フライフィッシングは軽装で楽しむ方も多いですが、様々な備えをしていると荷物が多くなることもありますよね。
そんな時におすすめなのがショルダーバッグで、フライベストに入らない荷物を収納することができます。
しかし、荷物をたくさん持ち歩ける安心感は大きなメリットですが、場合によってはショルダーバッグは扱いにくいシーンもあります。
そこで今回は、フライフィッシングにおけるショルダーバッグについて、メリットやデメリット、おすすめ商品もご紹介します。
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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フライフィッシングでショルダーバッグを使うメリット
フライフィッシングは軽装でも楽しめますし、機動力を考えると荷物は少ないほうがいいでしょう。
では、あえてショルダーバッグを用意するメリットはどこにあるのでしょうか。
フライベストの重さ軽減
フライベストは手元に小物を入れたり下げておくのに便利で、フライフィッシャーの必需品でもありますよね。
しかし小物類に加えてプライヤーやネットまでフライベストに任せておくと、かなり重たくなってしまいます。
フライベストとショルダーバッグに荷物を分散すれば動きやすくなりますし、かけ替えながら持ち歩けば肩の負担も減らすことができます。
大きい荷物を収納できる
フライベストも意外とたくさんの荷物を入れられますが、収納スペースはポケットなので、大きい荷物を収納するのは困難です。
例えば上着を入れておきたいときも、ポケットだとヤッケ程度しか入れられませんが、ショルダーバックなら厚手のものにも対応します。
万が一の時の救急セットや、コーヒーセットを入れてもいいですし、楽しみも広がりますね。
装備に余裕が生まれる
ショルダーバッグを持ち歩いて収納量を増やせば、備えておける装備品も多くなります。
先述したウェアや、フライボックスを1つ増やしてフライの選択肢を増やしたり、予備のリールを入れておいてもいいでしょう。
まだフライや渓流での釣りに慣れていないとトラブルなども多くなるので、初心者の方こそショルダーバッグを用意しておくべきと言えます。
自宅でも荷物をまとめておける
釣りをしているとどんどん道具が増えてしまって、自室が大変なことになっている方も多いですよね。
ショルダーバッグがあれば、自宅で小物をそのまままとめておいておくことができ、ハンガーラックなどに掛けておけば邪魔にもならないでしょう。
筆者も釣行後、荷物を一度出してゴミや汚れを取ってから、また荷物を詰めて置いておいています。
フライフィッシングでショルダーバッグを使うデメリット
あると便利なショルダーバッグですが、フライフィッシングにおいては使えないシーンもあります。
以下のようなシーンでは、別な収納アイテムを活用するといいでしょう。
深場のウェーディングに向かない
フライフィッシングでは、本流や湖など、腰あたりまで深さのある場所でウェーディングしながら釣ることもありますよね。
ショルダーバッグは腰回りに下げておくため、深い場所では荷物が水に浸かってしまうリスクがあります。
そういった場所では、フライベストを大容量のものにするか、近年人気のチェストバッグなどで対応するのもいいでしょう。
沢上りなどでは邪魔になることも
源流域など、岩を登りながら歩くようなエリアの場合、ショルダーバッグが邪魔になってしまうことがあります。
動くたびにショルダーバッグがズレてしまうと非常に歩きにくく、場合によってはせり出した木などに引っ掛かって危険です。
アクティブに沢登りをする場合は、フライフィッシングではあまり使われませんが、バッグパックのようなものがおすすめです。
荷物の落水
筆者もたまにやってしまうのですが、川に入りながら物を取ろうとしたとき、荷物を落として落水させてしまうことがあります。
一つの収納スペースにいろいろ詰めてしまうと、引っ掛かって別な荷物まで引きずり出してしまうことがあるのです。
よく使うものはフライベストに入れるようにして、あまり頻繁に出し入れしないものをショルダーバッグに入れるなど、工夫するといいでしょう。
フライフィッシング用ショルダーバッグおすすめ8選
フライフィッシングにおすすめのショルダーバッグをピックアップしてご紹介します。
