ショアジギングは様々なジャークテクニックを駆使して魚にアプローチ出来ます。
しかし、魚の活性や反応は潮流や濁り、水温など様々な要因で変化するので、いつでもメタルジグがベストなルアーとは言えません。
状況に合わせてメタルジグ以外のルアーもキャストして反応を探れば釣果UPが期待出来ます。
そこで今回は、幅広いルアーが使用出来る万能ライトショアジギングロッドをご紹介させて頂きます。
メリット・デメリット、選び方やおすすめ商品をまとめましたので参考にして頂ければ幸いです。
- 釣り歴20年
- 釣り大会の出場経験あり
静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。
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目次
- 1 万能ライトショアジギングロッドを使うメリット・デメリット
- 2 万能ライトショアジギングロッドの選び方
- 3 万能ライトショアジギングロッドおすすめ10選
- 3.1 【ダイワ】ショアジギング X（96M）
- 3.2 【ダイワ】オーバーゼア（97M）
- 3.3 【シマノ】コルトスナイパーBB（S96ML）
- 3.4 【シマノ】コルトスナイパー XR（S96ML）
- 3.5 【アブガルシア】ソルティステージ プロトタイプ ショアジギング（XSJS-962MH60）
- 3.6 【ジャクソン】サーフトライブ（STSLS-9062L+）
- 3.7 【ヤマガブランクス】ブルースナイパー（96ML）
- 3.8 【アピア】GRANDAGE STD. （90M）
- 3.9 【メジャークラフト】ファーストキャストショアジギング（FCS-962LSJ）
- 3.10 【パームス】ショアガンエボルブ（SFSGS-96ML）
- 4 まとめ
万能ライトショアジギングロッドを使うメリット・デメリット
メリット
経済的な釣りが楽しめる
ロッドは安価な商品も沢山販売されていますが、腕が上がってくると必ず高価なロッドを手にしたくなります。
様々な釣りを楽しむ方はジャンルごとに揃えていくと大きな出費に繋がるのです。
また、年に数回しかやらない釣りもあるので、その度にロッドを購入するのは経済的とは言えません。
万能ライトショアジギングロッドを1本持っていれば、いくつかの釣りをまとめられるので節約に繋がります。
アプローチの幅が広がる
日によってはどのようなアプローチを掛けても全くメタルジグに反応を見せない事があります。
ミノーやワームだけにしか反応しない日もあるので、メタルジグの操作性に特化したロッドは時に不便さを感じる事があるのです。
しかし、万能ライトショアジギングロッドを持っていれば、状況に合わせてルアーチェンジ出来るので貴重なワンバイトが拾えます。
ショアジギング以外の釣りにも使用出来る
ショアジギングは様々な魚種が狙えるので、釣りにくい時期はあってもオフシーズンはありません。
しかし、時期によってはサーフアジングのような別のジャンルや餌釣りを選択した方が確実に釣果を手にする事が出来ます。
万能ライトショアジギングロッドは無理の効く丈夫さを持っているので、いろいろな釣りに流用出来るメリットを持っています。
デメリット
ジグを思い通りに操作出来ない事がある
汎用性の高さの裏には専門性の低さというデメリットが存在しているので、使用するジグによっては使い難さを感じる事があります。
万能ライトショアジギングロッドは硬さと柔らかさを兼ね備えているので、ジグをハイピッチで操作する派手なアクションが苦手です。
特に引き抵抗の強いジグはこのデメリットを感じやすいので気を付けて下さい。
太軸フックが使いにくい
ライトショアジギングでは大型の青物が狙えるので太軸フックを使用する頻度が高いです。
ジギングに特化したロッドはパワーがあるのでアワセを入れれば太軸フックも簡単に貫通します。
しかし、汎用性を重視したライトショアジギングロッドは柔らかさを持っているので太軸フックの刺さりが甘くなります。
その為、バラシが多くなるので細軸フックでドラグを生かしてファイトして下さい。
繊細な釣りまではカバー出来ない
ライトショアジギングロッドは40g程のジグ操作に特化した商品が多いので繊細さよりもパワー重視で作られています。
アジングやシーバスのバチパターンのように繊細さを求める釣りに持ち込むとショートバイトを見逃します。
10g以下のルアーをキャストすると飛距離も出ませんしライントラブルも多発するので使えません。
万能ライトショアジギングロッドの選び方
長さ
ライトショアジギングロッドは飛距離を優先する為にロングロッドが多く販売されています。
しかし、汎用性を持たせて万能ロッドとして使用する場合は9～9.6fまでのロッドを選んで下さい。
操作性が高いので、ミノーにアクションを加えたりライン操作でドリフトさせたり出来ます。
ちょい投げからサビキ釣りまで、餌釣りで使用しても使い勝手の良さが感じられます。
パワー
ブランクスにハリのあるロッドはパワーがあるので引き抵抗の強いジグも軽快に操作出来ます。
しかし、万能に使いこなす事を考えると適度な柔軟性を持っている方が扱いやすいです。
硬さとしてはL～Mクラスが最適でジグより軽いルアーをキャストしても反発力を生かして遠投出来ます。
細いラインで大物を掛けてもしっかりロッドを曲げてファイト出来るのでラインブレイクも防げます。
ティップの硬さ
