今回の記事では、釣りで使用するマウンテンパーカーについて特集します。
自然相手の遊びは、天候や気温の変化がつきものです。
いかに快適に過ごせるかは、服であったり使用するアウトドアギアにかかっています。
メーカー各社、本格的なアウトドア仕様からタウンユースまでこなす万能タイプまで幅広くリリースしています。
数多く存在するマウンテンパーカーの中から、特に釣りに特化したモデルを厳選して紹介していきます。
また、どんな特徴のものを選べば良いかもしっかりと解説していきます。
- 釣り歴24年
- 海外遠征経験あり
愛知県在住。普段はブラックバスや雷魚、シーバス、ロックフィッシュなどのルアー釣りがメインです。国内外を週末弾丸遠征で釣り歩くスタイル。石垣島、タイ、マレーシアでの釣りが大好きです。今後の目標は、日本三大怪魚制覇やカヤックでGTを釣る事、アマゾン・ボルネオ・パプアニューギニア・パリ遠征など、夢が尽きません。
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目次
- 1 釣り用マウンテンパーカーの選び方
- 2 釣り用マウンテンパーカーおすすめ10選
- 2.1 【mont-bell】レインハイカージャケット メンズ（1128600）
- 2.2 【Columbia】スチュアートトレイルジャケット メンズ （PM0760）
- 2.3 【patagonia】マウンテンパーカー ジャケット Ms Isthmus 3-in-1 Jkt（20710）
- 2.4 【ARC’TERYX】BETA JACKET
- 2.5 【THE NORTH FACE】ドットショットジャケット メンズ （NP61930）
- 2.6 【SHIMANO】DSエクスプローラーウォームジャケット （RB-04JS）
- 2.7 【DAIWA】ポーラテック ネオシェル ハイブリッドレインジャケット （DR-2021J）
- 2.8 【THE NORTH FACE】マウンテンライトジャケット（NP11834）
- 2.9 【Mammut】 クレーター ハードシェル フーデッド ジャケット アジアンフィット メンズ（1010-28430）
- 2.10 【DAIWA】ゴアテックスインフィニアム（DJ-1821 ）
- 3 まとめ
釣り用マウンテンパーカーの選び方
耐水性（防水性）
まず、最も重要視したいポイントは耐水性です。
おかっぱり、ボート釣り共に水辺で遊ぶ以上、水を被る可能性が非常に高く普通の服では乾きにくく不快です。
また、急な天候変化により雨に振られる可能性もあります。
そんな時に、フードを被るだけでカッパ代わりにもなるため耐水性は必須条件であると言えます。
各メーカー表記の単位として一般的に『mm』が使用されており、例として『耐水圧10000mm』のように表記されています。
数字が大きいほど耐水性が高くなりますので、ここをチェックしましょう。
耐水圧10000mmで小雨程度なら余裕で、20000mmを超すモデルであれば大雨にも耐えれます。
それ以上の過酷な状況下であれば、もっと大きな数値のモデルを選べばOKです。
透湿性
耐水性の次に重要視して欲しいポイントは透湿性です。
透湿性とは、蒸気状態の水分を生地の外に逃がす役割のことです。
耐水性ばかり高く、透湿性がないと外からの水は通しませんが、その代わり体温による熱や汗を外に逃がすことができず蒸れてしまい暑くて着ていられません。
耐水性が高く外から水を通さず、透湿性を兼ねそろえて中の蒸気を逃がしてくれるアイテムがアウトドア、特に釣りには最適と言えます。
リーズナブルなナイロン生地でも近年では透湿性に優れたモデルは多く存在しており、コスパもいいです。
最も耐水性、透湿性に優れた素材として『ゴアテックス』がありハイエンドモデルの多くがゴアテックス製で作られています。
撥水性
耐水性とは別で、撥水性も重要です。
撥水とは水を弾いて落とす力であり、水そのモノを通さない耐水（防水）とは意味合いが少し異なります。
