ウキ釣りをする時の浮力調整で使用するガン玉にはウキ釣りをする上で大切な役割があります。
浮力の調整が間違っていると、本命のいるタナに仕掛けがうまく入っていかなかったり、届くまでに餌取りに餌を食べられることがあります。
ガン玉にはいくつかの種類があり、今回はゴム張りガン玉について解説し、おすすめのゴム張りガン玉を8つ紹介します。
新製品や人気製品をどこよりも安く販売中!
少量入荷のため売り切れ注意!
- クレジットカード決済
- Amazon Pay
- コンビニ払い
ゴム張りガン玉とは
ゴム張りガン玉とは、一般的なガン玉とはちがい鉛の切れ込み内や全体にラバー加工されているガン玉でフカセ釣りでのグレ釣りやチヌ釣り、その他のウキ釣りにも使用されます。
ラバー加工されているため、普通のガン玉よりお値段はしますが、その分機能性に優れており、多くの釣り愛好家が好んで使っています。
ガン玉はハリスやラインに装着して重さを調整するものですが、糸を傷つけてしまってラインブレイクの原因にもなります。
ゴム張りガン玉はラバー加工されているため、糸が傷付かずガン玉部分から糸が切れたというリスクを減らしてくれます。
ウキ釣りをするにはゴム張りガン玉一択かというと、そうではありません。
ゴム張りガン玉にもメリットとデメリットがあります。
ゴム張りガン玉を使うメリット・デメリット
メリット
ゴム張りガン玉を使う最大のメリットは糸を傷つけず、ラインブレイクを防ぐことです。
上記でも解説した通り、ラバーコーティングされているため、鉛で糸をはさみ込まないためラインに傷が入りません。
他にも繰り返し使用する事が可能で、鉛だけのガン玉とは違いラバー加工により閉めたり開いたりしてもガン玉が割れにくく繰り返し使用できます。
一度使用して、次回の釣りでも使用できるためランニングコストがよく、丁寧に使うほど長持ちします。
フッキングをかけた際に起こるガン玉のズレも起きず、ストレスフリーな釣りを楽しむ事ができます。
デメリット
ゴム張りガン玉のデメリットとしては、値段が高い事です。
一般的なガン玉は、数種類の重さが入って100円台の商品もありますが、ゴム張りガン玉は1種類の重さで7〜8個入りで200円〜800円ほどするため高価なガン玉になります。
ラバー加工と機能性を両立させるための値段になっているため、一度買ったゴム張りガン玉をどれだけ長く使っていけるかが重要になります。
ゴム張りガン玉の選び方
重さで選ぶ
ゴム張りガン玉を選ぶ際に注意するポイントは、自分がメインで使っているウキの号数とガン玉の号数を合わせる事です。
ウキ釣りでは釣りをする日の海の状況や、風の状況でもウキを変えるためメインで使うウキと同じ重さの号数、調整用の軽い号数、二枚潮などで使う沈ませようの思い号数の3パターンあれば十分です。
例えば、Bのウキをメインで使うならゴム張りガン玉はB、G2、2Bなどを選ぶと良いでしょう。
ガン玉の段打ちに抵抗がない方は、軽めの号数で調整するのもおすすめです。
値段で選ぶ
前述したように、ゴム張りガン玉は一般的なガン玉に比べて高価です。
各メーカーから販売されており、機能性と値段を比較して選びましょう。
7〜8個入りで400円台のゴム張りガン玉は1つの号数しか入っていないため、3種類の号数を揃えるためには1,200円ほどかかってしまいますが、機能性と繰り返し使えることに優れています。
各種類の号数がセットになったゴム張りガン玉は、1種類の個数が少なかったり機能性に優れていない事がありますが、初めてゴム張りガン玉を購入する際は、セットで購入し、少なくなった号数を補充する方をおすすめします。
ラバーコーティングの量で選ぶ
ゴム張りガン玉には、全体がラバーで覆われているタイプとはさみ込み口の部分のみラバーコーティングされているタイプがあります.
