本記事は実際に電熱ラインカッターを購入してインプレを書いています。
バスフィッシングやソルトルアーフィッシングにおいてマストともいえるPEラインは、ルアーマンにとっても馴染みのあるラインといえるでしょう。
ただ、PEラインの特性上、ハサミなどでカットする場合にうまく切れないなど他のラインと比べて結束時やカットする場合にも扱いにくさはあります。
そこで重宝するのが熱を使ったラインカッターの存在で、通常のハサミなどよりも手軽にきれいに断面を仕上げることも可能です。
今回は、おすすめの熱で切るラインカッターについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
三重県在住。基本ルアーフィッシングが好きでシーバスやエギング、アジングにのめり込んでいます。ガッツリ釣りをやるのも好きですが、のんびりアウトドアをしながら自然を満喫するのも大好きです。釣り道具も大好きでいろいろ調べるのも趣味のひとつとなっています。今後はオフショアやエサ釣りなど、釣りのジャンルを広げたいと思っています。
新製品や人気製品をどこよりも安く販売中!
少量入荷のため売り切れ注意!
- クレジットカード決済
- Amazon Pay
- コンビニ払い
熱で切るラインカッターを使うメリット
断面をきれいにカットできる
熱で切るラインカッター最大のメリットは、PEラインの断面がきれいにカットできる点といって間違いありません。
ハサミや通常のラインカッターではフロロカーボンやナイロンラインはスパッと切れても、4本や8本編みなどのPEラインはきれいにカットできない場合もあります。
熱に弱いPEラインの特徴を逆手に取ったヒートラインカッターは、刃物でカットするよりもよりきれいに断面を仕上げることが可能という点がメリットとなるでしょう。
焼いてコブも作れる
熱で切るラインカッターのメリットは他にもあり、PEラインの代表的な結束方法でもあるFGノットなどで焼きコブを作る場合にもこれひとつで完結できる点といえます。
通常はラインカッターとライターを準備しておく必要がありますが、熱で切るラインカッターの場合は一台二役となるため使いやすいといって間違いありません。
さらに、ライターは強風時などにはなかなか火がつかない場合もありますが、その点もヒートラインカッターは問題なく使える点も心強いです。
携帯性が高く手軽に使える
熱で切るラインカッターはコンパクトで手軽に使える点もメリットといえるでしょう。
FGノットなど焼きコブを作る場合でもハサミとライターを持ち替えて使うことなく、一台で済む点はもちろん、手荷物も減りスムーズに使える点は魅力です。
また、小さく軽量なため持ち運びもしやすくポケットやカバンに入れても邪魔になりにくい点も使い勝手抜群なポイントといえます。
熱で切るラインカッターを使うデメリット
取り扱いに注意が必要
熱で切るラインカッターは先端の部分が非常に高温となるため、安全面に配慮された作りとなっていても取り扱いに注意が必要です。
誤って先端を触ってしまうとやけどを負ってしまう場合や火事の原因になるため、正しく使いましょう。
また、誤った使い方はPEラインを傷めてしまう危険もあるため、使い方に多少気を使う必要がある点は人によってはデメリットに感じる場合もあります。
電池や充電が必要
ヒートラインカッターは熱源の動力として電池や充電が必要な点も手間となります。
電池式の場合は電池が切れた場合にも最悪、コンビニなどで買って使えますが、充電式の場合は釣り場ですぐに使うことが難しいため、この辺りもデメリットとなるといえるでしょう。
事前に充電しておくことや電池残量を確認しておくなどが手間に感じる方にはおすすめしません。
価格が高い
通常のラインカッターとライターを用意するよりも費用面は掛かってしまう点がデメリットです。
携帯性が高く、コンパクトなため持ち運びやすい点は魅力ですが、逆をいえば失くしやすいといった点もデメリットにあたります。
小さく軽量なため失くしやすい点も注意が必要で、特に海で使う場合には水没にも注意が必要などデリケートな部分もあるため、取り扱いには十分配慮する必要があるでしょう。
ストラップやリーシュコードをつけるなど対策が必要なため、費用面もラインカッターとライターを合わせてもやや高くついてしまう点もマイナスです。
熱で切るラインカッターおすすめ7選
【櫻井釣漁具】
ラインカッターII
ターボライターのような見た目で小さく軽量な持ち運びもしやすいヒートラインカッターです。
PEラインはもちろん、フロロカーボンやナイロンラインなどあらゆる材質のラインにも対応した価格もリーズナブルなコストパフォーマンス抜群のモデルとなっています。
