釣り用マルチツールおすすめ8選!レザーマン等の多機能ツールを紹介!

釣りをしていると、ちょっとしたときに、はさみやドライバーなどの工具が欲しいシーンが多々ありますよね。

そんな時に便利なのがマルチツールで、様々な道具をコンパクトにまとめて持ち歩くことができます。

釣り具メーカーの商品はもちろん、レザーマンなどアウトドアやミリタリーユースのものも釣りにおすすめです。

そこで今回は、釣りにおけるマルチツールの便利さや、釣り用に適したものの選び方、おすすめ商品もご紹介します。

塩谷純一郎
執筆者
  • 釣り歴15年
  • 釣り具の販売経験あり
  • 全国10都道府県へ遠征

北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。

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釣り用マルチツールとは

マルチツールとは、ナイフをはじめ、プライヤーやドライバー、はさみなどの工具類を、オールインワンにまとめた道具のことです。

日本では十徳ナイフなどとも呼ばれ、古くからアウトドアを楽しむ方の必需品として知られています。

その名の通りマルチに使える道具ですが、最近は釣り用に設計されたものも登場し、釣行のお供におすすめです。

もちろん釣り用に開発されたものは便利ですが、現状あまり種類は多くありません。

このため、キャンプやサバイバル用などのものから、釣り場で必要な機能を備えたものを使う方が多いです。

釣り用マルチツールを使うメリット

マルチツールを用いる最大のメリットは、多数のツールをコンパクトに持ち歩けることでしょう。

マルチツールは、何種類ものツールが収納されていながら、大きいものでも手のひらに収まるサイズがほとんどです。

同じツールをバラで持ち歩くと大荷物になってしまうので、特に荷物を小さくまとめたいランガンなどでは重宝するでしょう。

また、本来目的にしなかったツールも、釣り場での不意のトラブルに対応できるため、備えとしての役割も大きいです。

通常釣り場にドライバーは持ち歩きませんが、リールのねじのゆるみなど、気になるときにさっと締められるのは便利です。

釣り用マルチツールの選び方

具体的に、釣り用にマルチツールを購入する場合、どういったものがいいのでしょうか。

マルチツールは人気アイテムなので、非常に多くの商品があるため、釣りに適したものを選ぶ際は以下のようなポイントをチェックしましょう。

サビに強いもの

最近はノンブランドでも使えるものが多いですが、釣り用として使う場合は、最低限サビを気にせず使えるものを用意しましょう。

通常、有名メーカーのものは、釣りでの使用を前提としていなくても、サビに強い素材を使い、防錆加工をしていたりします。

ノンブランドの場合は、そういった部分までの配慮が至らず、通常使用の範疇でもサビてしまう場合があります。

筆者も安いもので適当に使っていたものは、ジョイント部分がサビて動きが渋くなり、実用性に問題があったものもありました。

メイン素材がステンレスなどサビにくい素材でも、細かい部品など予想外の場所がサビたりするので、レビューをチェックしてから購入すると安心です。

内蔵されているツールの数

マルチツールの実用性を考えるときに重要になるのが、やはり内蔵されているツールの種類でしょう。

基本的にはナイフはどのマルチツールにもついていますが、銃刀法等への配慮で、あえてついていないものもあります。

またメインツールとしてプライヤーを装備しているものもあり、プライヤーを折りたたむ形で、グリップ部に他のツールを装備します。

他にも、ドライバー、缶切り、ヤスリなどを搭載していることが多く、ものによっては虫メガネを内蔵しているものまであります。

ここは好みですが、あまり機能ばかり追い求めると大きくて重くなるので、携帯性も意識しながら選ぶといいでしょう。

収納時のサイズと重さ

マルチツールはコンパクトさも利便性の一つなので、ポケットに入れたり、どこかに引っかけたりして持ち歩けるものがおすすめです。

基本的には多機能なものになるほど大型化し、重量も重くなります。

工具類の素材は主にステンレス鋼などの金属なので、小さくても意外と重さがあります。

メインツールがプライヤーの場合、使いやすさの面から大型のものが多く、少々重いものが多いです。

フィッシングプライヤーのほうが使い勝手は良いので、マルチツールにプライヤーはなくていい場合も多いでしょう。

多機能が欲しくなりがちですが、他の装備品との兼ね合いや、収納スペース等も考えて、コンパクトにまとまるものを選ぶのがおすすめです。

マルチツールのメーカー

筆者もこういったアイテムが好きでよく購入しますが、正直なところノンブランドは当たりはずれが激しいです。

シビアな作業をするものではないとは言え、プライヤーがうまくかみ合わなかったり、ドライバーが欠けたりするものは良いとは言えません。

