食べても美味しいカワハギは、ショアでもオフショアでも人気のターゲットですよね。
アタリは多いものの釣るのは難しい魚でもあるので、しっかりしたロッドを使って釣るのがおすすめです。
各社カワハギ用のロッドを展開していますが、カワハギ用ロッド選びで見逃せないのが、針メーカーとしても有名ながまかつです。
今回はがまかつのカワハギ用ロッドについて、特徴や選び方、おすすめモデルをご紹介します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
- 全国10都道府県へ遠征
北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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がまかつとは
がまかつは兵庫県で創業した日本の釣り具メーカーで、一般的には釣り針のメーカーとしてなじみが深いですよね。
近年は海外展開も積極的に行っており、シンガポールにも拠点を持っています。
もちろん主力商品でもある針も高品質でおすすめですが、実は針以外にも様々な釣り具を展開し、特にロッドは根強い人気を誇っています。
赤と黒のカラーリングが特徴的で、近年「ラグゼ(LUXXE)」というブランドでルアーロッドも展開し、シェアを広げています。
がまかつのカワハギロッドを使うメリット
カワハギ用ロッドは各社から発売されていますが、がまかつは中でも少し価格帯が高いことで知られています。
ではあえて高級ながまかつのロッドを選ぶメリットはどのようなポイントがあるのでしょうか。
大手メーカーに並ぶ高品質
がまかつのロッドが高級なのはそれだけこだわりを持って作られているからで、大手メーカーに劣らない品質が自慢です。
がまかつのロッド設計は実践派で、数十から百種類にものぼる試作品の中から、フィールドテストの中で納得できたモデルが発売されています。
ひとによっては価格以上と称するほどの品質を有するのが、がまかつのロッドです。
サポート期間が長い
一般的に製品のメーカーサポートは製品発売終了から数年で終了しますが、近年新製品発売のスパンも短くなっていますよね。
このため釣り具を長く使うのが難しくなっていますが、がまかつは比較的長期間サポートも受けられるのも好評です。
高級ロッドを購入する場合、サポートを長く受けられるメリットはうれしいですよね。
人と被りにくい
がまかつのロッドは質がいいものの高級で、店舗での取り扱いも少ないため、見かける機会はあまり多くはないでしょう。
このため釣り場で被るということがほとんどなく、筆者も1年間で見かけるのはほんの数回です。
周りの人と持ち物が被るのが何となく嫌だという方も少なくないですし、そういった方は選ぶメリットが大きいでしょう。
がまかつのカワハギロッドの選び方
カワハギ釣り用のロッド選びの基本はもちろん、がまかつのロッドを選ぶ際には少し前知識も必要になります。
がまかつのカワハギロッドを選ぶ場合は、以下のような点を前知識として持っておくといいでしょう。
船釣りと堤防釣り
カワハギはショア、オフショアどちらでも釣れる魚なので、まずはどちらで使うかを前提に選びましょう。
船からのカワハギ釣りであれば、専用ロッドの「がまふね シーファングカワハギ」と「デッキステージ カワハギ」から選ぶといいでしょう。
堤防などショアからのカワハギ用ロッドは業界全体としても少なく、がまかつでも販売していないので、汎用ロッドなどから選ぶことになります。
堤防からのカワハギ釣りであれば、ルアーロッドや磯竿などで対応可能です。
がまかつにもそれらのロッドは用意されているので、長さ2~3m程度、3~10号程度のオモリに対応するものから、お好みのものを選ぶといいでしょう。
調子の表記
船用のロッドにおいては、がまかつは他社とは違う表記でラインナップを区別していることを覚えておかなければいけません。
通常LMHなどのパワーで表記されますが、がまかつのカワハギロッドにおいては「SS」「AR」「AC」の3つで区別されます。
これは背負えるオモリはすべて同じ(20~30号)で、調子のみが違うためで、具体的には感度についての表記です。
慣れない表記ではありますが、重視したいシチュエーションに応じて直観的にわかりやすいので、選びやすいとも言えますね。
「がまふね シーファングカワハギ」と「デッキステージ カワハギ」がこれにあたるので、それを踏まえて選ぶようにしましょう。
価格帯
がまかつのロッドは他社に比べて平均価格が高いので、それを前提に選ぶ必要があります。