機能性はもちろん、デザイン性も重視して厳選したので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【ティムコ】
アンプカZS2 バンドライヤー スリングパック
アメリカ軍の装備品から着想を得てデザインされた、シンプルで使い勝手のいいショルダーバッグです。
コンパクトながら、2つのリトラクターステーションやフォーセップシースなど、渓流釣りにうれしい装備が詰まっています。
荷物は少なくしたいけど、フライベストでは少し物足りないというときにちょうどいいショルダーバッグと言えます。
【リトルプレゼンツ】
ストリームウォッチャー ショルダーバッグ
レインウェアや防寒具も楽々収納できる、大容量で釣りに嬉しい設計も魅力のショルダーバッグです。
防水生地を使用しているので多少の水濡れは問題なく、ショルダーベルトはモール形状になっているので、ポーチなどを増設することもできます。
しっかり釣り用に考えられた設計ながら価格もお手頃なので、ハイコスパなショルダーバッグをお探しの方におすすめです。
【M MAXIMUMCATCH】
Maxcatch FCO フライフィッシングスリングパック
ハイコスパなフライアイテムで注目を集める、MAXIMUMCATCHが展開する機能性が高いショルダーバッグです。
荷物の仕分けに便利な大小の収納スペースがあり、ベルトループやDカンなども多数配置されているので、小物の取り付けにも困らないでしょう。
バッグ背面はクッション性と通気性のあるメッシュ素材で、薄着での釣行との相性も良好です。
【アブガルシア】
Abu コミュータースリングバッグ
シンプルだからこその使い勝手が魅力的な、フィッシングショルダーバッグです。
メイン収納スペースに加え、大きく開く中間収納スペース、背面の大型ポケットは入れる荷物を選ばず、取り出しやすい設計になっています。
サイドのラバースピンドルも収納スペースになっていて、パックロッドを刺したり畳んだウエアを固定することができます。
【ビセオ】
ワンショルダーランガンバッグ（VC103C）
ルアーフィッシングなどでも人気の高い、釣り歩くのにベストな設計のフィッシングショルダーバッグです。
個別の収納スペースは釣り具の収納にベストで、フィッシングギアマニアの方もこだわりのアイテムを思う存分持ち歩くことができます。
収納スペースを腰回りに配置することで安定感が高く、大容量を生かして荷物をたくさん持ち歩きたい方におすすめです。
【シマノ】
ミニショルダーバッグ
メイン収納に加えて、状況に応じた装備を持ち歩きたいときにおすすめのミニショルダーバッグです。
大判ながら薄手の作りなので持ち歩きの邪魔にならず、レインカバーが付属しているので悪天候時も安心して持ち歩けます。
レインウェアを入れて車に積んで置き、天候が崩れそうなタイミングだけ持ち歩くような用途にも便利ですね。
【SILVER LAKE CLUB】
ワックスドコットンショルダーバッグ（No.234161）
天然素材と国内生産にこだわった、長く付き合いたいショルダーバッグです。
メイン素材のWAXED COTTONは、肌触りのいいコットンの風合いを残しつつも防水性、耐久性ともに高く、デザインを損なわず機能性も確保しています。
シルバーレイククラブは企画者自身フライフィッシングを楽しんでいることもあり、この商品も釣りとの相性は折り紙付きです。
【Hikker-link】
ショルダーバッグ（HL3105）
タウンユースから釣り場まで、どちらにもぴったりのハイコスパでデザイン性もいいショルダーバッグです。
フィッシングバッグではありませんが、Dカンも複数配置され収納スペースも大きく、ウェアを入れても余裕のあるサイズになっています。
メイン素材はポリエステルですが、質感もよく汚れにも強いので、渓流での釣りにもおすすめです。
まとめ
自然の中にお邪魔して楽しむフライフィッシングでは、不測の事態に備えるために持っておきたい装備はたくさんあります。
ショルダーバッグがあれば様々な荷物を持ち歩けるので、ぜひ一つ用意して装備を充実させてくださいね。
フライフィッシング用ショルダーバッグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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