梅雨から夏にかけてトップウォーターでの釣りが本番になる季節です。
季節が進むにつれてフィールドのウィードやカバーが多くなり、トリプルフックのトップウータープラグでは攻略できないエリアが多くなってきた時こそ、フロッグゲームの出番です。
トップウォーターフィッシングの中でも、特殊な位置づけとなっているからこそ、フロッグゲームに最適なロッドを選びたいと考える方は多いのではないでしょうか。
貴重な一本を捕るためのフロッグロッドをまとめて紹介します。
価格帯は安いロッド~ハイエンドまであるので、最適な一本が見つかると思います。
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フロッグロッドの特徴!違いは何?
フロッグロッドは、多くの場合で各ロッドメーカーが専用モデルとして作り出されていることが多いタイプです。
このフロッグロッドの特徴として覚えておきたいのが、よく動く穂先と非常に硬い根本のパワーの共存していること。
もともと、フロッグはカバーからバスを強引引き抜く釣りであり、他のロッドよりもパワーが求められます。
そして、その一方で、フロッグ自体は中空でできているため、ルアー自体は重たくありません。
フロッグロッドでは、この相反する要素を一本に集約している必要があるのです。
このため、適したロッド以外を使用すると、パワー不足を感じたり、キャストや操作が行いにくいと感じることもあります。
フロッグロッドの特徴と選び方
ベストな長さ
フロッグゲームでのショートロッドのメリット
フロッグゲームに適したロッドイメージは、長くてヘビーなロッドというイメージが強いかもしれません。
しかしながら、実はフロッグゲームにおいてショートロッドを使用するメリットは多くあるのです。
まず、フロッグゲームでショートロッドを使用するメリットは、ショートロッド故のキャスタビリティーと取り回しの良さです。
オーバーハングやブッシュの奥の奥にフロッグを丁寧にアプローチする時にはショートロッドだからこそ出来る、精度の高いキャストが必要になってきます。
また、フロッグをアクションさせる際のトゥイッチ時にショートロッドであればグリップが自分の肘に当たる心配や、ティップで水面をたたいてしまう心配もありません。
フロッグゲームでのロングロッドのメリット
ロングロッドを使用するメリットはディスタンスを捕ったアプローチが出来ることです。
遠投が出来るので、一面がヒシ藻に覆われているビックフィールドなどでは効率よくバスを探すことが出来ます。
また、ディスタンスがある状態でバイトがあった場合でも、ロングロッドであれば小さなモーションでも大きくルアーに力を伝えることが出来るので、しっかりとフッキングできます。
フックセットしたバスはヒシ藻などのカバーに入り込もうとするので、ロングロッドのレングスを活かしてバスを浮かせやすいメリットもあります。
ベストな硬さ
フロッグロッドを選ぶにあたって、ロッドの硬さは重要なポイントの一つです。
フロッグ自体は浮力を確保するために軽量なものが多いので、固すぎるロッドではフロッグの重みをのせたキャストが出来なくなってしまいます。
また、逆に柔らかいロッドを使用した場合は、バイトがあった時にカバーへ潜りこまれ、キャッチすることが出来なくなります。
ルアーの特性とフィールドにより適切なロッドの硬さは異なりますが、MH以上の硬さであれば、カバーからバスを引き出すことが出来るので、フロッグロッドに適しているといえるでしょう。
ベストな重さ
フロッグに適したロッドにはある程度のパワーが必要となり、ロッドの重量は重くなりがちです。
ロッドの重量はアングラーの疲労に直結する部分であるため、軽めなロッドを選ぶとよいでしょう。
また、更に突き詰める場合は、各ロッドの重量バランスにも注意払うと更に良いでしょう。
各メーカーから出されているロッドバランスは独自設計されており、共通なものはありません。
ロッドの自重が軽くても先重りを感じたり、カタログ値ではあまり軽く無いロッドでも手元に重心があることで、重量を感じさせない場合があります。
ベストなティップ
フロッグは、ドックウオークやスプラッシュ、ポップなど水面をしっかりと水押しするアクションがメインとなります。
フロッグが水を押しやすく、且つ、繊細な動きを出すことが出来るように繊細なティップを持ったロッドが最適であるといえます。
カバーフィッシングであるフロッグゲームのイメージと異なる点ではありますが、ルアーアクションが繊細に出来るティップとカバーからバスを引きはがす強靭なバットを持っているロッドがフロッグゲームでは必要になります。
1ピースと2ピースどちらがいいの?
