ハピソンの充電式ヒートカッターYQ-900をインプレ!

ラインをハサミやカッターで切るときには、必ずピンと張った状態でなければ一発で切断できません。

自宅で仕掛けを作るときには、ラインを張る作業も手間ではありませんが、風が強い釣り場で話が変わってきます。

そこで今回は、ラインのカットだけでなく、コブ作りも簡単にできる、ハピソンの「充電式ヒートカッターYQ-900」をご紹介します。

実際に使用したリアルなインプレをまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。

柏崎隆之
執筆者
  • 釣り歴20年
  • 釣り大会の出場経験あり

静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。

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ハピソンの充電式ヒートカッターYQ-900のインプレ要点まとめ

引用:Amazon

総合評価(4.5)

メリット

  • 使い勝手がよくラインを素早くカットできる
  • 火傷の心配がない
  • 2段階の温度調整ができる
  • 発熱状態をLEDランプで確認できる
  • PE、フロロ、ナイロン全てのラインに使用できる
  • 仕掛けの際もカットしやすい
  • 発熱部分の掃除道具が標準装備されている

デメリット

  • USBケーブルが短い
  • キャップが硬い
  • 脱落防止用の金属部品が弱い

ハピソンの充電式ヒートカッターYQ-900をインプレ!

使い勝手は文句なし

重量が軽く、手に持ちやすいサイズに仕上げられているので、仕掛け作りの妨げになりません。

手に持ったまま、親指で押しやすい位置にボタンがあるので、素早くラインをカットすることができました。

カットに掛かる時間や焼きコブを作る時間は、僅か1秒ほどという速さでした。

火を使わないので、風のある環境でも使えますし、たるんだラインも1発でカットできます。

USBケーブルで充電できるので、釣りの最中にバッテリーが切れたときには車やポータブル電源を利用すればよいでしょう。

ただし、USBケーブルが短いので、本体をぶら下げないよう設置する必要はあります。

防水性能が高いので釣り場でも使いやすい

釣り場では波しぶきを被ったり、急に雨が降ったりと、電気製品にとっては過酷な環境です。

しかし、ハピソンの充電式ヒートカッターはキャップの密閉度が高く、防水性能が高いので、釣り場でも安心して使用できます。

UEBの充電口もラバーキャップが付いているので、水没させない限り、水が入ることはないでしょう。

ただし、キャップはロック式になっているので、素早く開けにくいというデメリットを感じました。

また、UEBの充電口のラバーキャップと本体を接続している金属リングが、若干弱く感じました。

釣りの最中に、リングが開いてキャップを無くす心配があるので、マメにチェックした方がよさそうです。

火傷の心配がない

ヒートカッターは名前の通り、熱を利用してラインをカットするので、先端の金属部品で火傷する危険性があります。

300℃近い温度まで上昇するので、うっかり指が触れてしまうと、一瞬でも火傷するでしょう。

しかし、ハピソンの充電式ヒートカッターは先端を指で押さえても、発熱する金属部分に触れない構造になっています。

自宅で誤って落下させても、発熱した金属で絨毯を焼いてしまうような心配もないでしょう。

実際に発熱部分を指で押さえても熱さを感じることはなかったので、小さいお子様が触って安心です。

2段階の温度調整機能を搭載している

大型の青物を狙う、3号を超える太いラインは高熱になるヒートカッターでなければ素早くカットすることはできません。

400℃近い温度があれば、細いラインから太いラインまでカットすることができます。

しかし、温度が高くなるということは、それだけバッテリーの消耗が早くなるデメリットに繋がるでしょう。

この問題を解決するために、ハピソンの充電式ヒートカッターは強弱2段階の温度切り替え機能を搭載しています。

ダブルクリックして長押しするだけで、簡単に温度を切り替えられるので、煩わしいボタンやスイッチ操作も不要です。

わざとノット組んだ部分でカットしたのですが、温度を上げることで、素早くカットできました。

発熱を目で確認できる

ハピソンの充電式ヒートカッターはスイッチをおすと、LEDライトが光って発熱していることを知らせてくれます。

バッテリー切れを確認できるだけでなく、ラインの先端が見やすくなるので、目の悪い方でも安心です。

また、このライトは充電中も光るようになっており、キャップを外してパソコンに繋いでおけば、仕舞い忘れる心配もありません。

ライトの表面は透明なプラスチックカバーで覆われているので、磯場で落としても割れることはないでしょう。

ラインの種類に関係なく使用できる

釣りではPEライン、フロロライン、そしてナイロンラインと様々な種類のラインを使用します。

PEラインを使う方は先端にリーダーを結束するので、最低でも2種類のラインをカットすることになるでしょう。

ハピソンの充電式ヒートカッターは、これらのライン全てに対応しているので、どんな釣りでも使用できます。

実際にこの3種のラインをカットしたのですが、どのラインも切れ味抜群でした。

ラインカッターで切断したときと比較しても遜色ない切れ味と判断できるでしょう。

ラインのカットだけでなく、焼きコブも作れますし、1秒ほどでカットできるので仕掛け作りが楽になります。

仕掛けの際がカットしやすい

餌釣りを楽しむ方は、サルカンの際でラインをカットする機会が多いので、爪切りタイプのラインカッターが適しています。

そのため、ハピソンの充電式ヒートカッターも同じ役割を果たすのか試してみました。

先端部分がハの字に広がっているので、サルカンを隙間に入れやすく、爪切りタイプのラインカッターと同じ感覚で使用できました。

管付き針の際もカットしやすいので、海上釣堀などで釣りを楽しむ方にもおすすめします。

メンテナンスしやすい

ヒートカッターは繰り返しラインをカットしているうちに、金属部分に溶けたラインのカスがたまります。

切れ味が悪くなるだけでなく、スイッチを入れる度にプラスチックが溶けるような臭いがするのでストレスを感じるでしょう。

しかし、ハピソンの充電式ヒートカッターには清掃用のワイヤーブラシが付属しています。

汚れや臭いが気になるときには、これで清掃すればいつでも気持ち良く使えるでしょう。

熱が加わる金属部分にあわせて作られているので、簡単に掃除することができました。

まとめ

ハピソンの充電式ヒートカッターを実際に使用してみましたが、使い勝手のよい商品といって間違いないでしょう。

ラインのカットや焼きコブ作りに掛かる時間は、僅か1秒ほどですので仕掛け作りも楽しくなります。

ハピソン YQ-900 充電式ヒートカッター
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