静かな湖畔の水面を優雅に走るボート。
船尾からルアーを引っ張りながら魚を誘いだすレイクトローリング。
トローリングと聞くと、大海原を豪快に走らせながらカジキを狙う釣りをイメージされる方も少なくないと思います。
レイクトローリングは、前述のトローリングと方法は基本的には変わらず、船から2本のロッドを出し、船を走らせながらルアーを引っ張ることで、ルアーに動きを与える釣法です。
馴染みがない方も多いと思うレイクトローリングですが、今回は馴染みの無い方や、これから始めてみたい方にもぴったりなリールを5選紹介致します。
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目次
レイクトローリングに使うリールの特徴
聞きなれないレイクトローリングであっても、そのタックルに大きな変化はありませんが、まずはレイクトローリング自体の特徴を理解しましょう。
レイクトローリングでは、トローリングの名の通りルアーを船で引きずることに変わりはありませんが、最大の特徴とも言えるのが、レッドコアラインと呼ばれるライン（道糸）を用いることです。
このレッドコアラインは、線状の鉛をナイロン素材や繊維質のコーティングしたもので、そのラインの重みでルアーを沈める仕組みになっています。
その為、レイクトローリング用リールはそのレッドコアライン 18ポンドを約100m程度巻けるものが良いでしょう。
レイクトローリングリールの選び方
タイプ
リールにはかなり大きく分けて2つの種類があり、スピニングと両軸に分けられます。
近年ではスピニングタイプでもかなり大型のものがありますが、非常に大きい為、取り扱いには分が悪いです。
その為、レイクトローリングに用いるリールは中型の両軸リールを使用するのがオススメです。
糸巻き量
前述のタイプで両軸リールを用いることをお勧めしましたが、そのサイズはピンキリです。
ここで重要なのは、レイクトローリングに適した、適切なサイズを選択することです。
敢えてサイズ絞るとするならば、レッドコアライン 18ポンドと同等クラスの太さとなるPE8号が100m以上を巻けるものを選ぶと良いでしょう。
平衡糸巻き機能
平衡糸巻き機能（レベルワインダー）は、スピニングリールには欠かせない機能ですが、両軸リールにはないものも少なくありません。
魚とのファイト中であっても片手親指でレベルワインド出来るのであればなんの問題もありませんが、実際にはそれどころではありません。
糸巻き不平衡は、ラインブレイクの原因になってしまう可能性もある為、可能であればレベルワインダー機能付きリールを選択しましょう。
ラチェット音装置
近年、リールの進化は凄まじく非常に静音設計されているものが多く出回っています。
通常の巻き上げであれば静音でも良いのですが、トローリングであればこのラチェット音がなければもの凄く不便になるのは言うまでもありません。
ラチェット音とは、スプールが回転する際に『カチッカチッ』と音が鳴る仕組みです。
トローリング中は、静音の場合エンジンの音に負けてしまい、アタリを見逃してしまう恐れがあります。
アタリを早急に察知する為にも、ラチェット音装置は是非ともほしい装置です。
レイクトローリングリールおすすめ5選
【SHIMANO】
チタノス船（GT3000）
THE 両軸リールと言わんばかりの出立ですが、古くから愛されるリール。
釣りに必要な機能のみを兼ね備えている為、価格も非常に良心的。
またシンプルで非常に使いやすい為、これから始めてみたい方には打って付け。
まずはこの一台から入ってみることをおすすめ。
【SHIMANO】
CALCUTTA（400/401）
従来のモデル（05 CALCUTTA）に比べ若干コンパクトに。
しかし、スプール容量等は変化せず、むしろコンパクトになったことで手に納まるフィット感は向上したことで、ファイト中の釣り人への普段は軽減。
現在の釣りから、ワンランクレベルアップした釣りを目指したい方におすすめ。
【OKUMA】
SOLTERRA（10L）
かなりオーバースペックの節もあるが、レイクトローリングから、海のライトトローリングまでカバー可能。
ドラグもレバードラグを採用したことで、不意なドラグ調整も安易に行える。
『大は小を兼ねる』とまではいかないも、まずはこちらのリールで練習してみるのも悪くない。
【OKUMA】
MAGDA PRO（MA-30DX）
なんと言っても、ありがたい機能はカウンター。
魚との闘いは気力との闘いと言っても過言ではない。
疲労が溜まってきた終盤『あと○m』となれば最後の力を振り絞っての闘いも可能に。
また、トロールしている長さも正確に把握することが出来る為、様々なレンジを攻めてみたい方におすすめの一台。
【アブガルシア】
アンバサダー（6500C）
世界中の釣人から愛される『アブガルシア』
洗練されたボディと機能性には最早申し分がない。
本モデルは非常にギア比が高く、巻き取りが早いのが特徴なのに加え、キャスティングにも使用できる為、多様な使用方法が実現可能。
バラエティ飛んだ釣りに使用したい方は是非とも使用して頂きたい。
まとめ
レイクトローリングは確立された釣法ですが、タックルは色々な物が代用出来るのも魅力の一つとも言えます。
ゴリゴリのパワーファイトを楽しむも良し、ギリギリのパワーバランスで魚とのファイトを楽しむも良し。
自身の求める釣り方にあったリールを探して、様々な実機を手に取ってみることをお勧めします。
レイクトローリングリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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