カヤックを楽しんでいる人の一番の悩みが強風対策です。
カヤックの強風対策で一番一般的なものが「シーアンカー」を装備すること。
シーアンカーは「パラシュートアンカー」とも呼ばれ、生地でできたパラシュート状のものを懐中に沈め、水の抵抗でカヤックを止めるためのものです。
ですが、色んな種類のシーアンカーが販売されていて、正直どんなものを選べばよいかわからないことが多いはず。
そこでこの記事では、カヤック用シーアンカーおすすめ8選を紹介いたします。
人気なパラシュートアンカーも紹介していますので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
あなたのカヤックライフが安全で快適になりますよ。
- 釣り歴14年
- カヤック所有
南国沖縄生まれの釣り人。中学生のころに釣りにハマり、現在は沖縄でカヤックフィッシングを中心に、海のルアーフィッシングを楽しんでいます。東京に住んでいた時は、暇を見つけては近くの渓流や湖にルアーやフライを投げに行っていましたので、その経験も生かしてこれからも釣りを楽しんで行けたらなと思ってます。
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カヤック用シーアンカーを使うメリット
風で流されにくくなる
シーアンカーの一番の役割は、風で流されにくいようにすることです。
海中でパラシュート状にアンカーを開くことで水の抵抗を得ることができ、風で流されるスピードを遅くすることができます。
突然の強風をやり過ごすときや、カヤックフィッシングでポイントをじっくり攻めたいときに使用するととても安全で快適になります。
転覆しにくくなる
シーアンカーのもう一つの役割は、カヤックの姿勢を安定させ転覆しにくくすることです。
シーアンカーを使うことで、船首を風上に立てることができるようになります。
船首を風上に立てると横から風を受けることがなくなります。
強風時の高波は風に向かう形で起こりますので、船首を風上に立てることで転覆しにくくなります。
手軽に持ち運びができる
シーアンカーは、錨状の鉄製のアンカーと比べて非常に軽く携帯性に長けています。
持ち運びに便利でカヤック内での取り回しも楽なので、鉄製のアンカーよりシーアンカーがおすすめですね。
カヤック用シーアンカーの選び方
素材
シーアンカーは、できるだけ水を弾く素材でできているものを選ぶようにしましょう。
シーアンカーは海水の中に投入して使うものです。
水を弾かない素材でできているものを使った場合、水を吸ってとても重たくなります。
投入・回収がものすごく大変になってしまい、体力を失ってしまう原因になります。
おすすめの素材は「PVC」。
PVCリップストップという構造でできている素材は、摩耗・劣化に強く水をよく弾きます。
水中に透過しても水を吸って重くなることがありませんので、投入・回収がとてもかんたん。
また、劣化に強いので長く使用することもできます。
サイズ
シーアンカーのサイズは、大きければ大きいほどカヤックを止める力が強くなりますが、大きければよいというものでもありません。
大きすぎるシーアンカーは確実にカヤック内で持て余してしまい邪魔になります。
ひとつ折りくらいで船首に置いておける大きさを目安に、好みで選びましょう。
また、メーカーではカヤックの長さに応じたシーアンカーのサイズを、目安として公開していますので、参考にしてみるのも良いですね。
セット内容
シーアンカーを選ぶなら、シーアンカー単体を選ぶよりフロートや牽引ロープがセットになっているものを選ぶのをおすすめします。
フロートの役割は、牽引ロープやシーアンカー本体が根がかりしてしまうのを防ぐことです。
もしシーアンカーが根がかりしてしまった場合、牽引ロープを切らないといけない自体になります。
牽引ロープを切ると、シーアンカーは海の中に残されてしまい海中のゴミになってしまいます。
カヤック用シーアンカーおすすめ8選
【monomania】
ブイ付きシーアンカー
こちらの商品は、ブイ（フロート）とシーアンカー本体・回収用のロープがセットになっている商品です。
サイズがS・M・Lの3種類から選べ、メインの牽引ロープがセットになっているものもあります。
購入後すぐに使用することができる点でおすすめです。
【world Imp JP 】
ブイ不要シーアンカー
こちらの商品は、ブイが不要のシーアンカーです。
本体の素材にPVCリップストップを使用しているため、水を弾く作りになっています。
そのため、シーアンカーを浮かすためのブイが不要となり、道具をシンプルにすることができますよ。
【ZMAYA STAR】
シーアンカー
こちらの商品は、PVCリップストップを採用しているので、水を吸わず重くなりにくい構造になっています。
また、サイズもコンパクト設計なので、カヤック内での取り回しもらくらく。
狭いカヤック内でも重宝するシーアンカーになっています。
【三谷社製】
シーアンカー
こちらの商品は、二人乗りなどの大きめのカヤックから小型ボートまで使用できるシーアンカーです。
深場で使うことを想定していて、本体を深く沈めることで流されるスピートをさらに遅くすることができます。
沈めるぶん本体にかかる抵抗が強くなるので、メーカー独自の製法で強度を高めています。
【ニットー】
パラアンカー
こちらの商品も、大型のカヤックから小型ボートまで使用できるシーアンカーです。
シーアンカーの深度を変えることで、カヤックの流されるスピードを調整することができます。
牽引用ロープに剛性の高いナイロンを織り込んでいるので、かなりの引き抵抗に対応できます。
【PLASTIMO】
シーアンカー
こちらの商品は、水の逃し口についているファスナーを開け閉めすることにより、カヤックの止まり具合を調整できるようになっています。
具体的には、ファスナーを開けた場合は水の抵抗が減り、カヤックが流れやすくなり、ファスナーを閉めると抵抗が増し流されにくくなります。
また、素材には840デニールナイロンという丈夫な素材を使用し、内側にPVCコートをすることで撥水性を高めています。
【BMO JAPAN】
シーアンカーXLロープセット（10073-RN）
こちらの商品は、シーアンカーと牽引・回収ロープという必要最低限セットになったシンプルなものです。
一番の特徴はその丈夫さです。
生地には厚手のPVCリップストップ生地を採用し、負荷のかかる開口部には厚手の補強生地を入れています。
タフな状況で使用してもしっかり活躍してくれるsik-annka-ですよ。
【Bnineteenteam】
ドリフトソックス シーアンカー
こちらはシーアンカー本体のみの商品です。
PVCリップストップ生地に強化ウェビングストラップを採用しているので、高い強度と撥水性を持っています。
別途牽引用・回収用ロープを購入する必要はありますが、高い強度と耐摩耗性能で長く使うことができます。
まとめ
カヤックは自然を感じながら好きなときに好きな場所で楽しむことができます。
ですが、自然を身近に感じられる分危険と隣り合わせのアクティビティです。
シーアンカーは、カヤックを安定させ流されにくくするための装備としてなくてはならないものなので、しっかりと選びましょう。
自分のスタイルに合ったシーアンカーで、今よりももっとカヤックが楽しくなりますよ。
カヤック用シーアンカーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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