2021年に創業100周年を迎え、歴史のある大手釣具メーカーのシマノ。
シマノでは数多くの釣具が販売されていますが、特に人気が高いのがリールです。
リールのラインナップも非常に豊富で、そのなかには船釣りで使用するモデルも。
そんなシマノのオフショア用のリールを購入したいと悩んでいる人も多いはず。
そこで今回は、シマノが販売するおすすめの船釣り用リールを紹介します。
- 釣り歴18年
- 年間釣行300日超え
- 調理師資格あり
三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。
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目次
シマノの船釣りリールを使うメリット
シマノの船釣りリールを使用するメリットは、なんといっても完成度が高く、基本性能の高さを実感できることです。
巻き心地は非常に滑らかで、タイラバのようなリールを巻いて魚の反応を探る釣りにも相性抜群。
パワフルな巻き上げにも対応できる剛性もあり、予想外の大物がヒットしてもキャッチに持ち込めます。
またシマノの船釣りリールはラインナップが豊富な点も魅力的。
サイズやギア比はもちろん、価格帯も幅広く、欲しいリールが見つかりやすいのもシマノのリールを選ぶ利点です。
低価格なリールでも基本性能が高く、満足して使い込めるので、安心して購入できます。
シマノの船釣りリールの選び方
タイプ
船釣りでは、両軸リール、電動リール、スピニングリールのいずれも使用可能です。
そのなかでもっとも船釣りに使用されているのが両軸リールになります。
両軸リールは船下に仕掛けを落とす釣りに相性が抜群で、クラッチ操作でラインを放出し、スムーズなタナ取りをサポート。
また巻き上げ力があり、大物がヒットしても強く巻き上げてキャッチできます。
一方、電動リールは深場での釣りでもレバーやボタン1つで巻き上げができ、楽々と深場の釣りを楽しめます。
スピニングリールは、キャストが楽にできるため、仕掛けを投げてターゲットを狙いたいときに相性抜群。
仕掛けが落下するときに、ラインに抵抗が加わりにくいのもスピニングリールの特徴で、いち早く仕掛けをタナに投入できます。
サイズ
リールのサイズが異なるとスプールの大きさが変わり、それによりリールに巻けるラインの量が変わります。
また搭載するギアの大きさも変わるため、巻き上げパワーも変わってきます。
そのため、ターゲットを狙うのに必要になるラインの太さ、量、魚の大きさに合わせてサイズを選択しましょう。
サイズ選びに迷ったときには汎用的に使用できる番手から選ぶのもおすすめ。
両軸リールでは100〜200番がライトアジやカサゴ、メバル、タイラバなどに汎用的に使用できます。
電動リールでは600番の汎用性が高く、タチウオやアマダイ、ヒラメなどに対応。
スピニングリールでは3000番が汎用的で、一つテンヤやスーパーライトジギングなどに使用できます。
ギア比
ギア比はハンドル1回転で巻き取れるラインの長さを左右する要素です。
ギア比が高くなればなるほどハンドル1回転で巻けるラインが長くなります。
シマノではギア比が低い順に、「パワーギア」「ノーマルギア」「ハイギア」「エクストラハイギア」をラインナップ。
パワーギアやノーマルギアは、巻き上げ速度が遅くなるものの、ハンドルの回転が軽く、力強い巻き上げができます。
一方、ハイギアやエクストラハイギアは、ハンドルの回転がやや重たいですが、スピーディーな巻き上げをサポート。
よって、大物狙いでパワー重視にはパワーギアやノーマルギア、手返し重視にはハイギアやエクストラハイギアをおすすめします。
ハンドル
スピニングリールの場合はハンドルの左右を簡単に変えられますが、両軸リールと電動リールは左右を変えられません。
そのため、両軸リールまたは電動リールを購入する場合には、ハンドルの左右を事前に決めておく必要があります。
リールのハンドルの向きは、ロッドを操作しやすい手と反対の手で巻けるタイプを選ぶ人が多いです。
例えば、右手でロッドを操作したい場合には、左巻きのリールを選択します。
一方、巻き上げ力をアップしたい場合には、利き手で巻けるハンドルの向きを選ぶ場合も。
ただし、モデルによっては右巻きのみラインナップされている場合もあるので、注意して選ぶようにしましょう。
フォールレバー
シマノの両軸リールには、フォールレバーと呼ばれるレバーを搭載したモデルがあります。
フォールレバーは仕掛けが落下する速度を調整できるレバーです。
タイラバやジギングなどのルアーフィッシングはもちろん、近年ではエサ釣りでもこのフォールレバーが注目されています。
エサ釣りにおいてはフォールへの反応が良いタチウオ、メバル、ヒラメなどにフォールレバー搭載のリールを使用すると効果的。
またテクニカルに攻略する必要があるカワハギ釣りでも、フォールレバー搭載のリールを使用するマニアックな釣り人もいます。
フォールレバー搭載リールのデメリットは重量が重いことですが、それ以上に唯一無二の誘いができる点は見逃せません。
カウンター付き
シマノでは電動リールはもちろん、両軸リールでも水深がわかるカウンター付きのリールが販売されています。
