水遊びをする場合服装は重要ですが、中でもシューズは安全確保ためにもこだわるべきアイテムの一つです。
サンダルは水濡れしても不快感が少ないので、水場での着用に適していて、磯遊びでも使用する方が多いですよね。
しかし磯は足場が悪い場合もあり、危険も多いため、どんなサンダルでもいいわけではなく、磯遊びに適したものを選ぶ必要があります。
そこで今回は、磯遊び用に適したサンダルの選び方と、おすすめ商品をご紹介します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
磯遊びはサンダルでも問題ない?安全?
サンダルは水辺でよく使われますが、磯遊びにおいては必要に応じて使い分けが必要になります。
磯は足場が複雑な形状になっているうえに、海藻などで滑りやすくなっていることもあります。
一般的な日常使いのサンダルでは、グリップ力も不十分で、ホールド性や足の保護面積も少なく不安です。
特にビーチサンダルのようなものは危険で、理想を言えば、マリンシューズやスパイク付きの靴がベストでしょう。
ただし磯の環境は様々なので、比較的足場が良くそこまで危険でない場所であれば、サンダルでも楽しむことができます。
もちろんその場合もどんなサンダルでもいいわけではなく、磯遊び用に適したサンダルを選ぶのがおすすめです。
磯遊びに適したサンダルの選び方
では、具体的に磯遊び用に適したサンダルはどのようなものなのでしょうか。
解説した通りすべての磯に対応できるわけではありませんが、以下のようなポイントを意識してサンダルを選んでみましょう。
ソールのグリップ力・耐久性
一般的な日常使いのサンダルは、ソール部分の凹凸が少なく、磯場ではグリップ力が十分とは言えません。
また耐久性の面でも、岩肌がざらついた磯場で使用するとすぐにダメになってしまうリスクもあります。
このため磯場で使うサンダルは、ソールのグリップ力と耐久性を重視して選ぶのが適切です。
一般的に、スポーツサンダルと呼ばれるものはこの2つを重視されている場合が多く、磯遊びで使う方も多いです。
理想を言えば、ある程度の厚みがあり、かつ柔軟性が高いソールであれば、多少凹凸がある足場にも対応しやすくなります。
脱げにくさ
一般的なサンダルの場合、脱ぎ履きしやすいよう、足をホールドする面積が少ないものもあるでしょう。
普段使いでは便利ですが、それらは磯での着用に適しているとはいえず、磯歩きでは危険もあります。
磯はなだらかに見えても凹凸が多く、しっかりホールドしていないサンダルだとズレて歩きにくいですし、サンダルごと滑る危険もあります。
このため、最低でもしっかりかかとで足を保持できるタイプのサンダルが必須です。
かかとが付いているサンダルの着用感が苦手な場合、水中用ソックスも売られているので、併せて用意するのがおすすめです。
足のカバー面積
磯では注意していても滑って転倒したり、足をぶつけるなどのリスクがあるので、シューズで足を保護するのも重要です。
マリンシューズが推奨される理由もここにあり、素材は薄手ではありますが足を保護できるので安心感がありますね。
ビーチサンダルのように足が大きく露出するものは、磯での着用は避けたほうがいいでしょう。
ただし快適性を重視したい場合は、気温などとの兼ね合いで、通気性のいいデザインと使い分けすることも重要です。
怪我が心配な場合は、水中用ソックスを着用したうえでサンダルを履けば、ソックスも足を保護してくれるのでおすすめです。
撥水性や防水性
磯遊びではあまり水に入ることはありませんが、小さな水たまりを踏んで濡れたり、海に近い場所だと波がかかることもあるでしょう。
このため、水を吸いやすい素材を使ったサンダルは磯遊びに適しません。
海水は塩分を含んでいますし、磯にたまった水は匂いも強いため、水を多く含んでしまう素材は避けたほうがいいでしょう。
水に強い素材のものであっても、海水に浸かったら帰宅後真水に浸けて潮抜きしたり、洗剤で洗浄するのがおすすめです。
磯遊び用サンダルおすすめ6選
上記したポイントを踏まえて、磯遊びにおすすめのサンダルをご紹介します。
もちろん上記したポイントのほかにサイズも重要なので、自分のサイズに合うモデルから選んでくださいね。
【KEEN】
NEWPORT H2
水辺での使用も想定し、磯遊びでも重要になる要素を盛り込んだアウトドアサンダルです。
アッパー部分は、水切れを重視したデザインながら足全体をしっかりカバーし、スニーカーに近い着用感でアクティブなレジャーにも対応します。
サイズもレディース含め幅広く用意されているので、これまでサイズの問題でサンダルに抵抗があった方にもおすすめです。
【ダイワ】
ストラップサンダル(DL-1380S)
フィッシングシーンでのアイデアを盛り込んだ、機能性も高いストラップサンダルです。
アウトソールはラジアル、インソール部はEVAの二層構造になっているので、強度と履き心地を両立した設計になっています。
Sから3Lの5サイズ展開に加え、各ストラップが調整できるマルチアジャスト機構も装備し、フィット感も向上しています。
【アディダス】
CYPREX ULTRA SANDAL DLX(EPF47)
ハイキングなどでの使用も想定した、本格派のアウトドアサンダルです。
厚みを抑えた柔軟性が高いソールは路面への追従性がよく、濡れた路面へのグリップ力を重視した設計になっています。
バックルを装備したテキスタイルのストラップを採用しているので、濡れた足でも脱ぎ履きしやすいのもおすすめポイントです。
【ハイテック】
カワズフレックスII
ハイテックは近年注目のシューズメーカーで、低価格ながら機能性やデザインに満足度の高い製品を生み出しています。
アウトソールは歩きやすさと防滑性を重視した設計になっていて、立体縫製で足にフィットするエラスティックバンドで着用感も良好です。
デザインやサイズラインナップ的にも、女性も着用しやすい一品です。
【クロックス】
オフロード スポーツ クロッグ
一世風靡したクロックスの定番モデルの雰囲気はそのままに、アウトドア向けにブラッシュアップしたモデルです。
特徴的なのがソールで、通常モデルよりも厚手になっており、ラグソール風の設計で路面への食い付きも向上しています。
また、調節可能なストラップを採用しているので、フィット感も向上しています。
【ダンロップリファインド】
スポーツサンダル(DSM401)
お手頃価格ながらソールの作りにこだわり、エアクッションを採用したスポーツサンダルです。
磯は多かれ少なかれ凹凸があるので、エアクッションを搭載していれば、長時間の着用でも疲れにくいメリットがあります。
もちろん平地での履き心地も折り紙付きなので、サンダルのまま近所の磯場まで歩いていくような用途にもちょうどいいでしょう。
まとめ
サンダルは水遊びに扱いやすいシューズですが、磯の環境を考えて、適したものを選ばなければいけません。
紹介したようなポイントを抑えてサンダルを選び、磯遊びを快適で安全に楽しんでくださいね。
磯遊び用サンダルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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