フロッグ用のロッドに1ピースと2ピースのロッドのどちらが良いのか、悩まれる方が多いと思います。
過去のバスロッドでは2ピースモデルは携帯性に優れているが、強度の面で1ピースに劣るとされていましたが、現在では各メーカーから2ピースモデルも多く展開されており、1ピースロッドと遜色ない性能が出せるようになっています。
また、2ピース表記であっても、グリップ脱着式にすることで綺麗なベンドカーブを出すことができるロッドもありますので、2ピースロッドを選ぶ場合は、ロッドのつなぎ目部分がどこにあるかを事前に確認しておくと良いでしょう。
フロッグロッドおすすめ15選!フロッグ専用ロッドもあり!
【ダイワ】
スティーズ
トーナメントで勝ち抜くための高性能ロッド
ダイワロッドの中でも、特に競技指向が強いロッドシリーズであり、数多くのトーナメントプロも使用するシリーズです。
高性能ロッドとして作られているので、ダイワの先端技術が注ぎこまれており、細くて筋肉質、そして高感度に作られています。
また、時代と共に作り上げられた、最先端の釣りを最高のパフォーマンスで体感できるのもこのロッドシリーズの魅力でしょう。
岸釣りはもちろん、特にボート釣行で一匹を追い求める方にはおすすめ。
フロッグだけではもったない
特徴はガイドがPEライン用のセッティングという点でしょうか。
フロッグロッドではありますが竿先は適度に柔らかく、使えるルアーの範囲は広いです。
最近はこの竿でシャッドテールを巻いて釣りました。
使い勝手の良い竿です。
型番 | 購入 | 硬さ | ロッドタイプ | 長さ(ft) | 長さ(m) | 継方式 | 継数 | テーパー | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアーウェイト(g) | ルアーウェイト(oz) | ナイロン(lb) | フロロ(lb) | PE(号) | カーボン含有率(%) | メーカー価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
C67MH-FR FROGGER | MH | ベイト | 6.7 | 2.01 | グリップジョイント | 2 | XF | 171 | 109 | 1.9/14.9 | 7~28 | 1/4~1 | 10~20 | 10~20 | MAX5 | 100 | 61500 | |
C610MH+ MACHINE GUNCAST TYPE-III | MH+ | ベイト | 6.10 | 2.08 | グリップジョイント | 2 | RF | 178 | 108 | 2.2/12.9 | 9~35 | 5/16~1・1/4 | 10~20 | 10~20 | MAX4 | 100 | 65000 | |
C74MH+ TOPGUN | H+ | ベイト | 7.4 | 2.24 | グリップジョイント | 2 | RF | 190 | 123 | 2.4/14.9 | 9~35 | 5/16~1・1/4 | 10~20 | 10~20 | MAX4 | 100 | 67500 |
【ダイワ】
ブラックレーベル
- LG 5111MHXB-FR
- LG 631MHFB-FR
プロやベテランに支持される本格ロッド
ダイワの中でも、プロやベテランの釣り師から支持されている本格派モデルです。
このロッドは、高弾性素材を使用したSGと、中弾性を使用したLGシリーズに分けられ、釣り方に合わせて細分化されているのが特徴。
特にLGシリーズ内でフロッグ専用として作られているLG 631MHFB-FRは、フロッグ愛好家の中でも特に人気が高い一品です。
また、飾らないシンプルなデザインとなっており、長年使用しても飽きがこないのもこのロッドの魅力の一つでしょう。
【ダイワ】
ブラックレーベル トラベル
- NEON C63MH-5・FR
- C70MH-5
フロッグ用も備える本格パックロッド
本格派のロッドとして知られるブラックレーベルの、パックロッドモデルです。
