ショアジギングと言えば主なターゲットは青物や根魚ですが、真鯛を狙う事も出来ます。
ショア真鯛と呼ばれており、YouTubeなどの釣り動画でも目にする機会が増えてきました。
しかし、メタルジグの特性を上手く使って攻めなければ釣果が得られない難しい釣りでもあります。
そこで今回はショア真鯛でメタルジグを使うメリット・デメリット、選び方をまとめました。
乗っ込みの時期に大型を狙えるおすすめの商品もご紹介させて頂きますので参考にして頂ければ幸いです。
- 釣り歴20年
- 釣り大会の出場経験あり
静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。
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ショア真鯛でメタルジグを使うメリット・デメリット
メリット
飛距離を生かして広範囲が探れる
メタルジグを使用する一番のメリットは飛距離を生かして広範囲を探れる事です。
特に風の強い日はこのメリットを感じやすく、プラグでは届かない場所も攻略出来ます。
真鯛は黒鯛のように浅い場所へ入ってくる事が少ないので、飛距離の出るルアーは大きな武器になるのです。
また、重量があるので他のルアーに比べてフォール速度が速く、遠投して広範囲を探っても手返し良い釣りが楽しめます。
ボトムから中層が攻略出来る
真鯛は青物と違って表層やトップに出にくい魚ですから、ボトムから中層を攻略する事が貴重なワンバイトを貰う鍵となります。
メタルジグを使えばボトムタッチの感触が掴みやすく、正確に底取りしながら中層までのレンジを攻め切る釣りが展開出来ます。
ただ巻きで使用してもルアーが浮き上がり難く、ボトム付近だけを丁寧に探る事も可能です。
縦の誘いが出来る
真鯛はフォールアクションに惹きつけられる性質を持っているので、縦の釣りも出来るメタルジグの特性が生かされます。
ジグの種類を変えればフォール速度を調整しながら反応に合わせて探る事も出来ます。
青物と違って根回りなどにステイしている事も多いので、線ではなく点で攻められる特徴は大きなメリットになるのです。
デメリット
根掛りしやすい
メタルジグは一旦、ボトムまで沈めてからしゃくり上げるのが基本ですから、岩礁地帯では根掛りが増えます。
特に潮の流れの速い場所ではすぐに巻き上げないと流されて根掛りを多発してしまう事があるのです。
しっかりカウントダウンしてボトム到達までの時間を把握しておけば、素早く巻き上げ動作に入れるので根掛りを軽減出来ます。
体力を使う
ショア真鯛は潮通しが良く水深のある場所を狙うのでジグ操作に体力を使う釣りです。
特にディープエリアの攻略で60g以上のジグを使う場合は大きなデメリットに感じます。
負荷が掛かると綺麗に曲がって反発力でジグを持ち上げられるパワー重視のロッドを使って腕の負担を軽減して下さい。
また、釣れる時間帯やベイトの動きを意識して集中的に釣りをする事もおすすめの解消法です。
専用ロッドが必要になる
ショア真鯛は硬めのシーバスロッドで楽しむ事も出来ますが、重いジグを使用する機会も多いので専用ロッドをおすすめします。
ショアジギングに特化したロッドはグリップが長く、しっかり脇に挟み込んでジャーク出来るので疲れにくくなります。
1年通して楽しむ方は関係ありませんが、年に数回しかショア真鯛をやらない人にとっては大きなデメリットになるのです。
ショア真鯛メタルジグの選び方
重量
基本的に20~40gのジグを使用しますが、潮の流れが速い場所では60g以上のジグを使用する事も珍しくありません。
40gを基軸に10g単位で重量の違うジグを準備しておけば、状況に合わせて使い分ける事が出来ます。
また、渡船を使って沖堤からディープエリアを攻略する場合は100g以上のジグが使いやすいです。
ただし、イカナゴパターの時だけは5~14gの軽いジグが活躍するので軽いジグも1つは揃えておいて下さい。
カラー
カラーは真鯛が好むと言われているピンクやブルー、そしてゴールドの3種をおすすめします。
特にイワシがベイトの場合はフラッシング効果の高いブルー系が活躍します。
マヅメ時や潮が濁った状況ではグロー系も活躍するので1つは持っていたいカラーです。
3色ほど異なったカラーを用意しておくのがベストでローテーションさせながら真鯛の反応を探れます。
ジグの特性
木の葉が舞うようにゆっくりフォールして真鯛にしっかりジグの存在をアピール出来るものを選んで下さい。