ノンブランドにも優れたものはあるのですが、やはり信頼性を重視する場合や、プレゼント用ならメーカーもこだわりたいポイントです。

マルチツールと言えばレザーマンは外せないメーカーの一つで、実用性はもちろん、デザイン性も人気の理由です。

いわゆるスイスアーミーナイフと言えばビクトリノックスで、根強い人気を誇り、筆者もファンの一人です。

他にもガーバー、ロゴス、キャプテンスタッグなどもマルチツールを展開しています。

釣り用マルチツールおすすめ8選

製品
アブガルシア
アブ マルチツールプライヤー
DRESS
マルチツール
レザーマン
SKELETOOL
レザーマン
WAVE PLUS
ビクトリノックス
フィッシャーマン
ビクトリノックス
スイスチャンプ
ガーバー
Curve Multi Tool 6 in 1
ロゴス
PROマルチツール9
価格
3,174円
2,753円
14,850円
22,000円
5,500円
9,900円
3,056円
3,700円
特徴 Abuファンの必需品!?ユーザーファーストなツール構成が魅力 純度100%の釣り用マルチツール!ほかにはない機能が満載 洗練された機能とデザイン!汎用性の高さが釣りにもベストマッチ 人気モデルをブラッシュアップ!より洗練された機能性が釣り場で光る ビクトリノックスの良さに釣具をプラス!コンパクトな釣りの相棒 最高クラスの多機能!いつでも手元に置いておきたい頼れるツール 必要最低限だからこその使い勝手!使い倒せるハイコスパモデル メインツールのハサミが便利!ハイコスパでおしゃれなマルチツール
サイズ
縦72×横30×厚さ12mm
縦65×横32×厚さ16mm
全長10.0cm(プライヤー収納時) ナイフ刃渡6.6cm
全長10.0cm(プライヤー収納時) ナイフ刃渡7.3cm
縦91×横26×厚さ20mm
縦91×横26×厚さ33mm
縦4.4×横10×厚さ2.7cm
重量
約102g
約40g
142g
241g
約99g
185g
260g
機能数
10
6
7
18
18
33
6
9
素材
(本体)ステンレススチール(ハンドル)アルミニウム
(ナイフ刃)高質ステンレス鋼材154CM
(本体)ステンレススチール
(本体)ABS樹脂/セリドール樹脂
(本体)ABS樹脂/セリドール樹脂
ステンレス/ABS/ポリエステル
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アブガルシア アブ マルチツールプライヤー

サイズ 縦72×横30×厚さ12mm
機能数 10
Abuファンの必需品!?ユーザーファーストなツール構成が魅力

フィッシングシーンはもちろん、特にアブガルシアユーザーに適した、コスパのいいマルチツールです。

特筆すべきはナット締めで、アブガルシアのベイトリールのハンドル部のゆるみを締めることができます。

他にも、スプリットリングオープナーやラインカッター付きのプライヤー、フックシャープナーやアイチューナなど、釣り人に嬉しい機能が満載です。

重量 約102g
素材 (本体)ステンレススチール(ハンドル)アルミニウム
レビュー要点まとめ
メリット
  • 釣り人なら1つ持っておいて損はない
  • 自宅でのリールのメンテにも使える
デメリット
  • 重たい
  • 複数購入したが品質にバラツキがある

DRESS マルチツール

サイズ 縦65×横32×厚さ16mm
機能数 6
純度100%の釣り用マルチツール!ほかにはない機能が満載

釣りに使う機能だけをまとめて収めた、他に類を見ない釣り用マルチツールです。

6つの機能はすべて釣りのためのもので、ラインを結んで切る、アイを曲げる、フックを研ぐ、塞がったアイを通す作業がこれ一つで快適に行えます。

ギアを小さくまとめたい上級者の方はもちろん、釣りに慣れていない初心者の方に是非おすすめしたいアイテムです。

重量 約40g
素材
レビュー要点まとめ
メリット
  • 多機能なのにコンパクト
  • 見た目よりも軽く、ポケットに入れても邪魔にならない
  • マルチツール好きも納得
デメリット
  • 厚みが少し気になる

レザーマン SKELETOOL

サイズ 全長10.0cm(プライヤー収納時) ナイフ刃渡6.6cm
機能数 7
洗練された機能とデザイン!汎用性の高さが釣りにもベストマッチ

レザーマンのラインナップの中でも、独自性のあるデザインで人気を博すモデルです。

ミドルサイズで全長は約10cm、その中に7つの機能がコンパクトにまとめられています。

サバイバル用としても適した機能が搭載されているので、源流釣行など険しい釣りのお供に手元に置いておくような用途におすすめです。

重量 142g
素材 (ナイフ刃)高質ステンレス鋼材154CM
レビュー要点まとめ
メリット
  • 精度が高い
  • ナイフの切れ味がいい
デメリット
  • コンパクトな割には重い