カバンやリュックはもちろん、ポケットに入れても邪魔にならないライターのように気軽に使えるヒートラインカッターといえるでしょう。
【ハピソン】
充電式ヒートカッター YQ-900
水に濡れる心配も多い釣りでも使いやすいIPX4の防水保護性能を誇る使い勝手も抜群なモデルとなっています。
充電式で繰り返し使えるため経済的にも優れ、携帯性も高くコンパクトで持ち運びやすい点が魅力です。
PEラインから他の素材のラインもきれいにカットできる点はもちろん、焼きコブも非常に作りやすいため、誰にでも扱いやすいヒートラインカッターといえるでしょう。
ハピソン 充電式ヒートカッター YQ-900を実際に使ってみた感想(インプレ)
- 釣り歴20年
- 釣り大会の出場経験あり
良い点
防滴仕様になっているので、船上で放置していても壊れたことはありません。
USBを差し込む部分もゴムカバーで覆われているので、錆により通電不良を起こしたこともありません。
清掃用のワイヤーブラシが付属しているので、いつでも電熱線を綺麗な状態に保てます。
悪い点
円柱形のデザインに仕上げられているので、タックルボックの上に置くと転がります。
紛失防止のためにも、ルアーケースに収納するか、リューシコードで繋いでおくとよいでしょう。
また、防滴仕様になっているので、ワンタッチキャップを取り外すことはできません。
【バークレー】
BTHLC ミニホットワイヤーラインカッター
スイッチを入れると瞬時に1200℃まで加熱され、PEラインもほつれることなく一発カットできる優れものです。
電源は単4電池2本を使用するため、電池切れの場合もコンビニなどで買って使える手軽さも魅力といって間違いありません。
落下防止のストラップも付いており、使いやすさと携帯性の高さも合わさったモデルとなっています。
バークレー BTHLC ミニホットワイヤーラインカッターを実際に使ってみた感想(インプレ)
- 釣り歴20年
- 釣り大会の出場経験あり
良い点
1200℃まで加熱できる電熱線を搭載しているので、細いラインは近づけるだけでも焼きコブを作れます。
切り口もしっかり溶かすことができるので、大きなコブを作ってノットのすっぽ抜けを防止できました。
悪い点
スイッチにロック機能がないため、誤作動を防ぐためにポケットではなくルアーケースに保管して持ち歩いています。
また、大物狙いに使用する100lb以上のラインを何度も切っていると、電熱線が破損することもありました。
【よつあみ】
X-Braid 充電式ヒートカッター
30gの超軽量かつコンパクトで持ち運びもしやすく、PEラインをきれいにカットできる上に焼きコブも作りやすい独自の先端形状は使いやすさ抜群です。
先端部の上には加熱時に視覚的にもわかりやすいLEDライトを搭載しているため一目で加熱中かわかることから、やけどなどを防ぐ効果もあります。
充電式で電池代が掛かりにくくコストパフォーマンスも高い点も見逃せません。
【ウェブギア】
プラズマラインカッター
先端の端子から発生させる高電圧のプラズマでラインもしっかりとカットできるモデルとなっています。
充電式で手軽に使えることはもちろん、繰り返し使えることでランニングコストも掛かりにくい点も財布に優しいポイントといって間違いありません。
シンプルで使いやすいモデルとなっており、手軽に誰でも使える点が魅力といえるでしょう。
【石原商店】
プラズマラインカッター
石原商店 プラズマラインカッターを実際に使ってみた感想(インプレ)
- 釣り歴20年
- 釣り大会の出場経験あり
良い点
非常に小さく、100円ライターと比べても遜色ない軽さですので、胸ポケットに入れて持ち歩くことができます。
蓋も親指1本で開閉できるので、片手でも操作しやすいプラズマラインカッターといえるでしょう。
また、USBを接続して充電きるため、ターボライターのようにオイルを扱う必要もありません。
悪い点
シンプルな形をしており、どちらが開閉する部分なのか一目で判断することができません。
また、プラズマ発生器の周りに火傷防止の仕切りがないので、ギリギリのところで焼きコブを作るのが少し怖いです。
【ベーシックギア】
プラズマラインカッター
まとめ
熱で切るラインカッターは価格こそ高いものの、一台二役で手荷物が減り、PEラインでも手軽できれいにカットできる優れたツールといえます。
ぜひ、この機会に使いやすい熱で切るラインカッターを手に入れて、より快適に釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
熱で切るラインカッターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方