船用のカワハギロッドであれば、最安値はデッキステージカワハギの税別29,800円と、市場の底値から考えると高価です。
このため安さを求めるなら他社も視野に入りますが、本格的にカワハギ釣りを楽しみたい場合には選ぶメリットが大きいと言えます。
ルアーロッドや磯竿の場合、カワハギ専用設計ではないので、ある意味代用が効きやすいです。
他の釣りも視野に入れたうえで、必要なスペックがあるか、価格に応じた価値があるかどうか判断するといいでしょう。
がまかつのカワハギロッドおすすめ8選
上記したポイントを踏まえて、がまかつのカワハギ用ロッドを厳選してご紹介します。
ショア、オフショアそれぞれピックアップしているので、シチュエーションに合わせて適したものを選んでくださいね。
【がまかつ】
がま船 シーファングカワハギ(176AR)
がまかつの船用カワハギロッドとしては最もハイエンドなモデルです。
超高感度チタントップと、視認性のいいティップとスレッドのカラーリングにより、目視でアタリを取る目感度と、手に伝わる手感度を両立しています。
ARはオールラウンドモデルで、浅場の釣りや横の釣りにも対応する、基本のロッドセッティングになっています。
【がまかつ】
がま船 シーファングカワハギ(179SS)
同じくハイエンドのシーファングカワハギの、より渋い状況に対応しやすいセンシティブセンサーモデルです。
余裕を残した調子で滑らかなアクションを可能とし、じっくり食わせる釣りにも対応しやすい調子になっています。
それによって感度が劣ることもなく、手感度を重視した設計で、しっかりアタリを取ることができます。
【がまかつ】
がま船 シーファングカワハギ(174AC)
感度を重視したアクティブコンタクトタイプの、船釣り用シーファング カワハギです。
超高感度チタントップのメリットを最大限生かせる好感度セッティングで、カワハギの絶妙なアタリを取るのに適しています。
仕掛け操作のレスポンスもよく、高活性なハイシーズンのワカサギ釣りに強い武器になるロッドと言えます。
【がまかつ】
デッキステージ カワハギ(175AR)
扱いやすさを重視し、価格も抑えたスタンダードな船釣りカワハギ専用ロッドです。
このシリーズは並継なので、グリップジョイントのシーファングカワハギよりも仕舞寸が短く、小型の船などに乗り込むときも便利でしょう。
このモデルはオールラウンド(AR)タイプで、程よい操作性と感度を両立した基本的なセッティングです。
【がまかつ】
デッキステージ カワハギ(176SS)
シリーズで唯一グラストップを採用した、柔軟性を活かして使えるセンシティブセンサータイプです。
ヨコのアピールに強いセッティングで、繊細なアクションを可能とし、食い込みが良く渋い状況にもマッチします。
柔軟なティップに当たりが出た時も、明るいティップカラーとスレッドで視認性も抜群です。
【がまかつ】
デッキステージ カワハギ(173AC)
デッキステージカワハギの、レスポンスを重視したハリのあるアクティブコンタクトタイプです。
硬めなので深場や急流でも感度を損なわず、しっかりアタリを取って掛けに行けるセッティングになっています。
レスポンスも非常にいいので、高活性のカワハギをコンスタントに釣りに行くときに相性がいいロッドと言えます。
【がまかつ】
がま磯 イージーライダー(86M)
エギングロッドは海釣りの万能ロッドとして知られていますが、カワハギ釣りにもおすすめです。
がま磯イージーライダーは振り出しロッドと思えないしっかりした粘りがあり、持ち重りしにくいバランスなので手持ちでの釣りにもおすすめです。
Mパワーはウエイト換算で20g程度までのオモリに対応し、堤防周りの落とし込みの釣りにマッチします。
【がまかつ】
うきまろトラベラースピン2.4m(UK8018)
少し変わり種のモデルですが、ファミリーフィッシングや入門者向けの安価な汎用振り出しロッドです。
他のがまかつの竿に比べると安価なものですが、堤防のカワハギ釣りには十分で、オモリも35gまで対応するので、ちょい投げにも対応します。
長さも最大2.7mまでランナップがあるので、状況に合わせて使い分けも可能です。
まとめ
カワハギ釣りはときに繊細な戦略が必要な釣りで、ロッドのスペックが重要になることもあります。
がまかつのロッドならそんなカワハギ釣りにもぴったりなので、ぜひがまかつロッドでカワハギ釣りを攻略してくださいね。
がまかつのカワハギロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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