1個あたりの値段は全体をラバーで覆っているタイプの方が多少高いですが、全体がラバーコーティングされているため、ヒンジ部分が強く開閉を繰り返しても、ガン玉が弱りにくいという特徴があります。
一般的なガン玉にも言える事ですが、ガン玉を開くときに爪を入れやすく加工されているかも選ぶポイントになります。
カラーで選ぶ
ほとんどの場合は、鉛をそのまま剥き出しのシルバーや全体をラバーコーティングしている黒ですが、イエロー、グリーン、レッドなどの色も販売されています。
種類ごとにカラーを分けていることで号数がわかりやすい事と、釣りをする環境やターゲットで変える用途があります。
サンラインから出ている『ガン次郎』では茶色は海藻に溶け込み、青は秋〜冬、赤は魚に違和感を与えないと、状況によって使い分けた方が良いと推奨されています。
ゴム張りガン玉おすすめ8選
【ヤマワ産業】
ゴム張ガン玉ハードタイプ
ヤマワ産業のハードタイプゴムの丸型ゴム張りガン玉です。
従来あったゴム張りガン玉のゴムを見直し、硬めになったゴムはラインに装着した際にズレにくく、外れにくい設計です。
釣りをする際に起こるフッキングでの、ガン玉のズレをなくすことで
ストレスフリーな釣りを楽しむ事ができます。
8個入りで値段は高額ですが、機能面の耐久性に優れているガン玉です。
【ヤマワ産業】
ゴム張ガン玉 スタートセット(ハードタイプ)
初めてゴム張りガン玉を使用する方におすすめなスタートセットです。
G3・G2・G1・B・B1・B2・B3の7種類入っているため、手持ちのウキに合わせて浮力調整ができます。
さまざまな環境下において、ウキとのバランスを取る必要があるウキ釣りでは数種類のガン玉が必要になるため、この商品一つ持っているだけで環境に合わせて釣りができます。
【ヤマワ産業】
ゴム張オモリ
ヤマワ産業の鮎をターゲットに使用するゴム張りオモリです。
鮎釣りで弱った魚を泳がせて釣るスタイルに使用されるガン玉ですが、浮力の高いウキとの相性はよく、海釣りでも遠投カゴ釣りや小型の魚を泳がせる時に最適です。
比重が重いため狙った流れをピンポイントにとらえたり引くことができるため、使いこなすと釣果が上がるガン玉です。
【フジワラ】
ゴムコートガン玉セット
フジワラのゴム張りガン玉セットは、全面ゴムコート仕様のため耐久性があり初心者にもおすすめの商品です。
オールコーティングのためヒンジ部分が強く、ガン玉を開閉しても割れにくい特徴があります。3B〜8号まで対応しているため、手持ちのウキに合う号数と浮力調整が可能です。
【ヤマワ産業 】
ゴム張ガン玉
ヤマワ産業の柔らかいゴム張りガン玉です。
純鉛を使用しているため、柔らかくガン玉の開閉が簡単に行えます。
ガン玉を素早く交換できるメリットは、海の状況が変わった時にいち早く対応でき、ターゲットとなる魚に素早くアプローチできます。
両端のゴムで鉛の角を覆っているため、ラインの傷つきを抑えることができます。
【portColorful】
ガン玉セット156個ゴム張ガン玉入りセット ケース付き
B〜6Bまでのガン玉がケースとセットで入っている、低価格帯ゴム張りガン玉セットです。
156個ガン玉が入っているため使い切れないかもしれませんが、初めてゴム張りガン玉を使用する方にはおすすめの商品です。
ガン玉の開閉をスムーズに行える爪ミゾもあるため、状況に応じて浮力の調整ができます。
【サンライン】
楽みえガン玉
釣り人に人気のブランド、サンラインの全面ラバーコーティングゴム張りガン玉です。
道糸やリーダーで有名なブランドなため、糸を傷つけない設計が施されています。
軽い力でも、ラインに装置でき糸に余計な力が加わらないため、ラインブレイクのリスクが減らせます。
三色のカラーリングが展開されており、海の状況や自分が使う餌とのバランスを見て使い分けることをおすすめします。
【釣研】
トーナメントガン玉 カラータイプ
号数別でカラーリングが違うゴム張りガン玉で色が違うためガン玉のサイズが分かりやい設計です。
全面ラバーコーティングのためラインを傷つけず安心で、つけ外しをする際も爪溝があるためスムーズに仕掛けを組むことができ環境に配慮した鉛不使用の素材です。
トーナメント仕様のため、初心者から上級者までおすすめのゴム張りガン玉です。
ゴム張りガン玉は自作可能
一般的なガン玉より高額なゴム張りガン玉は手作りでも制作可能です。
ここからは、ゴム張りガン玉の自作方法を3つの工程に分けて解説します。
1. 道具とガン玉を用意する。
用意する道具はハサミ・カッター・爪切り・接着剤とガン玉です。
2. ビニールテープを切れ込みに貼り付ける
ガン玉を少し開き切れ込み部分に接着剤を入れ、ビニールテープを粘着面を接着剤とくっつけます。
この時、カッターで押し込むと綺麗に貼れます。
3. 余ったビニールテープをカットする。
接着剤が固まったら、はみ出ている部分をカットします。
大まかなテープはハサミで、細かい部分は爪切りを使用することで綺麗に作れます。
まとめ
ゴム張りガン玉はラインに傷をつけないことから、釣り人と魚へのやりとりを釣り人有利に進めてくれるアイテムです。
通常のガン玉よりも高価な分、繰り返し使えコストパフォーマンスに優れているため初心者から上級者にもおすすめのガン玉ですので、一度使用してみることがおすすめです。
ゴム張りガン玉の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方