手軽に行けるポイントで、大型サイズを狙える大人気ターゲットのシーバス。
シーバス釣り向けの専用ロッドは、各メーカーから数多くのモデルが販売されています。
そのシーバスロッドはレギュラーテーパーが多く、スローテーパーのロッドがないか探している人もいるはず。
そこで今回は、シーバス釣りに使用できるスローテーパーのおすすめロッドを紹介します。
また、スローテーパーのメリットやデメリットについても解説いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 釣り歴18年
- 年間釣行300日超え
- 調理師資格あり
三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。
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スローテーパーのシーバスロッドの特徴
まず、テーパーとはロッドの調子のことで、ロッドがどのように曲がるか示す釣り用語になります。
シーバスロッドにはレギュラーテーパーを中心に、レギュラーファスト、レギュラースローなどがあります。
そのなかでスローテーパーのロッドは、全体的に曲がりやすいのが最大の特徴。
調子でいうと胴調子で、バット部も大きく曲がるのがスローテーパーロッドです。
シーバス釣り草創期には、このスローテーパーのロッドが多く販売されていました。
しかし、PEラインがシーバス釣りに使用されるようになってからは、かなり数が少なくなった印象です。
そんなスローテーパーのロッドですが、現在のシーバス釣りでも好んで使用しているマニアもいます。
スローテーパーのシーバスロッドを使うメリット
バラシを軽減できる
シーバス釣りにスローテーパーのロッドを使用する最大のメリットは、バラシを軽減できることです。
シーバスはエラ洗いをし、ルアーを外すのが上手い魚。
スローテーパーのロッドを使用すると、バラシにつながるエラ洗いするのを防ぎ、キャッチ率アップに貢献します。
エラ洗いでバラシが多いと感じる人は、スローテーパーのロッドがおすすめですよ。
バイトを弾きにくい
ティップだけでなく、バットも柔らかいスローテーパーのロッドは、シーバスのバイトを弾きにくいのもメリットです。
シーバス釣りをしていると、時期によってはバイトがあってもなかなかフッキングせず、悩んでいる人も多いはず。
そんな状況下でも役立つのがスローテーパーのロッドで、小さなバイトを弾かずにフッキングに持ち込めます。
ファイトを楽しめる
スローテーパーのロッドを使用し、シーバスがヒットすると、バットから曲がり込むため、引き味を楽しめます。
近年のシーバスロッドはバットが強くて、ロッドが曲がるのを楽しめないと悩んでいる人にもスローテーパーがおすすめ。
ロッドがバットから曲がるのを視覚的にも楽しめて、シーバス釣りをより楽しいものにしてくれます。
スローテーパーのシーバスロッドを使うデメリット
ラインナップが非常に少ない
スローテーパーのシーバスロッドは非常に数が少なく、選択肢がかなり狭いのがデメリット。
選択肢を広げたい場合には、スローテーパーに近い、レギュラースローテーパーなどもチェックするのがおすすめです。
また全体的にしなやかなロッドは、スローテーパーに近い使用感で、上記に挙げたようなメリットを得られます。
繊細な操作をしにくい
スローテーパーのロッドは、シャキッと感がなく、繊細な操作に向いていないのがデメリットです。
特に細かくトゥイッチしたいときには、かなりやりにくさを感じます。
そのため、スローテーパーを使用するときは、ただ巻きを中心とした釣りに限定しましょう。
ただ巻きのシーバス釣りでは、スローテーパーでも問題なく使用できます。
スローテーパーのシーバスロッドおすすめ5選
【シマノ】
スコーピオン 1604SS-5
スーパースローテーパーのベイトロッドで、ボートシーバスをビッグベイトで楽しみたい人におすすめの一本です。
ハイパワーロッドながらもかなり曲がる調子に設定されていて、まさにスローテーパーといえる仕上がり。
80gまでのルアーに対応する6ftジャスト長さで、ペンシルベイトをドッグウォークするのも楽々とできます。
【シマノ】
スコーピオン 2832RS-2
レギュラースローテーパーのスピニングロッドで、おかっぱりのシーバスを一本で完結できる汎用性の高さが魅力的。
30gまでのルアーに対応でき、1オンスクラスの鉄板バイブを楽々と扱えます。
軽量なルアーへの対応力も高く、小型のシンキングペンシルを使用することが多いハクパターンなどの繊細な釣りにも使用できます。
【シマノ】
ワールドシャウラ 1833RS-2
レギュラースローテーパーで8ftを超える長さがあり、おかっぱりのシーバス釣りに対応するおすすめのベイトロッドです。
45gまでのルアーに対応していて、1オンスを超える鉄板バイブレーションを遠投する釣りにも対応できます。
そのため、重量のあるルアーを使用して、深場を探ることが多い沖堤防や外洋に面した漁港などで活躍します。
【ヤマガブランクス】
ブルーカレントⅢ 76ストリーム
完全なスローテーパーではないものの、ロッド全体が曲がり込み引き味を存分に味わえるおすすめのロッドです。
12gまでのルアーに対応でき、かなりしなやかにできているため、ジグヘッドを使用した繊細な釣りにも対応可能。
ジグヘッドの釣りにはPEライン0.6号ほどを使用しますが、ロッドにクッション性があり、ラインブレイクを防げます。
【ヤマガブランクス】
アーリーフォーモバイル 84ML
かなりしなやかなパックロッドで、スローテーパーに近い使用感を得られるのが魅力的なおすすめの一本です。
4ピースのパックロッドながらも、バットから違和感のない曲がりを見せ、ロッドの曲がりを楽しめます。
また仕舞寸法が66.7cmとかなり短くできているので、電車釣行やバイク釣行でシーバスを狙うアングラーにもおすすめです。
まとめ
今回は、スローテーパーのシーバスロッドについて紹介しました。
スローテーパーのロッドは非常に数が少ないため、スローテーパーに近いロッドを選ぶのがおすすめです。
しなやかなロッドで、シーバス釣りをより楽しみましょう。
スローテーパーのシーバスロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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