合には、M(ミディアム)クラスのアジングロッドがおすすめです。
ラインを変える
アジングではエステルライト(ポリエステル系)の0.3号や0.2号など極細のラインを使用して釣りをしますが、このラインのままバス釣りを行うと、合わせ切れやラインブレイクしてしまい、キャッチ出来ない事も出てきます。
しかし、アジングロッドはガイド自体も小さい為、ラインを単純に太くしてしまうとガイド絡みや、飛距離が出ないなどデメリットが出てきてしまいます。
バス釣りを行う際は、強度の強いPEラインに巻き替えて釣りをするか、リールのスプールだけエステルとPEを用意して、アジとバスでラインを使い分けることをおすすめします。
ベイトタックルも注目
ロッドの進化やリールの進化によって、今や1g程の軽量なジグヘッドでもベイトタックルでアジングが出来る様になりました。
ベイトタックルでは、フォールでのバイトが取りやすく、ボトム感知もしやすい為、敢えてベイトタックルでアジングをする方もいらっしゃいます。
バス釣りではベイトタックルは、ほぼメインとなっている為、アジング用のベイトタックルでバス釣りをするのもおすすめです。
アジングとしては硬めですが、バスとしては少し柔らかめなベイトタックルとなりますので、巻物系などに使用すると使いやすいです。
バス釣りに流用できるアジングロッドおすすめ5選
【メジャークラフト】
ファーストキャストFCS-S682AJI
コスパ抜群なロッドやルアーで人気のメジャークラフトから出ている、初心者の方にもおすすめのアジングロッドです。
価格も7,000円程と非常に安価で手に取りやすく、実釣に必要十分な性能を持ったロッドです。
チューブラータイプのロッドで、0.6gから10gまでのルアーを使用できます。
軽量なジグヘッドでベーシックなアジングを楽しむ事も、遠投系リグで広範囲を探ることも可能です。
バス釣りにおいても、ノーシンカーリグから、スモラバ、シャッドなど様々な釣りを楽しめます。
柔らかめのロッドなので、初心者の方でも扱いやすく、キャストしやすいのも特徴です。
【ダイワ】
月下美人 MX 710ML-S・N
ソルトライトゲームで人気の月下美人MXシリーズの中で、一番パワーのあるロングレングスのアジングロッドです。
ルアーウェイトが1.5gから10gまで扱える為、アジングにおいてはキャロやフロートなどの遠投系リグで広範囲を探る釣りに適しています。
張りがあり、やや硬めでパワーのあるロッドなので、バス釣りにおいてもノーシンカーのワームからシャッド、スモラバなど様々なルアーを使用可能です。
ティップが柔らかめの先調子の為、プラグよりもワームを使用した釣りに向いています。
パワーは申し分ないので、場所によっては50アップでもキャッチ出来るほどの力を秘めています。
【ヤマガブランクス】
BlueCurrentⅢ 76 Stream
国産ロッドメーカーのヤマガブランクスから出ているソルトのライトゲーム用のロッドです。
人気のブルーカレントシリーズの中でも、オールマイティに使えパワーのあるロッドです。
ソルトではアジやメバルのみならず、シーバスやチヌを狙えるほどのパワーを持っています。
MAX12gまで使用できる為、アジングにおいては遠投系のリグやマイクロジグなどで、尺以上の大型のアジにも最適ですし、バスにおいては、ある程度のルアーを使用可能です。
チューブラータイプのロッドなので、プラグなどの操作もしやすく、ミノーイングにも向いています。
【アブガルシア】
ソルティースタイル(STBC-6102ULT-KR)
バスフィッシングでも人気のアブガルシアから出ている、コスパに優れたソルティースタイルシリーズのベイトロッドです。
6.10フィートとほぼ7フィートのレングスは、飛距離も出しやすくしなやかに曲がる為、アジング、バスどちらにも使いやすいロッドです。
1.5gから10gまでのルアーを扱え、ジグヘッド単体のアジングをベイトタックルで楽しむことが出来ます。
ベイトタックルならではのダイレクト感は、スピニングにはない感度を実感できます。
バスのベイトフィネスよりも若干柔らかめの設計ですが、使用感も良く野池などにも向いています。
【フィッシュマン】
Fishman Beams inte 6.4UL
ベイトロッドの進化を加速させ続けるフィッシュマンのロッドは、魚種を限定せず万能に使えるハイエンドロッドです。
フィッシュマンのロッドは、カーボン素材を使って作られているにも関わらず、グニャっと曲がり、軽いものでもバックラッシュせずキャストできます。
今まででは考えられなかった0.8g程のジグヘッド単体から10gまでビシッとキャストする事ができ、キャスト後もティップのぶれなく直ぐにアクションに移れます。
バットパワーがある為、大型のアジが掛かっても、大型のバスが掛かっても十分に対応できます。
ガイド軽も大きい為、魚種に合わせてラインを太くする事も出来ます。
値段は高いですが、それ以上の使用感と満足を得られる一本です。
まとめ
バスも今や意外と近くで狙えるターゲットとなりました。
外来種として邪魔者扱いされるバスですが、釣りだけを考えると非常に楽しく奥深いターゲットです。
アジも日本各地で狙うことが出来、釣る楽しみはもちろんの事こと、食べる楽しみが有るのもアジの醍醐味です。
アジもバスも非常に奥深く、ゲーム性の高いターゲットです。
一本のロッドを流用し楽しんだ後は、是非専用ロッドで本格的に狙ってみてください。
流用ロッドであれこれ考える楽しみとはまた違う、専用ロッドならではの本格的な楽しみ方も出てきますよ。
アジングロッドでバス釣りの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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