2014年に人気ルアーメーカーであるデプスからリリースされたサカマタシャッドは、一時は入手困難となるほどの人気とともに、日本でのソフトジャークベイトブームを作りだしたルアーです。
もともとはノーシンカーのソフトジャークベイトとして作り出されたワームですが、ジグヘッドを使ったミドストの釣りとも非常に相性がよいことから、現在ではミドスト用のワームとしても高い評価が得られています。
今回は、そんなサカマタシャッドに最適なミドストロッドを厳選してご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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目次
サカマタシャッドに適したミドストロッドの特徴
サカマタシャッドに適したミドストロッドは、ティップ部分の張りが強すぎず、リズミカルで連続したシェイキングを行うことができるようになっている特徴を持っている必要があります。
ジグロッドのように張りが強すぎるロッドでは、中層でリズミカルなラインスラッグを連続して作り出すことが行いにくく、バスがバイトした場合でもロッドの張りが強いために、バイトを弾いてしまう場合があります。
ロッドの重量バランスもミドストを行う時には、重要であり、ロッドティップを立てた状態での連続シェイクを行うため、ロッドを手にしたときに先重りがしないロッドであることもミドストロッドとしては欠かすことができない特徴の一つです。
サカマタシャッドは、4inchモデルで3.7g,5inchモデルで11.3gの重要を持っており、一般的にミドストで多用されるワームよりも重要が重ためです。
このためサカマタシャッドのミドストにはライトやミディアムライトパワーを持ったスピニングロッドを選択することがおすすめです。
サカマタシャッドに適したミドストロッドを使うメリット
サカマタシャッドをロールさせやすい
サカマタシャッドのミドストに適したロッドを使用すると、シェイク時のライン緩急がつけやすくなるので、水中でサカマタシャッドをロールさせやすくなり、喰わせのアクションを演出することができるようになります。
サカマタシャッドは重量のあるワームでもあり、ディープエリアでのミドストにも対応することができる特徴を持っています。
最適なロッドを使用していないと、水深が深くなるほどロールアクションが出しにくく、理想とするアクションが出せないので、バイトに持ち込むことが難しくなります。
最適なロッドを使用することで、シャローレンジはもちろん、ディープエリアでも最適なアクションを演出することができるようになります。
バイト時のノリが良い
サカマタシャッドを代表としたミドストの釣りは、タフレイクでは非常に有効なアプローチ方法として認知されていますが、タフフィールドであるほど多発するのがショートバイトです。
バスが深くバイトしないことも多発するため、バイトが発生したときにロッドがオートマチックに追従してフックセットに持ち込むことができるようにしておく必要があります。
特に大型のバスとなるほど警戒心が強い傾向があるので、最適なタックルを導入して唯一無二のチャンスを確実にものにしておくことがおすすめです。
疲れにくい
ミドストの釣りは連続したシェイキングを行う釣りであり、アングラーの腕には疲労がたまりやすい釣り方です。
特に重量が重たいルアーを使用する場合は、腕にかかる負荷も大きくなるので、ワームのみで10gを上回るサカマタシャッドの5inchなどをミドストで使用する場合は、一般的なミドストワームを使用するより疲労が高まりやすい傾向があります。
バスが潜んでいる場所が把握できている場合や、ライブスコープなどでシューティングする場合は問題がありませんが、広範囲を手返しよくサーチを行いたい場合は、注意が必要です。
ミドストに適したロッド重量バランスが考慮されているモデルを導入すると、長時間のシェイキングを行っても疲労を貯めず対応することができるようになります。
サカマタシャッドに適したミドストロッドおすすめ5選
【デプス】
ゲインエレメント(GES-66MLS)
サカマタシャッドを作り上げたメーカーであるデプスのロッドであり、琵琶湖を中心に活躍を続けている冨本タケルプロによって作り上げたロッドです。
別名シェイキングエレメントと呼ばれるロッドでもあり、サカマタシャッドでのディープミドストを高次元で実現することができるロッドとなっています。
多くのフィネス用ロッドがファーストテーパーデザインとなっている中、あえてスローテーパーを採用することで、水深のあるエリアでもラインスラッグを大きく作り、確実にワームをロールさせることができるようになっています。
【デプス】
ゲインエレメント(GES-65LR)
ゲインエレメントシリーズの中でもミドスト用のロッドとして作り上げられているもう一つのモデルが、GES-65LRです。
前述したGES-66MLSをライトパワーまで低下させ、スローテーパーをレギュラーテーパーとすることで、サカマタシャッド4インチクラスのミドストに最適なロッドとして作り出されています。
ディープの釣りではなく、シャロー中心でのアプローチを行う方や、サカマタシャッドの4inchクラスを中心に使用するアングラーには、特におすすめすることができるロッドとなっています。
【シマノ】
バンタム(274M+)
シマノのバンタムシリーズにラインナップされている1本であり、ビッグバスハンターとして知られている奥田学プロが愛用しているロッドとしても有名なモデルです。
幅広いルアーに適用することができる一本ですが、シマノ独自のティップ技術であるエキサイトトップが採用されることで、繊細でリズミカルなシェイクができるようになっており、ミドスト用のロッドとして愛用するアングラーも多いロッドです。
シェイクが行いやすいティップを持ちながら、ベリーからバッドはトルクフルなロッドとなっているので、サカマタシャッドなどの重ためなミドストも扱いやすいようになっています。
【レジットデザイン】
ワイルドサイド(WSS67L+)
レジットデザインがパワーミドストとして、5inchクラス以上のワームを使用したミドスト用に作り上げた1本です。
多くのミドスト用ロッドが低弾性な特性を持っているロッドですが、重量があるワームの連続したシェイクを行うために、意図的に適度な張りを持たせて、ロッドの張りでシェイクがしやすく作り上げられています。
ワイルドサイドは、バット部分がアラミド繊維で補強されていますので、ビッグバスの突進を抑えてリフトアップできるのもこのロッドが持つ魅力となっています。
【ダイワ】
ブラックレーベル(SG 681ML/MHFS)
ブラックレーベルのSGシリーズにラインナップされているロッドで、パワーフィネスの釣りや、サカマタシャッド5inch以上の重量のあるミドストに適したロッドです。
MLクラスのティップに、MHクラスのバット、そして、ファーストテーパーが組み合わせられているロッドであり、重量のあるワームであっても繊細な穂先で絶秒なラインスラッグを作り出すことができるように作り出されています。
ブランクは高弾性カーボンがメインとして使用されているので、障害物へのコンタクトや、繊細なバイトも手元で感じ取ることができるシャープで高感度なモデルとなっています。
まとめ
ミドスト用に作り上げられているワームは数多く存在していますが、サカマタシャッドをミドスト用一軍ワームとして使用しているアングラーは多く、確かな性能が証明されています。
すでに数々の実践において高い釣果を証明されているワームですので、是非、タックルを最適化して、サカマタシャッドのミドストを使いこなしてみてくださいね。
ミドストロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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