水深がわかるカウンターがついたリールは、魚を釣るうえで重要になるタナを攻略するのをサポートします。
特にタナが重要になるタチウオ、真鯛などの釣りにおいては、カウンター付きのリールが非常に便利です。
またモデルによっては水深以外にフォール及び巻き上げ速度が表示される場合も。
そのようなモデルは、フォール速度や巻き上げ速度が釣果に直結するタイラバやジギングで威力を発揮します。
カウンター付きのリールはやや重たいものの、最近では軽量化が図られて、軽快に使用できるモデルも増えています。
シマノの船釣りリールおすすめ10選
【シマノ】
バルケッタ BB
シマノが販売するカウンター付きリールのなかで、もっとも低価格で購入できるのがバルケッタBBです。
上位モデルとは違いドラグ音が鳴らず、重量もやや重たいものの、巻き心地や使用感は遜色なく釣りに使用できます。
また前作よりもハンドルが長いため、負荷がかかる状況下でも軽い力で巻き上げられる点も魅力的です。
【シマノ】
バルケッタ
軽さにこだわりたい人には、バルケッタシリーズのなかでミドルクラスに位置する本モデルをおすすめします。
1万円台ながらも重量は100番で190gとかなり軽量で、カウンターが付いていないリールに迫る軽さを実現。
コストパフォーマンスに優れていて、船釣り入門者はもちろん、中級者、ベテランにも愛用されています。
【シマノ】
ゲンプウ
フォールレバーもカウンターも必要のない釣りで、とにかく低価格なリールが欲しい、そんな人におすすめなのが本商品です。
200番のパワーギアのみのラインナップですが、カワハギやマルイカ、ヒラメなどのエサ釣りから、タイラバにまで対応できます。
7000円ほどの低価格でありながら、重量は190gで巻き心地も悪くなく、快適に使用できる点も魅力といえます。
【シマノ】
スティーレ
シマノの両軸リールから軽量なモデルを購入したい人におすすめなのが本モデルです。
100番のサイズで重量はなんと145gとかなり軽量に仕上がっています。
またキャスティングができるブレーキを搭載しているので、仕掛けを軽く投げたい場面にも対応できます。
特にタックルの軽量化を強く意識するカワハギ釣りには相性抜群です。
【シマノ】
バルケッタ Fカスタム
水深がわかるカウンターとフォールレバーが欲しい、でも重量は軽い方がいい、そんな願いを叶えるのが本モデルです。
重量がアップするカウンターとフォールレバーがありながら、150番で225gと重すぎない重量に収まっています。
上位機種からさまざまな技術を受け継いでいて、2万円台と比較的低価格で購入できるのもおすすめポイントです。
【シマノ】
グラップラー CT
ジギングで人気が高いグラップラーシリーズの名を冠してリリースされたおすすめの両軸リールです。
カウンター機能とフォールレバーを搭載しているので、ジギングをよりテクニカルに楽しめます。
ほかのリールとの違いはエクストラハイギアに設定されていることで、高速巻きでターゲットを狙いたいときにも対応できます。
【シマノ】
オシアコンクエスト CT
シマノの両軸リールのなかで頂点に位置するフラッグシップモデルのオシアコンクエスト。
そのオシアコンクエストにカウンターが付いたのが本モデルです。
フォールレバーも搭載しているので、よりテクニカルで繊細な釣りにも対応できます。
その一方で、パワーが十分にあり、大物がヒットしても力強い巻き上げで、キャッチに持ち込めます。
【シマノ】
プレイズ 600
シマノの電動リールから低価格なモデルで、汎用的に使用できる一台を探している人には本モデルがおすすめです。
600番のサイズでPEライン2号を300m巻ける糸巻き量を有しています。
人気ターゲットの真鯛、ヒラメ、マルイカはもちろん、近年流行しているテンヤタチウオにも相性抜群。
巻き上げ力があり、高速で仕掛けを回収できます。
【シマノ】
ナスキー
1万円ほどのエントリーモデルにも関わらず、スムーズな巻き心地で上位モデルに引けを取らない性能があるナスキー。
ナスキーの3000番台は船からの一つテンヤのようなエサ釣りはもちろん、スーパーライトジギングには相性抜群です。
巻き上げ力を重視する場合にはC3000を、手返しを重視する場合にはC3000HGをおすすめします。
【シマノ】
ツインパワー
強度が高いスピニングリールを船釣りで使用したい人にはツインパワーがおすすめ。
2020年にリニューアルされたツインパワーには、金属ローターを搭載し、より高い耐久性と剛性を実現しています。
巻き心地が非常に滑らかで、上位モデルのステラに近い巻き心地の良さを体感できます。
またタフさもあるので、大物がヒットしても力負けしません。
まとめ
今回は船釣りにおすすめのリールを紹介しました。
船釣りでは両軸リールと電動リールを中心に、スピニングリールも役立ちます。
釣りのスタイルに合わせてリールを選び、快適に船釣りを楽しみましょう。
シマノ 船 リールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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