日本でのバス釣りには日本製のルアーやタックルが使用されることが一般的ですが、バス釣りの本場であるアメリカで生み出されたルアーの中には、名作ルアーと呼ぶことが出来るモデルも多く存在します。
日本よりもバスフィッシングの歴史があるアメリカンルアーも合わせて使いこなすことが出来れば、更に釣りのレベルを高めることに繋がります。
今回は、そんなアメリカンワームに着目しておすすめのモデルをご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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アメリカンワームとは？特徴は？
アメリカンワームとは、バス釣りの本場であるアメリカで作り出されたワームのことを指します。
バスフィッシングの本場で作りあげられたワームなので、現在日本で作り上げられているワームの原形と言われるモデルが多く存在しています。
ルアーメーカーも非常に多いアメリカの中で、高い釣果が得られたモデルのみがロングセラーとして現在まで高い人気を得ることが出来ているので、ある意味で性能に間違いがないと言ってもよいでしょう。
日本のワームはフルサイズの物からハイプレッシャーな釣りに対応する為、非常に小さいモデルが存在しているのに対して、アメリカルアーの多くは、フルサイズと言われるサイズ感が一般的となっています。
特に広大なフィールドを駆け回り、バスの居場所を効率よく探る必要があるアメリカならではのサイズとなっています。
アメリカンワームを使うメリット
確かな性能を持っている
アメリカンワームの多くは、数多くのアングラーに使用され信頼されているモデルが多くあることは間違いがないでしょう。
アメリカで生み出されるワームの数が日本の比ではなく、非常に熾烈な争いが行われています。
そんなアメリカで作り上げられたワームの中には名作と呼ばれ長い歴史の中でも永遠のスタンダードと呼ぶことが出来るモデルも存在しています。
特に日本で購入することが出来るアメリカンルアーは数ある中でも人気のモデルが厳選されているので、ワームとして高い性能を持っていることは間違いがないとも言えます。
コストパフォーマンスが高い
アメリカンワームは日本のワームよりもコストパフォーマンスが非常に高い点は、アングラーにとって非常に嬉しいポイントの一つです。
日本製のワームと、アメリカンワームを同サイズで比較した時に、同程度の価格でありながら、アメリカンワームの方が2倍以上の数量が入っていることも普通であり、非常に財布に優しい側面を持っています。
大容量で作り上げられているので、ワームのロストを気にすることなく、使用することが可能となります。
コストパフォーマンスを重視したい時のワーム選びでは、アメリカンワームを選択肢として挙げると良いでしょう。
アメリカンワームを使うデメリット
フルサイズが中心となる
アメリカンワームの多くは、フルサイズで作り上げられています。
広大なフィールドでは十分なアピール力を持ち、一定サイズ以上のバスが狙い易くなりますが、超ハイプレッシャーフィールドでは効果が発揮されにくくなる場合もあります。
特にプレッシャーが強すぎてルアーやワームのサイズダウンを余儀なくされるような状況では、フルサイズが中心となるアメリカンワームの出番が少なくなってしまいます。
ビッグフィールドや、バスのアベレージサイズが大きいフィールドでは、効果的ですが、小規模＆ハイプレッシャーなフィールドでは大き過ぎるサイズは使いにくさを感じてしまうかもしれません。
リアルフォルムではない
日本製のワームの中には、忠実にベイトフィッシュのフォルムや外観が再現されているモデルが多く存在しており、ハイプレッシャーなクリアレイクでもバスにワームの存在を見切らせにくく作り上げられているモデルも数多く存在します。
アメリカンワームの中にはリアルフォルムで作り上げられているモデルも存在しますが、日本製のワームと比べるとリアルさに欠けてしまい、日本製の様に細かな作り込みが無い場合が一般的となります。
細かな作り込みは日本らしい技術でもあり、ハイプレッシャーフィールドが生み出したものでもあるので、リアルさを追求する場合は、日本製のワームを選択す方が賢明になる場合があります。
入手しにくいモデルが多くある
本場アメリカで作り上げられたワームは非常に数多くありますが、全てが日本で購入可能となっているものではありません。
基本的にはショップが選び出したアメリカンワームを購入することとなります。
アメリカルアー専門のショップであれば、数多くのアメリカンワームを扱っている場合もありますが、そうでない場合は、実績の高い有名モデルのみ取り扱っている場合が一般的となりますので、選ぶことが出来る種類が少ないと言えます。
どうしても手に入れたいモデル等が存在する場合は、現地のプロショップ等で購入する必要もあります。
あくまでも日本で購入できるモデルが限定的となってしまいます。
定着しにくい
アメリカンワームのデメリットとして、日本ではなかなか定着しにくい点があります。
長い歴史で既に多くのアングラーに認められているワームは別ですが、新しくリリースされてたモデルが日本で定着するのは困難であるとも言えます。
アメリカンワームを数多く取り扱っているショップ自体が少ない他、日本のメディアではアメリカンルアーが紹介されることが少なく、口コミのみでの評価となりがちです。