ショアジギングロッドはライトクラスに限らずティップはハリがあり硬いものを搭載しています。
ミノーやシンペンなどより重いジグをレスポンス良く操作する為に硬いティップを搭載しているのです。
しかし、硬いティップはショートバイトを弾く原因にもなりますから、出来るだけ柔らかいものを選んで下さい。
細身のブランクスを使用したロッドを選択すればティップの径が細くなるので他の釣りで使っても硬さを感じません。
万能ライトショアジギングロッドおすすめ10選
【ダイワ】
ショアジギング X（96M）
エントリーモデルのロッドですが、軽いのでキャストのタイミングが掴みやすくジグ以外のルアーも遠投出来ます。
操作性が高いのでミノーを使った釣りに適しており、サーフのフラットフィッシュゲームにも最適です。
また、60gまでのルアーがキャスト出来るので、ビッグベイトを使ったシーバス釣りやちょい投げの餌釣りにも使えます。
【ダイワ】
オーバーゼア（97M）
10gのルアーからキャスト出来るので、ミノーやシンペンのキャストにも最適です。
パワーよりも操作性を重視しているので、ジギングロッド特有の硬さを感じず軽快なアクションを付ける事が出来ます。
ジグのMAXウェイトが50gとなっており非常に頑丈ですから、タチウオのテンヤ釣りからウキ釣りまでカバー可能なロッドです。
【シマノ】
コルトスナイパーBB（S96ML）
4kgまでの小型青物をターゲットにしたロッドで、操作性を重視した設計になっているのでミノーの釣りも楽しめます。
ねじれが少なく、キャスト後にロッドのブレがすぐに収まるのでコントロール性も高いです。
橋脚や常夜灯の明暗部を撃ち抜くシーバス釣りやさらしを狙う磯からのヒラスズキ釣りにも使えます。
【シマノ】
コルトスナイパー XR（S96ML）
軽量設計と10fを切るレングスで操作性を高めたライトショアジギングロッドです。
リールシートには緩み防止のロックナットが付属しており、派手なアクションを繰り返してもリールのガタ付きが起きません。
ミノーやシンペンの操作性も高いので、サーフの釣りやシーバス釣りにも使えます。
また、遠投性能も高いのでフロートを使ったサーフアジングにもおすすめです。
【アブガルシア】
ソルティステージ プロトタイプ ショアジギング（XSJS-962MH60）
MHのロッドですが、レギュラーテーパーのブランクスを使用しており操作性の高いロッドです。
ミノーやペンシルだけでなくトップウォータープラグまで使いこなせる汎用性を持っています。
また、バットパワーが強いので、真鯛のミノーイングからタマンのような大物狙いのぶっ込み釣りまでカバー出来るロッドです。
【ジャクソン】
サーフトライブ（STSLS-9062L+）
MAXジグウェイトが30gと比較的軽いジグの操作に特化したLアクションのロッドです。
ジギングロッドとは思えない繊細さを持っており、プラグだけでなくジグヘッド＋ワームの釣りまでカバー出来ます。
10g以下のルアーもストレス無くキャスト出来るので、シーバスのバチパターン攻略にもおすすめです。
また、高い感度も有しており、ボトムノックを繰り返すチニングロッドの代用に使用出来ます。
【ヤマガブランクス】
ブルースナイパー（96ML）
40g前後のジグだけでなく、10～14cmのミノーまで操作出来る汎用性の高さを持ったロッドです。
サーフゲームとの相性が良いので、青物を狙いながらヒラメやマゴチもターゲットにする事が出来ます。
軽量で細身のブランクスを使用していますが、バットパワーが強いので座布団ヒラメを掛けてもスムーズに寄せられます。
【アピア】
GRANDAGE STD. （90M）
汎用性を追求して作られたロッドで、リリースポイントが広いので初心者でも飛距離が稼げます。
中弾性のブランクスを使用しているので粘りが有り、大物を掛けてもタメを効かせてファイトを楽しむ事が出来ます。
操作性が高いので、ミノーを使ってトゥイッチやダートアクションを多用しデイのシーバスゲームを制する事も可能です。
【メジャークラフト】
ファーストキャストショアジギング（FCS-962LSJ）
中弾性カーボンをブランクスに使用しており、ジギングロッド特有の硬さを感じさせません。
粘りと反発力を生かしたキャストが出来るので、スピンテールジグやバイブレーションの釣りに流用出来ます。
ちょい投げやサビキ釣りにも使えるので、ファミリーフィッシングも視野に入れたロッドをお探しの方にもおすすめです。
【パームス】
ショアガンエボルブ（SFSGS-96ML）
10～30gのジグをキャストしながら12cmミノーや鉄板バイブも使用出来るロッドです。
ジギングロッドとしては柔らかい部類に入り、フロートアジングで使用しても口切れを起こしません。
また、軽さと粘りも持っており、シーバス釣りにも使える汎用性の高さを持っています。
他にも、軽さを生かしてエギングに使用すれば感度の高さを生かした釣りを楽しむ事も出来ます。
まとめ
万能ライトショアジギングロッドを1本持っていれば、他のルアー釣りや餌釣りまで幅広く使用する事が出来ます。
繊細さは無いものの頑丈に作られているので、少々無理をしてもロッドが破損する事はありません。
ジャンルに縛られず様々な釣りにチャレンジする方の強い味方になるはずです。
万能ライトショアジギングロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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