ブラックレーベルの基本性能をそのままに、5ピース構造とすることで、持ち運びの利便さを向上させています。
もちろん、機内にも持ち込むことが出来る寸法なので、海外遠征用等、期間を限定して使用している方も少なくありません。
そして、パックロッドでありながら、フロッグやモンスターフィッシュ用等の専用モデルがある点も嬉しいポイントでしょう。
【ダイワ】
ブレイゾン
- C67MH-FR
- C67MH-2・FR
高コストパフォーマンスを持つ本格ロッド
ダイワロッドの中でも、高コストパフォーマンスを発揮することが出来るシリーズです。
このロッドは2021年にフルモデルチェンジがされたことにより、エアセンサーシートや、HVFカーボン、カーボングリップの技術を搭載。
2万円以下で購入することが出来ますが、非常に満足度の高いロッドとして人気が出ています。
特に本格的にバス釣りを行いたい方の第一歩としては、特におすすめすることが出来るロッドシリーズとなっています。
【メジャークラフト】
ベンケイ
- BIC-69MH
- BIC-70H
- BIC-69FR
場所を問わず使用できる入門ロッド
高コスパを発揮することが出来、登場してから年月が経過していますが、まだまだ多くの方に支持されているシリーズです。
1万円台で購入することが出来ますが、フロッグ専用ロッドはもちろん、ビッグベイトロッド等の専用化されたモデルが存在します。
全体的にレギュラーファーストで、長すぎず、短すぎない長さのラインナップとなっているので、場所を問わず使用できるでしょう。
コスパ重視のロッド選びには欠かせないシリーズです。
【メジャークラフト】
デイズ
- DYC-66MH
- DYC-68FR
価格以上のブランク性能を持つ軽快ロッド
高コスパロッドとして人気のデイズよりも、更にワンランク上の性能を発揮することが出来るロッドシリーズです。
無駄な装飾が無いデザインは、ブランク性能を重視して作り出している表れでもあり、高性能機種に匹敵する性能を発揮します。
ロッドの中でも軽量でシャープな使い心地を持っているので、ピンスポットへ鋭いキャストを決めることが出来るでしょう。
長期間で愛用することが出来るコスパロッドであると言えます。
【デプス】
サイドワインダー グレートパフォーマー
- HGC-70XS/GP
- HGC-67XR
圧倒的なトルクを発揮するデカバスハンター用ロッド
ビッグバスを追い求める釣り人から、特に高い人気を持っているロッドシリーズです。
このロッドの魅力は、軽量化や張りの強いロッドが多くなる中でも、曲がるほどに発揮する絶大なトルクを重視していること。
特に記録級を狙うことが出来る釣り場での、カバーフィッシングで絶対的な安心感を発揮することが出来るでしょう。
トーナメント使用はもちろん、価値あるビッグバスを追い求める方には特におすすめすることができます。
【ノリーズ】
ロードランナーヴォイス LTT
- LTT630MH
- LTT690PH
粘り強く時代に流されない人気ロッド
古くからコアな釣り人から高い支持を受けているロッドであり、使い込むほど良さが分かるロッドとして人気なシリーズです。
粘り強いロッド特性持っており、バス釣りの流行りに流されすぎず、釣れる竿として作り上げられています。
特に、近年では本場アメリカトーナメントで活躍している伊藤巧プロの使用もあり、世界的に注目されてきているロッドとなっています。
他のロッドにはない特殊な番手も備えている人気ロッドとなっています。
【レジットデザイン】
ワイルドサイド
- WSC69MH
- WSC65MH
アラミド繊維で補強された強靭ロッド
着実に人気を増やしており、全国的な支持を集めているのが、ワイルドサイドです。
このロッドの特徴は、釣り方によって異なる弾性率のカーボンを使い分けてロッドを作り上げていること。
そして、カーボンに追加してアラミド繊維でロッドの強度を高めていることでしょう。
他のロッドシリーズと比較しても、非常にロッド番手が細分化されており、適材適所のロッドが選べるようになっています。
特に複数ロッドを持ち込めるボート釣りにおすすめ。
【シマノ】
バンタム
