タイラバは等速巻きするだけで高級魚真鯛を中心に様々な魚種を狙えるのが魅力です。
ジギングのように体力も必要なく難しい釣りではありませんから、初めてオフショアの釣りにチャレンジする方におすすめです。
そこで今回は初めての1本におすすめのタカミヤが販売しているタイラバロッドをご紹介させて頂きます。
特徴や評価だけでなく価格別に分けておすすめ商品をまとめましたのでロッド選びの参考にして頂ければ幸いです。
- 釣り歴20年
- 釣り大会の出場経験あり
静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。
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目次
タカミヤとは
タカミヤは昭和24年に先代の社長である髙宮義諦さんが創業した釣り具メーカーです。
当時は髙宮諦商店の名前で小売り販売を行い地域のお客様に釣り具を提供していました。
昭和27年には卸売り販売を開始し昭和49年にスーパーダイエーとタッグを組む事で一気に名を広げたのです。
皆さんおなじみの釣り具店「ポイント」1号店を開店したのもこの時期です。
平成4年には社名を株式会社高宮諦商店から株式会社タカミヤに変更して海外進出も積極的に行っています。
現在ではIT化や物流の見直しも行いながら卸売り販売メーカーと直営の販売店を持つスタイルで運営を続けています。
販売している商品全てがコストパフォーマンスに優れており、安価で良い商品を販売しているというイメージが定着しました。
タカミヤ製タイラバロッドの特徴や評価
3つのシリーズがラインナップされていますが、全てが定価1万円以下とコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
真鯛のアタリを弾かない柔軟なティップを搭載しており、ショートバイトを掛けとる釣りが楽しめます。
また、頑丈でパワーがあるので大鯛や外道の青物を掛けても主導権を渡しません。
使用している方は価格が安い割に実釣的で使いやすい、初心者だけでなく上級者のセカンドロッドとしても使えると評価しています。
実際にタカミヤ製タイラバロッドを購入した方の声をTwitterから集めてみました。
タカミヤのタイラバロッドの価格幅
初心者向けの安いエントリーシリーズ
- H.B concept ライトステップII タイラバ
- ファルケン R パンディオン
- REAL METHOD タイラバ−GRII
タカミヤ製のタイラバロッドは3シリーズ全てが1万円以下で購入出来、初心者をターゲットにしています。
H.B concept ライトステップII タイラバ以外はソリッドテイップ、チューブラーティップに別けて作られています。
価格は安いのですがタイラバロッドに求められる性能を有しており、無理な軽量化を行っていないので丈夫です。
コスパが良いミドルクラスシリーズ
タカミヤは効率化、省力化を徹底し、更に卸売り販売の強みを生かしてリーズナブルな価格のロッドを提供しています。
その為、価格帯で判断すればミドルクラスのシリーズはラインナップされていない事になります。
性能で判断しても軽さと快適性も追求したロッドは存在せず最低限の実釣性能だけを求めた商品だけを販売しているのです。
最高峰のハイエンドシリーズ
オールマイティさよりも専門性を高めた上級者向けのロッドはラインナップに存在しません。
購入層が限られるハイエンドモデルを製造するより、薄利多売を目的としたビジネスの方が利益は出ると考えているからです。
また、卸売り販売を得意としており、他社メーカーのハイエンドモデルを系列の販売店で売る事も出来るからです。
タカミヤのタイラバロッド全解説&おすすめ
H.B concept ライトステップII タイラバ
メーカー価格5,400円
タカミヤが販売しているタイラバロッドの中で最も価格が安く初心者でも扱いやすいのが特徴です。
乗せ調子のティップは真鯛がバイトしても違和感を与えないのでアタリが長続きし掛けとる様にフッキングします。
ティップの先端が白くカラーリングされているので、手では感じられないアタリを目で追う事も出来ます。
番手一覧
- 195M
- 195MH
- 195H
おすすめモデル
195M
80g以下の比較的軽いタイラバを使用したシャローエリアの釣りに最適なロッドです。
ティップが柔らかいので軽量なタイラバを使用してもボトムタッチの感触を見逃しません。
195H
100~120gのタイラバが操作しやすい設計を施しており、シャロ―エリアの急流を制する事が出来ます。
Hパワーですが柔軟性が高いので、魚を掛けるとロッド全体に負荷をかけてラインブレイクが防げます。
ファルケン R パンディオン
メーカー価格7,980円
タメが効く粘りの強いブランクを使用して作られており、細いラインで大鯛を掛けてもじっくり浮かせる事が出来ます。
ガイドリングはアルコナイトを使用しているので滑りが良く、ラインへのダメージもありません。
感度の高さと食い込みの良さをバランスよく融合しているので、どのようなシーンに持ち込んでも活躍するロッドです。
番手一覧
- 68M-T
- 68MH-T
- 68MH-S
おすすめモデル
68M-T
感度の高いチューブラーティップを搭載しており、違和感の中からアタリを区別して感じ取る事が出来ます。
トルクの有る仕上がりになっており、初心者が使ってもタメを効かせて安全にランディングへ持ち込めます。
68MH-S
ディープエリアの攻略に欠かせない150gまでのタイラバを操作出来るロッドです。
食い込みの良いソリッドテイップを搭載しているのでバイトを弾く事がありません。
REAL METHOD タイラバ−GRII
メーカー価格9,800円
タカミヤが販売するタイラバロッドの中で最も価格が高いのはこのシリーズです。
丈夫さと感度の高さを追求しており、ブランクスにはオリジナルの3層カーボンが使用されています。
ティップからベリーまで柔軟性を持たせてあるのでどのような速度で巻き上げてもタイラバが跳ねません。
真鯛特有の首振りによる衝撃もロッドが吸収してくれるのでバラシが軽減出来ます。
番手一覧
- 68M-T
- 68MH-T
- 68H-T
- 68M-S
- 68MH-S
おすすめモデル
68H-T
100mを超えるディープエリアや潮の流れが速い場所の攻略におすすめのパワーモデルです。
感度に優れたチューブラーティップを搭載しているので深い場所でもボトムタッチの感触を見逃しません。
68M-S
等速巻きがしやすく、ソリッドテイップの柔軟性を生かして前アタリから本アタリへ持ち込めます。
タイラバに求められる実釣性能が高いので、上級者のセカンドロッドとしても活躍します。
まとめ
タカミヤのタイラバロッドは全てが1万円以下と有名ブランドより安い価格で販売されています。
無理な軽量化を行っていないので丈夫で、初心者が使用しても破損し難いメリットも持っています。
どのシリーズもクセが無く非常に使いやすいので、コストパフォーマンスに優れたロッドをお探しの方におすすめのブランドです。
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