レザーマン WAVE PLUS

サイズ 全長10.0cm(プライヤー収納時) ナイフ刃渡7.3cm
機能数 18
人気モデルをブラッシュアップ!より洗練された機能性が釣り場で光る

レザーマンの代表作であるWAVEをブラッシュアップし、より昨今のアウトドアシーンにマッチしたモデルです。

機能数は18種類で、釣り人としては複数のサイズと形状が使い分けられるドライバーが、いざと言うときに便利でしょう。

レザーマンと言うブランドに興味を持ったなら、ぜひこの商品から手にしてほしいと言えるモデルです。

重量 241g
素材 (本体)ステンレススチール
レビュー要点まとめ
メリット
  • プライヤーが交換可能なので長く使える
  • 機能数を考えれば価格が安い
  • 安心感と満足感が高い
デメリット
  • 見た目以上に重たい

ビクトリノックス フィッシャーマン

サイズ 縦91×横26×厚さ20mm
機能数 18
ビクトリノックスの良さに釣具をプラス!コンパクトな釣りの相棒

手ごろな価格ながら信頼性も高い、ビクトリノックスのミドルサイズのマルチツールです。

基本的なナイフやハサミなどに追加して、針外しやウロコ落としなどがオリジナル機能として搭載されています。

ちなみに、ビクトリノックスにはアングラーと言うモデルもありますが、そちらはミニプライヤーが付いています。

重量 約99g
素材 (本体)ABS樹脂/セリドール樹脂
レビュー要点まとめ
メリット
  • ウロコ取りはほかにないので便利
  • ナイフの切れ味がいい
  • プレゼントとして喜ばれた
デメリット
  • シンボルは刻印が良かった
  • 頑丈な分重たい

ビクトリノックス スイスチャンプ

サイズ 縦91×横26×厚さ33mm
機能数 33
最高クラスの多機能!いつでも手元に置いておきたい頼れるツール

筆者も愛用している、33種類の機能を有したマルチツールです。

工具類はもちろん、ルーペやボールペン、果てにはつまようじまで内蔵していて、これ1つあれば家でもほかの道具が要らないほど便利です。

筆者は20年以上使っていますが消耗品以外に破損もなく、簡単なメンテナンスでサビもないので、信頼性も折り紙付きと言えるでしょう。

重量 185g
素材 (本体)ABS樹脂/セリドール樹脂
レビュー要点まとめ
メリット
  • 工夫次第でなんでも使える
  • 非常時の備えにもいい
デメリット
  • 多機能すぎて重く、頻繁に使うのに向かない

ガーバー Curve Multi Tool 6 in 1

サイズ
機能数 6
必要最低限だからこその使い勝手!使い倒せるハイコスパモデル

折り畳みナイフにツールを追加したような、非常にシンプルなマルチツールです。

流石ナイフメーカーだけあってカラビナ付きの折り畳みナイフを主体に、そこにドライバー類が搭載されています。

手のひらに収まるサイズ感なので、どう持ち歩いても邪魔にならず、フィッシングナイフに少し機能性が欲しいという方におすすめです。

重量
素材
レビュー要点まとめ
メリット
  • ちょっとした作業の時にあると便利
  • ロック機能があるので安心
デメリット
  • 精密ドライバーの強度が低い

ロゴス PROマルチツール9

サイズ 縦4.4×横10×厚さ2.7cm
機能数 9
メインツールのハサミが便利!ハイコスパでおしゃれなマルチツール

ロゴスらしいデザインも目を引く、コンパクトで可愛らしいマルチツールです。

ツールとしてはよくあるタイプですが、このモデルはメインツールが大型のはさみになっているのが珍しく、魚の簡単な処理などにも重宝します。

ちなみに、同社のPROマルチツール16は、メインツールがはさみではなくプライヤーが装備されています。

重量 260g
素材 ステンレス/ABS/ポリエステル
レビュー要点まとめ
メリット
  • 安いのに作りがしっかりしている
  • 大きいはさみが使いやすい
デメリット
  • 特になし

まとめ

マルチツールはちょっとしたときに便利なだけでなく、いざと言うときに助けてくれるアイテムです。

釣り場でも思わぬトラブルは少なくないので、釣行の安全と快適のためにぜひマルチツールを一つ備えておいてくださいね。