良い物でも、日本で定着しないものは次第に入手しにくくなってしまいますので、気に入ったワームはストックしておく必要があります。
アメリカンワームおすすめ8選
【ズーム】
スワンプクローラー
日本でも定番のストレートワームとして、多くのアングラーが使用しているワームです。
細目に作りあげられているボディーは非常に張りが強い材料で作られており、浅めのリブが取り付けられていますので、針持が良く、バスを引き寄せるのに十分なアピール力を持っています。
コストパフォーマンスも非常に高く、一袋あたり25本入りとなっています。
日本では特にネコリグ用のワームとして人気があり、取り扱っている釣り具屋も非常に多い為、気軽に使用することが出来るのもこのワームの魅力となっています。
【ズーム】
マグナムスワンプクローラー
多くのアングラーの中でも定番的なストレートワームとして定着しているスワンプクローラーを更にサイズUpしたモデルとして作り上げられています。
オリジナルのスワンプクローラーが5.5inchのレングスであるのに対して6.5inchまでサイズが拡大しており、更にボディーの厚みも拡大しております。
広大なフィールドからグッドサイズキャッチする為に使用することはもちろん、ベイトタックルでも使用しやすいサイズ感となっているので、ベイトタックル1本でランガンするおかっぱりアングラーにもおすすめです。
【ズーム】
スーパーフルーク
スーパーフルークは、日本のフィールドでも多くのアングラーが使用するようになったソフトジャークベイトワームです。
ツルっとしたボディーと二又に分かれているテールにより、軽いトゥイッチやジャークであっても鋭いダートアクションを発生させることが出来るようになっており、ハードベイトでは攻略出来ないエリアでも積極的にルアーを投入することが出来るようになっています。
カラーバリエーションが豊富であり、ハスパターンにマッチさせるワームとしても人気があるモデルです。
【スライダー】
バスグラブ
スライダーからリリースされているワームは、本場アメリカはもちろん、日本のトッププロからもその釣果能力の高さを認められています。
バスグラブは、ボディー全体に大き目のリブと極薄のテールが取り付けられている特徴を持っており、僅かな水流変化もしっかりとキャッチして自発的な動きを作り出すことが出来るようになっています。
日本のバスフィッシングでグラブを使うアングラーが減っている中でも、確かな釣果をもたらしてくれるワームとしてベテランアングラーが愛用するワームとなっています。
【Zマン】
フラ スティックZ
Zマンのフラ スティックZは本場アメリカのバスフィッシングでは、定番のワームと認知されてきているワームです。
スティック形状のワームとしては珍しく高浮力で作り上げられているモデルです。
高浮力な特性を活かしてネッドリグとの相性が非常に良いワームとして知られており、既に使用しているアングラーからも喰わせのワームとして、非常に高い評価を得ているモデルとなっています。
まだまだ日本では浸透しきっていないネッドリグを導入したいアングラーには特におすすめです。
【ネットベイト】
BKスイムベイト
日本でも高い評価を受け、愛用しているアングラーの多いワームです。
BKスイムベイトはテール部分にエアホールが設けられおり、水平姿勢とハイピッチなテールアクションを演出することが出来るようになっています。
単体での使用はもちろん、スイムジグやチャター等のトレーラーとして使用しても水平姿勢が維持しやすくなるので、使い処が多いワームとしても人気があります。
アメリカンシャッドテールワームの中でも、特に高い性能を持ってるモデルの一つです。
【ランカーシティー】
スラッゴー
今では定番とされているスティックベイトの元祖として知られているワームであり、生み出されてから非常に長い年月が経過しているワームですが、高い性能は今でも評価されています。
スラッゴーはボディーマテリアルが非常に柔らかい特徴を持っており、極めてナチュラルな動きを演出することが出来るようになっています。
ショートバイトにも強く、日本のタフレイクでも高い釣果が確認されているワームです。
【バスアサシン】
シャッド アサシン
バスアサシンと言えばシャッド アサシンを連想するアングラーは非常に多く、名作ソフトジャークベイトの一つとなっています。
数あるソフトジャークベイトの中でも低比重マテリアルで作り上げられているので、水面から水面直下を攻略することが出来るワームとなっています。
ファットベリーで作りあげられたデザインですが、フッキング率を考慮して深めのスリットが設けられているのもこのワームの特徴です。
表層攻略を行うことが出来るワームとしてアフタースポーン以降に爆発的な釣果も期待することができるワームです。
まとめ
本場のバスフィッシングの歴史から生み出されたワームは、日本のフィールドでも活躍する場面が多く、確かな性能を持っています。
今回ご紹介したワーム等、日本で既に定着しているモデルは数あるワームの中でも高い評価を受けているモデルなので、是非、導入して本場の性能を使いこなしてみてくださいね。
アメリカンワームの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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