また、ジャークを入れても移動距離が短く横に飛び過ぎないジグがおすすめです。
バランスに関しては遠投性を重視する場合、飛行姿勢が安定しているリアバランスをおすすめします。
操作性を重視してリアクションバイトを誘う時はフロントバランスのジグが活躍します。
オールマイティさを求める場合はバランスの良いセンター重心のジグを選択して下さい。
迷った時はショアスロー用のジグを購入すれば活性の低い真鯛も含めてアプロ―チ出来ます。
ショア真鯛メタルジグおすすめ8選
【ダイワ】
サムライジグR 40g
風の抵抗が少ないスリムな形状をしており、向かい風や横風の中でも安定した飛距離を稼ぐ事が出来るジグです。
スローピッチで使用しても応答性が高く、水切りも良いのでロッドの反発力だけでしゃくり上げる事が出来ます。
フロントフックにはティンセルが標準装備されており、イワシなどを捕食している真鯛に有効です。
【シマノ】
コルトスナイパー ワンダーフォール 40g
ショアスロー用に開発されたジグで、高速バイブレーションフォールにより強いフラッシング効果を発揮します。
ひらひらと木の葉が舞うようにフォールしていくので、真鯛にじっくりジグを見せつけるスローな釣りが展開出来ます。
また、重量の割にコンパクトで引き抵抗も少なく、休まずにキャストしても疲れを感じません。
【オーナー】
撃投ジグ ウルトラスロー 60g
ショアスローでボトムを攻略する事に特化しており、ウルトラスローのフォール速度で真鯛を惹きつけます。
激しいジャークをしてもブレーキがかかる形状になっているので、必要以上に飛び跳ねる事がありません。
レンジキープ力も高く、しっかりボトム付近にステイしてくれるので、底に張り付く真鯛の攻略におすすめします。
【メジャークラフト】
ジグパラ スロー 40g
塗装がしっかりコーティングされているので何度ボトムタッチしても美しいカラーを保つ事が出来ます。
引き抵抗は少ないのですが、しっかり水を押して強いアピールをしてくれるので活性の高い真鯛の攻略におすすめです。
ただ巻きではウォブリングアクションを発生するので、ボトム付近を横の釣りで丁寧に攻められます。
【ゼスタ】
アフターバーナーミニ 12g
小サバやイワシ、イカナゴなど小さいベイトを偏食している真鯛の攻略には欠かせないメタルジグです。
底から2mのレンジをカーブフォールでスローに誘う釣りが出来るのでボトムの攻略にもおすすめです。
ただ巻きで使用すると細かいウォブリングを発生し、フォールではナチュラルな平打ちで真鯛を魅了します。
【アブガルシア】
ショアスキッドジグ40g
左右にスライドしながらゆっくりフォールしていくので、表層からボトムまで時間をかけて誘いが掛けられるメタルジグです。
ジャークさせると不規則な横方向へのスライドを抑えてくれるので、警戒心の強い真鯛も気にせずチェイスしてきます。
リアバランスのジグではありませんが空気抵抗が少ないので向かい風の中でも飛距離が落ちません。
【ハヤブサ】
ジャックアイ クネクネ 60g
テールにネクタイを装着しておりクネクネとリアルな動きで真鯛の捕食本能を刺激します。
ただ巻きするだけで生き物のように艶めかしいアクションを発生するので初心者でも使いやすいメタルジグです。
ボディーを激しく左右に振るアクションはジグ単体では再現出来ないので周りと違ったアピールをしたい時にもおすすめです。
【デュオ】
Drag Metal Cast Slim 40g
引き抵抗の少ないセンターバランスのメタルジグで、ただ巻きでもしっかりアクションを発生します。
フォールさせると平打ちしながらフラッシング効果を発揮し、一瞬の食わせの間をタイミング良く演出してくれるのが特徴です。
貫通性が良く強度の高いフックを標準装備しているので、大型真鯛を掛けても安心してファイト出来ます。
まとめ
メタルジグは広範囲を探る事も出来ますし、縦の誘いも得意なので真鯛の捕食本能を刺激しやすいルアーです。
難易度が高いと言われるショア真鯛の攻略には欠かせないルアーですから必ず一つは必要となります。
春の乗っ込みシーズンは大型固体も接岸するので、真鯛特有の豪快なファイトをお楽しみ下さい。
ショア真鯛 メタルジグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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