いくら耐水性が高かったとしても、撥水性が無いと生地に少しずつ水を含み重くなってきます。
また、気温が低い場合は吸った水が体温を奪い着ている割に寒いなんてトラブルにも発展します。
以前、雪山で撥水性の低いパーカーを着用していたところ、外部からの水滴を含んだパーカーの袖とフードが凍ってしまい非常に寒い思いをした経験もあります。
ほとんどのアイテムに標準装備されている性能ですが、アウトドアで酷使していくと、どんなにハイエンドモデルであっても撥水力をキープすることは不可能です。
撥水スプレー等でメンテンスして維持していく方法もあります。
耐久性
ここで取り上げる耐久性とは水に対することではなく、物に対する擦れ（耐摩擦）や穴の空きにくさを言います。
釣りは自然の中に身を置く遊びです。
そのため、草木を掻き分けて藪こぎしたり、険しい岩場を進んだりと常に過酷な状況下にあります。
藪こぎや岩場の釣行で、簡単にダメージを受けるような素材ではすぐに傷んでしまうため釣りには不向きです。
魚のヒレやフックで穴を開けてしまう場合も考えられます。
また、釣りで使用する場合は常に紫外線にさらされるので、太陽光による色ハゲや劣化にも強い必要があります。
穴が空いた部分から浸水したりと、不具合が多発するため、ある程度の強度を備えた生地のモデルを選ぶことが重要です。
収納力
釣り用マウンテンパーカーにとって、収納力があると非常に便利です。
オカッパリ釣行で、荷物が手持ちのカバンに全て入り切らない場合があります。
大きめのポケットや、チャック付きのポケットはカバンに入り切らない小物や貴重品の収納に役立ちます。
カバンを持ち歩けない状況であっても、ポケットに全て収納できるのであれば解決することができます。
また筆者が特に感じているメリットは、カバンに防水性能が無い場合、ケータイやカメラを耐水性の高いポケットに収納することで守ることが可能です。
内ポケットを備えたモデルも多数あり、貴重品を肌身離さず管理できる安心感は遊びに集中するために重要なポイントです。
デザイン
各メーカー、タウンユースから本格アウトドアまで幅広く使用できるコンセプトのアイテムが数多くリリースされています。
一昔前は言ってしまえばダサいモデルが多く、アウトドアウェアでオシャレを楽しむという概念は無かったと言えます。
しかし近年ではスポーツメーカーや、アパレルメーカーのアウトドア参入によりタウンユースとの境界線が無くなりつつあります。
釣りメーカー、アウトドアメーカー各社がそれを機にデザイン強化を図った結果、現状のラインナップを実現しています。
マウンテンパーカーが一着あれば釣行時も、釣りの格好のまま着替える必要なく買い物にいけたり、どこにでも行けるため非常に便利です。
釣り用マウンテンパーカーおすすめ10選
【mont-bell】
レインハイカージャケット メンズ（1128600）
モンベルの登山用レインウェアです。
耐水圧20000mm以上、透湿性8，000g／m2／24hrsにより高い耐水性と蒸れ防止を両立しています。
細身のスタイリッシュな仕上がりで、ジッパー付きの大型ポケットも2個備え収納力もあります。
まさに釣りとタウンユースの両立をこなすコスパ最強モデルです。
【Columbia】
スチュアートトレイルジャケット メンズ （PM0760）
こちらも釣りからタウンユースまで、幅広く使えるコロンビアのレインウェアです。
コロンビア独自の防水透湿素材である、オムニテックのフルシームを採用しています。
全ての縫い目からの水の浸入を防ぐ加工により、高い防水性を誇ります。
また、ファスナーとポケットは撥水や雨返しを備えており、内部に浸水しにくい仕組みです。
【patagonia】
マウンテンパーカー ジャケット Ms Isthmus 3-in-1 Jkt（20710）
高い機能性とデザイン性を兼ね揃えた、パタゴニアのマウンテンパーカーです。
ハイエンドモデルで非常に高価ですが、性能と耐久性はアウトドアブランド界でもナンバーワンと言えます。
こちらは高い防寒性もあり、寒冷地や真冬の使用をおすすめします。
ポケットも多く収納も高く釣りにも最適です。