- 165MH
- 172H
シマノのフラッグシップバスロッド
シマノのフラッグシップロッドとして作られているシリーズです。
バンタムは、2022年にモデルチェンジが実施されており、シマノの最先端技術を導入したブランクが採用されています。
また、このロッドは、名だたるプロが監修して作り上げているので、使いこむほどその良さが分かるロッドと言えるでしょう。
もちろん、フロッグに焦点を当てて作られている番手も複数存在しており、トップクラスの性能を発揮できます。
質実剛健な人気ロッドです。
【シマノ】
ワールドシャウラ
- 1754R-2
- 1703R-2
ワン&ハーフの高汎用性ロッド
ルアーフィッシング全般を網羅することが出来るロッドシリーズです。
このロッドは、ワン&ハーフ構造が採用されており、比較的柔らかい穂先と、強靭な根本を持つ特徴を持っています。
このため、抜群に汎用性が高い他、フロッグを代表としたトップウォーター系ルアーとの相性も非常によいと言えるでしょう。
高額ロッドですが、一本持っていることで、さまざまな釣りを楽しむことが出来る便利さを持っています。
【シマノ】
ポイズングロリアス
- 165MH+-SB
- 1610MH
- 170H
先進技術導入されたシマノとジャッカルのコラボロッド
シマノとジャッカルの共同作として知られているロッドであり、先進技術がいち早く導入されているシリーズです。
このシリーズの特徴は、カーボングリップや、ロッドの持ち方に応じて持ち重りしないバランス設計が施されていること。
カタログの重要よりも、実際に手で持った時には数値以上の軽さを感じている方も少なくありません。
もちろん、ジャッカルの経験値により釣り場では特に扱いやすさを発揮できるロッドとなっています。
【シマノ】
エクスプライド
- 163MH+
- 169H
- 170MH
伝統的番手を兼ねそろえた中核モデル
数多くのバスロッドを作り上げているシマノの中でも、中核モデルとしてラインナップされているシリーズです。
シマノの伝統的な番手が多くラインナップされており、釣り方に沿って最良の1本を探しだすことが出来るようになっています。
もちろん、マット加工が施されたカーボングリップや、ネジレに強いハイパワーXが使われたブランクも搭載。
長年培われた技術の多くが注ぎ込まれた、万人に受け入れられやすいロッドと言えるでしょう。
【シマノ】
ゾディアス
- 166MH
- 172H
日米から支持されている高コスパロッド
日米で支持されており、シマノロッドの中でも、特にコストパフォーマンスが高いロッドシリーズです。
特に汎用性が高いロッドが多くあり、フロッグはもちろん、他の釣りと併用して使用することもできるモデルが多いです。
また、1ピースと2ピースのモデルを選択出来、釣り人にとってはありがたいポイントと言えるでしょう。
バス釣りを楽しみたいと考えている方には最良なロッドになりえます。
【メガバス】
デストロイヤー
- F5-70X
- F6-66X
独自の先進技術が導入された高性能ロッド
人気ルアーメーカーである、メガバスがモデルチェンジを繰り返しながら長年作り続けているロッドシリーズです。
他のロッドメーカーには無い独自のグリップデザインや、ブランク技術が導入されており、非常にファンが多い特徴を持っています。
軽量でありながら、比較的シャープな使い心地を持っているロッドであり、トーナメント志向が強いロッド特徴を持っています。
デザイン性が高い点も釣り人にとって嬉しいポイントでしょう。
まとめ
フロッグゲームで活躍できるベイトロッドを紹介しましたが、いかがでしたか。
各メーカーからフロッグ専用モデルや、フロッグも視野に入れた汎用性の高いロッドが多く出されています。
それぞれの特徴と自分の釣りのスタイルによって最適なロッドは人それぞれです。
水面を割って果敢にバイトしてくるエキサイティングなフロッグゲームを楽しめる一本を選んでみてはいかがでしょうか。
商品の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。