ライナーは取り外しが可能で、幅広い状況に対応できます。
【ARC’TERYX】
BETA JACKET
アークテリクスと言えばコレ、と言える代表作です。
代名詞とも言えるアークテリクス独自の細身のシルエットとデザインで、タウンユースはもちろんフォーマルにも対応できます。
耐久性はもちろんですが、防水性、防風性、通気性の全てを最高レベルで兼ね揃えているGORE-TEXを採用しています。
こちらもハイエンドモデルで高価ですが、間違いない一品です。
【THE NORTH FACE】
ドットショットジャケット メンズ （NP61930）
マウンテンパーカー定番のノースフェイスです。
ノースフェイスは高額アイテムが多いですが、こちらはお手頃価格で耐久性もしっかりしておりコスパ最強です。
非常に軽い着心地でありながら、冷気をしっかりと遮断しながら、高い防水透湿性も確保しています。
オールシーズン使用可能ですが、春〜秋にレインウェア寄りの使い方が最適です。
【SHIMANO】
DSエクスプローラーウォームジャケット （RB-04JS）
SHIMANOが釣り用に開発した防寒防水ウェアです。
防水透湿性を備えたドライシールドを採用し、キャストやアクションが加えやすいよう考慮された立体裁断になっています。
衣服内温度を保つ蓄熱裏地を採用し、寒冷地や真冬の釣行も安心です。
滑りやすい表面材質で動きやすさを追求し、ポケットは止水ファスナーを採用しています。
【DAIWA】
ポーラテック ネオシェル ハイブリッドレインジャケット （DR-2021J）
軽量性、柔軟性、耐水性、透湿性を兼ね備えたDAIWA独自のポーラテック素材を採用しています。
GORE-TEX同様、通気性を良くすることで過酷な環境下でもドライ感を維持します。
キャストしやすいよう立体感をもたせた腕周りで、さらにフードのバタつきを軽減するためにフィット感をアップし、釣りの動きに特化したモデルになっています。
各ポケットには止水ファスナーを採用し、中身も安心です。
【THE NORTH FACE】
マウンテンライトジャケット（NP11834）
GORE-TEX2層構造を採用した、ノースフェイスの防水ジャケットです。
耐水性、透湿性、保温性などの基本的な性能はもちろんトップクラスですが最もおすすめなポイントは非常に高い耐久性です。
70デニールナイロンを採用し、草木や岩場に擦った程度ではビクともしません。
安心して長期間愛用することができます。
【Mammut】
クレーター ハードシェル フーデッド ジャケット アジアンフィット メンズ（1010-28430）
防水性のGORE-TEXが採用されているマーモットのマウンテンパーカーです。
ヘルメット対応フード、通気性を確保するジッパー、サイドポケットなど、様々な機能を備えています。
デザインも近代的で優れており、タウンユースにもちろん使用できます。
耐水性、通気性、 耐久性全てに優れており、耐水圧28000mm で大雨でも安心です。
【DAIWA】
ゴアテックスインフィニアム（DJ-1821 ）
通気性と撥水性を兼ね備えたGORE-TEX素材を採用したDAIWAのウェアです。
冷気の侵入を防ぐぴったりとした構造ですが、フルキャストやアクションに困らない腕周りの立体構造により、ストレスのない動きやすいシルエットになっています。
小物の収納に便利なファスナー付きポケットを採用しており安心です。
中綿の素材が余分な熱を溜め込むことなく、ほどよい温度と快適性をキープし続けます。
まとめ
しっかりと釣りに使用できる本格的な性能を持ちながらも、普段のタウンユースに使用できるモデルばかりを紹介してきました。
釣りにおいては快適にその日を過ごせることが釣果に直結します。
是非参考にしていただけたらと思います。
釣り用マウンテンパーカーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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